2023.6.3

おでかけ / 大通

アンコール公演スタートで沸く!劇団四季「リトルマーメイド」舞台裏を番組取材

劇団四季の人気ミュージカル「リトルマーメイド」が札幌に帰ってきました!2020年に新型コロナの影響で当時行われていた公演が中止になったのを受け、今回アンコール公演として実現したんです。公演に向けて準備が進むリトルマーメイドの舞台裏に潜入!魅力をたっぷりご紹介します。

やってきたのは、劇団四季の本拠地、神奈川県横浜市にある四季芸術センター。今回、案内してくれたのはアリエル役の若奈まりえさん。情熱的で感情を揺さぶる透きとおった歌声で観客を魅了しています。

「『リトルマーメイド』は他の作品と違って海の世界の物語なので、海の世界を表現するいろいろな工夫がたくさんあるのが大きな魅力」と話す若奈さん。

まずは稽古のようすを見せてくれましたよ~。
この日稽古をしていたのは、物語の中でも特に人気のある楽曲「アンダー・ザ・シー」。人魚姫アリエルのお目付け役、カニのセバスチャンをはじめ海の生き物たちが軽快に踊り、海の世界のすばらしさを伝える「リトルマーメイド」を代表するシーンです。

目の前で見る稽古にもう大興奮!夢の世界にただただ感動です。

アリエル役の若菜さんはどんなトレーニングをしているの?

劇団四季で2017年からアリエルを演じる若奈まりえさんは、「リトルマーメイドは海の中の世界なので、水流を常に俳優が感じなければいけない。止まることなく常に動くことに慣れることから始まった」と話します。
まるで本当に海の中にいるように見せる動きのテクニック。

特に主人公アリエルはワイヤーを使って宙に浮く“フライング”をしながら、歌を歌ったり演技をしなければならない難しい役なんですって。

いったいどんなトレーニングをしているのか、若奈さんに教えてもらいました。
背筋を鍛える器具を使って、足を上下し、泳ぐ動きの練習をしていました。上半身にもしっかりと力入れて胸をあげたままにしていないと、くるりと一回転してしまうので、首にも負担がかかるんですって。

ほんの少しだけ体験させてもらいましたが、めちゃくちゃしんどい!

何気なくさらりとこなしている動きですが、普段の練習のたまものなんですね~!

舞台衣装を作る専門スタッフのこだわりは?

そしてリトルマーメイドは衣装も魅力。世界観を表現するための衣装の数々は、より視覚的に舞台を盛り上げるため、専門のスタッフたちが話し合い、素材や色などにこだわって制作しているんですって。
アリエルの衣装も、細かなところまでしっかりと縫製されていて、ウロコの部分は薄めの素材でできていました。

衣装担当の太田有佳子さんによると、衣装自体の重さも俳優にとっては負担になるので、できるだけ軽い素材を使っているんだそう。
さらに、「浮遊感が一番大事になる演目なので、そういう面でのキレイさを重視して選んでいる」と話してくれました。浮遊感をアップさせるために、薄いシルクを使っているんですって。

アリエル役の若奈さんも「照明が当たるとすごくキレイなので、意識しています」と話していました。
さらに、アリエルが魔法で人間の姿になった時に着るドレスには人魚のウロコ模様をつけたり、人間の王子の衣装は、中世ヨーロッパの服をモデルにするなど、それぞれの衣装にこだわりがつまっています。
 
ぜひ衣装にも注目してみてください。

海の生き物たちの「パペット」にも注目!

そして、リトルマーメイドに欠かせないのが、海の生き物たちのパペット。全部で40種類以上もいるんですって。

こちらは、北海道初登場のトロピカルフィッシュ。このようなパペットたちが、舞台をより華やかに鮮やかに彩っています。
なかでも注目なのが、北海道初登場のエビ。

実は目もとがオシャレで、一粒一粒スワロフスキーでできているんです。
体にも大小さまざまなスパンコールをつけて、海の中のキラメキを表現しています。

そして、持ってみると、すごく軽い!この大きさで1.6キロほど。

小道具担当の久保田早紀さんによると、操作する俳優のことを考えて負担を減らすため軽い素材でできているんですって。
若奈さんのオススメはこのランタンフィッシュ。

劇中のある場面で子どもが生まれるなど小ネタがあるそうなので、ぜひ見つけてみてください。

札幌公演は11月26日(日)まで。チケットは劇団四季の公式ホームページから購入できます。

劇団四季ディズニーミュージカル「リトルマーメイド」特別アンコール公演
会場:東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)
HP:https://www.shiki.jp/applause/littlemermaid/

