
札幌のファイナンシャルプランナー大川真理子です。
「6月って祝日がなくてちょっと残念…」と思いがちですが、会社員の方は6月下旬にお楽しみのボーナスがやってきます。
例年ボーナス目当てに色々な物の販売商戦も始まり、「ボーナスでNISA」といった資産運用の宣伝が出てきたりしますね。
そんなの関係ないわ…と思っている方、実はNISAは思った以上に身近な存在になっています。
NISAって何?簡単にいうと…
通常、株や投資信託で上げた利益には約20%の税金がかかります。
例えば株式で1万円の利益が出た場合、税金は2千円、手元に残る利益は8千円という計算です。
金融機関にてNISA口座を開設して株や投資信託で利益が出た場合は非課税、つまり税金はかかりません。1万円の利益から2千円が引かれることもありません。
NISAには運用の基本である「長期積立分散」に適した投資信託が対象となっている「つみたて投資枠」と、上場株式や投資信託などが対象となる「成長投資枠」の二つの枠があります。
例えば株式で1万円の利益が出た場合、税金は2千円、手元に残る利益は8千円という計算です。
金融機関にてNISA口座を開設して株や投資信託で利益が出た場合は非課税、つまり税金はかかりません。1万円の利益から2千円が引かれることもありません。
NISAには運用の基本である「長期積立分散」に適した投資信託が対象となっている「つみたて投資枠」と、上場株式や投資信託などが対象となる「成長投資枠」の二つの枠があります。

今の説明で「やっぱりNISAって関係ない」と思った方へ、身近な話である理由

実際にNISAを始めるにはもう少し情報収集が必要ですが、今回はNISAが身近である理由として、NISAを使って金融商品を購入した方の年収についてのアンケートをご紹介します。
2024年にNISAを使って金融商品を購入した方で年収300万円未満の方は39.7%と、一番多い割合になっています。次に続くのが年収300万円から500万円未満の方で27.7%です。
NISAを利用しているから年収が突出しているという訳ではなく、ごく一般的な世帯で幅広く利用されています。(参照 日本証券業協会 新NISA開始1年後の利用動向に関する調査)
2024年にNISAを使って金融商品を購入した方で年収300万円未満の方は39.7%と、一番多い割合になっています。次に続くのが年収300万円から500万円未満の方で27.7%です。
NISAを利用しているから年収が突出しているという訳ではなく、ごく一般的な世帯で幅広く利用されています。(参照 日本証券業協会 新NISA開始1年後の利用動向に関する調査)
どのような運用をしているのか、気になる平均値
では、実際にNISAを利用している人はどのような運用をしているのか気になりますよね。
上記のアンケートに回答した方の78.9%がつみたて投資枠を利用して、平均購入金額は約47万円となっています。
また、成長投資枠を利用している方も多く71.1%、平均購入金額は約103万円です。なお、つみたて投資枠と成長投資枠は併用でき、年間の投資上限額が決まっています。
上記のアンケートに回答した方の78.9%がつみたて投資枠を利用して、平均購入金額は約47万円となっています。
また、成長投資枠を利用している方も多く71.1%、平均購入金額は約103万円です。なお、つみたて投資枠と成長投資枠は併用でき、年間の投資上限額が決まっています。

ボーナスではじめるNISAと言っても、全額を投入する必要はない

金融機関の窓口などで「ボーナスではじめましょう」と勧められるかもしれませんが、実際にNISAを始めるには制度や金融商品の仕組みなどの情報収集が必要です。
次回、もう少し詳しく説明しますのでよろしければご参照ください。
なお、ボーナスをまとめてNISAに全額投入する必要はありません。資産運用はあくまでも、しばらく使う予定の立っていない余剰資金で行うことが基本です。
次回、もう少し詳しく説明しますのでよろしければご参照ください。
なお、ボーナスをまとめてNISAに全額投入する必要はありません。資産運用はあくまでも、しばらく使う予定の立っていない余剰資金で行うことが基本です。
NISAって何?簡単にいうと…

