2022.7.8

グルメ

「フーズバラエティすぎはら」で見つけた"夏グルメ"…知る人ぞ知る北海道名物【札幌】

日本各地からおいしい食材が集まる『フーズバラエティすぎはら』。普通のスーパーでは見かけないような珍しい品揃えが特徴で、常に少しずつ変化しているという商品棚には約4000種類の商品が並びます。

今回は、店主の一成さんに"イチ押し商品"を伺いました。夏にぴったりな"ひんやり食材"も登場しますよ!

観光客からも人気の『フーズバラエティすぎはら』

フーズバラエティすぎはら 高級スーパー ローカルスーパー 北海道神宮
宮の森にの住宅街にある『フーズバラエティすぎはら』。独特な品揃えで地元の方だけではなく、観光客からも人気を集めるローカルスーパーです。

そんな『すぎはら』で食料品の仕入れや陳列、ポップの作成等を担当しているのが店主の一成さん。

ご自身で取り寄せたことがあるものや旅行の際に見つけたものや、お客さんに教えていただいたもの、作り手の方が営業に来られて仕入れることになったものなど、様々なきっかけで出会った商品が並んでいるそう。
「美味しいと思ったものしか仕入れていない」と一成さんが話す商品は、どれも自信を持っておすすめできるものばかりということですが、今回はその中でも"夏にぴったり商品"を中心におすすめを教えていただきました。
食料品 調味料 たれ 夏

早速商品をチェックしていきましょう!

梅干し 梅ボーイズ 北海道大学 北大
まずは、夏の食欲がないときでも食べやすい梅干し。

「梅ボーイズ」シリーズは、生産者の山本さんが直接『すぎはら』に営業にいらっしゃったことがきっかけで、お取引が始まったそうです。

普通のスーパーではなかなか見かけない商品ですよね。
一成さんは焼肉が大好物だそうで、店内に"たれコーナー"なる場所がありました。

商品数もかなり充実していましたよ。
たれ 焼肉 バーベキュー BBQ
たれ 焼肉 バーベキュー BBQ 

「大人のレモン」540円

その中でも"夏にぴったり"と教えていただいたのが、広島の「大人のレモン」という商品。

酸味が強く爽やかな味わいとのことで、脂身の多いお肉もさっぱり食べられそうですよね。
夏に食べたくなるおそうめんにも、一味違う商品がありました。「ゆきやぎ」は、なんと日本一細いおそうめんなのだそう!

一成さんの祖父にあたる先代社長の体調が優れないとき、これなら食べられるのではないかと見つけた商品なのだそうです。素敵なエピソードですよね。
そうめん 

「肥後手延 ゆきやぎ」698円

ところてん しらたき こんにゃく 函館 ツチヤ

「ところ天」246円

「ところ天」は、函館市でしらたきを作る『ツチヤ』という会社の夏限定商品。

『ツチヤ』では57年間ところてんを作り続けており、こちらは試行錯誤の末に完成した商品なのだそう。一成さんが作られたポップには、「土谷泰造さんの"作品"」と書かれていました。

国産の天然テングサを使用しているため、磯の香りをしっかり感じられる商品なんだとか。
実際にいただいてみると、箸でつまんでも切れることがない程かためでしっかりとした食感。

タレとからしが付属しているのですが、タレは酸味がきいていて、すっきりとした味わい。成分表をみてみると、りんご酢が使われているようでした。

からしも途中で入れてみたのですが、つーんとした辛味が酸味とマッチしてとても美味しかったです。
ところてん りんご酢 酢醤油
北海道大学 北大 酪農 アイス 土産 おみやげ

「HOKUDAI Clerk's Milk」349円

「HOKUDAI Clerk's Milk」は北海道大学で生産されている牛乳を使用したアイス。安心・安全の北大ブランドということで、かなり人気を集めているそうです。

パッケージもシンプルでおしゃれなので、手土産にしても良さそうですね。
あべ養鶏場の美味しい卵で作られているという「えっぐぷりん」は人気商品。一成さん好みの固めプリンなのだそうです。

札幌駅にも直売所があるので、知っている方も多いのではないでしょうか。
プリン あべ養鶏場 スイーツ

「えっぐぷりん」398円

「すぎはら」のロングセラーとは?

アップルパイ かぐらじゅ 元町 札幌市 
日々商品が入れ替わっているという『すぎはら』で、あえてロングセラー商品を伺ってみると「かくらじゅのアップルパイ」とのこと。

札幌・元町にある人気店で、毎週土曜に『すぎはら』の店内で開催される催事にもよく出展しているのだとか。
実際にいただいてみると、パイはサクサクでバターの良い香りが…!作られてからある程度時間が経っているはずなのに、このサクサク感には驚きです。

中には、大きめにカットされたりんごがゴロゴロ入っていました。ポップに書いてある通りフィリングは甘さ控えめで、爽やかなりんごの味を楽しむことができます。ほんのり香るシナモンもたまりません!

