大雪山系の山と黒岳石室(7月17日)
大雪山系の山と黒岳石室(7月17日)

2026.8.5

おでかけ

お昼のニュースの気象予報士が“北海道の屋根”大雪山系黒岳の小屋番!登山ブームで賑わう「山の日」山頂でプレゼント配布&お天気講座


小屋番で受付業務中

気象予報士の吉井庸二です。
北海道文化放送(UHB)で平日の午前11時45分~47分のお天気コーナーに出演しています。今夏は、大雪山国立公園にある「黒岳石室」で小屋番もしています。

大雪山は北海道の屋根ともいわれますが、北海道の中央部に位置し、最高峰の旭岳(2,291m)など2,000m級の山々が連なります。
その一つである黒岳(1,984m)は、夏は高山植物が咲き誇り、秋には美しい紅葉が見られるとても素敵な場所です。
もちろん、クマやシマリスなど野生動物たちの生息地でもあります。

登山が趣味の私も、プライベートで毎年訪れる大好きな山です。
登山ブームも相まって、大雪山系旭岳の人気も続いています。

山頂から少し奥へ進むとある「黒岳石室」は、お鉢巡りをする方の休憩地や、旭岳・トムラウシなどを縦走する方の宿泊地として利用されている、国立公園内でも数少ない有人避難小屋です。

山の朝は早い!午前4時頃ご来光

小屋番に入ると、自然と早寝早起きの習慣が身につきます。起床は朝3時半。
7月は午前4時ごろに桂月岳から日が昇るため、石室やテント場の宿泊者は早朝から登り始めます。私も天気が良い日は山頂まで登り、ご来光を見るようにしていました。

業務開始は朝5時30分。麓の黒岳ロープウェイ事務所へ無線で定時連絡を入れるのが、最初の大切な仕事です。早朝から登る登山者向けに、黒岳石室付近の天気や気温などを伝えます。

気象予報士としての腕の見せ所……と言いたいところですが、天気図やスパコンの計算値も分かりませんので、その場で、空の色や風を感じ、肌で伝える天気情報です。それこそが、登山客の安全を守ることにつながります。

黒岳石室に宿泊し、下山する方や縦走に向かう方で午前7時には石室が一旦静かになります。そのタイミングでトイレ掃除や石室の清掃、忘れ物やゴミの点検へ。
決して華やかな仕事ではありませんが、こうした日々の積み重ねで石室が守られていると痛感します。2人態勢で夜8時まで、受付や物販などを行い、充実した一日が終わります。

桂月岳から見る朝日(7月21日午前4時ごろ)

山の天気の脅威!7月でもダウンジャケット

2,000m級の山ということもあり、朝晩の冷え込みは厳しく、7月でもダウンジャケットが手放せない日も。
特に7月18日~19日は平地でも大雨でしたが、山では小屋が揺れるほどの暴風が吹き荒れました。山の天気は変わりやすく、非常に厳しい自然環境にあることを、身をもって体感しました。

チングルマと雪渓(7月21日)

​大雪山系では、雪解けとともに高山植物が一気に咲き始め、6月下旬から8月にかけて短い夏を彩ります。今年は雪解けのペースが場所によって差が大きいため、同じ花でも開花状況にばらつきがあるようです。

入山時にもチングルマがまばらに咲く様子が見られました。雪解けの進み具合によってこれから咲く場所もあり、今年は長い期間お花を楽しめるかもしれません。

エゾコザクラ(7月20日)

8月の小屋番ではキャラメル配布や天気講座も


山の日イベントで配布するキャラメル 提供:りんゆう観光.jpg

8月は7日~12日まで小屋番をします!
特に8月11日(火)の「山の日」はイベントが盛りだくさん!

