2021.8.31

おでかけ

文化の架け橋“ウポポイ”でプチトリップ!“美景×伝統”見て撮って買って満喫する女子旅

2021年7月に開業1年を迎えたウポポイ。アイヌの歴史や文化を学ぶ場所として知られる施設でありながら、雄大な自然をゆったりと堪能したり、アイヌの世界観をカメラに収めたりと、過ごし方は様々。
今回は一人旅や女子旅向けにアイヌの伝統を存分に味わう方法をご案内。博物館を見るだけではなく、撮って買って満喫する一味違った楽しみ方をご紹介します。

また、『TV番組 SASARU』では、ウポポイと地元カフェを巡る『ココロとカラダを癒やす 支笏湖・白老SASARU旅②【白老編】』を動画でご紹介。
Webでも配信しているので、ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。

『支笏湖・白老SASARU旅②【白老編】』動画はこちら!
https://youtu.be/3EIGsI0kjSk

施設内最大の建物「国立アイヌ民族博物館」


提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

ウポポイは東京ドーム2個分という広大な敷地からなる施設。アイヌの衣食住を五感で体験できるナショナルセンターとして2020年7月にオープンしました。

その景色を一望できるのが、ウポポイ園内にある国立アイヌ民族博物館の2階に位置するパノラミックロビー。アイヌと共生する自然を象徴した景色は正に圧巻。ウポポイの北側に広がるポロト湖の四季折々を望める空間で、フォトスポットとしても楽しめます。
そのロビーを抜けると見えてくるのが「基本展示室」。アイヌの「ことば」、「世界」、「くらし」、「歴史」、「しごと」、「交流」の6つのテーマに沿って、様々な資料が展示されています。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団


提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

中でもスタッフの成田さんイチオシの展示が、「クマつなぎ杭」。「トドマツを素材とした5mの杭に、装飾が施されたクマがつながれている姿は圧巻です」と、成田さん。樺太アイヌが霊送りの儀礼として、太い杭にクマをつなぐ様子が再現されているのだそうです。

また、特別展示室では、時期によって特設の展覧会が行われていることがあります。常設のものだけでなく、日々更新される多様な展示を観覧できるのも見どころです。

アイヌ伝統の家屋が再現された「伝統的コタン」

ウポポイの施設内にある、もう一つの大きな見どころは「伝統的コタン」。アイヌの伝統的な家屋が再現された「チセ」からなる「コタン(集落)」では、アイヌ文化の情趣が感じられます。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団


提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

チセの中には、入ることも可能。かつての生活様式が再現され、タイムスリップしたような気分になる空間が広がっています。

壁や屋根を間近で見ると、きれいにそろえられた茅の多さに圧倒されます」と成田さん。チセ内では口承文芸実演やアイヌ語学習、キッズ向けの読み聞かせなど、多彩なプログラムも実施されています。
コタン近くの広場では、所定の時間にウポポイのPRキャラクター「トゥレッポん」がアイヌの暮らしや文化、ウポポイの見所について教えてくれる場面も。

白くて丸いボディーを揺らして歩く可愛らしい姿は一見の価値あり。子供から大人まで大人気で、一緒に記念撮影をすることも可能です。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

アイヌ文様に彩られた手芸、工芸品などお土産も多数

広い施設を散策し、観光を満喫した後に気になるのはお土産。アイヌ文化に精通するデザイナーが手がける雑貨や小物からは、多彩で奥深い伝統技術を感じさせられます。

ウポポイでしか手に入らない、アイヌ文様をあしらったオリジナルグッズや工芸品も多数あります。「北海道アイヌ協会認定の優秀工芸師である貝澤雪子氏の、二風谷アットゥシ(シは小文字)という織物を使った名刺入れやお財布は、女性に人気の高いアイテムです」とスタッフの加藤さんも話します。
いくつかの商品はオンラインショップでも購入することができるので、訪れるのが難しい方や後からゆっくり考えて購入したい方などにオススメです。

北海道ならではの気風溢れるスポットでプチトリップ


提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

ウポポイには今回紹介したスポット以外にも、アイヌ文化由来のグルメや体験イベントなど魅力は多数。学ぶだけでなく、老若男女が思い思いの楽しみ方を実現できる場所です。

アイヌ文化を北海道ならではの大自然と共に感じることのできるウポポイでは、誰もがプチトリップ気分を味わうことができるはずです。
ウポポイ(民族共生象徴空間)
住所:北海道白老郡白老町若草町2丁目3
電話番号:0144-82-3914
入場料金:大人(一般) 1,200円、大人(団体) 960円、高校生(一般) 600円、高校生(団体) 480円、中学生以下 無料

ウポポイ入場と博物館展示室観覧には事前予約必須
営業時間:
令和3年11月1日~令和4年3月31日:午前9時〜午後5時
定休日:月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)
ウェブサイト:https://ainu-upopoy.jp/
オンラインショップ:https://ainu-upopoy-museum.shop/
Instagram:@ainumuseumpark

