札幌のファイナンシャルプランナー大川真理子です。
2024年もあと一か月になりました。
今年は「年収の壁」という言葉を目にする機会が多かったですね。実は年収の壁ってよく分かっていないけどいまさら聞きにくくて…という方、今年のうちにその疑問を解消しましょう。
年収の壁って何のこと?
アルバイト・パートで働く方が一定額以上のお給料をもらうと、税金や社会保険料の負担が発生し、手取り額が減少します。
この負担が発生するボーダーラインの年収が「年収の壁」です。
年収の壁で最近話題となっているのが「税金に関わる壁」と「社会保険に関わる壁」です。
この負担が発生するボーダーラインの年収が「年収の壁」です。
年収の壁で最近話題となっているのが「税金に関わる壁」と「社会保険に関わる壁」です。
年収100万、103万以上は税金に関わる壁
年収100万円以上になると住民税、年収103万円以上になると所得税の支払いも発生します。
なお、年収150万円以上で配偶者の方がいる場合は、配偶者の方のお給料から控除されていた配偶者特別控除が段階的に減り、年収201万円を超えると配偶者特別控除はなくなります。
控除がなくなると、所得税や住民税が増えることになります。
なお、年収150万円以上で配偶者の方がいる場合は、配偶者の方のお給料から控除されていた配偶者特別控除が段階的に減り、年収201万円を超えると配偶者特別控除はなくなります。
控除がなくなると、所得税や住民税が増えることになります。
社会保険料の支払いが発生する年収106万、130万の壁
お勤め先の従業員数が51人以上で、週の労働時間が20時間以上、月収88,000円以上(年収106万円以上)の場合は、社会保険料の支払いが発生します。
また、年収130万円を超えると、会社の規模に関係なく、社会保険料を支払うことになります。
頑張って沢山働いても、社会保険料を引かれると、年収の壁以下の額で働いた時よりも手取りが少なくなることがあり、意識的に労働時間を減らす方も珍しくありませんでした。
参考までに手取り額の逆転現象を防ぐ目安としては、106万円の壁を越えて働く場合は、年収約125万円以上、130万円の壁を越えて働く場合は、年収約156万円以上稼ぐ必要があります。
また、年収130万円を超えると、会社の規模に関係なく、社会保険料を支払うことになります。
頑張って沢山働いても、社会保険料を引かれると、年収の壁以下の額で働いた時よりも手取りが少なくなることがあり、意識的に労働時間を減らす方も珍しくありませんでした。
参考までに手取り額の逆転現象を防ぐ目安としては、106万円の壁を越えて働く場合は、年収約125万円以上、130万円の壁を越えて働く場合は、年収約156万円以上稼ぐ必要があります。
社会保険料の支払いは年金へ反映される
社会保険料が引かれると手取り金額が少なくなり、なんとなく損をした気分になりますが、社会保険を納めていると、けがをして働けなくなった時にもらう障害年金や、亡くなった時に遺族に渡される遺族年金などへ反映されます。
つまり、万が一のときの保険が手厚くなるのです。
手取り金額だけで判断するのではなく、世帯全体の収入がいくらになるのか確認した上で、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
なお、106万円の壁については厚生労働省では撤廃する方針、103万円の壁についても修正の方向で話が進んでいますので最終的にどうなるのか、来年のニュースをしっかり確認しましょう。
つまり、万が一のときの保険が手厚くなるのです。
手取り金額だけで判断するのではなく、世帯全体の収入がいくらになるのか確認した上で、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
なお、106万円の壁については厚生労働省では撤廃する方針、103万円の壁についても修正の方向で話が進んでいますので最終的にどうなるのか、来年のニュースをしっかり確認しましょう。
年収の壁って何のこと?
アルバイト・パートで働く方が一定額以上のお給料をもらうと、税金や社会保険料の負担が発生し、手取り額が減少します。
この負担が発生するボーダーラインの年収が「年収の壁」です。
年収の壁で最近話題となっているのが「税金に関わる壁」と「社会保険に関わる壁」です。
この負担が発生するボーダーラインの年収が「年収の壁」です。
年収の壁で最近話題となっているのが「税金に関わる壁」と「社会保険に関わる壁」です。
年収100万、103万以上は税金に関わる壁
年収100万円以上になると住民税、年収103万円以上になると所得税の支払いも発生します。
なお、年収150万円以上で配偶者の方がいる場合は、配偶者の方のお給料から控除されていた配偶者特別控除が段階的に減り、年収201万円を超えると配偶者特別控除はなくなります。
控除がなくなると、所得税や住民税が増えることになります。
なお、年収150万円以上で配偶者の方がいる場合は、配偶者の方のお給料から控除されていた配偶者特別控除が段階的に減り、年収201万円を超えると配偶者特別控除はなくなります。
控除がなくなると、所得税や住民税が増えることになります。
社会保険料の支払いが発生する年収106万、130万の壁
お勤め先の従業員数が51人以上で、週の労働時間が20時間以上、月収88,000円以上(年収106万円以上)の場合は、社会保険料の支払いが発生します。
また、年収130万円を超えると、会社の規模に関係なく、社会保険料を支払うことになります。
頑張って沢山働いても、社会保険料を引かれると、年収の壁以下の額で働いた時よりも手取りが少なくなることがあり、意識的に労働時間を減らす方も珍しくありませんでした。
参考までに手取り額の逆転現象を防ぐ目安としては、106万円の壁を越えて働く場合は、年収約125万円以上、130万円の壁を越えて働く場合は、年収約156万円以上稼ぐ必要があります。
また、年収130万円を超えると、会社の規模に関係なく、社会保険料を支払うことになります。
頑張って沢山働いても、社会保険料を引かれると、年収の壁以下の額で働いた時よりも手取りが少なくなることがあり、意識的に労働時間を減らす方も珍しくありませんでした。
参考までに手取り額の逆転現象を防ぐ目安としては、106万円の壁を越えて働く場合は、年収約125万円以上、130万円の壁を越えて働く場合は、年収約156万円以上稼ぐ必要があります。
社会保険料の支払いは年金へ反映される
社会保険料が引かれると手取り金額が少なくなり、なんとなく損をした気分になりますが、社会保険を納めていると、けがをして働けなくなった時にもらう障害年金や、亡くなった時に遺族に渡される遺族年金などへ反映されます。
つまり、万が一のときの保険が手厚くなるのです。
手取り金額だけで判断するのではなく、世帯全体の収入がいくらになるのか確認した上で、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
なお、106万円の壁については厚生労働省では撤廃する方針、103万円の壁についても修正の方向で話が進んでいますので最終的にどうなるのか、来年のニュースをしっかり確認しましょう。
つまり、万が一のときの保険が手厚くなるのです。
手取り金額だけで判断するのではなく、世帯全体の収入がいくらになるのか確認した上で、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
なお、106万円の壁については厚生労働省では撤廃する方針、103万円の壁についても修正の方向で話が進んでいますので最終的にどうなるのか、来年のニュースをしっかり確認しましょう。
大川真理子
ファイナンシャルプランナー
グッドライフプランニング代表。 関西出身、札幌在住。テニスと犬が好き。 北海道新聞主催資産運用フェア相談員。 道立高校などで投資の授業も担当し、 金融リテラシー(金融に関する知識や判断力)の向上に力を入れています。 保険や金融商品の紹介はせず、皆さんの生活に役立つ情報を発信します。