2021.8.28

グルメ

1級フードアナリスト「僕が気に入っている北海道スイーツ」フルーツケーキに美瑛ジャム

ブルーベリー 美瑛 カシス ジャム

夏バテで身体が疲れてくると甘いものが食べたくなりませんか?
今回は1級フードアナリストの僕が今、気に入っている北海道の甘い食べ物を紹介します。

ところで「和菓子の甘さは干柿をもって最上とする」という言葉を知っていますか?

砂糖が日本に入ってきたのは奈良時代と云われますが、当時庶民の口には入らない高級品。一般庶民に広がったのは海外から近代的な製糖技術が流入した明治期からのことです。

それまで甘味といえば果物で人々は欲求を満たしたといえます。干し柿はものによっては砂糖の1.5倍の甘さがありますが、その干し柿の甘さが上品な甘さの上限であって、その甘さを超えてしまうと風味に欠け下品な味になってしまうという教えが前述の言葉です。

いずれにしろ、
『菓子』というものには『果物』の『果』という字が使われていることからも日本において甘いものが果物と深い関係があるのが判ると思います。
 

無農薬・有機栽培そして「樹上完熟」した果実のおいしさは格別

最初にご紹介するのは美瑛町『ki-no-oto』の無添加ジャム。

実は幼馴染みが美味しいと教えてくれて贈ってくれたもの。

一緒に送られてきた生ブルーベリーを食べてみたら、今までで食べたことのあるものとは全くの別物。

無農薬・有機栽培され、樹上完熟した果実を一つ一つ丁寧に摘み取っているから、まったくエグミが無く、本来のブルーベリーの旨さをそのまま味わうことができました。同様にここではカシスも栽培しています。
このブルーベリーとカシスを使った無添加ジャム。

増粘安定剤などの食品添加物などは一切加えず、北海道産てん菜で作られた砂糖のみで煮詰められたジャムは、甘すぎず、身体が欲するような果物本来の旨みと酸味が絶妙な美味しさなのです。
 
美瑛町『ki-no-oto』
Webサイト:美瑛の森 ki-no-oto (stores.jp)
 

ここで『ミルフィユ』の大切な豆知識を!

さてお次は美味しいパイ・タルト生地のケーキを紹介します。

僕は洋菓子では『ミルフィユ』などが特に大好きで目がないのです。

ところでここでミニ知識。

『ミルフィユ』というのは、「ミル(千の)」+「フィユ(葉)」、つまり千枚の葉っぱを重ねたようなという意味ですが、これを『ミルフィーユ』と伸ばして発音すると「ミル(千の)」+「フィーユ(娘)」という意味合いになってしまうのでご注意ください。

季節のフルーツのおいしさが際立つ「甘さ控えめ」のタルト&パイ


さて今一押しのパイ生地ケーキを買えるのが今年3月に札幌・西15丁目にオープンした
パイとタルトの専門店『Pie doll antique』さん。

『クラシックアップルパイ』は、ほどよい酸味のリンゴのコンフィチュールとサクッとしたパイ生地のバランスが絶妙。

そして季節ごとのフルーツで作られるタルトはカスタードクリームの控えめの甘さが
フルーツの旨みを引き立てていて美味しくてオススメです。

 
『Pie doll antique』
Webサイト:https://www.instagram.com/piedoll_antique/
 

僕の一番お気に入りはここに…

今回最後にご紹介するのは僕が今一番お気に入りのケーキ屋さんです。

『Patisserie Jeunesse』さん。

写真はお店1番人気の<トロワショコラ>。
チョコレートケーキというとなんだか重いイメージがあるのですが、このケーキはしっとり焼かれたブラウニーの上に、スフレがのり、更にムースが重ねられていて、食感と口溶けが絶妙な軽い風合いに仕上げられています。
これは<パリジャン>。
サクサクの可愛い三連にみえるシュー生地には、カスタードクリームと生クリームが重ねて合わされています。
他にも新作の<稀鞠(きまり)>は抹茶とミルクチョコレートとオレンジの甘さ、苦み、酸味が三位一体となりハーモニーを奏でるような美味しさでオススメです。
 
