2026.9.8

グルメ / 札幌

開店前に行列&13時半に完売!100年以上続く人気店!「時間かけてでも来たい食堂」4代目店主が守る先代の味「更科食堂」【三笠】

札幌からおよそ1時間、三笠市幾春別にお店を構える『更科食堂』。かつて炭鉱で栄えたこの場所に位置し、その歴史は100年以上にもなります。

一時は閉店するも、三笠市が地域おこし協力隊として継承者を募集し、現在は4代目店主が味を引き継ぐ人気店。

地元客はもちろん、観光客が「札幌にはない味」と話す、三笠市で愛されるお店へ密着してきました。

代々受け継がれる細くて真っ白な更科そば

更科食堂が愛される理由の1つは、炭鉱マンのおなかを満たしてきた秘伝のそば。

真っ白な少し細い麺が特徴的な更科そばは、少し甘めのつゆが深い味わいを生みます。
取材日は、お盆時期の繁忙期。

朝4時からそばを手打ちするのは、4代目店主の白髭克彦さん(45)です。

温度と湿度で粉の水分量が変わるため、毎日温度計や湿度計をチェックしながら、水分量を変え、打ち方も変えています。
細部にまでこだわった秘伝のそばを食べた常連さんは「しみるな~!」と一言。

「ちょっと時間をかけてでも来たいおそば屋さん」と語られる更科食堂の一杯は、そばつゆにも秘伝の技が光っています。
白髭さん「あったかいそばつゆも、冷たいそばつゆも、すべてはだし取りから始まる。先代もお父さんやおじいちゃんにそう教わったみたいで、「金積まれても教えるな」と言われたと言っていましたね」

続けて「今から秘伝のかえしを入れるんですけど。あまり写さないでください」とカメラマンへ促す場面も。

深い味わいと、少し甘めのつゆは、疲れた炭鉱マンたちに愛されてきた味です。

昔ながらの懐かしい味「食べてほしいこのラーメン」

ほかにも更科食堂で人気を集めるメニューが『昔ながらの三笠らーめん 900円 税込』。

味の決め手は、隠し味のそばつゆです。

先代の頃から、どこか懐かしい昔ながらの味付けが愛されてきました。
食べたお客さんからは「醤油ラーメン、おいしい。昔と同じ、(先代の味と)変わらないです」という声が。
お盆の帰省で更科食堂を訪れるのがルーティンという男性も、「食べてほしい、このラーメン。本当においしい。マジでうまいのさ、昔のラーメンで」と絶賛します。
ラーメンのチャーシューは、4代目店主の白髭さんが加えたトッピング。

「ちょっとした細かいところを修正というか、工夫をしています。メニューの幅を広げるみたいな」と語り、先代の味を守りつつ進化させています。

ジビエとのコラボレーションも人気

また、三笠市の特産品を生かしたメニューも展開。

『エゾシカ肉そば 1,500円(税込)』を食べたお客さんは「エゾシカ、やわらかくておいしいです」とコメント。

白髭さんは「もともと地域にあったものをうまく使って、更科そばと合わせるっていうニュアンスでやらせてもらってます」と語ります。
三笠の山菜や特産のキクラゲなどを使った炊き込みご飯『奥尻タコと三笠キクラゲの炊き込みご飯 600円 税込』も。

秘伝のかえしを加えた“そば屋のそばつゆで炊く炊き込みご飯”では、ここだけのやさしい味わいが堪能できます。

三笠市の継承事業として100年愛される味を引き継ぐ

更科食堂の歴史は、富山県でそば打ちを習得した初代店主が1925年に食堂をオープンしたことに始まります。

しかし、1970年代に炭鉱が閉山し、2020年には3代目の平田尚敬さんの高齢や体調不良のため一度閉店しました。
当時を振り返り、「地域の方々も、先代がやめられるときに残してほしいというお話があったみたいで。三笠市も関わって、今回の応募があったんですよね」と話す白髭さん。
三笠市は地域おこし協力隊として継承者を募集し、30人以上の希望者の中から旭川出身の白髭さんが選ばれ、2021年11月から営業を再開しました。

