朝晩が涼しくなり、だんだんと秋を感じるようになってきました。
突然ですが、秋の花といえば何をイメージしますか? やはり、秋の桜と書く「コスモス」が思い浮かぶのではないでしょうか。
今回、道東ライターの筆者が秋の絶景スポットとして紹介したいのが、遠軽町にある「太陽の丘えんがる公園 虹のひろば コスモス園」です。
町民からも愛される、日本最大級のコスモス園を取材してきました!
ベストシーズンは今!見頃は今月いっぱいまで
「太陽の丘えんがる公園 虹のひろば コスモス園」(以下コスモス園)は、広さが10ヘクタールの広大な公園です。秋になると、約1,000万本のコスモスが一斉に咲き、圧巻の景色を楽しませてくれます。
コスモスは寒暖差によって花を咲かせるので、朝晩と日中の温度差が大きくなってくる今時期がベストシーズンなんだそうです。天気にもよりますが、例年だと8月中旬から9月いっぱいが見頃だと言われています。
しかし「今年の夏は暑すぎて10日〜2週間ほど開花が遅れました。先日の集中豪雨で倒れてしまったコスモスも多いです」と、観光専門員の中村さん。雨や風など天気の影響を受けやすいとの事なので、早めに訪れた方が良いですね!
また、園内には遊覧車(有料)が走っているので、広大な公園を景色を楽しみながらゆったりと周れます!
コスモスは寒暖差によって花を咲かせるので、朝晩と日中の温度差が大きくなってくる今時期がベストシーズンなんだそうです。天気にもよりますが、例年だと8月中旬から9月いっぱいが見頃だと言われています。
しかし「今年の夏は暑すぎて10日〜2週間ほど開花が遅れました。先日の集中豪雨で倒れてしまったコスモスも多いです」と、観光専門員の中村さん。雨や風など天気の影響を受けやすいとの事なので、早めに訪れた方が良いですね!
また、園内には遊覧車(有料)が走っているので、広大な公園を景色を楽しみながらゆったりと周れます!
町民の思いがつまったコスモス園
道東オホーツク管内には、春の芝桜やチューリップで有名な町がある中で、秋の「コスモス」で有名になった遠軽町。そこには、コスモス園を大切に思う町民の愛がつまっていました。
中村さんにコスモス園の特徴をお聞きすると「ここは『町民手作りの公園』なんです。町民が、草取りや種採りのボランティアに積極的に参加してくれています。作業日を告知すると、1回に200〜300人が集まってくれるんです」と教えてくれました。
中村さんにコスモス園の特徴をお聞きすると「ここは『町民手作りの公園』なんです。町民が、草取りや種採りのボランティアに積極的に参加してくれています。作業日を告知すると、1回に200〜300人が集まってくれるんです」と教えてくれました。
こんなにも町民のみなさんの思いがこもっている公園は、全国的にも珍しいのではないでしょうか。「『今年もきれいに咲いたね』と、見に来てくれる方たちはもちろん、町民のみなさんが喜んでくれるのはうれしいですね」と、中村さん。
ボランティアはただ作業をするだけではなく、さまざまな世代がつながる「社交場」にもなっているようです。
「コスモスの町」として、町民のみなさんの愛があるからこそ、今年も美しいコスモスの絶景を見られるんですね!
ボランティアはただ作業をするだけではなく、さまざまな世代がつながる「社交場」にもなっているようです。
「コスモスの町」として、町民のみなさんの愛があるからこそ、今年も美しいコスモスの絶景を見られるんですね!
1種類だけじゃない!個性豊かなコスモス
コスモスにも、いろいろな種類があるのを知っていましたか?こちらのコスモス園では、メインとなる在来種の他に、展示用として珍しい品種のコスモスが15〜20種ほど植えられています。
公園の主役は、もともとこの地で根付いていた「在来種」。花を咲かせて、その種子を採取し、またまくのを繰り返しているのだそう。
「ここで取れた種が、一番この土地に合っています。強く育つし、時期になると必ず咲いてくれる『コスモス園の救世主』のような存在です」と、中村さん。
公園の主役は、もともとこの地で根付いていた「在来種」。花を咲かせて、その種子を採取し、またまくのを繰り返しているのだそう。
「ここで取れた種が、一番この土地に合っています。強く育つし、時期になると必ず咲いてくれる『コスモス園の救世主』のような存在です」と、中村さん。
たしかに在来種のコスモスは、よく道端などで咲いていて見慣れた感じがします。しかし、次に中村さんに紹介してもらったコスモスたちは、形や特徴がユニークで見たことがありませんでした。
ヨーロッパで人気の「フィジーピンク」や、花びらの形が特徴的な「カップケーキミックス」は、日本では売っていない品種で、海外のメーカーから買い付けてきているのだとか。
ヨーロッパで人気の「フィジーピンク」や、花びらの形が特徴的な「カップケーキミックス」は、日本では売っていない品種で、海外のメーカーから買い付けてきているのだとか。
フィジーピンク(左)カップケーキミックス(右)
チョコレートコスモス
筆者がとくに驚いたのは「チョコレートコスモス」。なんと、名前の通り花からチョコレートの香りがするんです!シックな赤でおしゃれな花びらがすてき。これもコスモスなのかと、驚きます。
「ダブルクリック」・「ベルサイユスペシャル」・「シーシェル」は、遠軽で初めて露地植えされ、改良して商品化された「遠軽生まれ」のコスモスなんだそうです。園内には、品種名や特徴が書かれた看板があるので、ぜひ見つけてみてください! また、いくつかの品種は売店で種が販売されているので、ご自宅でも美しいコスモスが楽しめますよ。
コスモス園のおすすめ絶景スポット
中村さんの園内おすすめスポットと、筆者が見つけた写真映えスポットを紹介します。
中村さんおすすめは、コスモスの丘の上にある「観覧台」。ここからは、色とりどりのコスモスがきれいに見渡せるのでおすすめです!
