2022.2.24

おでかけ

"日本で唯一!"オホーツクで「流氷ウォーク®」体験レポ…冬の海にも入れちゃう!【知床】

みなさんは北海道の「道東・オホーツクエリア」でしか味わえない、冬のアクティビティがあるのをご存じですか?

それは「流氷」アクティビティです! 日本ではオホーツク海に面する、紋別・網走・知床エリアでしか流氷は見られません。限られた時期にしか楽しめない、このエリアだけの特別なアクティビティなんです。

流氷のアクティビティと聞くと「流氷の上って歩けるの?海に落ちたらものすごく寒そう…」と思ってしまいますよね。

今回は知床から、シンラ(知床自然ガイドツアー株式会社)で行われている「流氷ウォーク®ツアー」を実際に体験し、レポートしていきます。
 

オホーツク海と流氷について

例年1月末ごろになると、オホーツク海は流氷で覆われます。オホーツクの流氷は、ロシアのアムール川から風に乗って流れてくる氷です。

オホーツク海は塩分濃度が低く、海水が凍りやすい特徴があります。そのため、日本で流氷が見られるのはオホーツク海だけなのです。

流氷は美しいだけではなく、流氷が運ぶ植物プランクトンは魚や動物たちのつながりを生む、重要な役割を果たしています。豊かな自然の始まりである「流氷」は、知床が世界自然遺産として認定される理由にもなりました。

流氷の上が歩ける特別なツアー

流氷が接岸していると簡単に乗れそうだと思ってしまいますが、しっかりとした知識を持っていないととても危険です。むやみに流氷の上に乗るのは、絶対にやめましょう。

ただ眺めるだけじゃなく、流氷の上に乗ってみたいと思っている方は「流氷ウォーク®ツアー」に参加するのがおすすめです!

専用のドライスーツがレンタルでき、知識が豊富なガイドが案内してくれるので、安全に流氷を楽しむことができます。
 
例年2月上旬から3月下旬までと短い期間しか体験できないツアーです。毎年とても人気があり、週末や連休は特に混み合うので、早めに予約しましょう。

ツアーが中止になることはあまりないそうです。まったく流氷がない場合や、高波で海に近づくのが危険な場合、大雪で交通障害が起きるなど、よっぽどのことがない限り催行されます。

「せっかく行ったのにできない…」という状況になるのが少ないのは、ありがたいですね!
 

ツアーでレンタルできるもの

シンラでは、靴が一体化したドライスーツと、手袋を貸してくれます。専用の道具を持っていなくても気軽にツアーに参加できますよ!
予約時に身長と体重を伝えるので、ドライスーツは自分の体型に合わせたものが用意されています。ガイドが、着方・脱ぎ方を丁寧に説明してくれるので、初めてドライスーツを着るという方も安心です。

ドライスーツの下は薄手であたたかい格好を!

ドライスーツの下は、どんな服装が良いか迷ってしまいますよね。

ドライスーツはピタッとしているので、寒いからといって厚みのある服を着ていくと、きつく感じるかもしれません。また、首周りは水が入らないようにゴムになっているので、フード付きの服だと苦しくなります。

筆者は、保温性のあるインナーに薄手のダウン、下はタイツの上に裏地の付いたパンツと、厚手で長めのソックスを履いていきました。外気温は-4℃ほどでしたが、このスタイルでまったく寒さを感じませんでした。

防寒と滑ったときに頭の保護にもなるので、耳まで隠れるニット帽もかぶると良いですよ!

ツアー参加時に持っていけるもの

貴重品が入ったバッグなどは、近くの道の駅内にあるロッカーや、車で来ている方は車に置いていきましょう。車の鍵は、ガイドが預かってくれます。ツアー時に持って行けるのはスマートフォンやGoproくらいです。

筆者はストラップ付きの防水ケースに、スマートフォンを入れて持っていきました。写真を撮りたい時にサッと使えるのでおすすめです!※ガイドが安全と判断した場所で撮影しましょう。

防水ケースを持っていない方は、一組に一枚ジップロックがもらえます。ガイドがまとめて防水バッグに入れて預かり、撮影したい時に取り出してくれますよ。
 

いざ流氷へ!