「東京でも、北海道食堂という居酒屋をやっていたんですよ。北海道が好きなので、北海道でもやりたいなと思って」と当時を振り返ります。
先代から約1カ月かけて指導を受けた際は、プレッシャーを感じたといいます。

白髭さん「お客さんや地域の方が待っているので、やらなければいけないというプレッシャーがすごくて。発狂しそうになりました」

先代の想いを受け止め、「絶対に同じものを」継ぎたい一心で修業を積み、再オープンを果たしました。

今年でお店を継いで5年目「明るい接客が憩いの場に」

先代から継いだ味と、白髭さんが考案したメニューの数々以外にも、いま更科食堂が愛される理由があります。

白髭さんの奥さん 、白髭理恵さんの明るい接客も今やお店の看板です。

常連さんからは「元気なお姉さんが僕らの疲れた昼休みに、力をくれる。午後から頑張れるなと思います」「お姉さんが、とにかくいい方なんです。憩いの場じゃないですけど、カフェ感覚できちゃうみたいな」という声が。
「地域の方に、白髭、いい嫁もらったなってみんなに言われます」と笑う白髭さん。

お店のこれからについて、妻の理恵さんは「60、70、80歳になってもずっとやっていけたらいいなと思っている。お客様の声を聞いていたら、余計にそうやって思うようになって、長く続けていきたいです」と語ります。

白髭さんは「僕らが更科食堂を続けていることによって、ちょっとでもこの地域が明るくなってくれたらいいなと思っているので、地域の人にあってよかったと言ってもらえるように頑張っていきたい」と話しています。
炭鉱町を再び輝かせる夫婦二人三脚の更科食堂へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

更科食堂
住所:三笠市幾春別町1丁目174
営業:午前11時~午後3時
定休日:不定休※公式HP・SNS参照

みんテレ8月20日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
地元客はもちろん、観光客が「札幌にはない味」と話す、三笠市で愛されるお店へ密着してきました。

代々受け継がれる細くて真っ白な更科そば

更科食堂が愛される理由の1つは、炭鉱マンのおなかを満たしてきた秘伝のそば。

真っ白な少し細い麺が特徴的な更科そばは、少し甘めのつゆが深い味わいを生みます。
取材日は、お盆時期の繁忙期。

朝4時からそばを手打ちするのは、4代目店主の白髭克彦さん(45)です。

温度と湿度で粉の水分量が変わるため、毎日温度計や湿度計をチェックしながら、水分量を変え、打ち方も変えています。
細部にまでこだわった秘伝のそばを食べた常連さんは「しみるな~!」と一言。

「ちょっと時間をかけてでも来たいおそば屋さん」と語られる更科食堂の一杯は、そばつゆにも秘伝の技が光っています。
白髭さん「あったかいそばつゆも、冷たいそばつゆも、すべてはだし取りから始まる。先代もお父さんやおじいちゃんにそう教わったみたいで、「金積まれても教えるな」と言われたと言っていましたね」

続けて「今から秘伝のかえしを入れるんですけど。あまり写さないでください」とカメラマンへ促す場面も。

深い味わいと、少し甘めのつゆは、疲れた炭鉱マンたちに愛されてきた味です。

昔ながらの懐かしい味「食べてほしいこのラーメン」

ほかにも更科食堂で人気を集めるメニューが『昔ながらの三笠らーめん 900円 税込』。

味の決め手は、隠し味のそばつゆです。

先代の頃から、どこか懐かしい昔ながらの味付けが愛されてきました。
食べたお客さんからは「醤油ラーメン、おいしい。昔と同じ、(先代の味と)変わらないです」という声が。
お盆の帰省で更科食堂を訪れるのがルーティンという男性も、「食べてほしい、このラーメン。本当においしい。マジでうまいのさ、昔のラーメンで」と絶賛します。
ラーメンのチャーシューは、4代目店主の白髭さんが加えたトッピング。

