これならお金貯まりそう！「初任給から取り組む貯蓄方法」…コツは"習慣化"

一生に一度の初任給は嬉しいものですが、「他の人はいくらもらっているのか」も気になるところです。

昨年の新卒の道内初任給平均値は、
大学卒業の場合は平均21万9,000円、
短期大学卒業の場合は平均19万4,000円、
高校卒業の場合は平均18万円でした。
（北海道ハローワーク統計参照）

業種や会社の規模によって、額の違いは多少ありますが、どの方にとっても、一か月頑張ったことの証であることには変わりありません。

「毎月お給料が出ると嬉しくて、自分へのご褒美に使ってしまうので、全然お金が貯まらない」という事態を防ぐために、初任給からぜひ取り組んで欲しいことがあります。

それは「天引き貯蓄」です。
やり方はとても簡単で、毎月お給料から決めた一定額を引いて、別の口座などに貯めておき、残りの額を生活費に回します。

例えば、お給料が20万円で、毎月1万円を天引き貯金として別の口座に入金し、残りの19万円で生活をするのです。

始めから19万円のお給料だと思って生活すれば、自然と月1万円ずつ貯まっていく、簡単で確実な貯蓄方法です。

楽しいことは継続しやすいものです。
ちょっと変わった楽しい貯蓄方法を二つ、ご紹介します。

・365日貯金　カレンダーに1から365までランダムに数字を入れます。
そして毎日、カレンダーに書かれた額を貯金していきます。
1は1円、50は50円と貯金をすることになりますので、最高額でも365円です。
この方法を365日最後まで続けると、6万6,795円貯まります。

・33日貯金　1カ月を33日と仮定して、1カ月分のやりくりをしていきます。
1カ月目は1月1日から2月2日、2カ月目は2月3日から3月7日と、33日ごとに区切ります。
11カ月目は11月27日から12月31日までとなり、1年を11カ月で過ごすことになります。12カ月目がないので、一か月分まるまる貯金することができます。

「お給料から生活費とか交際費とか色々使って、月末に残った額は貯金しよう」と思っていると、貯まるものも貯まりません。

朝起きたら歯を磨くように、貯蓄も習慣化することが重要です。自分にあった方法で貯蓄を続け、同年代と差をつけた、かっこいい社会人を目指してみませんか。