中村さんおすすめは、コスモスの丘の上にある「観覧台」。ここからは、色とりどりのコスモスがきれいに見渡せるのでおすすめです!
筆者が見つけた映えスポットは「コスモスの散策路」。たくさんの美しいコスモスに囲まれて、おとぎ話の世界のようなすてきな写真が撮れますよ!
町民にも愛される絶景のコスモス園で、北海道の秋を感じてみては?
町民にも愛される絶景のコスモス園で、北海道の秋を感じてみては?
太陽の丘えんがる公園 虹のひろば コスモス園
住所:紋別郡遠軽町丸大70‐1
電話番号:0158-42-0488
入園料:大人(高校生以上)600円 子ども(小・中学生)300円
※コスモス開花時期のみ有料
開園時間:午前9時〜午後5時
開園期間:2023年4月29日〜10月27日
駐車場:あり(約300台)
公式HP:https://cosmos-love.com/
(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は施設にお問い合わせください)
住所:紋別郡遠軽町丸大70‐1
電話番号:0158-42-0488
入園料:大人(高校生以上)600円 子ども(小・中学生)300円
※コスモス開花時期のみ有料
開園時間:午前9時〜午後5時
開園期間:2023年4月29日〜10月27日
駐車場:あり(約300台)
公式HP:https://cosmos-love.com/
(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は施設にお問い合わせください)
ベストシーズンは今!見頃は今月いっぱいまで
「太陽の丘えんがる公園 虹のひろば コスモス園」(以下コスモス園)は、広さが10ヘクタールの広大な公園です。秋になると、約1,000万本のコスモスが一斉に咲き、圧巻の景色を楽しませてくれます。
コスモスは寒暖差によって花を咲かせるので、朝晩と日中の温度差が大きくなってくる今時期がベストシーズンなんだそうです。天気にもよりますが、例年だと8月中旬から9月いっぱいが見頃だと言われています。
しかし「今年の夏は暑すぎて10日〜2週間ほど開花が遅れました。先日の集中豪雨で倒れてしまったコスモスも多いです」と、観光専門員の中村さん。雨や風など天気の影響を受けやすいとの事なので、早めに訪れた方が良いですね!
また、園内には遊覧車(有料)が走っているので、広大な公園を景色を楽しみながらゆったりと周れます!
コスモスは寒暖差によって花を咲かせるので、朝晩と日中の温度差が大きくなってくる今時期がベストシーズンなんだそうです。天気にもよりますが、例年だと8月中旬から9月いっぱいが見頃だと言われています。
しかし「今年の夏は暑すぎて10日〜2週間ほど開花が遅れました。先日の集中豪雨で倒れてしまったコスモスも多いです」と、観光専門員の中村さん。雨や風など天気の影響を受けやすいとの事なので、早めに訪れた方が良いですね!
また、園内には遊覧車(有料)が走っているので、広大な公園を景色を楽しみながらゆったりと周れます!