「ちょっとした細かいところを修正というか、工夫をしています。メニューの幅を広げるみたいな」と語り、先代の味を守りつつ進化させています。

ジビエとのコラボレーションも人気

また、三笠市の特産品を生かしたメニューも展開。

『エゾシカ肉そば 1,500円(税込)』を食べたお客さんは「エゾシカ、やわらかくておいしいです」とコメント。

白髭さんは「もともと地域にあったものをうまく使って、更科そばと合わせるっていうニュアンスでやらせてもらってます」と語ります。
三笠の山菜や特産のキクラゲなどを使った炊き込みご飯『奥尻タコと三笠キクラゲの炊き込みご飯 600円 税込』も。

秘伝のかえしを加えた“そば屋のそばつゆで炊く炊き込みご飯”では、ここだけのやさしい味わいが堪能できます。

三笠市の継承事業として100年愛される味を引き継ぐ

更科食堂の歴史は、富山県でそば打ちを習得した初代店主が1925年に食堂をオープンしたことに始まります。

しかし、1970年代に炭鉱が閉山し、2020年には3代目の平田尚敬さんの高齢や体調不良のため一度閉店しました。
当時を振り返り、「地域の方々も、先代がやめられるときに残してほしいというお話があったみたいで。三笠市も関わって、今回の応募があったんですよね」と話す白髭さん。
三笠市は地域おこし協力隊として継承者を募集し、30人以上の希望者の中から旭川出身の白髭さんが選ばれ、2021年11月から営業を再開しました。

「東京でも、北海道食堂という居酒屋をやっていたんですよ。北海道が好きなので、北海道でもやりたいなと思って」と当時を振り返ります。
先代から約1カ月かけて指導を受けた際は、プレッシャーを感じたといいます。

白髭さん「お客さんや地域の方が待っているので、やらなければいけないというプレッシャーがすごくて。発狂しそうになりました」

先代の想いを受け止め、「絶対に同じものを」継ぎたい一心で修業を積み、再オープンを果たしました。

今年でお店を継いで5年目「明るい接客が憩いの場に」

先代から継いだ味と、白髭さんが考案したメニューの数々以外にも、いま更科食堂が愛される理由があります。

白髭さんの奥さん 、白髭理恵さんの明るい接客も今やお店の看板です。

常連さんからは「元気なお姉さんが僕らの疲れた昼休みに、力をくれる。午後から頑張れるなと思います」「お姉さんが、とにかくいい方なんです。憩いの場じゃないですけど、カフェ感覚できちゃうみたいな」という声が。
「地域の方に、白髭、いい嫁もらったなってみんなに言われます」と笑う白髭さん。

お店のこれからについて、妻の理恵さんは「60、70、80歳になってもずっとやっていけたらいいなと思っている。お客様の声を聞いていたら、余計にそうやって思うようになって、長く続けていきたいです」と語ります。

白髭さんは「僕らが更科食堂を続けていることによって、ちょっとでもこの地域が明るくなってくれたらいいなと思っているので、地域の人にあってよかったと言ってもらえるように頑張っていきたい」と話しています。
炭鉱町を再び輝かせる夫婦二人三脚の更科食堂へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

更科食堂
住所:三笠市幾春別町1丁目174
営業:午前11時~午後3時
定休日:不定休※公式HP・SNS参照

みんテレ8月20日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

「働く女性」の帰宅が増える、ごご4時50分から放送!「子育てママ」「働く女性」は、夕方は忙しい!そこで、「みんテレ」は、「耳で観る」=耳で聴くだけで情報がわかる、また夕食の支度で忙しい視聴者にも短時間で情報が分かる、即効性&実用性のある情報をお届けします。

Official SNS 公式SNS

フォローして最新情報を受け取る