『Patisserie Jeunesse』
Webサイト:https://www.instagram.com/patisserie_jeunesse/
 
たまには男性も、甘い物を食べて頭を活性化させて疲れを癒やしましょう。

無農薬・有機栽培そして「樹上完熟」した果実のおいしさは格別

最初にご紹介するのは美瑛町『ki-no-oto』の無添加ジャム。

実は幼馴染みが美味しいと教えてくれて贈ってくれたもの。

一緒に送られてきた生ブルーベリーを食べてみたら、今までで食べたことのあるものとは全くの別物。

無農薬・有機栽培され、樹上完熟した果実を一つ一つ丁寧に摘み取っているから、まったくエグミが無く、本来のブルーベリーの旨さをそのまま味わうことができました。同様にここではカシスも栽培しています。
このブルーベリーとカシスを使った無添加ジャム。

増粘安定剤などの食品添加物などは一切加えず、北海道産てん菜で作られた砂糖のみで煮詰められたジャムは、甘すぎず、身体が欲するような果物本来の旨みと酸味が絶妙な美味しさなのです。
 
美瑛町『ki-no-oto』
Webサイト:美瑛の森 ki-no-oto (stores.jp)
 

ここで『ミルフィユ』の大切な豆知識を!

さてお次は美味しいパイ・タルト生地のケーキを紹介します。

僕は洋菓子では『ミルフィユ』などが特に大好きで目がないのです。

ところでここでミニ知識。

『ミルフィユ』というのは、「ミル(千の)」+「フィユ(葉)」、つまり千枚の葉っぱを重ねたようなという意味ですが、これを『ミルフィーユ』と伸ばして発音すると「ミル(千の)」+「フィーユ(娘)」という意味合いになってしまうのでご注意ください。

季節のフルーツのおいしさが際立つ「甘さ控えめ」のタルト&パイ


さて今一押しのパイ生地ケーキを買えるのが今年3月に札幌・西15丁目にオープンした
パイとタルトの専門店『Pie doll antique』さん。

『クラシックアップルパイ』は、ほどよい酸味のリンゴのコンフィチュールとサクッとしたパイ生地のバランスが絶妙。

そして季節ごとのフルーツで作られるタルトはカスタードクリームの控えめの甘さが
フルーツの旨みを引き立てていて美味しくてオススメです。

 
『Pie doll antique』
Webサイト:https://www.instagram.com/piedoll_antique/
 

僕の一番お気に入りはここに…

今回最後にご紹介するのは僕が今一番お気に入りのケーキ屋さんです。

『Patisserie Jeunesse』さん。

写真はお店1番人気の<トロワショコラ>。
チョコレートケーキというとなんだか重いイメージがあるのですが、このケーキはしっとり焼かれたブラウニーの上に、スフレがのり、更にムースが重ねられていて、食感と口溶けが絶妙な軽い風合いに仕上げられています。
これは<パリジャン>。
サクサクの可愛い三連にみえるシュー生地には、カスタードクリームと生クリームが重ねて合わされています。
他にも新作の<稀鞠(きまり)>は抹茶とミルクチョコレートとオレンジの甘さ、苦み、酸味が三位一体となりハーモニーを奏でるような美味しさでオススメです。
 
『Patisserie Jeunesse』
Webサイト:https://www.instagram.com/patisserie_jeunesse/
 
たまには男性も、甘い物を食べて頭を活性化させて疲れを癒やしましょう。

井上雄彦

1級フードアナリスト・料理研究家

普段は食に全く関係のないメーカーのサラリーマン。生来の食いしん坊が高じて1級フードアナリスト、1級だしソムリエ、唎酒師、調理師と次々に食に纏わる資格を取得。12年間で食べ歩いたお店は日本全国でのべ1800軒以上。休日余暇には趣味の一環として講師、講演会を通じ尊命敬食、日本人の食の精神(神人共食)、日本人とお米について伝えることをライフワークとしつつ今日も美味しいお店を探す日々を過ごしています。

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