2023.3.16

ライフスタイル

露店で人気“祭りグルメ”「フレンチドッグ」って?"独特な食文化"【北海道あるある】

北海道在住歴5年目の筆者が驚いた「北海道あるある」をご紹介するシリーズ。
 今回は、北海道の独特な食文化をご紹介します。

【北海道あるある】自転車じゃなくて“そり移動”道路の砂箱って何?道外出身ライターが驚いた
https://sasaru.media/article/money/20230304_005/

【北海道あるある】北海道って街中にもヒグマ・シカ・リスが…道外出身ライターが驚いた
https://sasaru.media/article/money/20230306_001/

【北海道あるある】北海道の中に179の市町村!道外出身ライターが驚いた"道民の距離感"
https://sasaru.media/article/money/20230308_001/

花見は「ジンギスカン」 子どもの日は「べこ餅」…道外出身ライターが驚いた【北海道あるある】
https://sasaru.media/article/money/20230310_002/

「熱すぎるラーメン」と「ラーメンサラダ」

スープカレーにジンギスカン、ウニにイクラにカニなどの新鮮な海の幸…。北海道には美味しいものがたくさんありますが、やっぱりラーメンは欠かせません。
 
札幌といえば味噌、函館は塩、旭川は醤油など、北海道内だけでも様々なバリエーションがありますが、北海道のラーメンは熱々なのが特徴ではないでしょうか。
 
一見、湯気も上がっていないので油断してしまいますが、スープの表面にはたっぷりとラードが浮いており、食べ終わるまで熱が逃げないようになっています。
 
私はこの"熱々"に慣れてしまったようで、先日東京に帰省してラーメンを食べたところ、なんだかぬるく感じてしまいました。
また、北海道には「ラーメンサラダ」なるものもあります。

その名の通り、サラダの上に冷たい中華麺が乗っている料理で、居酒屋のメニューやコンビニでも見かけます。

やきとりは「豚」 すき焼きも「豚」

函館への転勤が決まった際、多くの人に「まずは"ハセストやきとり弁当"を食べて」と多くの人に勧められました。
 
『ハセスト』こと『ハセガワストア』は函館のローカルコンビニチェーンで、店内キッチンで作られる「やきとり弁当」が大人気。

SASARUでも以前、山口編集長が紹介していましたね。
*ファン待望!函館の「ハセガワストアのやきとり弁当」が出張実演で買えちゃうって!
https://sasaru.media/article/gourmet/20210315_003/
 
この「やきとり弁当」ですが、食べてみてびっくり。なんと使われているのは鶏肉ではなく豚肉です。
 
なんでも、北海道ではひらがなの「やきとり」は豚肉で、漢字の「焼鳥」は鶏肉を指しているという説があるようです。
 
また、すき焼きも豚肉で作る方が多いそうで、こちらもとっても驚きました。

道民は甘党?いろいろなものが「甘い」

北海道の居酒屋でもびっくりしたことがありました。

冷やしトマトを頼んだ際、塩だと思って付けたものが砂糖だったのです…。
 
不思議なお店だなと思っていると、なんと他のお店でも出てきたのは砂糖。ここでようやく、北海道ではトマトに砂糖をつけるのだと知りました。
また、昨年北海道神宮の例大祭に行った際には「フレンチドッグ」なるものの屋台を発見。

店頭にはアメリカンドッグようなものが並んでいたので、北海道では呼び方が違うのかなと思いきや、こちらもトッピングに砂糖がありました。

また生地はカリっとしているというよりもフワっとしており、中には魚肉ソーセージが入っていて、一般的な「アメリカンドッグ」とは味も少し違っていました。
調べてみたところ、道東では「アメリカンドッグ」ではなく「フレンチドッグ」がメジャーなのだそう。

東京・新大保にある韓国の「チーズハットグ」のお店では、店頭に砂糖が用意されていますが、北海道にも砂糖をつける文化があったのかと驚きました。
また、職場の方に聞いて驚愕したのですが、北海道ではお赤飯も甘納豆で作るので甘いんだそうです。
 
いわゆる「シメパフェ」文化も札幌が発祥ですが、寒いからこそ甘いものを求める傾向にあるのでしょうか。

スーパーにも発見が!