町民の思いがつまったコスモス園
道東オホーツク管内には、春の芝桜やチューリップで有名な町がある中で、秋の「コスモス」で有名になった遠軽町。そこには、コスモス園を大切に思う町民の愛がつまっていました。
中村さんにコスモス園の特徴をお聞きすると「ここは『町民手作りの公園』なんです。町民が、草取りや種採りのボランティアに積極的に参加してくれています。作業日を告知すると、1回に200〜300人が集まってくれるんです」と教えてくれました。
中村さんにコスモス園の特徴をお聞きすると「ここは『町民手作りの公園』なんです。町民が、草取りや種採りのボランティアに積極的に参加してくれています。作業日を告知すると、1回に200〜300人が集まってくれるんです」と教えてくれました。
こんなにも町民のみなさんの思いがこもっている公園は、全国的にも珍しいのではないでしょうか。「『今年もきれいに咲いたね』と、見に来てくれる方たちはもちろん、町民のみなさんが喜んでくれるのはうれしいですね」と、中村さん。
ボランティアはただ作業をするだけではなく、さまざまな世代がつながる「社交場」にもなっているようです。
「コスモスの町」として、町民のみなさんの愛があるからこそ、今年も美しいコスモスの絶景を見られるんですね!
ボランティアはただ作業をするだけではなく、さまざまな世代がつながる「社交場」にもなっているようです。
「コスモスの町」として、町民のみなさんの愛があるからこそ、今年も美しいコスモスの絶景を見られるんですね!
1種類だけじゃない!個性豊かなコスモス
コスモスにも、いろいろな種類があるのを知っていましたか?こちらのコスモス園では、メインとなる在来種の他に、展示用として珍しい品種のコスモスが15〜20種ほど植えられています。
公園の主役は、もともとこの地で根付いていた「在来種」。花を咲かせて、その種子を採取し、またまくのを繰り返しているのだそう。
「ここで取れた種が、一番この土地に合っています。強く育つし、時期になると必ず咲いてくれる『コスモス園の救世主』のような存在です」と、中村さん。
公園の主役は、もともとこの地で根付いていた「在来種」。花を咲かせて、その種子を採取し、またまくのを繰り返しているのだそう。
「ここで取れた種が、一番この土地に合っています。強く育つし、時期になると必ず咲いてくれる『コスモス園の救世主』のような存在です」と、中村さん。
フィジーピンク(左)カップケーキミックス(右)
たしかに在来種のコスモスは、よく道端などで咲いていて見慣れた感じがします。しかし、次に中村さんに紹介してもらったコスモスたちは、形や特徴がユニークで見たことがありませんでした。
ヨーロッパで人気の「フィジーピンク」や、花びらの形が特徴的な「カップケーキミックス」は、日本では売っていない品種で、海外のメーカーから買い付けてきているのだとか。
ヨーロッパで人気の「フィジーピンク」や、花びらの形が特徴的な「カップケーキミックス」は、日本では売っていない品種で、海外のメーカーから買い付けてきているのだとか。
チョコレートコスモス
筆者がとくに驚いたのは「チョコレートコスモス」。なんと、名前の通り花からチョコレートの香りがするんです!シックな赤でおしゃれな花びらがすてき。これもコスモスなのかと、驚きます。
「ダブルクリック」・「ベルサイユスペシャル」・「シーシェル」は、遠軽で初めて露地植えされ、改良して商品化された「遠軽生まれ」のコスモスなんだそうです。園内には、品種名や特徴が書かれた看板があるので、ぜひ見つけてみてください! また、いくつかの品種は売店で種が販売されているので、ご自宅でも美しいコスモスが楽しめますよ。
コスモス園のおすすめ絶景スポット
中村さんの園内おすすめスポットと、筆者が見つけた写真映えスポットを紹介します。
中村さんおすすめは、コスモスの丘の上にある「観覧台」。ここからは、色とりどりのコスモスがきれいに見渡せるのでおすすめです!
中村さんおすすめは、コスモスの丘の上にある「観覧台」。ここからは、色とりどりのコスモスがきれいに見渡せるのでおすすめです!
筆者が見つけた映えスポットは「コスモスの散策路」。たくさんの美しいコスモスに囲まれて、おとぎ話の世界のようなすてきな写真が撮れますよ!
町民にも愛される絶景のコスモス園で、北海道の秋を感じてみては?
町民にも愛される絶景のコスモス園で、北海道の秋を感じてみては?
太陽の丘えんがる公園 虹のひろば コスモス園
住所:紋別郡遠軽町丸大70‐1
電話番号:0158-42-0488
入園料:大人(高校生以上)600円 子ども(小・中学生)300円
※コスモス開花時期のみ有料
開園時間:午前9時〜午後5時
開園期間:2023年4月29日〜10月27日
駐車場:あり(約300台)
公式HP:https://cosmos-love.com/
(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は施設にお問い合わせください)
住所:紋別郡遠軽町丸大70‐1
電話番号:0158-42-0488
入園料:大人(高校生以上)600円 子ども(小・中学生)300円
※コスモス開花時期のみ有料
開園時間:午前9時〜午後5時
開園期間:2023年4月29日〜10月27日
駐車場:あり(約300台)
公式HP:https://cosmos-love.com/
(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は施設にお問い合わせください)
鎌田絵里奈
知床在住ライター
北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!