ドライスーツは海に落ちても本当に寒くないのか不安が残る中、しっかりと装備を整え、いざ流氷へ!!
始めは接岸した氷の上で、流氷に乗っている感覚はありませんでした。歩き進むにつれ、ぷかぷかと浮いているような独特な浮遊感が感じられます。その不思議な感覚から「海の上を歩いているんだ」と興奮してきました!

氷で埋め尽くされている海の上は、波の音がなくとても静か。しかし、氷の下ではちゃんと波が起きているんです。

氷同士が擦れて「キュー」と鳴る「流氷鳴き」や、氷同士が衝突した「ゴン」という音が聞こえてきます。流氷の上にいるからこそ聞ける、とってもレアな「流氷の音」が楽しめますよ!

ツアー中には、魚などの獲物を狙うオオワシやオジロワシ、氷の上を歩くキツネ、氷の下にはクリオネが見られるそうです。
 
薄い氷を踏んでしまって海にドボンと落ちてしまう人がいたり、半分沈みながら次の氷に飛び移ったりと、ツアーはスリル満点!一緒に参加している方たちとも「頑張れー!」と応援し合い、気づけば一体感が生まれて楽しくなってきます。

岸からだいぶ離れた所で「海に入ってみましょう!」とガイドから言われました。海水の温度は、海が凍る-1.8℃とのこと。いつのまにか、最初に感じていたドライスーツの不安はなくなっていて、迷いなく海に飛び込めました!

ドライスーツがこんなに浮くということも知らなくて驚きましたが、自分も流氷になったようにぷか〜と浮かぶのは、とっても気持ちがよかったです。

ドライスーツの信用も高まり、どんどん沖へと進みたくなったところでツアーは終了。岸へ戻る時間となりました。
 

何度も体験したくなる流氷ウォーク®

今回は、シンラで行われている「流氷ウォーク®ツアー」の体験レポートをお伝えしてきました。

シンラでは、一日に4回のツアーがあり、それぞれの時間で流氷の見え方が変わってくるそうです。

流氷はその場に留まることがなく、天候や風によって接岸したり離岸したり、一日の中でも変化します。ツアーの内容や難易度も変わっていくそうです。

「流氷ウォーク®」はまさに自然任せのアクティビティ。筆者も違う時間帯のツアーにまた参加したいと思いました。

オホーツクエリアでしか、限られた時期にしか体験できない「流氷ウォーク®」を、みなさんもぜひ体験してみてください!
 
シンラ(知床自然ガイドツアー株式会社)
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西187-7
電話:0152-22-5522
公式HP:https://www.shinra.or.jp/index.html
Twitter:@shinra4015
Instagram:@shinra.official
Facebook:shinrashiretoko

(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

オホーツク海と流氷について

例年1月末ごろになると、オホーツク海は流氷で覆われます。オホーツクの流氷は、ロシアのアムール川から風に乗って流れてくる氷です。

オホーツク海は塩分濃度が低く、海水が凍りやすい特徴があります。そのため、日本で流氷が見られるのはオホーツク海だけなのです。

流氷は美しいだけではなく、流氷が運ぶ植物プランクトンは魚や動物たちのつながりを生む、重要な役割を果たしています。豊かな自然の始まりである「流氷」は、知床が世界自然遺産として認定される理由にもなりました。

流氷の上が歩ける特別なツアー

流氷が接岸していると簡単に乗れそうだと思ってしまいますが、しっかりとした知識を持っていないととても危険です。むやみに流氷の上に乗るのは、絶対にやめましょう。

ただ眺めるだけじゃなく、流氷の上に乗ってみたいと思っている方は「流氷ウォーク®ツアー」に参加するのがおすすめです!

専用のドライスーツがレンタルでき、知識が豊富なガイドが案内してくれるので、安全に流氷を楽しむことができます。
 
例年2月上旬から3月下旬までと短い期間しか体験できないツアーです。毎年とても人気があり、週末や連休は特に混み合うので、早めに予約しましょう。

ツアーが中止になることはあまりないそうです。まったく流氷がない場合や、高波で海に近づくのが危険な場合、大雪で交通障害が起きるなど、よっぽどのことがない限り催行されます。

「せっかく行ったのにできない…」という状況になるのが少ないのは、ありがたいですね!
 