甘さ控えめで油っぽさも一切ないので、ぺろりと完食してしまいました。さすがはロングセラー商品です。
アップルパイ かぐらじゅ 元町 人気店

私が気になった商品!

生ひやむぎ ひやむぎ 稚内市 稚内
そんな『すぎはら』で私が特に気になったのが、稚内の『佐藤食品』で作られているという「生ひやむぎ」。

ポップには特に味の特徴などは言及されておらず、「ご自分の舌でお確かめくださいませ」と書かれていました。
ということで、実際に確かめてみることに。今回は冷やして、めんつゆでいただきました。

麺は乾麺とはまた違った食感で、コシがあってモチモチ。ちゅるんとしていてのど越しも最高でした。

札幌ではデパートの催事でしか手に入らないそうなので、出会えたらラッキーですよ~!
ひやむぎ ランチ めんつゆ

様々な楽しみ方ができる「すぎはら」

リクエスト すぎはら 杉原商店

公式HPより抜粋

せっかくの機会だったので、「以前購入して美味しかった商品が最近見当たらないんです…」と相談してみると、「現在は休止中なのですが、リクエストオーダーができますよ」と一成さん。

メールや電話で買いたい商品をリクエストすることができるそうで、現在は休止しているそうですが、コロナがもう少し落ち着いたら再開予定とのことです。

お客さんを大切にしている『すぎはら』ならではの制度ですよね。
全3回に渡って『フーズバラエティすぎはら』ご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

宝探し感覚で調味料や食料品を探しに行ってみたり、旬の野菜との出会いを楽しんでみたりと様々な楽しみ方ができるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

※『すぎはら』の概要はこちら
https://sasaru.media/article/gourmet/20220705_003/
※ 野菜コーナーの記事はこちら
https://sasaru.media/article/gourmet/20220706_005/

(ライター・向坂沙紀)
 
野菜 食料品 ローカルスーパー ご当地 ローカル
フーズバラエティすぎはら
住所:札幌市中央区宮の森1条9丁目3-13
営業時間:午前10時〜午後7時
定休日:日曜日
電話番号:0120-202447
駐車場:あり
HP:https://www.f-sugihara.com/
Facebook:杉原商店
Instagram:@foods_variety_sugihara

(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

観光客からも人気の『フーズバラエティすぎはら』

フーズバラエティすぎはら 高級スーパー ローカルスーパー 北海道神宮
宮の森にの住宅街にある『フーズバラエティすぎはら』。独特な品揃えで地元の方だけではなく、観光客からも人気を集めるローカルスーパーです。

そんな『すぎはら』で食料品の仕入れや陳列、ポップの作成等を担当しているのが店主の一成さん。

ご自身で取り寄せたことがあるものや旅行の際に見つけたものや、お客さんに教えていただいたもの、作り手の方が営業に来られて仕入れることになったものなど、様々なきっかけで出会った商品が並んでいるそう。
食料品 調味料 たれ 夏
「美味しいと思ったものしか仕入れていない」と一成さんが話す商品は、どれも自信を持っておすすめできるものばかりということですが、今回はその中でも"夏にぴったり商品"を中心におすすめを教えていただきました。

早速商品をチェックしていきましょう!

梅干し 梅ボーイズ 北海道大学 北大
まずは、夏の食欲がないときでも食べやすい梅干し。

「梅ボーイズ」シリーズは、生産者の山本さんが直接『すぎはら』に営業にいらっしゃったことがきっかけで、お取引が始まったそうです。

普通のスーパーではなかなか見かけない商品ですよね。
たれ 焼肉 バーベキュー BBQ
一成さんは焼肉が大好物だそうで、店内に"たれコーナー"なる場所がありました。

商品数もかなり充実していましたよ。
たれ 焼肉 バーベキュー BBQ 

「大人のレモン」540円

その中でも"夏にぴったり"と教えていただいたのが、広島の「大人のレモン」という商品。

酸味が強く爽やかな味わいとのことで、脂身の多いお肉もさっぱり食べられそうですよね。
そうめん 

「肥後手延 ゆきやぎ」698円

夏に食べたくなるおそうめんにも、一味違う商品がありました。「ゆきやぎ」は、なんと日本一細いおそうめんなのだそう!

