2021.7.13

グルメ

紅茶党リピーター続出!"催事でオファー人気 15年間"パティさんのスリランカ紅茶

みなさんはコーヒー党ですか?紅茶党ですか?
街にはカフェにコンビニ、豆屋さんなどコーヒーは溢れているのに、紅茶に出会うことは少ないですよね。
今回は紅茶党のSASARU読者のみなさんに、筆者が魅了されてしまった最高の紅茶屋さんを、こっそり(堂々と?)ご紹介いたします。

その名も「ディリヤ紅茶専門店」

ある日寄った馴染みのスーパーマーケット。その日は様子が違いました。
いつものスーパーマーケットの一画が、まるで別世界。
選びきれないほどの紅茶が陳列された、小さいながらもひときわ存在感を放つそのお店に近づきました。

差し出された試飲用の紙コップを受け取りひと口飲むと、そこがスーパーマーケットであることを忘れ、筆者はスリランカと紅茶の世界に誘(いざな)われてゆきました。
※現在はCOVID-19による感染症予防のため、試飲は中止しております。

7大産地の紅茶の他、フレーバーティーやティーポットなども

スリランカの7大産地の紅茶はもちろん、全て天然の香料で香りづけられたというフレーバーティーやハーブティー、スパイス、ティーポットなど、所狭しと綺麗に並べられています。

アルミパック、箱入り、ティーバッグ、どれを選べばいいかわからない...そんな時は、店主のパティさんに話しかけてみましょう。

「初心者におすすめの紅茶はキャンディ、紅茶好きな人にはウヴァ。ウヴァといっても、質はピンキリです。うちのウヴァはまろやかでとても美味しいです。
あとは、ウダプッセラワ。なかなか売っているところはないですね。」

決して押しの強い接客ではありません。
しかしパティさんのおすすめには説得力があり、お話を聞いているうちにどんどんワクワクしてきて、カゴに商品をいれる手が止まらなくなってきます。

催事として札幌を中心に道内中に出店することになったきっかけ

もともとディリヤ紅茶専門店は、紅茶の卸売りを専門に行っていたのだそう。
ある時、とある百貨店に納品をした際、PRのためとすすめられ紅茶の試飲会を行ったところ、他の商業施設の関係者の方々の目にとまり、「うちのイベントに参加してほしい!」とのオファーが。

その出店が大成功。オファーがオファーを呼び、引っ張りだこの状態になってしまったのだそう!
催事はもう15年も続いているとのことで、安定した人気がうかがえます。

1度飲んだらやみつきに!?ほとんどの方がリピーター

ディリヤ紅茶専門店の紅茶は、日本の水で美味しく淹れられるように研究されているのだそう。
「札幌の水道水にもよく合います。東京で淹れたらまた違う味になります。」
さらに、近年の気候変動は紅茶の葉にも影響を与えているので、味が気候によって変わってしまわないよう、微妙に茶葉の砕き方を変えたりして、同じ味を保っているんですって。

こだわり抜かれたその紅茶の味に、1度購入されたお客さまはほぼみんなリピーターになるのだそう。
また飲みたくなった時のために、購入時には催事のスケジュールと紅茶を美味しく淹れるコツが書かれた紙をもらえます。
 

スリランカの人にとっての紅茶とは

ここまでこだわって作られる紅茶は、紅茶を知り尽くしたスリランカ人のパティさんのなせる技と紅茶への愛によるもの。スリランカの方々にとって紅茶とは何かを聞いてみました。

「ごはんがなくても紅茶がないとだめですね。仕事に行く前、朝ごはんは食べないけれど、紅茶は飲みます。飲むとホッとできる、なくてはならないものです。」
スリランカの方々がどれだけ紅茶を大切に想い、紅茶とともに生きているかを垣間みた気がしますね!

お客さまへのこだわり

紅茶へのこだわりもさることながら、お客さまへのこだわりも相当なもの。
「この紅茶はとても人気があって売り切れてしまったので急きょスリランカから航空便で送ってもらったのです」
その送料を聞いてびっくり!思わず「パティさん、それは..利益が..でないのでは..」と問うてしまいました。

「そう、もうけないです。でも、もうけよりお客さまに喜んでもらうことが1番だから!」そう笑顔で答えてくれたパティさんに、思わず心がときめきます。
また、ティーバッグが完売してしまった場合、同じ味の茶葉に在庫があれば急いで会社でティーバッグを作るのだそう。
とにかくお客さまのニーズに心から応える。たくさんの人に愛され続ける「ディリヤ紅茶専門店」の全貌が見えてきました。

さあ、紅茶を買いに行こう!


