2023.3.4

おでかけ

「藻岩山夜景」…オレンジ色の光輝く“幸せの鐘”に“愛の鍵”【日本新三大夜景】

藻岩山 夜景 日本新三大夜景 札幌

日本には、景色にお城、祭りに花火…優れたものや人のことを「三大○○」と総称するものが数多くありますが、「三大夜景」はその中でも認知度が高く、「三つ全部言えるよ!」という方も少なくないはず。

これまでは“北海道の夜景と言えば函館”というのが定番でしたが、2015年に札幌市が「日本新三大夜景」の一つに認定されました! こちらの認定は3年ごとに更新されるのですが、札幌市はその後も3回連続で選ばれ続けています。

この記事では、そんな札幌市の夜景が一望できる藻岩山からの夜景に注目してみましょう。

藻岩山から望む札幌市の夜景…オレンジ色なのはなぜ?

札幌市の街並みや自然を見渡せる、絶好のロケーションにそびえる藻岩山。標高531メートルの山頂には展望台が設けられ、視界いっぱいの絶景を堪能することができます。

昼はもちろん、夜景は地元の住民でも感動を覚えるほどの美しい景色が広がります。じつはこの藻岩山から見る札幌の夜景は、都市部の色とりどりな光のなかでも、「オレンジ色」の光が多いのが特徴です。

その理由は、オレンジ色の看板が多いわけではなく、札幌市の街灯の色にあります。オレンジ色の光を発する「ナトリウムランプ」を使用した街灯が多いため、夜景が全体的にオレンジがかって見えるんです。
札幌 藻岩山 夜景 オレンジ

藻岩山にきたなら忘れずチェック!「幸せの鐘」と「愛の鍵 」

札幌 藻岩山 夜景 幸せの鐘 デートスポット
オレンジ色を中心にさまざまな色が混じり合う、宝石箱のようなきらめきは札幌市ならではの美しさともいえますね。
冬場は気温が低いですが、諦めずにぜひ足を運んでみて下さい。空気が澄み渡っているので、より一層美しい景色に出合えますよ。

藻岩山の山頂には、「幸せの鐘」という自由に鳴らすことができる鐘があります。周りの手すりには、「愛の鍵」を取り付けることが可能。
この鍵には“二人の名前を書いて取り付けると強い絆で結ばれる”というジンクスがあり、デートスポットとしても広く知られています。
「愛の鍵」はかわいらしいハート型(取材時)! 山頂駅にある自動販売機もしくは、中腹駅にあるお土産ショップで1つ1,000円で気軽に購入できますよ。

こうした取り組みから、“プロポーズにふさわしいロマンチックなスポット”として、藻岩山は「恋人の聖地 サテライト」にも認定されています。
札幌 藻岩山 夜景 愛の鍵 デートスポット

特別な気分にさせてくれる藻岩山のレストラン「THE JEWELS」

札幌 藻岩山 レストラン 夜景 THE JEWELS 
藻岩山の山頂駅には、そんな夜景を一望できるレストラン「THE JEWELS(ザ ジュエルズ)」が併設されています。

地元の札幌市民も、ちょっと特別な日や記念日に利用する方が多いそうですよ。

藻岩山展望台までのアクセス「ロープウェイ&ミニケーブルカー」

札幌もいわ山ロープウェイへは、市電と無料シャトルバスの組み合わせが便利。市電の停留所「ロープウェイ入口」の目の前に無料シャトルバス乗り場があり、毎時間15分間隔で運行しています(※詳しい時刻表はHPをご確認ください)。

山麓駅から山頂へ向かうにはロープウェイに乗って中腹駅に向かい、そのあとミニケーブルカーに乗り換えて山頂駅へ。側面の壁部分はほとんどがガラス張りで、どんどん小さくなっていく街並みを眺めながら空中散歩が楽しめます。
※中腹駅から山頂までは遊歩道を通ることもできますが、夜間および冬期間は封鎖されているので注意が必要です
札幌 藻岩山 ロープウェイ ミニケーブルカー
札幌 藻岩山 マスコット もーりす
中腹駅ではマスコットキャラクターの「もーりす」がお出迎え。まん丸な口がかわいいですね!

