2024.11.10

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行列「サンドリア」密着取材!肉ゴロゴロ分厚いボリューム400円以下!ハムサンドは200円!

 食材高騰が続く中、リーズナブルなサンドイッチを提供し続ける人気サンドイッチ専門店「サンドリア」。その裏側には驚きの秘策がありました。密着取材してきましたよ。


 

 札幌・すすきのからほど近く、24時間サンドイッチが買える大人気店「サンドリア」。2021年、コロナ禍で多くの飲食店が苦しむ中、2号店を北区屯田にオープンすると、住宅街に謎の長い行列ができ話題に。今もひっきりなしに客が訪れ相変わらずの人気です。
 
  様々な食材を使うサンドイッチ。野菜の高騰や卵不足などの苦難が続き、2024年4月に泣く泣く値上げしたとのこと。
 
 姿を消した人気商品もありました。「塩ぶた」サンドが「塩どり」サンドに変わったのもその一例。

 「(豚肉の値段が)キロ単位で倍になってしまって、鶏肉に変えました。値段は変えずに鶏肉ならいける」とサンドリア札幌の津田哲平社長。
 結果的に、鶏肉がヘルシー志向の時代に合い「塩どりサンド」も人気商品に。
 いま、一番安いのは200円の「野菜ミックス」と「ハムサンド」。

 高いのは「トンカツ」と「ザンギ」で、いずれも400円以下が社長の考えるサンドイッチの限界価格です。
 
 「これ以上の値上げはしたくない!」裏側をのぞくと涙ぐましい努力がありました。
 根強いファンが多い「タンドリーチキンサンド」。本格的な味付けに、鶏肉と野菜がたっぷり入って330円。

 安さのワケは具材に隠されていました。
 
 トマトの切れ端の輪切りにできない部分を刻んで具材に使っていたんです。

 パンに挟む野菜は大きさを揃える必要があり、使えない部分が多く出るため半端な部分を刻んで具材に活用しているんですって。
 
 また、「パンの耳」も刻んで具材に混ぜ込み、かさ増し。

 でも、これがおいしさの秘密。パンの耳が具材の水分を吸収してくれるので、サンドイッチのパンがふにゃふにゃにならないんです。
 出たらすぐ売り切れる密かな人気商品「油淋鶏」は、250gで250円とお買い得。

 実はこれ、「ふぞろいのザンギ」という人気商品に使う鶏肉の切れ端。厚みを均等にするために切り落とす切れ端を活用して「油淋鶏」として販売しているんです。

 ザンギの仕込み状況次第で販売されますが、土日のお昼に並ぶ可能性が高いそうですよ。
 この日、店先で販売されていたのはお米でした。

 新篠津村の青年部がこの場所を借りて農作物を販売。社長は場所を貸す代わりに食材を提供してもらっていたんです。
 いまが旬のサツマイモをぜいたくに使った「おさつサンド」として、さっそく販売(※当日のみ限定販売)。

 新篠津村の生産者も「芋本来の感じを味わえてすごくおいしい!」と絶賛していました。
 
 
 2024年3月には札幌駅に自動販売機を設置するなど、斬新な発想で数々のピンチを乗り越えてきたサンドリア。いま驚きの構想が進行中。

 なんと、屯田店の2階にパン工場を新設。2025年から稼働する予定です。
 
 今はパン店に専用のパンを作ってもらっていますが、自分たちでパンを焼くことで原材料費を大幅に削減できるのだそう。

 
 「今のサンドイッチの値段を変えずに、これがちゃんと稼働すればいける。来年・再来年に向けて動いて行かないと手遅れになってしまう」と津田社長。食材の高騰に立ち向かう勝負が続きます。
 
*みんテレ10月16日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 
 札幌・すすきのからほど近く、24時間サンドイッチが買える大人気店「サンドリア」。2021年、コロナ禍で多くの飲食店が苦しむ中、2号店を北区屯田にオープンすると、住宅街に謎の長い行列ができ話題に。今もひっきりなしに客が訪れ相変わらずの人気です。
 
  様々な食材を使うサンドイッチ。野菜の高騰や卵不足などの苦難が続き、2024年4月に泣く泣く値上げしたとのこと。
 
 姿を消した人気商品もありました。「塩ぶた」サンドが「塩どり」サンドに変わったのもその一例。

 「(豚肉の値段が)キロ単位で倍になってしまって、鶏肉に変えました。値段は変えずに鶏肉ならいける」とサンドリア札幌の津田哲平社長。
 結果的に、鶏肉がヘルシー志向の時代に合い「塩どりサンド」も人気商品に。
 いま、一番安いのは200円の「野菜ミックス」と「ハムサンド」。

 高いのは「トンカツ」と「ザンギ」で、いずれも400円以下が社長の考えるサンドイッチの限界価格です。
 
 「これ以上の値上げはしたくない!」裏側をのぞくと涙ぐましい努力がありました。
 根強いファンが多い「タンドリーチキンサンド」。本格的な味付けに、鶏肉と野菜がたっぷり入って330円。

 安さのワケは具材に隠されていました。
 
 トマトの切れ端の輪切りにできない部分を刻んで具材に使っていたんです。

 パンに挟む野菜は大きさを揃える必要があり、使えない部分が多く出るため半端な部分を刻んで具材に活用しているんですって。
 
 また、「パンの耳」も刻んで具材に混ぜ込み、かさ増し。

 でも、これがおいしさの秘密。パンの耳が具材の水分を吸収してくれるので、サンドイッチのパンがふにゃふにゃにならないんです。
 出たらすぐ売り切れる密かな人気商品「油淋鶏」は、250gで250円とお買い得。

 実はこれ、「ふぞろいのザンギ」という人気商品に使う鶏肉の切れ端。厚みを均等にするために切り落とす切れ端を活用して「油淋鶏」として販売しているんです。

 ザンギの仕込み状況次第で販売されますが、土日のお昼に並ぶ可能性が高いそうですよ。
 この日、店先で販売されていたのはお米でした。

 新篠津村の青年部がこの場所を借りて農作物を販売。社長は場所を貸す代わりに食材を提供してもらっていたんです。
 いまが旬のサツマイモをぜいたくに使った「おさつサンド」として、さっそく販売(※当日のみ限定販売)。

 新篠津村の生産者も「芋本来の感じを味わえてすごくおいしい!」と絶賛していました。
 
 
 2024年3月には札幌駅に自動販売機を設置するなど、斬新な発想で数々のピンチを乗り越えてきたサンドリア。いま驚きの構想が進行中。

 なんと、屯田店の2階にパン工場を新設。2025年から稼働する予定です。
 
 今はパン店に専用のパンを作ってもらっていますが、自分たちでパンを焼くことで原材料費を大幅に削減できるのだそう。

 
 「今のサンドイッチの値段を変えずに、これがちゃんと稼働すればいける。来年・再来年に向けて動いて行かないと手遅れになってしまう」と津田社長。食材の高騰に立ち向かう勝負が続きます。
 
*みんテレ10月16日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

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