*みんテレ5月23日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。)
 



 
やってきたのは、劇団四季の本拠地、神奈川県横浜市にある四季芸術センター。今回、案内してくれたのはアリエル役の若奈まりえさん。情熱的で感情を揺さぶる透きとおった歌声で観客を魅了しています。

「『リトルマーメイド』は他の作品と違って海の世界の物語なので、海の世界を表現するいろいろな工夫がたくさんあるのが大きな魅力」と話す若奈さん。

まずは稽古のようすを見せてくれましたよ~。
この日稽古をしていたのは、物語の中でも特に人気のある楽曲「アンダー・ザ・シー」。人魚姫アリエルのお目付け役、カニのセバスチャンをはじめ海の生き物たちが軽快に踊り、海の世界のすばらしさを伝える「リトルマーメイド」を代表するシーンです。

目の前で見る稽古にもう大興奮!夢の世界にただただ感動です。

アリエル役の若菜さんはどんなトレーニングをしているの?

劇団四季で2017年からアリエルを演じる若奈まりえさんは、「リトルマーメイドは海の中の世界なので、水流を常に俳優が感じなければいけない。止まることなく常に動くことに慣れることから始まった」と話します。
まるで本当に海の中にいるように見せる動きのテクニック。

特に主人公アリエルはワイヤーを使って宙に浮く“フライング”をしながら、歌を歌ったり演技をしなければならない難しい役なんですって。

いったいどんなトレーニングをしているのか、若奈さんに教えてもらいました。
背筋を鍛える器具を使って、足を上下し、泳ぐ動きの練習をしていました。上半身にもしっかりと力入れて胸をあげたままにしていないと、くるりと一回転してしまうので、首にも負担がかかるんですって。

ほんの少しだけ体験させてもらいましたが、めちゃくちゃしんどい!

何気なくさらりとこなしている動きですが、普段の練習のたまものなんですね~!

舞台衣装を作る専門スタッフのこだわりは?

そしてリトルマーメイドは衣装も魅力。世界観を表現するための衣装の数々は、より視覚的に舞台を盛り上げるため、専門のスタッフたちが話し合い、素材や色などにこだわって制作しているんですって。
アリエルの衣装も、細かなところまでしっかりと縫製されていて、ウロコの部分は薄めの素材でできていました。

衣装担当の太田有佳子さんによると、衣装自体の重さも俳優にとっては負担になるので、できるだけ軽い素材を使っているんだそう。
さらに、「浮遊感が一番大事になる演目なので、そういう面でのキレイさを重視して選んでいる」と話してくれました。浮遊感をアップさせるために、薄いシルクを使っているんですって。

アリエル役の若奈さんも「照明が当たるとすごくキレイなので、意識しています」と話していました。
さらに、アリエルが魔法で人間の姿になった時に着るドレスには人魚のウロコ模様をつけたり、人間の王子の衣装は、中世ヨーロッパの服をモデルにするなど、それぞれの衣装にこだわりがつまっています。
 
ぜひ衣装にも注目してみてください。

海の生き物たちの「パペット」にも注目!

そして、リトルマーメイドに欠かせないのが、海の生き物たちのパペット。全部で40種類以上もいるんですって。

こちらは、北海道初登場のトロピカルフィッシュ。このようなパペットたちが、舞台をより華やかに鮮やかに彩っています。
なかでも注目なのが、北海道初登場のエビ。

実は目もとがオシャレで、一粒一粒スワロフスキーでできているんです。
体にも大小さまざまなスパンコールをつけて、海の中のキラメキを表現しています。

そして、持ってみると、すごく軽い!この大きさで1.6キロほど。

小道具担当の久保田早紀さんによると、操作する俳優のことを考えて負担を減らすため軽い素材でできているんですって。
若奈さんのオススメはこのランタンフィッシュ。

劇中のある場面で子どもが生まれるなど小ネタがあるそうなので、ぜひ見つけてみてください。

札幌公演は11月26日(日)まで。チケットは劇団四季の公式ホームページから購入できます。

劇団四季ディズニーミュージカル「リトルマーメイド」特別アンコール公演
会場:東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)
HP:https://www.shiki.jp/applause/littlemermaid/

*みんテレ5月23日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。)
 



 

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