３LDK ”2億4千万円”…札幌宮ヶ丘エリア マンション建設ラッシュ「人気の理由」

北海道内の住宅街で最も土地が高く、30年以上もの間 道内の住宅地で最高価格を更新してきた「宮ヶ丘エリア」。1㎡あたり33万7千円の土地が存在し、2位の「宮の森」とは10万円以上の差をつけての堂々のトップに君臨しています。
 
そんな宮ヶ丘で4棟の分譲マンションが建設計画があります。今回は4つのうちの１つ「パークホームズ宮ヶ丘」のモデルルームにお邪魔してきました。

「パークホームズ宮ヶ丘」は8階建の全27戸。(2～3LDK すべて70㎡以上)

リビングダイニングは17畳以上とゆったり広々のスペースがあります。眺望が最大の魅力で、角部屋の場合は南に円山方面、西は大倉山・三角山が見られます。
 

部屋の価格は5千万円弱からから。最上階の角部屋(3LDK 約180㎡) が最高額で、2億4千万円となっています。2022年7月に完成予定で、販売した部屋の約7割が成約済みということです。

札幌の土地や建築費の高騰が理由で、部屋を小さくして値段を抑える傾向にある「札幌の新築マンション」ですが、宮ヶ丘は別世界でした。

今回ご紹介した「パークホームズ宮ヶ丘」の他に3件の分譲マンションの建設計画があります。場所は北海道神宮前など、賑わいが期待できますね。

北海道神宮の向かいにマンション計画をしている京阪電鉄不動産は「マンション需要を見極め、別な再開発も可能なのか検討している」ということです。

また、2017年に共同住宅だった土地を取得し「ル・サンク宮ヶ丘」の建設を計画しているNIPPO（ニッポ）では「着工時期は未定。状況を見極めている」としています。

15年以上建設がなかった宮ヶ丘ですが、新築ラッシュが起こっているのはなぜでしょうか？
「(宮ヶ丘の建物が)耐用年数に来たりとか建て替えの時期に来たと思う」と、北海道不動産鑑定士協会 斎藤武也副会長。

 

また「宮ヶ丘で"15年ぶり"の新築ということで需要が読みづらい。地下や建設費は高騰していて、"億超え"が売れ残ったら大変。他の売れ行きをみているのではないか」と話しています。

新築マンション4棟のうち3棟が古い共同住宅の跡地だそうです。都市の再開発が進む札幌市…

宮ヶ丘のマンション計画については、一度見直そうという動きもあります。

高級マンションの建設計画が相次いでいる宮ヶ丘エリアには、どんな景色が広がるのでしょうか。

＊みんテレ12月2日OAのものです。