2024.7.4

おでかけ / 富良野・トマム・美瑛

「雲海テラス」オープン中!夏のおでかけに「今年こそ行ってみたい」絶景を体感!

星野リゾート トマムの「雲海テラス」が今年もオープン。10月15日までの営業をスタートさせました。北海道の真ん中くらいに位置するリゾート「星野リゾート トマム」は、札幌からJR特急でおよそ90分、新千歳空港から車でおよそ100分の場所です。

雲海は、気象状況が揃ったとき発生する自然現象で、山を越えて流れ込むダイナミックな雲が海のように広がります。「雲海テラス」は、大自然を体感できる展望施設。

標高1,088メートルに位置する雲海テラスには、リゾート施設内のゴンドラで13分で到着します。ゴンドラを降りると、3階建ての綺麗な建物が。展望デッキは場所によって景色が異なり、雲の中にせり出しているような気分になります。

山頂付近ですが、特別な登山靴や装備品は要らず、歩きやすい靴と、季節によっては防寒ウェアがあれば、大丈夫です!

大自然の絶景を体感!年々進化する“展望スポット” 2024年現在6つのスポット

雲海テラスでの9つの過ごし方を提案する「Cloud9計画」。2024年5月現在は、山道に沿って6つの展望スポットが完成しています。
Cloud Bed(クラウドベッド)

Cloud Bed(クラウドベッド)

「Cloud Walk(クラウドウォーク)」。空中にせり出した造りの吊り橋のような展望スポットで、気のせいのようで気のせいじゃない、少し揺れる構造で、雲の上をふわふわ歩くような気分を味わえます。およそ210度の広大な景色を見渡せるんです。

この日は気温が寒く、山頂付近では霧氷を見ることができました!
「Cloud Pool(クラウドプール)」。縦横10メートルの雲の形をした巨大なハンモックのような展望スポットです。地上からの高さは最大約8メートル、東大雪から日高方面までの壮大な景色を眺めながら、雲の上に浮かんでいるような浮遊感を味わえます。
「Cloud Bar(クラウドバー)」。ポスターやテレビコマーシャルでも登場する空中のバーカウンター。
雲海や朝日などの絶景を眺めることができるバーカウンターをイメージした展望スポットです。地上約3メートルの場所にカウンターと椅子が並んでいます。ハシゴを登ると、山々の風景の中に浮かぶように座れます。椅子は1人用と2人用の2種類が用意されていて、どちらも最高のフォトスポットです。
「Contour Bench(コンターベンチ)」は等高線をイメージして自然の地形を生かす形で設置された、全長約117メートルのベンチです。雄大な自然を全身で感じながら、刻一刻と変化する雲海の表情を楽しめます。

標高1,088メートルの「雲Cafe」雲ソフトに雲海ソーダ…クラムチャウダーも今年登場

展望デッキの屋内にある「雲Cafe」では、天候に関係なくスイーツやドリンクを楽しめます。メニューは雲をイメージしており、もくもくとした雲をイメージした「雲ソフト」や、雲のような綿あめがのった「雲海ソーダ」など、見てよし!撮ってよし!食べて最高!な品々。
今年6月には雲Cafeにクラムチャウダーが登場しました。トマム牛乳を使用した根昆布の旨味のつまった出汁に、バターやチーズを加えたコク。
あさりやジャガイモ、マッシュルームといった具材がたっぷり入った逸品です。

テラスで、昇る太陽を浴びながらくつろいだり、雲海を待つ間もほっこり温まれそうです。

オープンはシャンパンで乾杯

雲海テラスの営業初日の朝はオープニングセレモニーが開かれ、445人が来場し、シャンパンで乾杯をしました。
雲海テラス 利用者
広島県から仕事仲間と来た60代の男性は、「登別・トマム・札幌をめぐる旅行ツアーを考えてグループでやってきました!ここ、空の上だよ!感動だね」と話していました。
退職の記念の旅行なんだそうで、雲がかかる山頂付近で、ひときわ“晴れの笑顔”でした。
札幌から来たという20代の女性2人は「ゴールデンウィークも大きく遊ばなかったし、今回は女子旅です! 売店でパーカーを買っちゃいました。写真を撮りたいスポットが多すぎます」と話していました。
雲海テラス 利用者

今年の雲海は…!?

