何度も見たい！実写映画「リトル・マーメイド」がついに上映開始…試写会をリポート

アリエル役に抜擢されたのは、公開前から大きな注目を集めていた、歌手や俳優として活躍しているハリー・ベイリー。

ロブ・マーシャル監督に「すべての意味でアリエルに求めるものを満たしていた」と言わしめた彼女は、3歳で映画デビューし、姉妹でChloe x Halle（クロイ＆ハリー）として音楽活動をスタート。

高い歌唱力がビヨンセの目にとまり、なんとビヨンセのワールドツアーにも参加しているという実力の持ち主です。
全米では5月26日に本作の公開がスタートしていますが、実写映画「アラジン」を越える高い興行収入を記録！ハリーの歌声を絶賛する声も多く挙がっています。

© 2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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アリエルたちが暮らす海の中の映像は、驚くほどリアル！ 水の中では常に髪や海藻などが波に揺らめき、気がつけば自分も一緒に水中にいるような感覚を覚えます。

大自然の雄大さをより際立たせる、悪役のアースラが暮らす不気味なエリアや嵐のシーンと、遠くから差し込む日光や反射してきらめく鱗、色鮮やかな魚たちの美しさ。
その美しい海には、数え切れないほどの多様な種類が次々と登場します。海の生き物が好きな子どもたちが見たら、きっと大興奮することでしょう。

ハリーが演じる“誰よりも美しい歌声をもつ”人魚姫アリエルは、好奇心旺盛でとってもかわいい！
生き生きとした動き、そしていたずらっぽい笑顔がアリエルのイメージそのもので、アニメーション版のファンである筆者も、たちまち夢中になってしまうほどキュートなんです。

そんなアリエルを支えるおなじみの相棒たち、セバスチャン・フランダー・スカットルに何度もクスッとしたり、アースラの強烈な個性に思わず惹かれたりと、次々に登場する魅力的なキャラクターがグイグイと映画の世界に引き込みます。

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実写版でさらに魅力を増したと感じたのが、エリック王子！ 王子様なのに、伝統的というよりは少々やんちゃで、冒険家のような一面がステキなんです。
アリエルとお似合いすぎて、「キス・ザ・ガール」の曲が流れる場面では、二人にくっついて欲しくて、スカットルと一緒に叫びたくなるほど（笑）。

そんな王子とアリエルのロマンスが核となる本作ですが、今回の映画では親子の愛情もより丁寧に描かれています。
娘を心配して、つい厳しくしすぎて後悔をする「海の王」トリトン。2人の娘を持つ筆者ですが、「そうそう！…そんなスゴイ人だって子どもには悩むのね」とついつい感情移入してしまいました。

吹替版では、舞台で活躍する豊原江理佳さんがアリエル役を務めるほか、海宝直人さん、木村昴さん、浦嶋りんこさんなど、豪華な吹替声優が集結しています。

今回参加した試写会は吹替版。素晴らしい演技や歌声に感無量だったのですが、やっぱり字幕版のハリーの歌声も聴いてみたい！ 
私のように、字幕版・吹き替え版の両方を見る方が続出するのではないでしょうか。

衣装やアリエルの姉妹達など、ほかにもご紹介したい話題は尽きないのですが、この先はぜひ映画館で直接体験してみてくださいね。

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