最高な焼き芋発見！「ほぼ芋クリーム」壺の中でじっくり焼く“つぼ焼き芋”専門店【札幌北区】

徳島産のホクホク系の食感「鳴門金時」を焼いていましたが、中には「ちくわ炭」という中心に空洞のある炭が真っ赤に煌々と燃えています。

お芋をカゴに入れるのは熱源の炭に直接お芋を当てず、壺の中の反射熱（約60度〜70度付近）でじっくり加熱するためなんだそうです。

熱源に直接あてて焼く「石焼き」と違うのは、とにかく「焼き」に時間がかかるとのこと。
ゆっくり時間をかけて焼いているため、甘さがグッと引き立ち、お芋本来の甘さを堪能することができるのだとか。

そのため、芋福神さんの焼き芋は1日80本限定だそうです。

炭に空気を入れて火力を細かく調整をしたり、30分ごとにさつまいもをひっくり返し、揉んでほぐす工程があったりと、技術と大変手間のかかる作業を見せていただきました。

一般社団法人「日本つぼ焼き芋協会」内の、つぼ焼き芋伝道師会で技術を会得されたスタッフさんによる、丁寧な"焼き″に思わず見入ってしまいます。

焼き上がったつぼ焼き芋はすぐにお客さんに出さず、保温コンテナで一旦寝かせるのだそうです。
そうすると、少し冷えてさらに甘味がグッと増すのだとか。

私も焼きたて！ では無く、少し寝かせたつぼ焼き芋（鳴門金時：徳島産）をいただきました。

寝かせているため、手に持ったら「熱い！」ということは無く、程良い暖かさで受け取ったらすぐに食べられることができます。

つぼ焼き芋を割ると、うっすら透明な黄金に輝いていてとても綺麗です。

食べて一口、驚いたのはその口ざわりです。
ホクホク系の鳴門金時が、こうも滑らかになるとは…！ そして何と言っても甘い！
皮まで柔らかく、皮ごと食べても甘いのです。

口に入れても芋特有の繊維質があまり無く、すいすい食べてしまいそう。

この食べやすさなら、ご年配やお子様でも安心して食べられると思います。
赤ちゃんの離乳食に買われる方も多いそうです。
取り扱い品種は時期よって変わることもあるそうです。

取り扱い品種
・紅はるか
・鳴門金時
・シルクスイート
各種1本500円

つぼ焼き芋1本…各種500円

焼き芋キーホルダー…各400円　焼き芋ボールペン…450円

なんと、キーホルダーやボールペンにまで焼き芋が…！

あまりにもお芋づくしでちょっとクスッと笑ってしまいましたが、お芋好きさんには堪らない芋グッズがこの他にも多数ありましたから、芋福神さんに行ったら是非チェックしてみてくださいね。

閑静な住宅街にある芋福神さん、近くに新琴似神社もありますのでつぼ焼き芋を持って秋の参拝に行かれても良いですね。

お店は不定休で月毎に営業日が変わりますので、事前に下記のinstagramでチェックしてから行きましょう。

芋福神
住所：札幌市北区新琴似８条３丁目３−１４
営業時間：午後1時〜午後5時
定休日：不定休（instagramでご確認ください）
電話番号：090-8736-0002
instagram:@​imofukujin

（上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください）