2021.4.22

ファッション

いつの間にか"肝斑"が…「女性ホルモン」との関係も?

最近耳にする方も多い「肝斑(かんぱん)」
聞いたことがありますか?

以前の記事でも少し触れた肝斑。
冬は注意!!マスクと美肌の関係
https://sasaru.media/article/fashion/20191211_001/

肝斑は、きちんとしたケアをしないと悪化することもあります。
今回は、肝斑について詳しくお伝えいたします。
 

肝斑(かんぱん)とは?


肝斑の参考画像:目の下にシミが広がっています

「肝斑」とは、シミの種類の1つで女性ホルモンの影響で起きる、左右対称の淡いシミです。
中々言葉では上手く説明が難しいのですが、茶色チークを薄く塗ったイメージです。
目の下やほほ、額、口のまわりなどにできることが多いです。
 
 

肝斑の原因は?

肝斑の原因は、女性ホルモン、紫外線、摩擦です。

肝斑は女性ホルモンの影響を受けるので、月経前や寝不足の時、体調が悪い時、更年期などに頬に淡いモヤモヤとしたくすみが出てくることがあります。
特に、妊娠出産を経て、出てくる方や悪化することもあります。

普段は気にならなくても、日によって濃さが違ったりもします。
ホルモンバランスによるものなので、閉経すると何年もかけて徐々に薄くなり消えてしまいます。

また、外的刺激で肝斑は悪化します。
肝斑は、紫外線の影響を受けるので夏は悪化しやすい傾向があります。
また、こすり刺激で悪化することも証明されています。
 
 

肝斑はどう見極める?

肝斑は、自己判断は危険です。
もし、肝斑かも?と思ったら、皮膚科や美容クリニックを受診し、医師の診察を受けましょう。
肝斑は、医師にしか診断できません。

肝斑の治療法は?

肝斑の診断を受けたら治療が始まります。
 
肝斑の治療の第一選択は、内服薬と外用薬です。
内服薬は、トラネキサム酸という成分のお薬を継続して飲みます。
用量用法は医師の指示に従いましょう。

外用薬は、ハイドロキノンが用いられます。外用して、すぐに効果がでるものではないので、半年以上など継続して外用する必要があります。

ハイドロキノンは、市販でも購入することができますが、医療機関で扱っているものが、濃度も高く、赤くなったりするリスクもありますが、安心安全で効果も期待できます。
 
美容医療でも、肝斑に使われる機械もありますが、まずは内服外用薬が優先されます。
 

肝斑治療は、スキンケアもその1つ

いくら、お薬を使っても正しいスキンケアをしないと中々効果がでないこともあります。
 
紫外線対策を徹底すること。
スキンケアの時は、絶対にこすらない、美顔器やコロコロローラーで刺激しないなどが大切です。
 
マスクの刺激でも肝斑は悪化するので、マスクも片耳からはずすなど、皮膚とマスクかこすれないようにするのも大切なことです。
 

過去のスキンケア記事も参考にしてみてくださいね。

北海道女性の「マシュマロ肌」守る正しいクレンジング&洗顔はコレ!
 https://sasaru.media/article/fashion/20191028_001/

スキンケアに“ひと手間”かけて北海道女性のきめ細かい肌をさらに美しく!
 https://sasaru.media/article/fashion/20190920_001/

正しい紫外線グッズ選んでいますか?
https://sasaru.media/article/fashion/20200817_001/
 
実は、私も妊娠出産で肝斑が出てきた人の1人です。
どうしてできるのか、どうすれば良いか正しいケアを知っているので焦りません。
医師に診断をしてもらい、正しい治療法と正しいスキンケアをすること。
ネットの情報だけを信じすぎない、自己判断をしないことがとても大切です。

この記事が少しでも、肝斑かも?肝斑って何?と思っている方のお役に立てれば嬉しく思います。

 今は、マスク生活だから大丈夫と思っていても、毎日のマスクの刺激もあり、肝斑のリスクと隣り合わせです。
マスクをとったときに、透明感のある肌でいられるように、正しい知識と治療法を知り、くすみのない肌を目指していきましょう!

肝斑(かんぱん)とは?


肝斑の参考画像:目の下にシミが広がっています

「肝斑」とは、シミの種類の1つで女性ホルモンの影響で起きる、左右対称の淡いシミです。
中々言葉では上手く説明が難しいのですが、茶色チークを薄く塗ったイメージです。
目の下やほほ、額、口のまわりなどにできることが多いです。
 
 

肝斑の原因は?

肝斑の原因は、女性ホルモン、紫外線、摩擦です。

肝斑は女性ホルモンの影響を受けるので、月経前や寝不足の時、体調が悪い時、更年期などに頬に淡いモヤモヤとしたくすみが出てくることがあります。
特に、妊娠出産を経て、出てくる方や悪化することもあります。

普段は気にならなくても、日によって濃さが違ったりもします。
ホルモンバランスによるものなので、閉経すると何年もかけて徐々に薄くなり消えてしまいます。

また、外的刺激で肝斑は悪化します。
肝斑は、紫外線の影響を受けるので夏は悪化しやすい傾向があります。
また、こすり刺激で悪化することも証明されています。
 
 

肝斑はどう見極める?

肝斑は、自己判断は危険です。
もし、肝斑かも?と思ったら、皮膚科や美容クリニックを受診し、医師の診察を受けましょう。
肝斑は、医師にしか診断できません。

肝斑の治療法は?

肝斑の診断を受けたら治療が始まります。
 
肝斑の治療の第一選択は、内服薬と外用薬です。
内服薬は、トラネキサム酸という成分のお薬を継続して飲みます。
用量用法は医師の指示に従いましょう。

外用薬は、ハイドロキノンが用いられます。外用して、すぐに効果がでるものではないので、半年以上など継続して外用する必要があります。

ハイドロキノンは、市販でも購入することができますが、医療機関で扱っているものが、濃度も高く、赤くなったりするリスクもありますが、安心安全で効果も期待できます。
 
美容医療でも、肝斑に使われる機械もありますが、まずは内服外用薬が優先されます。
 

肝斑治療は、スキンケアもその1つ

いくら、お薬を使っても正しいスキンケアをしないと中々効果がでないこともあります。
 
紫外線対策を徹底すること。
スキンケアの時は、絶対にこすらない、美顔器やコロコロローラーで刺激しないなどが大切です。
 
マスクの刺激でも肝斑は悪化するので、マスクも片耳からはずすなど、皮膚とマスクかこすれないようにするのも大切なことです。
 

過去のスキンケア記事も参考にしてみてくださいね。

北海道女性の「マシュマロ肌」守る正しいクレンジング&洗顔はコレ!
 https://sasaru.media/article/fashion/20191028_001/

スキンケアに“ひと手間”かけて北海道女性のきめ細かい肌をさらに美しく!
 https://sasaru.media/article/fashion/20190920_001/

正しい紫外線グッズ選んでいますか?
https://sasaru.media/article/fashion/20200817_001/
 
実は、私も妊娠出産で肝斑が出てきた人の1人です。
どうしてできるのか、どうすれば良いか正しいケアを知っているので焦りません。
医師に診断をしてもらい、正しい治療法と正しいスキンケアをすること。
ネットの情報だけを信じすぎない、自己判断をしないことがとても大切です。

この記事が少しでも、肝斑かも?肝斑って何?と思っている方のお役に立てれば嬉しく思います。

 今は、マスク生活だから大丈夫と思っていても、毎日のマスクの刺激もあり、肝斑のリスクと隣り合わせです。
マスクをとったときに、透明感のある肌でいられるように、正しい知識と治療法を知り、くすみのない肌を目指していきましょう!

髙樋沙苗

美容皮膚科看護師

看護師、保健師の他に、日本コスメティック協会認定インストラクターなど美容資格12個を持つ。現在は、札幌市内の皮膚科、美容皮膚科で勤務する傍ら美容講師として活動。スクール講師、道内外のセミナーやメディアを通して、医学的根拠に基づいた正しい美容知識の普及をしている。体の内側と外側からのトータルビューティーを提唱し、ヨガインストラクターとしての活動も行っている。

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