雲海テラスがオープンしたのは2006年。かつて、夏の間に、スキー場のゴンドラの整備をしていたスタッフが日常的に雲海を目にしていました。「この素晴らしい雲海の絶景を、訪れた宿泊者にも見てもらえないか」という声が挙がったのがきっかけで、「雲海テラス」という」展望スポットが誕生したわけです。
長年トマムで雲海を見てきた、鈴木 和仁さんは、通称、雲海仙人とも呼ばれています。

「5~10月の雲海発生率は40%ですが、実は年々発生率は上がっており、去年は47%でした。今年も雲海に期待大ですよ!!」と話してくれました。
数日間滞在する予定で宿泊すれば、雲海に出会う確率もあがるんですね。
総支配人の渡辺 巌さんは「北海道内の方にも、トマムの大自然を楽しんでほしいですし、日本全国の方に来ていただき、“価値ある旅の1ページ”になってくれたら嬉しいです。雲海テラス付近は、進化していますからね!」と話していました。

来るたびに違う景色、違う感動が得られるそうです。
雲海テラス
期間:2024年5月9日~10月15日
料金:雲海ゴンドラ乗車 大人1,900円、小学生1,200円、愛犬500円(いずれも税込)
※リゾナーレトマム、トマム ザ・タワー宿泊者は無料
時間:午前5時〜午前7時(上りゴンドラ最終乗車)、午前8時(下りゴンドラ最終乗車)
対象:宿泊、日帰り客
備考:
天候や気象条件によりゴンドラが運休する場合があります。
時期により営業時間が異なります。
仕入れ状況により、提供内容が一部変更になる場合があります。

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 
雲海は、気象状況が揃ったとき発生する自然現象で、山を越えて流れ込むダイナミックな雲が海のように広がります。「雲海テラス」は、大自然を体感できる展望施設。

標高1,088メートルに位置する雲海テラスには、リゾート施設内のゴンドラで13分で到着します。ゴンドラを降りると、3階建ての綺麗な建物が。展望デッキは場所によって景色が異なり、雲の中にせり出しているような気分になります。

山頂付近ですが、特別な登山靴や装備品は要らず、歩きやすい靴と、季節によっては防寒ウェアがあれば、大丈夫です!

大自然の絶景を体感!年々進化する“展望スポット” 2024年現在6つのスポット

Cloud Bed(クラウドベッド)

Cloud Bed(クラウドベッド)

雲海テラスでの9つの過ごし方を提案する「Cloud9計画」。2024年5月現在は、山道に沿って6つの展望スポットが完成しています。
「Cloud Walk(クラウドウォーク)」。空中にせり出した造りの吊り橋のような展望スポットで、気のせいのようで気のせいじゃない、少し揺れる構造で、雲の上をふわふわ歩くような気分を味わえます。およそ210度の広大な景色を見渡せるんです。

この日は気温が寒く、山頂付近では霧氷を見ることができました!
「Cloud Pool(クラウドプール)」。縦横10メートルの雲の形をした巨大なハンモックのような展望スポットです。地上からの高さは最大約8メートル、東大雪から日高方面までの壮大な景色を眺めながら、雲の上に浮かんでいるような浮遊感を味わえます。
「Cloud Bar(クラウドバー)」。ポスターやテレビコマーシャルでも登場する空中のバーカウンター。
雲海や朝日などの絶景を眺めることができるバーカウンターをイメージした展望スポットです。地上約3メートルの場所にカウンターと椅子が並んでいます。ハシゴを登ると、山々の風景の中に浮かぶように座れます。椅子は1人用と2人用の2種類が用意されていて、どちらも最高のフォトスポットです。
「Contour Bench(コンターベンチ)」は等高線をイメージして自然の地形を生かす形で設置された、全長約117メートルのベンチです。雄大な自然を全身で感じながら、刻一刻と変化する雲海の表情を楽しめます。

