2020.11.10

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インフルエンザ予防接種の噂のウソ・ホントを検証!

インフルエンザ 予防接種 医者 医療 ヘルスケア

厚生労働省によりますと、2020年8月末から10月25日までのインフルエンザの感染者数は全国でわずか92人。2019年は3万6000人あまりで、400分の1にすぎません。
新型コロナウイルスの感染防止対策の意識が高まっているのが要因とみられていますが、インフルエンザと新型コロナウイルスの両方に感染し重症化することを防ぐため、高齢者などに早めのワクチン接種が勧められています。
 
ところでみなさんは、インフルエンザワクチンを正しく理解していますか?
接種した後はお風呂に入っていいのか、妊婦は接種していいのか、札幌の医大前南4条内科の田中裕士院長がみなさんの疑問に応えます。

街頭インタビューで最も聞かれた疑問はコレ!「接種した日はお風呂に入っていいの?」

インタビューで「昔は風呂に入らない方がいいといわれたことある。今は何も言われない」と話す男性。
ワクチンを接種した当日、入浴は問題ないの?それともお風呂に入ってはダメなの?
「風呂は入っても構いません。ただしゴシゴシこすったりするとばい菌が入ったり、刺激が加わって腫れがひどくなることもある」と、田中院長。入浴自体に問題はないといいます。
 
ちなみに、体の負担にならない程度なら少量の飲酒や運動もOK!
インフルエンザ予防接種後に発熱するのは、お風呂に入ったからではなく副作用のせいなのだとか。このような疑問や迷信が生まれた背景には、副作用で熱が出たのを風呂のせいと勘違いする人が多いのではないかと田中院長はみています。

注射をした箇所は「もんじゃダメ!」痛みやかゆみが気になる場合は冷やして対処

「ワクチンはもまないほうがいいのではないでしょうか?」
市民からはこんな疑問も聞かれました。
ワクチンを接種した直後、腕をもんだことがあるという人がいる一方、もまないでくださいと言われたことがある人もいます。
田中院長は、「もまないでください。(注射した所に)抗体を作る細胞が寄ってくる。もんでしまうと働こうとしているのにバラバラにされる」と、インフルエンザワクチンがもむと抗体を作る細胞の働きを邪魔する可能性があると説明。
 
少し腫れたりかゆかったりしても、炎症がひどくならないようにあまり触らず、冷やす程度にしてほしいということです。

妊婦の予防接種はOK!かかると胎児に悪影響がある&重症化しやすいので接種を推奨

ところで、妊婦はワクチンを接種してはいけないのでしょうか?妊娠中はよく、薬を飲まない方がいいなどと言われますが…
「妊婦は打っても構いません。授乳中も全く問題ないです。妊婦は(インフルエンザが)重症化する方が多い。胎児には悪いので打ったほうがいい」と、田中院長は、妊娠初期の場合は避けたほうがいいとしながらも接種を推奨しています。

インフルエンザ予防接種を受ける場合の注意点は?ワクチンを打たない方がいい人とは

前述したように、インフルエンザワクチンには副作用があります。
「過去に接種して発熱など副作用が出た人は今後接種しないようにしてほしい」と田中院長。
また、卵アレルギーを持っている人も接種NG!
自分が接種できない場合は、周りの人が摂取すれば間接的にウイルスをもらう確率が低くなるため感染防止になるといいます。
 
これから感染症が増える季節。早めの対策を心がけましょう!

街頭インタビューで最も聞かれた疑問はコレ!「接種した日はお風呂に入っていいの?」

インタビューで「昔は風呂に入らない方がいいといわれたことある。今は何も言われない」と話す男性。
ワクチンを接種した当日、入浴は問題ないの?それともお風呂に入ってはダメなの?
「風呂は入っても構いません。ただしゴシゴシこすったりするとばい菌が入ったり、刺激が加わって腫れがひどくなることもある」と、田中院長。入浴自体に問題はないといいます。
 
ちなみに、体の負担にならない程度なら少量の飲酒や運動もOK!
インフルエンザ予防接種後に発熱するのは、お風呂に入ったからではなく副作用のせいなのだとか。このような疑問や迷信が生まれた背景には、副作用で熱が出たのを風呂のせいと勘違いする人が多いのではないかと田中院長はみています。

注射をした箇所は「もんじゃダメ!」痛みやかゆみが気になる場合は冷やして対処

「ワクチンはもまないほうがいいのではないでしょうか?」
市民からはこんな疑問も聞かれました。
ワクチンを接種した直後、腕をもんだことがあるという人がいる一方、もまないでくださいと言われたことがある人もいます。
田中院長は、「もまないでください。(注射した所に)抗体を作る細胞が寄ってくる。もんでしまうと働こうとしているのにバラバラにされる」と、インフルエンザワクチンがもむと抗体を作る細胞の働きを邪魔する可能性があると説明。
 
少し腫れたりかゆかったりしても、炎症がひどくならないようにあまり触らず、冷やす程度にしてほしいということです。

妊婦の予防接種はOK!かかると胎児に悪影響がある&重症化しやすいので接種を推奨

ところで、妊婦はワクチンを接種してはいけないのでしょうか?妊娠中はよく、薬を飲まない方がいいなどと言われますが…
「妊婦は打っても構いません。授乳中も全く問題ないです。妊婦は(インフルエンザが)重症化する方が多い。胎児には悪いので打ったほうがいい」と、田中院長は、妊娠初期の場合は避けたほうがいいとしながらも接種を推奨しています。

インフルエンザ予防接種を受ける場合の注意点は?ワクチンを打たない方がいい人とは

前述したように、インフルエンザワクチンには副作用があります。
「過去に接種して発熱など副作用が出た人は今後接種しないようにしてほしい」と田中院長。
また、卵アレルギーを持っている人も接種NG!
自分が接種できない場合は、周りの人が摂取すれば間接的にウイルスをもらう確率が低くなるため感染防止になるといいます。
 
これから感染症が増える季節。早めの対策を心がけましょう!

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