「あこがれの存在」「人間力がすごい」。こう評される“すご腕スタッフ”がコーヒーチェーン「スターバックス」の札幌市内の店舗で働いています。「ジョージ」の愛称で親しまれている渋谷正勝さん。年齢はなんと75歳! 抜きんでた接客技術を認められ、特別なバッジを付けて店頭に立っています。
客の心つかむ穏やかな笑顔
「無脂肪ミルクでライトシロップですね。グラスでご用意しますね」
「スイートミルクコーヒー、とってもおいしくできました」
「お席ありました? よかったです」
客のオーダーを的確にさばくのはもちろん、穏やかな笑顔で客の心をつかむジョージさん。
「スイートミルクコーヒー、とってもおいしくできました」
「お席ありました? よかったです」
客のオーダーを的確にさばくのはもちろん、穏やかな笑顔で客の心をつかむジョージさん。
「178番でお呼びします。お仕事お疲れさまでした」
ジョージさんから声をかけられた女性客がいました。オーダーの際、ジョージさんから「お仕事の途中?」と聞かれ、「バイトが終わったところです」と返事をしていました。それを受けて、ジョージさんがこのねぎらいのひと言をかけたのです。
ジョージさんから声をかけられた女性客がいました。オーダーの際、ジョージさんから「お仕事の途中?」と聞かれ、「バイトが終わったところです」と返事をしていました。それを受けて、ジョージさんがこのねぎらいのひと言をかけたのです。
女性は「私とは年齢が離れていると思うんですけど、会話のキャッチボールができたのがうれしかったです」と笑顔を見せました。
同僚も憧れる接客術
同僚は若い世代が多く、年齢が50歳以上離れた学生もいますが、ジョージさんはすっかりなじんでいます。
同僚の女性スタッフ(22)は「スタバは結構若い人のイメージだったので、最初はびっくりしました。私には到底まねできないなと思う憧れの存在です」と話します。
同僚の女性スタッフ(22)は「スタバは結構若い人のイメージだったので、最初はびっくりしました。私には到底まねできないなと思う憧れの存在です」と話します。
実はこんな職歴が…
外国人の客とも自然にコミュニケーションを取るジョージさんには、驚きの経歴がありました。なんと、航空自衛隊の元パイロットなのです。約38年間、F15戦闘機に乗り、日本の空を守ってきました。
「スクランブル(緊急発進)で上がって、(日本の領空に近づく外国軍機などを)夜中、早朝関わらず追い払ったこともありました」と思い出を語ります。
愛称のジョージは、パイロットが持つ愛称(タックネーム)に由来しているそう。
愛称のジョージは、パイロットが持つ愛称(タックネーム)に由来しているそう。
高い接客技術の証明「黒い名札」
55歳で定年退職。周囲からの勧めもあって60代でスタバで働き始め、8年になります。「入る前は、『フラペチーノ』が何なのかも知らなかったです」と笑います。
接客技術を認められて付けている「黒い名札」
航空自衛官時代に培った技術が接客に生きています。
パイロット時代、たくさんの計器が並ぶコックピットの中で、高度計や速度計、敵との距離、相手の飛行機を見ながら、状況を瞬時に把握し、対応してきました。
スタバでも、そうした能力を発揮しているのだそう。
「例えば、並んでいるお客様を見ながら、『あの方は今、こういうものを欲しているかもしれない』と思いながら、レジでその方を待っています」(ジョージさん)
パイロット時代、たくさんの計器が並ぶコックピットの中で、高度計や速度計、敵との距離、相手の飛行機を見ながら、状況を瞬時に把握し、対応してきました。
スタバでも、そうした能力を発揮しているのだそう。
「例えば、並んでいるお客様を見ながら、『あの方は今、こういうものを欲しているかもしれない』と思いながら、レジでその方を待っています」(ジョージさん)
ジョージさんが働く店舗のストアマネージャーは「一緒に働いてみて、みんながジョージさんのファンになっていくのを目の当たりにしました。ジョージさんの人間力はすごいと思います」と絶賛します。
「90歳まで働きたい」