こう見えて大人の背丈くらいあるので、インパクトのある写真がとれますよー!
ミニケーブルカーに乗ると、約2分であっという間に山頂へ到着!
札幌 藻岩山 ミニケーブルカー
札幌 藻岩山 テイクアウト 
山頂駅には、レストランに隣接したテイクアウトコーナーも。軽食やスイーツ、ドリンクが揃います。

温かい飲み物があれば、冬場の夜景もゆっくり楽しめそうですね!

札幌もいわ山ロープウェイの料金

ロープウェイ・ミニケーブルカーの料金は、それぞれ往復と片道から選択でき、さらに両方がセットになった乗車券往復(大人2,100円、小学生以下1,050円)/片道(大人1,050円、小学生以下530円)も販売されています。

そのほかにもWEB事前購入や、札幌市民向けのお得な割引制度があるので、藻岩山に訪れる際はそちらを活用してお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。
札幌藻岩山 もいわ山 ロープウェイ ケーブルカー 料金 割引
札幌 藻岩山 建物 外観
オレンジ色に輝く夜景は、もしかしたら今後LEDへの変更により見え方も変化していくのかもしれません。
温かみがあって、どこかノスタルジックな気分にさせてくれる、藻岩山からの夜景…札幌市民も、札幌へ観光に来る方も、直接ご自身の目で確かめてみてくださいね。

札幌もいわ山ロープウェイ
住所:札幌市中央区伏見5丁目3-7
営業時間:
・夏期(4〜11月)
もいわ山ロープウェイ午前10時30分〜午後10時
※上り最終午後9時30分 
ミニケーブルカー午前10時30分〜午後9時50分
※上り最終午後9時40分

・冬期(12〜3月)
もいわ山ロープウェイ午前11時〜午後10時
※上り最終午後9時30分 
ミニケーブルカー午前11時10分〜午後9時50分
※上り最終午後9時40分
電話番号:011-561-8177
Webサイト:https://mt-moiwa.jp/
一部提供写真:札幌もいわ山ロープウェイ

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

藻岩山から望む札幌市の夜景…オレンジ色なのはなぜ?

札幌 藻岩山 夜景 オレンジ
札幌市の街並みや自然を見渡せる、絶好のロケーションにそびえる藻岩山。標高531メートルの山頂には展望台が設けられ、視界いっぱいの絶景を堪能することができます。

昼はもちろん、夜景は地元の住民でも感動を覚えるほどの美しい景色が広がります。じつはこの藻岩山から見る札幌の夜景は、都市部の色とりどりな光のなかでも、「オレンジ色」の光が多いのが特徴です。

その理由は、オレンジ色の看板が多いわけではなく、札幌市の街灯の色にあります。オレンジ色の光を発する「ナトリウムランプ」を使用した街灯が多いため、夜景が全体的にオレンジがかって見えるんです。

藻岩山にきたなら忘れずチェック!「幸せの鐘」と「愛の鍵 」

札幌 藻岩山 夜景 幸せの鐘 デートスポット
オレンジ色を中心にさまざまな色が混じり合う、宝石箱のようなきらめきは札幌市ならではの美しさともいえますね。
冬場は気温が低いですが、諦めずにぜひ足を運んでみて下さい。空気が澄み渡っているので、より一層美しい景色に出合えますよ。

藻岩山の山頂には、「幸せの鐘」という自由に鳴らすことができる鐘があります。周りの手すりには、「愛の鍵」を取り付けることが可能。
この鍵には“二人の名前を書いて取り付けると強い絆で結ばれる”というジンクスがあり、デートスポットとしても広く知られています。
札幌 藻岩山 夜景 愛の鍵 デートスポット
「愛の鍵」はかわいらしいハート型(取材時)! 山頂駅にある自動販売機もしくは、中腹駅にあるお土産ショップで1つ1,000円で気軽に購入できますよ。

