2025.4.25

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「不倫」オンラインゲーム!“札幌弁護士会”が制作…出張先の浮気を探り証拠を探すストーリー

 2025年3月、札幌市でとあるユニークなオンラインゲームの配信がスタートしました。テーマはなんと「不倫」。しかも制作したのは法律のスペシャリストたちです。その全容を取材。実際にゲームに挑戦してみましたよ。
 

 3月末に札幌市で誕生したゲーム。タイトルは『法律相談~出張の真実~』。

 なんとも意味ありげなタイトルのこのゲーム、テーマは「不倫」です。制作したのは札幌弁護士会の弁護士たち。

 自分たちで脚本を考えた完全オリジナルストーリーです。
 
【妻】「連絡がなくて心配したのよ」
【夫】「会食が盛り上がって抜ける時間がなくてさ」
【妻】「ん?キヨト(夫)からのメッセージだ。
   『出張最高だったわ!また行きたいね♪』!?」

 主人公の女性が夫の出張先での浮気を疑い、その証拠を探し出すというものです。


 
 法律のスペシャリストたちが、なぜゲームを作ったのか。
 
 福田光宏弁護士は「プレイしてもらうことで親しみやすさというか、弁護士に対するハードルというのを少し下げられたなというところで思い切った決断をした」と話します。

 
 弁護士がどんな存在か…街の人に聞いてみると。

 「お金もかかるんだろうなとか思ったらハードルが高いなって思います」

 「すごく大変なことじゃないと弁護士って相談しないと思う」と、やはり気軽には相談しづらいようです。

 
 札幌弁護士会の法律相談センターではあらゆる相談が可能。

 2024年度の相談の内訳は、生活の中でのトラブルなど法律の相談が4割で、次いで、離婚が2割と多く、そのほか遺産相続や借金、職場のトラブルなど。

 札幌弁護士会は、全国で唯一どんな相談でも原則3回まで無料としていますが、あまり知られていないのが現状です。
 
 では、なぜ不倫をテーマに選んだのでしょうか。

 厚生労働省の調査によると人口1000人あたりの離婚率は、沖縄県、宮崎県に次ぎ北海道は全国3位。

 夫婦のことで、悩んでいる人も多いのではと、分かりやすいテーマが選ばれたのだそう。
 一体、どんなゲームなのか石井雅子リポーターと廣岡俊光アナウンサーが挑戦!

 不倫の証拠探しで、石井さんが目をつけたのはクローゼット。
 
 「クローゼット、スーツ持ってますね。おや?…すっごいショック!腹が立つ!長い茶色の髪の毛を手に入れました」(石井リポーター)

 「出ました」(廣岡アナウンサー)

 「私は黒髪だし」(石井リポーター)

  「誰のだと」(廣岡アナウンサー)
 
 次に狙うは鍵のかかった引き出し。

 まずは鍵探しからです。

 「ここのポケットじゃない?面白いこれ、スーツのポケットに何か入っていないだろうか…。小さなカギを手に入れた!さっきの引き出しじゃないか!?」(石井リポーター)

 「石井さん焦らないで」(廣岡アナウンサー)

 「おや?」(2人)

 
 「高級旅館の領収書」(石井リポーター)

 「2名様分」(廣岡アナウンサー)

 「手に入れた」(石井リポーター)
 
 「これは出張じゃなかなか使わないよね」(廣岡アナウンサー)
 
 集めた証拠をもとに法律相談センターへ…。

 しかし弁護士の返答は。

 「残念ながら今回集めたものだけでは不貞を示す証拠としては十分ではありません。ええっ!」(石井リポーター)
 
 プレイヤーの選択や証拠集めの結果によって、ストーリーの展開が変化するのがこのゲームの魅力。

 ゲームの中では、弁護士はどうしたいか?と何度も聞いて、情報を整理してくれます。最後には、離婚するのか、慰謝料をとりたいのか、そのまま過ごしていくのかなど、決断をするのは自分自身です。
 証拠探しをするところはゲーム性も高いので、単純にゲームとしても楽しめますよ。
 