「スターバックスそのものを好きになって、『また行ってみたいな』『あそこの店もいいよね』と思ってもらえるよう、貢献できればいいかなと思っています」とジョージさん。90歳まで働き続けるのが目標なのだそうです。
シニア活躍の場広がる
全国の65歳以上の就業者数は約930万人。就業者全体の7人に1人で、さまざまな場面で欠かせない存在になっています。
国の調査では、働き続ける理由としてシニアの半数以上が「収入が欲しいから」と答えています。「体にいい」が2割ほど、「活力になる」が1割ほどと続きます。
ジョージさんも「一番の理由は生活費の確保です」といいつつ、「気持ちの上ではやりがいの方が大きいと思います」と、働くことが生きがいになっている様子。
国の調査では、働き続ける理由としてシニアの半数以上が「収入が欲しいから」と答えています。「体にいい」が2割ほど、「活力になる」が1割ほどと続きます。
ジョージさんも「一番の理由は生活費の確保です」といいつつ、「気持ちの上ではやりがいの方が大きいと思います」と、働くことが生きがいになっている様子。
温かい豚汁とおにぎりが自慢の「さくら平岸 街仲食堂 by ジーバーFOOD」。札幌市豊平区に2026年にオープンしました。
和気あいあいと働くスタッフは全員60歳以上。最高齢はなんと84歳です。
和気あいあいと働くスタッフは全員60歳以上。最高齢はなんと84歳です。
「社会とつながっているのがいい」
その中の1人で、67歳の女性スタッフは「3月まで仕事をしていましたが、その後、家にいることが多かった。ここで働くようになり、社会とつながっているのはやはりいいなと思います」と、収入以外の利点を挙げます。
13人のシニアに働く場を提供した運営会社はらぺこの久保亮さんは「今の日本社会は年齢だけで区切られがち。シニアの皆さんはまだまだ活躍できる」と採用の理由を話します。
シニアが輝く場が今後ますます増えていきそうですね。
シニアが輝く場が今後ますます増えていきそうですね。
みんテレ8月18日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
客の心つかむ穏やかな笑顔
「無脂肪ミルクでライトシロップですね。グラスでご用意しますね」
「スイートミルクコーヒー、とってもおいしくできました」
「お席ありました? よかったです」
客のオーダーを的確にさばくのはもちろん、穏やかな笑顔で客の心をつかむジョージさん。
「スイートミルクコーヒー、とってもおいしくできました」
「お席ありました? よかったです」
客のオーダーを的確にさばくのはもちろん、穏やかな笑顔で客の心をつかむジョージさん。
「178番でお呼びします。お仕事お疲れさまでした」
ジョージさんから声をかけられた女性客がいました。オーダーの際、ジョージさんから「お仕事の途中?」と聞かれ、「バイトが終わったところです」と返事をしていました。それを受けて、ジョージさんがこのねぎらいのひと言をかけたのです。
ジョージさんから声をかけられた女性客がいました。オーダーの際、ジョージさんから「お仕事の途中?」と聞かれ、「バイトが終わったところです」と返事をしていました。それを受けて、ジョージさんがこのねぎらいのひと言をかけたのです。
女性は「私とは年齢が離れていると思うんですけど、会話のキャッチボールができたのがうれしかったです」と笑顔を見せました。
同僚も憧れる接客術
同僚は若い世代が多く、年齢が50歳以上離れた学生もいますが、ジョージさんはすっかりなじんでいます。
同僚の女性スタッフ(22)は「スタバは結構若い人のイメージだったので、最初はびっくりしました。私には到底まねできないなと思う憧れの存在です」と話します。
同僚の女性スタッフ(22)は「スタバは結構若い人のイメージだったので、最初はびっくりしました。私には到底まねできないなと思う憧れの存在です」と話します。
実はこんな職歴が…
外国人の客とも自然にコミュニケーションを取るジョージさんには、驚きの経歴がありました。なんと、航空自衛隊の元パイロットなのです。約38年間、F15戦闘機に乗り、日本の空を守ってきました。