通常、株や投資信託で上げた利益には約20%の税金がかかります。
例えば株式で1万円の利益が出た場合、税金は2千円、手元に残る利益は8千円という計算です。
金融機関にてNISA口座を開設して株や投資信託で利益が出た場合は非課税、つまり税金はかかりません。1万円の利益から2千円が引かれることもありません。
NISAには運用の基本である「長期積立分散」に適した投資信託が対象となっている「つみたて投資枠」と、上場株式や投資信託などが対象となる「成長投資枠」の二つの枠があります。
例えば株式で1万円の利益が出た場合、税金は2千円、手元に残る利益は8千円という計算です。
金融機関にてNISA口座を開設して株や投資信託で利益が出た場合は非課税、つまり税金はかかりません。1万円の利益から2千円が引かれることもありません。
NISAには運用の基本である「長期積立分散」に適した投資信託が対象となっている「つみたて投資枠」と、上場株式や投資信託などが対象となる「成長投資枠」の二つの枠があります。
今の説明で「やっぱりNISAって関係ない」と思った方へ、身近な話である理由

実際にNISAを始めるにはもう少し情報収集が必要ですが、今回はNISAが身近である理由として、NISAを使って金融商品を購入した方の年収についてのアンケートをご紹介します。
2024年にNISAを使って金融商品を購入した方で年収300万円未満の方は39.7%と、一番多い割合になっています。次に続くのが年収300万円から500万円未満の方で27.7%です。
NISAを利用しているから年収が突出しているという訳ではなく、ごく一般的な世帯で幅広く利用されています。(参照 日本証券業協会 新NISA開始1年後の利用動向に関する調査)
2024年にNISAを使って金融商品を購入した方で年収300万円未満の方は39.7%と、一番多い割合になっています。次に続くのが年収300万円から500万円未満の方で27.7%です。
NISAを利用しているから年収が突出しているという訳ではなく、ごく一般的な世帯で幅広く利用されています。(参照 日本証券業協会 新NISA開始1年後の利用動向に関する調査)
どのような運用をしているのか、気になる平均値

では、実際にNISAを利用している人はどのような運用をしているのか気になりますよね。
上記のアンケートに回答した方の78.9%がつみたて投資枠を利用して、平均購入金額は約47万円となっています。
また、成長投資枠を利用している方も多く71.1%、平均購入金額は約103万円です。なお、つみたて投資枠と成長投資枠は併用でき、年間の投資上限額が決まっています。
上記のアンケートに回答した方の78.9%がつみたて投資枠を利用して、平均購入金額は約47万円となっています。
また、成長投資枠を利用している方も多く71.1%、平均購入金額は約103万円です。なお、つみたて投資枠と成長投資枠は併用でき、年間の投資上限額が決まっています。
ボーナスではじめるNISAと言っても、全額を投入する必要はない

金融機関の窓口などで「ボーナスではじめましょう」と勧められるかもしれませんが、実際にNISAを始めるには制度や金融商品の仕組みなどの情報収集が必要です。
次回、もう少し詳しく説明しますのでよろしければご参照ください。
なお、ボーナスをまとめてNISAに全額投入する必要はありません。資産運用はあくまでも、しばらく使う予定の立っていない余剰資金で行うことが基本です。
次回、もう少し詳しく説明しますのでよろしければご参照ください。
なお、ボーナスをまとめてNISAに全額投入する必要はありません。資産運用はあくまでも、しばらく使う予定の立っていない余剰資金で行うことが基本です。
大川真理子
ファイナンシャルプランナー
グッドライフプランニング代表。 関西出身、札幌在住。テニスと犬が好き。 J-FLEC認定アドバイザー、北海道新聞主催資産運用フェア相談員。 道立高校などで投資の授業も担当し、 金融リテラシー(金融に関する知識や判断力)の向上に力を入れています。 保険や金融商品の紹介はせず、皆さんの生活に役立つ情報を発信します。