一成さんの祖父にあたる先代社長の体調が優れないとき、これなら食べられるのではないかと見つけた商品なのだそうです。素敵なエピソードですよね。
ところてん しらたき こんにゃく 函館 ツチヤ

「ところ天」246円

「ところ天」は、函館市でしらたきを作る『ツチヤ』という会社の夏限定商品。

『ツチヤ』では57年間ところてんを作り続けており、こちらは試行錯誤の末に完成した商品なのだそう。一成さんが作られたポップには、「土谷泰造さんの"作品"」と書かれていました。

国産の天然テングサを使用しているため、磯の香りをしっかり感じられる商品なんだとか。
ところてん りんご酢 酢醤油
実際にいただいてみると、箸でつまんでも切れることがない程かためでしっかりとした食感。

タレとからしが付属しているのですが、タレは酸味がきいていて、すっきりとした味わい。成分表をみてみると、りんご酢が使われているようでした。

からしも途中で入れてみたのですが、つーんとした辛味が酸味とマッチしてとても美味しかったです。
北海道大学 北大 酪農 アイス 土産 おみやげ

「HOKUDAI Clerk's Milk」349円

「HOKUDAI Clerk's Milk」は北海道大学で生産されている牛乳を使用したアイス。安心・安全の北大ブランドということで、かなり人気を集めているそうです。

パッケージもシンプルでおしゃれなので、手土産にしても良さそうですね。
プリン あべ養鶏場 スイーツ

「えっぐぷりん」398円

あべ養鶏場の美味しい卵で作られているという「えっぐぷりん」は人気商品。一成さん好みの固めプリンなのだそうです。

札幌駅にも直売所があるので、知っている方も多いのではないでしょうか。

「すぎはら」のロングセラーとは?

アップルパイ かぐらじゅ 元町 札幌市 
日々商品が入れ替わっているという『すぎはら』で、あえてロングセラー商品を伺ってみると「かくらじゅのアップルパイ」とのこと。

札幌・元町にある人気店で、毎週土曜に『すぎはら』の店内で開催される催事にもよく出展しているのだとか。
アップルパイ かぐらじゅ 元町 人気店
実際にいただいてみると、パイはサクサクでバターの良い香りが…!作られてからある程度時間が経っているはずなのに、このサクサク感には驚きです。

中には、大きめにカットされたりんごがゴロゴロ入っていました。ポップに書いてある通りフィリングは甘さ控えめで、爽やかなりんごの味を楽しむことができます。ほんのり香るシナモンもたまりません!

甘さ控えめで油っぽさも一切ないので、ぺろりと完食してしまいました。さすがはロングセラー商品です。

私が気になった商品!

生ひやむぎ ひやむぎ 稚内市 稚内
そんな『すぎはら』で私が特に気になったのが、稚内の『佐藤食品』で作られているという「生ひやむぎ」。

ポップには特に味の特徴などは言及されておらず、「ご自分の舌でお確かめくださいませ」と書かれていました。
ひやむぎ ランチ めんつゆ
ということで、実際に確かめてみることに。今回は冷やして、めんつゆでいただきました。

麺は乾麺とはまた違った食感で、コシがあってモチモチ。ちゅるんとしていてのど越しも最高でした。

札幌ではデパートの催事でしか手に入らないそうなので、出会えたらラッキーですよ~!

様々な楽しみ方ができる「すぎはら」

リクエスト すぎはら 杉原商店

公式HPより抜粋

せっかくの機会だったので、「以前購入して美味しかった商品が最近見当たらないんです…」と相談してみると、「現在は休止中なのですが、リクエストオーダーができますよ」と一成さん。

メールや電話で買いたい商品をリクエストすることができるそうで、現在は休止しているそうですが、コロナがもう少し落ち着いたら再開予定とのことです。

お客さんを大切にしている『すぎはら』ならではの制度ですよね。
野菜 食料品 ローカルスーパー ご当地 ローカル
全3回に渡って『フーズバラエティすぎはら』ご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

宝探し感覚で調味料や食料品を探しに行ってみたり、旬の野菜との出会いを楽しんでみたりと様々な楽しみ方ができるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

※『すぎはら』の概要はこちら
https://sasaru.media/article/gourmet/20220705_003/
※ 野菜コーナーの記事はこちら
https://sasaru.media/article/gourmet/20220706_005/

(ライター・向坂沙紀)
 
フーズバラエティすぎはら
住所:札幌市中央区宮の森1条9丁目3-13
営業時間:午前10時〜午後7時
定休日:日曜日
電話番号:0120-202447
駐車場:あり
HP:https://www.f-sugihara.com/
Facebook:杉原商店
Instagram:@foods_variety_sugihara

(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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