コロナかも？でも電話つながらず検査できない！そんな時どうしたら良い？

公的機関のPCR検査が受けられない場合、民間のPCR検査キットや抗原検査キットで検査をすることになります。
 
高リスク、陽性などの結果が出た場合は、コロナの可能性は高いので、症状が収まっているようであれば、10日間自宅で自主的に経過観察をする必要があります。

症状が出ているのに、陰性、低リスクなどの結果が出た場合、保健所によると、やはり「症状が続くようであれば、＃7119に電話をして相談をしてほしい」とのこと。ただ、電話がつながらない場合「自身の健康状態を見ることができるのであれば、不要不急の外出を控える」という指針が出ています。

北海道医療大学の塚本容子教授によると「検査の精度も100％ではないので（検査キットで陰性の場合でも）症状がある方は、もしかしたらコロナ陽性の可能性があるので、最低限、症状があるときは不要不急の外出は控えてほしい」と話します。また、「熱があるときは、解熱剤などを飲んで様子を見てほしい。若い方で基礎疾患がない方は、風邪程度の症状で終わって重症になることはないと思う」とのこと。
 
また、抗原検査キットは症状が出てすぐ検査を受けると結果が正しく出ないということもあるようです。
 
北海道医療大学の塚本容子教授は「抗原検査キットは症状がないときに陰性と出たとしても、50％の精度しかない。症状が出て24時間程度の時間をおいて陽性、陰性となるとPCR検査と同じくらいの精度の結果になる」と話します。
 
抗原検査キットをいつ使うかも重要なんですね！

そもそも検査キットを持っていなければ、検査すらできない可能性もあります。
そんなときはどうしたらよいのでしょうか。
 
塚本教授によると「この時期、症状がある場合はコロナとみなして自宅療養に入っていただくのがいいと思う。その際に、自宅に解熱鎮痛剤や、備蓄の食事があるといいです。ただ、オミクロンはのどの痛みがあることが多いので、喉の通りがよく食欲のないときにも食べやすいものがが良いですね」とのこと。
 
少しでも元気なうちに準備をしておくことが大切ですね。
 
＊みんテレ2月2日OAのものです