2023.3.10

ライフスタイル

花見は「ジンギスカン」 子どもの日は「べこ餅」…道外出身ライターが驚いた【北海道あるある】

道外出身の筆者が、北海道独自の文化をご紹介するシリーズ。
今回は「季節行事」についてご紹介します。

【北海道あるある】自転車じゃなくて“そり移動”道路の砂箱って何?道外出身ライターが驚いた
https://sasaru.media/article/money/20230304_005/

【北海道あるある】北海道って街中にもヒグマ・シカ・リスが…道外出身ライターが驚いた
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【北海道あるある】北海道の中に179の市町村!道外出身ライターが驚いた"道民の距離感"
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「おせち」は大晦日に食べる

北海道では、「おせち」を大晦日に食べます。

私の母は青森出身で、青森でもおせちを大晦日に食べる習慣があったので全く違和感がなかったのですが、北海道と東北の一部地域でのみ大晦日におせちを食べる習慣があるんだそう。
 
今年は夫婦2人でお正月を迎えたので、夫の風習に合わせて元旦におせちを食べ始めることにしたのですが、「大晦日には何を食べたら良いんだろう?」と少し混乱してしまいました。

節分に撒くのは「落花生」

2月の節分に撒くものといえば「大豆」かと思いきや、北海道では殻の付いた落花生を撒くんだそう。

たしかに殻付きのままだと掃除が楽なので、北海道でなくても取り入れたくなる風習です。

お花見でBBQ (ジンギスカン)

北海道の桜の見ごろは5月ごろですが、その桜のふもとではなんと「ジンギスカン」が行われます。
昨今のコロナ禍でジンギスカンや宴会を禁止している公園も多いようですが、以前は函館の五稜郭公園でジンギスカンができるプランなども販売されていました。
 
また公園だけでなく、暖かくなってくると自宅のお庭などでもジンギスカンパーティーが開催されています。

子どもの日は「べこ餅」を食べる

子どもの日といえば、全国的には「かしわ餅」を食べる地域が多いと思いますが、北海道では「べこ餅」を食べるんだそう。
 
函館に住んでいた頃に職場の方にいただいたのですが、「べこ餅」は茶色と白色の葉っぱ型のお餅で、あんこなどは入っていないものが多いようです。

食感は「ういろう」のような「すあま」のような少し固めのお餅といった感じで、味はとっても素朴です。
 
子どもの日が近くなると、スーパーには「べこ餅」を作るキットなども並んでいます。

北海道に「梅雨」はない!

6月になると全国各地で梅雨が始まりますが、北海道には梅雨がありません。気象庁が発表している「梅雨入り」や「梅雨明け」の情報にも北海道は含まれていないのです。

しかし北海道には「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という言葉が存在し、ちょうど同じくらいの時期に1~2週間程度天気が悪い日が続きます。

また梅雨の時期に咲く花といえば「アジサイ」ですが、北海道ではこの時期に「ライラック」が見ごろを迎え、大通公園では「ライラックまつり」が開催されます。

ライラックは道民の皆さんにはなじみ深いお花のようで、花びらが5枚のライラックは「ラッキーライラック」と呼ばれ、"幸運のシンボル"とされています。

また、ライラックが咲くころに急に寒くなることを「リラ冷え」と言うそうですよ。

この中にも「ラッキーライラック」があります。

七夕は8月7日

初夏のイベントといえば七夕ですが、北海道の七夕は8月7日です。
 
そして七夕といえば、短冊に願い事を書き、笹に吊るすイベントだと思っていたのですが、一部地域では子どもたちがロウソクとお菓子をもらいに各家を回る「ローソクもらい」が行われるんだそう。

まるでハロウィンのようですよね。

海水浴でキャンプ?