こうした取り組みから、“プロポーズにふさわしいロマンチックなスポット”として、藻岩山は「恋人の聖地 サテライト」にも認定されています。

特別な気分にさせてくれる藻岩山のレストラン「THE JEWELS」

札幌 藻岩山 レストラン 夜景 THE JEWELS 
藻岩山の山頂駅には、そんな夜景を一望できるレストラン「THE JEWELS(ザ ジュエルズ)」が併設されています。

地元の札幌市民も、ちょっと特別な日や記念日に利用する方が多いそうですよ。

藻岩山展望台までのアクセス「ロープウェイ&ミニケーブルカー」

札幌 藻岩山 ロープウェイ ミニケーブルカー
札幌もいわ山ロープウェイへは、市電と無料シャトルバスの組み合わせが便利。市電の停留所「ロープウェイ入口」の目の前に無料シャトルバス乗り場があり、毎時間15分間隔で運行しています(※詳しい時刻表はHPをご確認ください)。

山麓駅から山頂へ向かうにはロープウェイに乗って中腹駅に向かい、そのあとミニケーブルカーに乗り換えて山頂駅へ。側面の壁部分はほとんどがガラス張りで、どんどん小さくなっていく街並みを眺めながら空中散歩が楽しめます。
※中腹駅から山頂までは遊歩道を通ることもできますが、夜間および冬期間は封鎖されているので注意が必要です
札幌 藻岩山 マスコット もーりす
中腹駅ではマスコットキャラクターの「もーりす」がお出迎え。まん丸な口がかわいいですね!

こう見えて大人の背丈くらいあるので、インパクトのある写真がとれますよー!
札幌 藻岩山 ミニケーブルカー
ミニケーブルカーに乗ると、約2分であっという間に山頂へ到着!
札幌 藻岩山 テイクアウト 
山頂駅には、レストランに隣接したテイクアウトコーナーも。軽食やスイーツ、ドリンクが揃います。

温かい飲み物があれば、冬場の夜景もゆっくり楽しめそうですね!

札幌もいわ山ロープウェイの料金

札幌藻岩山 もいわ山 ロープウェイ ケーブルカー 料金 割引
ロープウェイ・ミニケーブルカーの料金は、それぞれ往復と片道から選択でき、さらに両方がセットになった乗車券往復(大人2,100円、小学生以下1,050円)/片道(大人1,050円、小学生以下530円)も販売されています。

そのほかにもWEB事前購入や、札幌市民向けのお得な割引制度があるので、藻岩山に訪れる際はそちらを活用してお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。
札幌 藻岩山 建物 外観
オレンジ色に輝く夜景は、もしかしたら今後LEDへの変更により見え方も変化していくのかもしれません。
温かみがあって、どこかノスタルジックな気分にさせてくれる、藻岩山からの夜景…札幌市民も、札幌へ観光に来る方も、直接ご自身の目で確かめてみてくださいね。

札幌もいわ山ロープウェイ
住所:札幌市中央区伏見5丁目3-7
営業時間:
・夏期(4〜11月)
もいわ山ロープウェイ午前10時30分〜午後10時
※上り最終午後9時30分 
ミニケーブルカー午前10時30分〜午後9時50分
※上り最終午後9時40分

・冬期(12〜3月)
もいわ山ロープウェイ午前11時〜午後10時
※上り最終午後9時30分 
ミニケーブルカー午前11時10分〜午後9時50分
※上り最終午後9時40分
電話番号:011-561-8177
Webサイト:https://mt-moiwa.jp/
一部提供写真:札幌もいわ山ロープウェイ

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

山口英里子

SASARU編集長

札幌生まれ札幌育ち。学生時代からリポーターなどテレビ制作に携わる。大学卒業後北海道文化放送に入社し報道記者として北海道の事件事故を取材。入社3年目で夕方帯のニュースキャスターに就き取材を続けながら夕方帯の生放送「スーパーニュース」のスタジオキャスターを務める。 退社後は、メディアリテラシーの講演活動や子ども向けアナウンス教室、雑誌の読者モデルやフリーアナウンサーとして幅広く活動。子ども2人の母親でもある。

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