 トラブルがないことが一番ですが、弁護士に相談できると知っていると、いざという時に心強いですね。

みんテレ4月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 3月末に札幌市で誕生したゲーム。タイトルは『法律相談~出張の真実~』。

 なんとも意味ありげなタイトルのこのゲーム、テーマは「不倫」です。制作したのは札幌弁護士会の弁護士たち。

 自分たちで脚本を考えた完全オリジナルストーリーです。
 
【妻】「連絡がなくて心配したのよ」
【夫】「会食が盛り上がって抜ける時間がなくてさ」
【妻】「ん?キヨト(夫)からのメッセージだ。
   『出張最高だったわ!また行きたいね♪』!?」

 主人公の女性が夫の出張先での浮気を疑い、その証拠を探し出すというものです。


 
 法律のスペシャリストたちが、なぜゲームを作ったのか。
 
 福田光宏弁護士は「プレイしてもらうことで親しみやすさというか、弁護士に対するハードルというのを少し下げられたなというところで思い切った決断をした」と話します。

 
 弁護士がどんな存在か…街の人に聞いてみると。

 「お金もかかるんだろうなとか思ったらハードルが高いなって思います」

 「すごく大変なことじゃないと弁護士って相談しないと思う」と、やはり気軽には相談しづらいようです。

 
 札幌弁護士会の法律相談センターではあらゆる相談が可能。

 2024年度の相談の内訳は、生活の中でのトラブルなど法律の相談が4割で、次いで、離婚が2割と多く、そのほか遺産相続や借金、職場のトラブルなど。

 札幌弁護士会は、全国で唯一どんな相談でも原則3回まで無料としていますが、あまり知られていないのが現状です。
 
 では、なぜ不倫をテーマに選んだのでしょうか。

 厚生労働省の調査によると人口1000人あたりの離婚率は、沖縄県、宮崎県に次ぎ北海道は全国3位。

 夫婦のことで、悩んでいる人も多いのではと、分かりやすいテーマが選ばれたのだそう。
 一体、どんなゲームなのか石井雅子リポーターと廣岡俊光アナウンサーが挑戦!

 不倫の証拠探しで、石井さんが目をつけたのはクローゼット。
 
 「クローゼット、スーツ持ってますね。おや?…すっごいショック!腹が立つ!長い茶色の髪の毛を手に入れました」(石井リポーター)

 「出ました」(廣岡アナウンサー)

 「私は黒髪だし」(石井リポーター)

  「誰のだと」(廣岡アナウンサー)
 
 次に狙うは鍵のかかった引き出し。

 まずは鍵探しからです。

 「ここのポケットじゃない?面白いこれ、スーツのポケットに何か入っていないだろうか…。小さなカギを手に入れた!さっきの引き出しじゃないか!?」(石井リポーター)

 「石井さん焦らないで」(廣岡アナウンサー)

 「おや?」(2人)

 
 「高級旅館の領収書」(石井リポーター)

 「2名様分」(廣岡アナウンサー)

 「手に入れた」(石井リポーター)
 
 「これは出張じゃなかなか使わないよね」(廣岡アナウンサー)
 
 集めた証拠をもとに法律相談センターへ…。

 しかし弁護士の返答は。

 「残念ながら今回集めたものだけでは不貞を示す証拠としては十分ではありません。ええっ!」(石井リポーター)
 
 プレイヤーの選択や証拠集めの結果によって、ストーリーの展開が変化するのがこのゲームの魅力。

 ゲームの中では、弁護士はどうしたいか?と何度も聞いて、情報を整理してくれます。最後には、離婚するのか、慰謝料をとりたいのか、そのまま過ごしていくのかなど、決断をするのは自分自身です。
 証拠探しをするところはゲーム性も高いので、単純にゲームとしても楽しめますよ。
 
 トラブルがないことが一番ですが、弁護士に相談できると知っていると、いざという時に心強いですね。

みんテレ4月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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