2021.3.15

グルメ

ファン待望!函館の「ハセガワストアのやきとり弁当」が出張実演で買えちゃうって!

函館 ハセスト やきとり弁当 

北海道の南、函館のソウルフードといえば、ラッキーピエロと並ぶハセガワストアのやきとり弁当。通称「ハセストのやきとり弁当」。ここは「やきとり」といっても通常は「豚肉」であります。「やきとり弁当」イコール「ごはんに海苔と豚肉串刺しが乗ったやきとり弁当」です。鶏肉を求める場合は、「焼き鳥弁当を鶏で」という面白い注文をするのがハセストです。
道南エリアに13店舗ある「ハセスト」は、どの店舗も厨房があり、出来立ての弁当を販売しています。ファンはこの厨房を「聖地」と呼ぶほど。

「1号店の中道店は尊くて…厨房は聖地」

この日取材に伺ったのは、ハセガワストア1号店でもある中道店。
大きな看板が、既に香ばしさを漂わせています。
店に入ると、センターに厨房。そう聖地が、ドーンとオープンキッチン!美味しいものを「見える化」しています。看板商品の「やきとり弁当」を手作りしているんです。
 
ハセガワストアが焼き鳥弁当を始めたのは1978年のこと。
今では年間100万食。これまで最も多く売れた日は、1店舗で3000食!
函館出身の国民的人気ロックバンドGLAYのライヴの日だといいます。

函館出身で現在は札幌に住んで8年。ハセストのやきとり弁当のファンという30代の女性は「GLAYも尊い。そして中道店も尊い。故郷で1番自慢できる場所かも。中道の厨房は聖地ですよ」と話していました。
ハセスト広報の住谷さんは、GLAYのポスターを大事そうに眺めながら、「音楽アーティストのライブの際に差し入れするなどしてくれるんです」と話してくれました。
イートインコーナーには、GLAYのサイン入りポスターなどが貼られており、GLAYファンの中では聖地のひとつになっています。

年間100万食の大人気!ザッツソウルフード!

また、住谷さんは「やきとり弁当って、年間およそ100万食売れているんですけれど
函館市民20万人ちょっとなので…赤ちゃんからお年寄りまで、年間5回は食べる計算です」と笑います。
コロナ禍によるおうち生活が続き、観光客が減りましたが、テイクアウトのやきとり弁当の人気が衰えていないといいます。

そして最近の主力商品は、冷凍のやきとりだと言います。
丁寧に焼いたものを瞬間冷凍した商品。湯せんで温めたり、電子レンジでチンして、自宅で「ハセストのやきとり弁当」を再現できてしまうとして、この1年間で人気と売り上げは急上昇だそうです。

さて、取材を続けながらも、厨房で手際よく肉を焼く熟練の技にはうっとり。
 
五本の串を一度に持ち、赤ワインのスプレーをかけながら脂を適度に閉じ込め、適度に滴らせていきます。

ハセストには「やきとりの神様」がいる噂は本当!

朝から取材を進めていると、昼過ぎに"やきとりの神様"がやってきました。
ハセスト13店舗を巡回し、「焼きの指導」を徹底させるハセストのやきとりの神様と呼ばれている佐藤至由さんは、寡黙に肉を見つめます。
何かをつぶやくように、火力、串の並び、タレの壺をチェックしていました。
全店舗の技術のレベルを統一させて、美味しさの質を保つことに尽くしているとのこと。
スタッフによると「やきとりの神様は、肉の声が聞こえるんです。火からおろしてくれ、そろそろワインのシャワーだ、と…僕も肉の声が聞こえるように修行中です」
タレは文字通り秘伝。甘味とコクとまろやかさ。ごはんに絡む粘着は、多くのファンが真似しても真似できないと話します。
そして、あまり知られていないのが、海苔の切り込み。
よりスムーズに美味しく頬張れるように。そして上手くお箸に絡み、ご飯を包み込めるように交互に切り込み隠されているのです。
わんぱくに、あむっとがっつけることができる秘技です。
 

大丸札幌店で実演販売が決定!今ココで食べられる情報

門外不出の味を、今度はいつ食べられるか考えながら取材を進めていると、3月17日から大丸札幌店で販売することが判明。大丸札幌店の7階催事場で実演販売するとのこと!やきとり弁当のファイヤーが札幌にやってくるのです。
焼きたて作り立ての「やきとり弁当」人気急上昇の「冷凍やきとり」の販売は3月17日から22日までです。函館旅行を我慢している札幌市民にとっては「食べ旅」「自宅でハセストごっこ」が叶うチャンスになりそうです。
 

おうちで「ハセストやってみた」愛はグッズで満たします

中道店の店内にはハセストグッズコーナーもあり、観光客は立ち止まります。
ハセストTシャツにお弁当箱。ハセストのロゴ入りも鉛筆や定規といった文房具も充実しています。1番人気は本物の焼き鳥弁当そっくりなお弁当箱!
汁漏れを防ぐ厳重な作りで、さっそく、冷凍焼き鳥を湯せんし「おうちでハセストごっこ」を楽しめました。
ハセガワストア中道店

