
札幌のファイナンシャルプランナー大川真理子です。
今年の10月4日から北海道の最低賃金が時給1,075円になりました。
これまでの最低賃金は時給1,010円でしたので65円の引き上げです。
働く時間数は変わらず収入が増えるのは喜ばしいことですが、「年収の壁」の確認を今一度した方がいいかもしれません。
いまさら聞けない「年収の壁」とは?
パートやアルバイトで働いている方の年収が一定額以上になると、お給料から社会保険料が引かれるようになります。
また場合によっては配偶者の扶養から外れたり、控除がなくなるケースもあります。
これらを避けるために働く時間を減らして収入を抑えようとすることがいわゆる「年収の壁」です。
実は今年の税制改正にて年収の壁に変化がありました。
(控除とは、収入額から一定額を差し引いて税金を計算すること。控除があると税金を抑えることにつながる。)
また場合によっては配偶者の扶養から外れたり、控除がなくなるケースもあります。
これらを避けるために働く時間を減らして収入を抑えようとすることがいわゆる「年収の壁」です。
実は今年の税制改正にて年収の壁に変化がありました。
(控除とは、収入額から一定額を差し引いて税金を計算すること。控除があると税金を抑えることにつながる。)

税金関係の年収の壁

例えば、夫が正社員で妻や子供を養っている場合、妻や子供がパートやアルバイトで一定額以上稼ぐようになると、夫のお給料の控除額が減ったり、控除自体がなくなったりして夫の支払う税金が増えることになります
今回の改正では配偶者の方は年収160万円、子供(19歳から22歳)は年収150万円までなら、控除に影響が出ないことになりました。
また、パートやアルバイトで働く方に発生する所得税についても見直されました。
これまで年収103万円を超えると所得税が発生することになっていましたが、この上限が年収160万円になりました。
今回の改正では配偶者の方は年収160万円、子供(19歳から22歳)は年収150万円までなら、控除に影響が出ないことになりました。
また、パートやアルバイトで働く方に発生する所得税についても見直されました。
これまで年収103万円を超えると所得税が発生することになっていましたが、この上限が年収160万円になりました。
年収の壁は他にもある
アルバイト・パートのお給料に社会保険料の支払いが発生する「年収の壁」があります。
今までは年収106万円以上、学生ではないなど、いくつかの条件全てに該当するとお給料から社会保険料が引かれることになっていましたが、この年収106万円の壁は来年の春になくなる方向で調整されています。
他にも夫などの扶養に入っていた方が年収130万円を超えると、扶養からはずれて、パート先の社会保険に加入することになる年収130万円の壁があります。
なお、こちらの年収の壁には改正はありません。
今までは年収106万円以上、学生ではないなど、いくつかの条件全てに該当するとお給料から社会保険料が引かれることになっていましたが、この年収106万円の壁は来年の春になくなる方向で調整されています。
他にも夫などの扶養に入っていた方が年収130万円を超えると、扶養からはずれて、パート先の社会保険に加入することになる年収130万円の壁があります。
なお、こちらの年収の壁には改正はありません。

世帯収入で考えることが大切

年収の壁については、夫と妻それぞれの収入で判断するのではなく「世帯収入」で考えることが大切です。
また、社会保険に加入すると万が一のときに傷病手当金を受け取ることができたり、年金額を増やすことにも繋がります。
どのようなライフプランを描くか、お互いよく話し合った上で働き方を決めていけるといいですね。
また、社会保険に加入すると万が一のときに傷病手当金を受け取ることができたり、年金額を増やすことにも繋がります。
どのようなライフプランを描くか、お互いよく話し合った上で働き方を決めていけるといいですね。
いまさら聞けない「年収の壁」とは?

パートやアルバイトで働いている方の年収が一定額以上になると、お給料から社会保険料が引かれるようになります。
また場合によっては配偶者の扶養から外れたり、控除がなくなるケースもあります。
これらを避けるために働く時間を減らして収入を抑えようとすることがいわゆる「年収の壁」です。
実は今年の税制改正にて年収の壁に変化がありました。
(控除とは、収入額から一定額を差し引いて税金を計算すること。控除があると税金を抑えることにつながる。)
また場合によっては配偶者の扶養から外れたり、控除がなくなるケースもあります。
これらを避けるために働く時間を減らして収入を抑えようとすることがいわゆる「年収の壁」です。
実は今年の税制改正にて年収の壁に変化がありました。
(控除とは、収入額から一定額を差し引いて税金を計算すること。控除があると税金を抑えることにつながる。)
税金関係の年収の壁

例えば、夫が正社員で妻や子供を養っている場合、妻や子供がパートやアルバイトで一定額以上稼ぐようになると、夫のお給料の控除額が減ったり、控除自体がなくなったりして夫の支払う税金が増えることになります
今回の改正では配偶者の方は年収160万円、子供(19歳から22歳)は年収150万円までなら、控除に影響が出ないことになりました。
また、パートやアルバイトで働く方に発生する所得税についても見直されました。
これまで年収103万円を超えると所得税が発生することになっていましたが、この上限が年収160万円になりました。
今回の改正では配偶者の方は年収160万円、子供(19歳から22歳)は年収150万円までなら、控除に影響が出ないことになりました。
また、パートやアルバイトで働く方に発生する所得税についても見直されました。
これまで年収103万円を超えると所得税が発生することになっていましたが、この上限が年収160万円になりました。
年収の壁は他にもある

アルバイト・パートのお給料に社会保険料の支払いが発生する「年収の壁」があります。
今までは年収106万円以上、学生ではないなど、いくつかの条件全てに該当するとお給料から社会保険料が引かれることになっていましたが、この年収106万円の壁は来年の春になくなる方向で調整されています。
他にも夫などの扶養に入っていた方が年収130万円を超えると、扶養からはずれて、パート先の社会保険に加入することになる年収130万円の壁があります。
なお、こちらの年収の壁には改正はありません。
今までは年収106万円以上、学生ではないなど、いくつかの条件全てに該当するとお給料から社会保険料が引かれることになっていましたが、この年収106万円の壁は来年の春になくなる方向で調整されています。
他にも夫などの扶養に入っていた方が年収130万円を超えると、扶養からはずれて、パート先の社会保険に加入することになる年収130万円の壁があります。
なお、こちらの年収の壁には改正はありません。
世帯収入で考えることが大切

年収の壁については、夫と妻それぞれの収入で判断するのではなく「世帯収入」で考えることが大切です。
また、社会保険に加入すると万が一のときに傷病手当金を受け取ることができたり、年金額を増やすことにも繋がります。
どのようなライフプランを描くか、お互いよく話し合った上で働き方を決めていけるといいですね。
また、社会保険に加入すると万が一のときに傷病手当金を受け取ることができたり、年金額を増やすことにも繋がります。
どのようなライフプランを描くか、お互いよく話し合った上で働き方を決めていけるといいですね。
大川真理子
ファイナンシャルプランナー
グッドライフプランニング代表。 関西出身、札幌在住。テニスと犬が好き。 J-FLEC認定アドバイザー、北海道新聞主催資産運用フェア相談員。 道立高校などで投資の授業も担当し、 金融リテラシー(金融に関する知識や判断力)の向上に力を入れています。 保険や金融商品の紹介はせず、皆さんの生活に役立つ情報を発信します。