2023.4.3

ライフスタイル

北海道民がよく使う「どんぱ」「あめる」「だら銭」…いくつ知ってる?北海道の"方言"

北海道の方言といえば…「なまら」「だべさ」といったものが、ドラマなどで濫用されますが…実は道民はあまり使いません。…よね?

 

北海道弁のルーツって?

北海道弁の多くは函館や松前などの道南地方がルーツといわれており、さらにたどると青森の津軽弁につながるのだとか。

津軽弁は独特な話し方やイントネーションが特徴的ですが、北海道にも他の地方の人にはなかなか伝わりにくい方言があるんです。

北海道の方言1:〇〇さる

ウェブメディア「SASARU」はついつい押ささる、見ささっちゃうという意味を込めて「ささる」です。〇〇さるとは、意図せずに、ついつい、思わず…という不可抗力感があふれています。

この〇〇さるという絶妙な表現は北海道弁!もはや言い換えの標準語がありません!

北海道の方言2:なして

なして:どうして?なぜ?の意味。
例:「なして北海道に来たの?」→「どうして北海道に来たの?」
「なした?」「なんも」→「どうかした?」「いやなにもないよ」

「なして」は、相手に対して理由を聞きたいときに使う言葉です。北海道はもちろん、東北地方でも幅広く使われていま

北海道の方言3:どんぱ

どんぱ:同い年、同年代。
例:「〇〇さんとどんぱだよ!」→「〇〇さんと同年代だよ!」

どんぱとは、同期や同年代を指す言葉です。謎に略して「どん」と言っても通じますし
「タメ」とも言います。タメ口の「タメ」です。
 

北海道の方言4:げっぱ

げっぱ:最下位、ビリの意味。
例:「かけっこでげっぱになっちゃった」→「かけっこで最下位になってしまった」

げっぱとは、最下位やビリを指します。学生時代、げっぱにはなりたくないよね〜なんて会話をした道民も多いのでは?

げっぱという響き…可愛いような可愛くないような…最下位です。
 
かけっこ

北海道の方言5:いずい

いずい:しっくりこない、居心地が悪いの意味。
例:「コンタクトレンズがいずいなぁ」→「コンタクトレンズの着け心地が悪いなぁ」

いずいはしっくりこない、なんとなく不快だと感じる際に使う方言です。北海道だけでなく、東北や北関東まで幅広く使われていますね。

いずいの言い換えができず、いずいです。
 

北海道の方言6:あめる

あめる:腐る、傷むの意味。
例:「あめる前に早めに食べてね」→「傷む前に早めに食べてね」

あめるは腐るや傷むという意味を持ち、主に食品に使われます。また、別の使い方として「だらける」「気持ちが滅入ってしまう」という意味で使う地方もあるようですよ。

学校現場で、夏の炎天下で、年配の先生には「ほら!そこ!あめってんでない。ちゃんと立ちなさい」と叱られる場面アリ!です。
 

北海道の方言7:ぶす色

ぶす色:青紫色、内出血の色。
例:「膝が内出血してぶす色になった」→「膝が内出血して青紫色になった」

ぶす色は、主に内出血の色を指して使う言葉です。同じ青紫色でも、花の色やモノに対してはあまり使わないことが特徴。

青や紫・ピンクや赤紫色を言いますが、「アジサイの花が、ぶす色で綺麗」とは使いません。内出血専門のワードです。
 

北海道の方言8:だら銭(だらせん)

小銭
だら銭(だらせん):小銭のこと。
例:「財布の中にだら銭しかない!」→「財布の中に小銭しかない!」

だら銭は小銭を指す方言ですが、小銭よりもくだけた言い方です。上の年代の方が子どもに対して使うことが多く、フォーマルな場ではあまり使われないことが特徴。

だら銭をじゃら銭というケースもあり、じゃらじゃら小銭を連想するので、
だら銭よりも小銭感がありますよね。
 

北海道の方言9:ちょっきり

ちょっきり:ちょうど、過不足がないの意味。
例:「だら銭ちょっきりあるよ!」→「小銭ちょうどあるよ!」

ちょっきりはちょうど、過不足がないという意味です。方言と知らずに使っている道民も多いかもしれませんね。
つまり「ジャスト」です。
 

北海道の方言10:あずましい

あずましい:心地よい、気持ちよいの意味。
例:「今日は天気が良くてあずましいね」→「今日は天気が良くて気持ちがいいね」

あずましいは心地よい、気持ち良いという意味で、「いずい」と対極の意味です。「あずましくない」という使い方をすると、「いずい」と似た意味になります。
北海道の方言、あなたはいくつ知っていましたか?
全国的にも、博多や京都の言葉は「かわいい」と評判ですが、
北海道弁だって、なんともかわいらしく、そして最高に使い勝手が良いのです。
ぜひ、愛用してください。

▼北海道弁をもっと知りたい方はこちら!
【北海道弁】「おっちゃんこ」「ばくりっこ」“かわいい”と評判の北海道の方言
https://sasaru.media/article/money/20230313_001/

北海道弁のルーツって?