住所:函館市中道2丁目14-16
電話: 0138-54-1521
営業時間:24時間営業
Webサイト:http://www.hasesuto.co.jp

「1号店の中道店は尊くて…厨房は聖地」

この日取材に伺ったのは、ハセガワストア1号店でもある中道店。
大きな看板が、既に香ばしさを漂わせています。
店に入ると、センターに厨房。そう聖地が、ドーンとオープンキッチン!美味しいものを「見える化」しています。看板商品の「やきとり弁当」を手作りしているんです。
 
ハセガワストアが焼き鳥弁当を始めたのは1978年のこと。
今では年間100万食。これまで最も多く売れた日は、1店舗で3000食!
函館出身の国民的人気ロックバンドGLAYのライヴの日だといいます。

函館出身で現在は札幌に住んで8年。ハセストのやきとり弁当のファンという30代の女性は「GLAYも尊い。そして中道店も尊い。故郷で1番自慢できる場所かも。中道の厨房は聖地ですよ」と話していました。
ハセスト広報の住谷さんは、GLAYのポスターを大事そうに眺めながら、「音楽アーティストのライブの際に差し入れするなどしてくれるんです」と話してくれました。
イートインコーナーには、GLAYのサイン入りポスターなどが貼られており、GLAYファンの中では聖地のひとつになっています。

年間100万食の大人気!ザッツソウルフード!

また、住谷さんは「やきとり弁当って、年間およそ100万食売れているんですけれど
函館市民20万人ちょっとなので…赤ちゃんからお年寄りまで、年間5回は食べる計算です」と笑います。
コロナ禍によるおうち生活が続き、観光客が減りましたが、テイクアウトのやきとり弁当の人気が衰えていないといいます。

そして最近の主力商品は、冷凍のやきとりだと言います。
丁寧に焼いたものを瞬間冷凍した商品。湯せんで温めたり、電子レンジでチンして、自宅で「ハセストのやきとり弁当」を再現できてしまうとして、この1年間で人気と売り上げは急上昇だそうです。

さて、取材を続けながらも、厨房で手際よく肉を焼く熟練の技にはうっとり。
 
五本の串を一度に持ち、赤ワインのスプレーをかけながら脂を適度に閉じ込め、適度に滴らせていきます。

ハセストには「やきとりの神様」がいる噂は本当!

朝から取材を進めていると、昼過ぎに"やきとりの神様"がやってきました。
ハセスト13店舗を巡回し、「焼きの指導」を徹底させるハセストのやきとりの神様と呼ばれている佐藤至由さんは、寡黙に肉を見つめます。
何かをつぶやくように、火力、串の並び、タレの壺をチェックしていました。
全店舗の技術のレベルを統一させて、美味しさの質を保つことに尽くしているとのこと。
スタッフによると「やきとりの神様は、肉の声が聞こえるんです。火からおろしてくれ、そろそろワインのシャワーだ、と…僕も肉の声が聞こえるように修行中です」
タレは文字通り秘伝。甘味とコクとまろやかさ。ごはんに絡む粘着は、多くのファンが真似しても真似できないと話します。
そして、あまり知られていないのが、海苔の切り込み。
よりスムーズに美味しく頬張れるように。そして上手くお箸に絡み、ご飯を包み込めるように交互に切り込み隠されているのです。
わんぱくに、あむっとがっつけることができる秘技です。
 

大丸札幌店で実演販売が決定!今ココで食べられる情報

門外不出の味を、今度はいつ食べられるか考えながら取材を進めていると、3月17日から大丸札幌店で販売することが判明。大丸札幌店の7階催事場で実演販売するとのこと!やきとり弁当のファイヤーが札幌にやってくるのです。
焼きたて作り立ての「やきとり弁当」人気急上昇の「冷凍やきとり」の販売は3月17日から22日までです。函館旅行を我慢している札幌市民にとっては「食べ旅」「自宅でハセストごっこ」が叶うチャンスになりそうです。
 

おうちで「ハセストやってみた」愛はグッズで満たします

中道店の店内にはハセストグッズコーナーもあり、観光客は立ち止まります。
ハセストTシャツにお弁当箱。ハセストのロゴ入りも鉛筆や定規といった文房具も充実しています。1番人気は本物の焼き鳥弁当そっくりなお弁当箱!
汁漏れを防ぐ厳重な作りで、さっそく、冷凍焼き鳥を湯せんし「おうちでハセストごっこ」を楽しめました。
ハセガワストア中道店

住所:函館市中道2丁目14-16
電話: 0138-54-1521
営業時間:24時間営業
Webサイト:http://www.hasesuto.co.jp

山口英里子

SASARU編集長

札幌生まれ札幌育ち。学生時代からリポーターなどテレビ制作に携わる。大学卒業後北海道文化放送に入社し報道記者として北海道の事件事故を取材。入社3年目で夕方帯のニュースキャスターに就き取材を続けながら夕方帯の生放送「スーパーニュース」のスタジオキャスターを務める。 退社後は、メディアリテラシーの講演活動や子ども向けアナウンス教室、雑誌の読者モデルやフリーアナウンサーとして幅広く活動。子ども2人の母親でもある。

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