① りんゆう観光が山の日の恒例に行っている【山の日黒岳登頂者プレゼント】
今年は黒岳のイラストが描かれたパッケージのキャラメルを、先着240名様にプレゼントします!当日は私も皆さんをお待ちしています。

② 黒岳石室にて「山のお天気講座」を開催
午後1時30分~(1時間程度)※完全予約制
山に登る際に知っておいてほしい天気の知識や、注意が必要な雲のサインなど、気象予報士の視点からお話ししたいと思います。
 
天気講座は完全予約制です。以下の申し込みフォームからぜひご応募ください。

▼お天気講座申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/10Y-dYyznGjuV5bNlu_eHNBLls1dlDtKIMu0LKT21CmU/viewform

自然へのリスペクトをもって、ここでしか味わえない絶景を皆さんと共有できてうれしいです。

大雪山系の絶景をバックにポーズ

山の朝は早い!午前4時頃ご来光


桂月岳から見る朝日(7月21日午前4時ごろ)

小屋番に入ると、自然と早寝早起きの習慣が身につきます。起床は朝3時半。
7月は午前4時ごろに桂月岳から日が昇るため、石室やテント場の宿泊者は早朝から登り始めます。私も天気が良い日は山頂まで登り、ご来光を見るようにしていました。

業務開始は朝5時30分。麓の黒岳ロープウェイ事務所へ無線で定時連絡を入れるのが、最初の大切な仕事です。早朝から登る登山者向けに、黒岳石室付近の天気や気温などを伝えます。

気象予報士としての腕の見せ所……と言いたいところですが、天気図やスパコンの計算値も分かりませんので、その場で、空の色や風を感じ、肌で伝える天気情報です。それこそが、登山客の安全を守ることにつながります。

黒岳石室に宿泊し、下山する方や縦走に向かう方で午前7時には石室が一旦静かになります。そのタイミングでトイレ掃除や石室の清掃、忘れ物やゴミの点検へ。
決して華やかな仕事ではありませんが、こうした日々の積み重ねで石室が守られていると痛感します。2人態勢で夜8時まで、受付や物販などを行い、充実した一日が終わります。

山の天気の脅威!7月でもダウンジャケット

2,000m級の山ということもあり、朝晩の冷え込みは厳しく、7月でもダウンジャケットが手放せない日も。
特に7月18日~19日は平地でも大雨でしたが、山では小屋が揺れるほどの暴風が吹き荒れました。山の天気は変わりやすく、非常に厳しい自然環境にあることを、身をもって体感しました。

チングルマと雪渓(7月21日)

​大雪山系では、雪解けとともに高山植物が一気に咲き始め、6月下旬から8月にかけて短い夏を彩ります。今年は雪解けのペースが場所によって差が大きいため、同じ花でも開花状況にばらつきがあるようです。

入山時にもチングルマがまばらに咲く様子が見られました。雪解けの進み具合によってこれから咲く場所もあり、今年は長い期間お花を楽しめるかもしれません。

エゾコザクラ(7月20日)

8月の小屋番ではキャラメル配布や天気講座も


山の日イベントで配布するキャラメル 提供:りんゆう観光.jpg

8月は7日~12日まで小屋番をします!
特に8月11日(火)の「山の日」はイベントが盛りだくさん!

① りんゆう観光が山の日の恒例に行っている【山の日黒岳登頂者プレゼント】
今年は黒岳のイラストが描かれたパッケージのキャラメルを、先着240名様にプレゼントします!当日は私も皆さんをお待ちしています。

② 黒岳石室にて「山のお天気講座」を開催
午後1時30分~(1時間程度)※完全予約制
山に登る際に知っておいてほしい天気の知識や、注意が必要な雲のサインなど、気象予報士の視点からお話ししたいと思います。
 

大雪山系の絶景をバックにポーズ

天気講座は完全予約制です。以下の申し込みフォームからぜひご応募ください。

▼お天気講座申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/10Y-dYyznGjuV5bNlu_eHNBLls1dlDtKIMu0LKT21CmU/viewform

自然へのリスペクトをもって、ここでしか味わえない絶景を皆さんと共有できてうれしいです。

吉井庸二

気象予報士

千葉県出身、北海道生活6年目です。現在、UHBのLive News Days(11:30~11:55)に気象予報士として隔週で出演。普段の生活のためになるお天気コーナーを目指しています。最近一年間悩んだ末に購入した一眼レフカメラで、北海道が誇る美しい自然の撮影のため、道内中を旅行しています。皆さんも美しい景色を撮影したら、ぜひUHBお天気チームのメールまたはTwitterに写真を送ってください

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