「スクランブル(緊急発進)で上がって、(日本の領空に近づく外国軍機などを)夜中、早朝関わらず追い払ったこともありました」と思い出を語ります。
愛称のジョージは、パイロットが持つ愛称(タックネーム)に由来しているそう。
愛称のジョージは、パイロットが持つ愛称(タックネーム)に由来しているそう。
高い接客技術の証明「黒い名札」
接客技術を認められて付けている「黒い名札」
55歳で定年退職。周囲からの勧めもあって60代でスタバで働き始め、8年になります。「入る前は、『フラペチーノ』が何なのかも知らなかったです」と笑います。
航空自衛官時代に培った技術が接客に生きています。
パイロット時代、たくさんの計器が並ぶコックピットの中で、高度計や速度計、敵との距離、相手の飛行機を見ながら、状況を瞬時に把握し、対応してきました。
スタバでも、そうした能力を発揮しているのだそう。
「例えば、並んでいるお客様を見ながら、『あの方は今、こういうものを欲しているかもしれない』と思いながら、レジでその方を待っています」(ジョージさん)
パイロット時代、たくさんの計器が並ぶコックピットの中で、高度計や速度計、敵との距離、相手の飛行機を見ながら、状況を瞬時に把握し、対応してきました。
スタバでも、そうした能力を発揮しているのだそう。
「例えば、並んでいるお客様を見ながら、『あの方は今、こういうものを欲しているかもしれない』と思いながら、レジでその方を待っています」(ジョージさん)
ジョージさんが働く店舗のストアマネージャーは「一緒に働いてみて、みんながジョージさんのファンになっていくのを目の当たりにしました。ジョージさんの人間力はすごいと思います」と絶賛します。
「90歳まで働きたい」
「スターバックスそのものを好きになって、『また行ってみたいな』『あそこの店もいいよね』と思ってもらえるよう、貢献できればいいかなと思っています」とジョージさん。90歳まで働き続けるのが目標なのだそうです。
シニア活躍の場広がる
全国の65歳以上の就業者数は約930万人。就業者全体の7人に1人で、さまざまな場面で欠かせない存在になっています。
国の調査では、働き続ける理由としてシニアの半数以上が「収入が欲しいから」と答えています。「体にいい」が2割ほど、「活力になる」が1割ほどと続きます。
ジョージさんも「一番の理由は生活費の確保です」といいつつ、「気持ちの上ではやりがいの方が大きいと思います」と、働くことが生きがいになっている様子。
国の調査では、働き続ける理由としてシニアの半数以上が「収入が欲しいから」と答えています。「体にいい」が2割ほど、「活力になる」が1割ほどと続きます。
ジョージさんも「一番の理由は生活費の確保です」といいつつ、「気持ちの上ではやりがいの方が大きいと思います」と、働くことが生きがいになっている様子。
温かい豚汁とおにぎりが自慢の「さくら平岸 街仲食堂 by ジーバーFOOD」。札幌市豊平区に2026年にオープンしました。
和気あいあいと働くスタッフは全員60歳以上。最高齢はなんと84歳です。
和気あいあいと働くスタッフは全員60歳以上。最高齢はなんと84歳です。
「社会とつながっているのがいい」
その中の1人で、67歳の女性スタッフは「3月まで仕事をしていましたが、その後、家にいることが多かった。ここで働くようになり、社会とつながっているのはやはりいいなと思います」と、収入以外の利点を挙げます。
13人のシニアに働く場を提供した運営会社はらぺこの久保亮さんは「今の日本社会は年齢だけで区切られがち。シニアの皆さんはまだまだ活躍できる」と採用の理由を話します。
シニアが輝く場が今後ますます増えていきそうですね。
シニアが輝く場が今後ますます増えていきそうですね。
みんテレ8月18日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
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