最後に、SASARU読者のみなさんに、店主のパティさんからひとこといただきました。
「今の若い人たちはたくさんストレスがあるから...。たまには紅茶を飲んでホッとひと息ついて、リラックスしてくださいね」

ディリヤ紅茶専門店の紅茶が美味しいのは、こだわって作られた茶葉と、それに加えられた店主パティさんの愛のスパイスが効いているから。何度も飲みたくなるお気に入りの逸品が見つかるはずです。
*2020.9.8公開(ライター・曽我華奈子)


【ディリヤ紅茶専門店】
住所:札幌市北区新川4条3丁目2-5
電話番号:011-765-1030

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)


 

その名も「ディリヤ紅茶専門店」

ある日寄った馴染みのスーパーマーケット。その日は様子が違いました。
いつものスーパーマーケットの一画が、まるで別世界。
選びきれないほどの紅茶が陳列された、小さいながらもひときわ存在感を放つそのお店に近づきました。

差し出された試飲用の紙コップを受け取りひと口飲むと、そこがスーパーマーケットであることを忘れ、筆者はスリランカと紅茶の世界に誘(いざな)われてゆきました。
※現在はCOVID-19による感染症予防のため、試飲は中止しております。

7大産地の紅茶の他、フレーバーティーやティーポットなども

スリランカの7大産地の紅茶はもちろん、全て天然の香料で香りづけられたというフレーバーティーやハーブティー、スパイス、ティーポットなど、所狭しと綺麗に並べられています。

アルミパック、箱入り、ティーバッグ、どれを選べばいいかわからない...そんな時は、店主のパティさんに話しかけてみましょう。

「初心者におすすめの紅茶はキャンディ、紅茶好きな人にはウヴァ。ウヴァといっても、質はピンキリです。うちのウヴァはまろやかでとても美味しいです。
あとは、ウダプッセラワ。なかなか売っているところはないですね。」

決して押しの強い接客ではありません。
しかしパティさんのおすすめには説得力があり、お話を聞いているうちにどんどんワクワクしてきて、カゴに商品をいれる手が止まらなくなってきます。

催事として札幌を中心に道内中に出店することになったきっかけ

もともとディリヤ紅茶専門店は、紅茶の卸売りを専門に行っていたのだそう。
ある時、とある百貨店に納品をした際、PRのためとすすめられ紅茶の試飲会を行ったところ、他の商業施設の関係者の方々の目にとまり、「うちのイベントに参加してほしい!」とのオファーが。

その出店が大成功。オファーがオファーを呼び、引っ張りだこの状態になってしまったのだそう!
催事はもう15年も続いているとのことで、安定した人気がうかがえます。

1度飲んだらやみつきに!?ほとんどの方がリピーター

ディリヤ紅茶専門店の紅茶は、日本の水で美味しく淹れられるように研究されているのだそう。
「札幌の水道水にもよく合います。東京で淹れたらまた違う味になります。」
さらに、近年の気候変動は紅茶の葉にも影響を与えているので、味が気候によって変わってしまわないよう、微妙に茶葉の砕き方を変えたりして、同じ味を保っているんですって。

こだわり抜かれたその紅茶の味に、1度購入されたお客さまはほぼみんなリピーターになるのだそう。
また飲みたくなった時のために、購入時には催事のスケジュールと紅茶を美味しく淹れるコツが書かれた紙をもらえます。
 

スリランカの人にとっての紅茶とは

ここまでこだわって作られる紅茶は、紅茶を知り尽くしたスリランカ人のパティさんのなせる技と紅茶への愛によるもの。スリランカの方々にとって紅茶とは何かを聞いてみました。

「ごはんがなくても紅茶がないとだめですね。仕事に行く前、朝ごはんは食べないけれど、紅茶は飲みます。飲むとホッとできる、なくてはならないものです。」
スリランカの方々がどれだけ紅茶を大切に想い、紅茶とともに生きているかを垣間みた気がしますね!

お客さまへのこだわり

紅茶へのこだわりもさることながら、お客さまへのこだわりも相当なもの。
「この紅茶はとても人気があって売り切れてしまったので急きょスリランカから航空便で送ってもらったのです」
その送料を聞いてびっくり!思わず「パティさん、それは..利益が..でないのでは..」と問うてしまいました。

「そう、もうけないです。でも、もうけよりお客さまに喜んでもらうことが1番だから!」そう笑顔で答えてくれたパティさんに、思わず心がときめきます。
また、ティーバッグが完売してしまった場合、同じ味の茶葉に在庫があれば急いで会社でティーバッグを作るのだそう。
とにかくお客さまのニーズに心から応える。たくさんの人に愛され続ける「ディリヤ紅茶専門店」の全貌が見えてきました。

さあ、紅茶を買いに行こう!


最後に、SASARU読者のみなさんに、店主のパティさんからひとこといただきました。
「今の若い人たちはたくさんストレスがあるから...。たまには紅茶を飲んでホッとひと息ついて、リラックスしてくださいね」

ディリヤ紅茶専門店の紅茶が美味しいのは、こだわって作られた茶葉と、それに加えられた店主パティさんの愛のスパイスが効いているから。何度も飲みたくなるお気に入りの逸品が見つかるはずです。
*2020.9.8公開(ライター・曽我華奈子)


【ディリヤ紅茶専門店】
住所:札幌市北区新川4条3丁目2-5
電話番号:011-765-1030

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)


 

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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