ツアーでレンタルできるもの

シンラでは、靴が一体化したドライスーツと、手袋を貸してくれます。専用の道具を持っていなくても気軽にツアーに参加できますよ!
予約時に身長と体重を伝えるので、ドライスーツは自分の体型に合わせたものが用意されています。ガイドが、着方・脱ぎ方を丁寧に説明してくれるので、初めてドライスーツを着るという方も安心です。

ドライスーツの下は薄手であたたかい格好を!

ドライスーツの下は、どんな服装が良いか迷ってしまいますよね。

ドライスーツはピタッとしているので、寒いからといって厚みのある服を着ていくと、きつく感じるかもしれません。また、首周りは水が入らないようにゴムになっているので、フード付きの服だと苦しくなります。

筆者は、保温性のあるインナーに薄手のダウン、下はタイツの上に裏地の付いたパンツと、厚手で長めのソックスを履いていきました。外気温は-4℃ほどでしたが、このスタイルでまったく寒さを感じませんでした。

防寒と滑ったときに頭の保護にもなるので、耳まで隠れるニット帽もかぶると良いですよ!

ツアー参加時に持っていけるもの

貴重品が入ったバッグなどは、近くの道の駅内にあるロッカーや、車で来ている方は車に置いていきましょう。車の鍵は、ガイドが預かってくれます。ツアー時に持って行けるのはスマートフォンやGoproくらいです。

筆者はストラップ付きの防水ケースに、スマートフォンを入れて持っていきました。写真を撮りたい時にサッと使えるのでおすすめです!※ガイドが安全と判断した場所で撮影しましょう。

防水ケースを持っていない方は、一組に一枚ジップロックがもらえます。ガイドがまとめて防水バッグに入れて預かり、撮影したい時に取り出してくれますよ。
 

いざ流氷へ!

ドライスーツは海に落ちても本当に寒くないのか不安が残る中、しっかりと装備を整え、いざ流氷へ!!
始めは接岸した氷の上で、流氷に乗っている感覚はありませんでした。歩き進むにつれ、ぷかぷかと浮いているような独特な浮遊感が感じられます。その不思議な感覚から「海の上を歩いているんだ」と興奮してきました!

氷で埋め尽くされている海の上は、波の音がなくとても静か。しかし、氷の下ではちゃんと波が起きているんです。

氷同士が擦れて「キュー」と鳴る「流氷鳴き」や、氷同士が衝突した「ゴン」という音が聞こえてきます。流氷の上にいるからこそ聞ける、とってもレアな「流氷の音」が楽しめますよ!

ツアー中には、魚などの獲物を狙うオオワシやオジロワシ、氷の上を歩くキツネ、氷の下にはクリオネが見られるそうです。
 
薄い氷を踏んでしまって海にドボンと落ちてしまう人がいたり、半分沈みながら次の氷に飛び移ったりと、ツアーはスリル満点!一緒に参加している方たちとも「頑張れー!」と応援し合い、気づけば一体感が生まれて楽しくなってきます。

岸からだいぶ離れた所で「海に入ってみましょう!」とガイドから言われました。海水の温度は、海が凍る-1.8℃とのこと。いつのまにか、最初に感じていたドライスーツの不安はなくなっていて、迷いなく海に飛び込めました!

ドライスーツがこんなに浮くということも知らなくて驚きましたが、自分も流氷になったようにぷか〜と浮かぶのは、とっても気持ちがよかったです。

ドライスーツの信用も高まり、どんどん沖へと進みたくなったところでツアーは終了。岸へ戻る時間となりました。
 

何度も体験したくなる流氷ウォーク®

今回は、シンラで行われている「流氷ウォーク®ツアー」の体験レポートをお伝えしてきました。

シンラでは、一日に4回のツアーがあり、それぞれの時間で流氷の見え方が変わってくるそうです。

流氷はその場に留まることがなく、天候や風によって接岸したり離岸したり、一日の中でも変化します。ツアーの内容や難易度も変わっていくそうです。

「流氷ウォーク®」はまさに自然任せのアクティビティ。筆者も違う時間帯のツアーにまた参加したいと思いました。

オホーツクエリアでしか、限られた時期にしか体験できない「流氷ウォーク®」を、みなさんもぜひ体験してみてください!
 
シンラ(知床自然ガイドツアー株式会社)
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ西187-7
電話:0152-22-5522
公式HP:https://www.shinra.or.jp/index.html
Twitter:@shinra4015
Instagram:@shinra.official
Facebook:shinrashiretoko

(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

鎌田絵里奈

知床在住ライター

北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!

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