北海道には他にも独特な食文化やご当地食材があり、スーパーなどを見てみるのもとても面白いです。

「東京出身ライター"北海道のスーパーはすごい"と感動するご当地食材」の記事はこちら↓

インスタント麺編
お酒編
ソフトドリンク編
食材編

居酒屋やお祭り、スーパーなど様々なところで「こんな違いがあるんだ!」と感動している筆者。

これからもアンテナを張り巡らせて北海道生活を楽しもうと思います。

「熱すぎるラーメン」と「ラーメンサラダ」

スープカレーにジンギスカン、ウニにイクラにカニなどの新鮮な海の幸…。北海道には美味しいものがたくさんありますが、やっぱりラーメンは欠かせません。
 
札幌といえば味噌、函館は塩、旭川は醤油など、北海道内だけでも様々なバリエーションがありますが、北海道のラーメンは熱々なのが特徴ではないでしょうか。
 
一見、湯気も上がっていないので油断してしまいますが、スープの表面にはたっぷりとラードが浮いており、食べ終わるまで熱が逃げないようになっています。
 
私はこの"熱々"に慣れてしまったようで、先日東京に帰省してラーメンを食べたところ、なんだかぬるく感じてしまいました。
また、北海道には「ラーメンサラダ」なるものもあります。

その名の通り、サラダの上に冷たい中華麺が乗っている料理で、居酒屋のメニューやコンビニでも見かけます。

やきとりは「豚」 すき焼きも「豚」

函館への転勤が決まった際、多くの人に「まずは"ハセストやきとり弁当"を食べて」と多くの人に勧められました。
 
『ハセスト』こと『ハセガワストア』は函館のローカルコンビニチェーンで、店内キッチンで作られる「やきとり弁当」が大人気。

SASARUでも以前、山口編集長が紹介していましたね。
*ファン待望!函館の「ハセガワストアのやきとり弁当」が出張実演で買えちゃうって!
https://sasaru.media/article/gourmet/20210315_003/
 
この「やきとり弁当」ですが、食べてみてびっくり。なんと使われているのは鶏肉ではなく豚肉です。
 
なんでも、北海道ではひらがなの「やきとり」は豚肉で、漢字の「焼鳥」は鶏肉を指しているという説があるようです。
 
また、すき焼きも豚肉で作る方が多いそうで、こちらもとっても驚きました。

道民は甘党?いろいろなものが「甘い」

北海道の居酒屋でもびっくりしたことがありました。

冷やしトマトを頼んだ際、塩だと思って付けたものが砂糖だったのです…。
 
不思議なお店だなと思っていると、なんと他のお店でも出てきたのは砂糖。ここでようやく、北海道ではトマトに砂糖をつけるのだと知りました。
また、昨年北海道神宮の例大祭に行った際には「フレンチドッグ」なるものの屋台を発見。

店頭にはアメリカンドッグようなものが並んでいたので、北海道では呼び方が違うのかなと思いきや、こちらもトッピングに砂糖がありました。

また生地はカリっとしているというよりもフワっとしており、中には魚肉ソーセージが入っていて、一般的な「アメリカンドッグ」とは味も少し違っていました。
調べてみたところ、道東では「アメリカンドッグ」ではなく「フレンチドッグ」がメジャーなのだそう。

東京・新大保にある韓国の「チーズハットグ」のお店では、店頭に砂糖が用意されていますが、北海道にも砂糖をつける文化があったのかと驚きました。
また、職場の方に聞いて驚愕したのですが、北海道ではお赤飯も甘納豆で作るので甘いんだそうです。
 
いわゆる「シメパフェ」文化も札幌が発祥ですが、寒いからこそ甘いものを求める傾向にあるのでしょうか。

スーパーにも発見が!

北海道には他にも独特な食文化やご当地食材があり、スーパーなどを見てみるのもとても面白いです。

「東京出身ライター"北海道のスーパーはすごい"と感動するご当地食材」の記事はこちら↓

インスタント麺編
お酒編
ソフトドリンク編
食材編

居酒屋やお祭り、スーパーなど様々なところで「こんな違いがあるんだ!」と感動している筆者。

これからもアンテナを張り巡らせて北海道生活を楽しもうと思います。

向坂沙紀

ライター

東京生まれの東京育ち。夫の転勤を機に札幌へ。 休日はラーメン屋さんをはしごし、カフェで締めるのが定番コース。 札幌だけでなく、道内各所に出かけて、フードファイトをしています。SASARUでは、道外出身者ならではの視点で、北海道の魅力をお伝えしていきたいです。

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