北海道弁の多くは函館や松前などの道南地方がルーツといわれており、さらにたどると青森の津軽弁につながるのだとか。

津軽弁は独特な話し方やイントネーションが特徴的ですが、北海道にも他の地方の人にはなかなか伝わりにくい方言があるんです。

北海道の方言1:〇〇さる

ウェブメディア「SASARU」はついつい押ささる、見ささっちゃうという意味を込めて「ささる」です。〇〇さるとは、意図せずに、ついつい、思わず…という不可抗力感があふれています。

この〇〇さるという絶妙な表現は北海道弁!もはや言い換えの標準語がありません!

北海道の方言2:なして

なして:どうして?なぜ?の意味。
例:「なして北海道に来たの?」→「どうして北海道に来たの?」
「なした?」「なんも」→「どうかした?」「いやなにもないよ」

「なして」は、相手に対して理由を聞きたいときに使う言葉です。北海道はもちろん、東北地方でも幅広く使われていま

北海道の方言3:どんぱ

どんぱ:同い年、同年代。
例:「〇〇さんとどんぱだよ!」→「〇〇さんと同年代だよ!」

どんぱとは、同期や同年代を指す言葉です。謎に略して「どん」と言っても通じますし
「タメ」とも言います。タメ口の「タメ」です。
 

北海道の方言4:げっぱ

かけっこ
げっぱ:最下位、ビリの意味。
例:「かけっこでげっぱになっちゃった」→「かけっこで最下位になってしまった」

げっぱとは、最下位やビリを指します。学生時代、げっぱにはなりたくないよね〜なんて会話をした道民も多いのでは?

げっぱという響き…可愛いような可愛くないような…最下位です。
 

北海道の方言5:いずい

いずい:しっくりこない、居心地が悪いの意味。
例:「コンタクトレンズがいずいなぁ」→「コンタクトレンズの着け心地が悪いなぁ」

いずいはしっくりこない、なんとなく不快だと感じる際に使う方言です。北海道だけでなく、東北や北関東まで幅広く使われていますね。

いずいの言い換えができず、いずいです。
 

北海道の方言6:あめる

あめる:腐る、傷むの意味。
例:「あめる前に早めに食べてね」→「傷む前に早めに食べてね」

あめるは腐るや傷むという意味を持ち、主に食品に使われます。また、別の使い方として「だらける」「気持ちが滅入ってしまう」という意味で使う地方もあるようですよ。

学校現場で、夏の炎天下で、年配の先生には「ほら!そこ!あめってんでない。ちゃんと立ちなさい」と叱られる場面アリ!です。
 

北海道の方言7:ぶす色

ぶす色:青紫色、内出血の色。
例:「膝が内出血してぶす色になった」→「膝が内出血して青紫色になった」

ぶす色は、主に内出血の色を指して使う言葉です。同じ青紫色でも、花の色やモノに対してはあまり使わないことが特徴。

青や紫・ピンクや赤紫色を言いますが、「アジサイの花が、ぶす色で綺麗」とは使いません。内出血専門のワードです。
 

北海道の方言8:だら銭(だらせん)

小銭
だら銭(だらせん):小銭のこと。
例:「財布の中にだら銭しかない!」→「財布の中に小銭しかない!」

だら銭は小銭を指す方言ですが、小銭よりもくだけた言い方です。上の年代の方が子どもに対して使うことが多く、フォーマルな場ではあまり使われないことが特徴。

だら銭をじゃら銭というケースもあり、じゃらじゃら小銭を連想するので、
だら銭よりも小銭感がありますよね。
 

北海道の方言9:ちょっきり

ちょっきり:ちょうど、過不足がないの意味。
例:「だら銭ちょっきりあるよ!」→「小銭ちょうどあるよ!」

ちょっきりはちょうど、過不足がないという意味です。方言と知らずに使っている道民も多いかもしれませんね。
つまり「ジャスト」です。
 

北海道の方言10:あずましい

あずましい:心地よい、気持ちよいの意味。
例:「今日は天気が良くてあずましいね」→「今日は天気が良くて気持ちがいいね」

あずましいは心地よい、気持ち良いという意味で、「いずい」と対極の意味です。「あずましくない」という使い方をすると、「いずい」と似た意味になります。
北海道の方言、あなたはいくつ知っていましたか?
全国的にも、博多や京都の言葉は「かわいい」と評判ですが、
北海道弁だって、なんともかわいらしく、そして最高に使い勝手が良いのです。
ぜひ、愛用してください。

▼北海道弁をもっと知りたい方はこちら!
【北海道弁】「おっちゃんこ」「ばくりっこ」“かわいい”と評判の北海道の方言
https://sasaru.media/article/money/20230313_001/

山口英里子

SASARU編集長

札幌生まれ札幌育ち。学生時代からリポーターなどテレビ制作に携わる。大学卒業後北海道文化放送に入社し報道記者として北海道の事件事故を取材。入社3年目で夕方帯のニュースキャスターに就き取材を続けながら夕方帯の生放送「スーパーニュース」のスタジオキャスターを務める。 退社後は、メディアリテラシーの講演活動や子ども向けアナウンス教室、雑誌の読者モデルやフリーアナウンサーとして幅広く活動。子ども2人の母親でもある。

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