北海道の観光情報をもっと知りたい方は…

今回はウポポイについて取り上げましたが、北海道にはまだまだ魅力的な観光地がたくさん! 北海道観光振興機構のラインアカウント「GoodDay北海道」では、日々増え続ける観光スポットやグルメなど、新しい情報が発信されています。
北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」と共に発信される旅の様子からは、きっとあなたの気になる場所が見つかるはず。「北海道のディープな観光情報をもっと知りたい!」という方は是非登録されてみてはいかがでしょうか。

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

施設内最大の建物「国立アイヌ民族博物館」


提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

ウポポイは東京ドーム2個分という広大な敷地からなる施設。アイヌの衣食住を五感で体験できるナショナルセンターとして2020年7月にオープンしました。

その景色を一望できるのが、ウポポイ園内にある国立アイヌ民族博物館の2階に位置するパノラミックロビー。アイヌと共生する自然を象徴した景色は正に圧巻。ウポポイの北側に広がるポロト湖の四季折々を望める空間で、フォトスポットとしても楽しめます。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

そのロビーを抜けると見えてくるのが「基本展示室」。アイヌの「ことば」、「世界」、「くらし」、「歴史」、「しごと」、「交流」の6つのテーマに沿って、様々な資料が展示されています。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

中でもスタッフの成田さんイチオシの展示が、「クマつなぎ杭」。「トドマツを素材とした5mの杭に、装飾が施されたクマがつながれている姿は圧巻です」と、成田さん。樺太アイヌが霊送りの儀礼として、太い杭にクマをつなぐ様子が再現されているのだそうです。

また、特別展示室では、時期によって特設の展覧会が行われていることがあります。常設のものだけでなく、日々更新される多様な展示を観覧できるのも見どころです。

アイヌ伝統の家屋が再現された「伝統的コタン」


提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

ウポポイの施設内にある、もう一つの大きな見どころは「伝統的コタン」。アイヌの伝統的な家屋が再現された「チセ」からなる「コタン(集落)」では、アイヌ文化の情趣が感じられます。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

チセの中には、入ることも可能。かつての生活様式が再現され、タイムスリップしたような気分になる空間が広がっています。

壁や屋根を間近で見ると、きれいにそろえられた茅の多さに圧倒されます」と成田さん。チセ内では口承文芸実演やアイヌ語学習、キッズ向けの読み聞かせなど、多彩なプログラムも実施されています。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

コタン近くの広場では、所定の時間にウポポイのPRキャラクター「トゥレッポん」がアイヌの暮らしや文化、ウポポイの見所について教えてくれる場面も。

白くて丸いボディーを揺らして歩く可愛らしい姿は一見の価値あり。子供から大人まで大人気で、一緒に記念撮影をすることも可能です。

アイヌ文様に彩られた手芸、工芸品などお土産も多数

広い施設を散策し、観光を満喫した後に気になるのはお土産。アイヌ文化に精通するデザイナーが手がける雑貨や小物からは、多彩で奥深い伝統技術を感じさせられます。

ウポポイでしか手に入らない、アイヌ文様をあしらったオリジナルグッズや工芸品も多数あります。「北海道アイヌ協会認定の優秀工芸師である貝澤雪子氏の、二風谷アットゥシ(シは小文字)という織物を使った名刺入れやお財布は、女性に人気の高いアイテムです」とスタッフの加藤さんも話します。
いくつかの商品はオンラインショップでも購入することができるので、訪れるのが難しい方や後からゆっくり考えて購入したい方などにオススメです。

北海道ならではの気風溢れるスポットでプチトリップ


提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

ウポポイには今回紹介したスポット以外にも、アイヌ文化由来のグルメや体験イベントなど魅力は多数。学ぶだけでなく、老若男女が思い思いの楽しみ方を実現できる場所です。

アイヌ文化を北海道ならではの大自然と共に感じることのできるウポポイでは、誰もがプチトリップ気分を味わうことができるはずです。
ウポポイ(民族共生象徴空間)
住所:北海道白老郡白老町若草町2丁目3
電話番号:0144-82-3914
入場料金:大人(一般) 1,200円、大人(団体) 960円、高校生(一般) 600円、高校生(団体) 480円、中学生以下 無料

ウポポイ入場と博物館展示室観覧には事前予約必須
営業時間:
令和3年11月1日~令和4年3月31日:午前9時〜午後5時
定休日:月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)
ウェブサイト:https://ainu-upopoy.jp/
オンラインショップ:https://ainu-upopoy-museum.shop/
Instagram:@ainumuseumpark

北海道の観光情報をもっと知りたい方は…

今回はウポポイについて取り上げましたが、北海道にはまだまだ魅力的な観光地がたくさん! 北海道観光振興機構のラインアカウント「GoodDay北海道」では、日々増え続ける観光スポットやグルメなど、新しい情報が発信されています。
北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」と共に発信される旅の様子からは、きっとあなたの気になる場所が見つかるはず。「北海道のディープな観光情報をもっと知りたい!」という方は是非登録されてみてはいかがでしょうか。

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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