夏が短い北海道では、海水浴のピークは1週間ほどといわれています。

その時期に海に行って驚いたのがテントの数。職場の方に聞いてみたところ、夏が短い北海道では、めいっぱい海を楽しむためにテントを張り、一日かけて海を楽しむんだそう。
 
海で泳いだ後はここでもBBQ(ジンギスカン)をし、夜は花火をするんだと教えてもらいました。

日本の季節行事は面白い

季節のイベント一つとってみても、地域によって楽しみ方が違うのが面白いですよね。

また新たな発見があれば、ご紹介したいと思います。

「おせち」は大晦日に食べる

北海道では、「おせち」を大晦日に食べます。

私の母は青森出身で、青森でもおせちを大晦日に食べる習慣があったので全く違和感がなかったのですが、北海道と東北の一部地域でのみ大晦日におせちを食べる習慣があるんだそう。
 
今年は夫婦2人でお正月を迎えたので、夫の風習に合わせて元旦におせちを食べ始めることにしたのですが、「大晦日には何を食べたら良いんだろう?」と少し混乱してしまいました。

節分に撒くのは「落花生」

2月の節分に撒くものといえば「大豆」かと思いきや、北海道では殻の付いた落花生を撒くんだそう。

たしかに殻付きのままだと掃除が楽なので、北海道でなくても取り入れたくなる風習です。

お花見でBBQ (ジンギスカン)

北海道の桜の見ごろは5月ごろですが、その桜のふもとではなんと「ジンギスカン」が行われます。
昨今のコロナ禍でジンギスカンや宴会を禁止している公園も多いようですが、以前は函館の五稜郭公園でジンギスカンができるプランなども販売されていました。
 
また公園だけでなく、暖かくなってくると自宅のお庭などでもジンギスカンパーティーが開催されています。

子どもの日は「べこ餅」を食べる

子どもの日といえば、全国的には「かしわ餅」を食べる地域が多いと思いますが、北海道では「べこ餅」を食べるんだそう。
 
函館に住んでいた頃に職場の方にいただいたのですが、「べこ餅」は茶色と白色の葉っぱ型のお餅で、あんこなどは入っていないものが多いようです。

食感は「ういろう」のような「すあま」のような少し固めのお餅といった感じで、味はとっても素朴です。
 
子どもの日が近くなると、スーパーには「べこ餅」を作るキットなども並んでいます。

北海道に「梅雨」はない!


この中にも「ラッキーライラック」があります。

6月になると全国各地で梅雨が始まりますが、北海道には梅雨がありません。気象庁が発表している「梅雨入り」や「梅雨明け」の情報にも北海道は含まれていないのです。

しかし北海道には「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という言葉が存在し、ちょうど同じくらいの時期に1~2週間程度天気が悪い日が続きます。

また梅雨の時期に咲く花といえば「アジサイ」ですが、北海道ではこの時期に「ライラック」が見ごろを迎え、大通公園では「ライラックまつり」が開催されます。

ライラックは道民の皆さんにはなじみ深いお花のようで、花びらが5枚のライラックは「ラッキーライラック」と呼ばれ、"幸運のシンボル"とされています。

また、ライラックが咲くころに急に寒くなることを「リラ冷え」と言うそうですよ。

七夕は8月7日

初夏のイベントといえば七夕ですが、北海道の七夕は8月7日です。
 
そして七夕といえば、短冊に願い事を書き、笹に吊るすイベントだと思っていたのですが、一部地域では子どもたちがロウソクとお菓子をもらいに各家を回る「ローソクもらい」が行われるんだそう。

まるでハロウィンのようですよね。

海水浴でキャンプ?

夏が短い北海道では、海水浴のピークは1週間ほどといわれています。

その時期に海に行って驚いたのがテントの数。職場の方に聞いてみたところ、夏が短い北海道では、めいっぱい海を楽しむためにテントを張り、一日かけて海を楽しむんだそう。
 
海で泳いだ後はここでもBBQ(ジンギスカン)をし、夜は花火をするんだと教えてもらいました。

日本の季節行事は面白い

季節のイベント一つとってみても、地域によって楽しみ方が違うのが面白いですよね。

また新たな発見があれば、ご紹介したいと思います。

向坂沙紀

ライター

東京生まれの東京育ち。夫の転勤を機に札幌へ。 休日はラーメン屋さんをはしごし、カフェで締めるのが定番コース。 札幌だけでなく、道内各所に出かけて、フードファイトをしています。SASARUでは、道外出身者ならではの視点で、北海道の魅力をお伝えしていきたいです。

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