標高1,088メートルの「雲Cafe」雲ソフトに雲海ソーダ…クラムチャウダーも今年登場

展望デッキの屋内にある「雲Cafe」では、天候に関係なくスイーツやドリンクを楽しめます。メニューは雲をイメージしており、もくもくとした雲をイメージした「雲ソフト」や、雲のような綿あめがのった「雲海ソーダ」など、見てよし!撮ってよし!食べて最高!な品々。
今年6月には雲Cafeにクラムチャウダーが登場しました。トマム牛乳を使用した根昆布の旨味のつまった出汁に、バターやチーズを加えたコク。
あさりやジャガイモ、マッシュルームといった具材がたっぷり入った逸品です。

テラスで、昇る太陽を浴びながらくつろいだり、雲海を待つ間もほっこり温まれそうです。

オープンはシャンパンで乾杯

雲海テラスの営業初日の朝はオープニングセレモニーが開かれ、445人が来場し、シャンパンで乾杯をしました。
雲海テラス 利用者
広島県から仕事仲間と来た60代の男性は、「登別・トマム・札幌をめぐる旅行ツアーを考えてグループでやってきました!ここ、空の上だよ!感動だね」と話していました。
退職の記念の旅行なんだそうで、雲がかかる山頂付近で、ひときわ“晴れの笑顔”でした。
雲海テラス 利用者
札幌から来たという20代の女性2人は「ゴールデンウィークも大きく遊ばなかったし、今回は女子旅です! 売店でパーカーを買っちゃいました。写真を撮りたいスポットが多すぎます」と話していました。

今年の雲海は…!?

雲海テラスがオープンしたのは2006年。かつて、夏の間に、スキー場のゴンドラの整備をしていたスタッフが日常的に雲海を目にしていました。「この素晴らしい雲海の絶景を、訪れた宿泊者にも見てもらえないか」という声が挙がったのがきっかけで、「雲海テラス」という」展望スポットが誕生したわけです。
長年トマムで雲海を見てきた、鈴木 和仁さんは、通称、雲海仙人とも呼ばれています。

「5~10月の雲海発生率は40%ですが、実は年々発生率は上がっており、去年は47%でした。今年も雲海に期待大ですよ!!」と話してくれました。
数日間滞在する予定で宿泊すれば、雲海に出会う確率もあがるんですね。
総支配人の渡辺 巌さんは「北海道内の方にも、トマムの大自然を楽しんでほしいですし、日本全国の方に来ていただき、“価値ある旅の1ページ”になってくれたら嬉しいです。雲海テラス付近は、進化していますからね!」と話していました。

来るたびに違う景色、違う感動が得られるそうです。
雲海テラス
期間:2024年5月9日~10月15日
料金:雲海ゴンドラ乗車 大人1,900円、小学生1,200円、愛犬500円(いずれも税込)
※リゾナーレトマム、トマム ザ・タワー宿泊者は無料
時間:午前5時〜午前7時(上りゴンドラ最終乗車)、午前8時(下りゴンドラ最終乗車)
対象:宿泊、日帰り客
備考:
天候や気象条件によりゴンドラが運休する場合があります。
時期により営業時間が異なります。
仕入れ状況により、提供内容が一部変更になる場合があります。

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

山口英里子

SASARU編集長

札幌生まれ札幌育ち。学生時代からリポーターなどテレビ制作に携わる。大学卒業後北海道文化放送に入社し報道記者として北海道の事件事故を取材。入社3年目で夕方帯のニュースキャスターに就き取材を続けながら夕方帯の生放送「スーパーニュース」のスタジオキャスターを務める。 退社後は、メディアリテラシーの講演活動や子ども向けアナウンス教室、雑誌の読者モデルやフリーアナウンサーとして幅広く活動。子ども2人の母親でもある。

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