2024.11.19

ライフスタイル

話題の「マイナ保険証」役立つ時って?医療費が高額になった場面 “意外とシンプル”

札幌のファイナンシャルプランナー大川真理子です。
朝晩の冷え込みとともに、冬支度が一層進む時期となりました。風邪やインフルエンザなどにも気を付けて、体調管理したいものです。それでも万が一、体調を崩してしまった場合は、無理せず病院を受診しましょう。

ところで、みなさんは病院に行ったとき、マイナ保険証を使いますか?

マイナ保険証はどのくらい使われているのか

マイナ保険証の利用率は9月の時点で13.8%と、全体の2割にも達していない状況です。
マイナ保険証は、マイナンバーカードをマイナ保険証として登録している方なら誰でも使うことが出来ます。

使い方は、病院の受付にあるカードリーダーにマイナンバーカードを差し込み、本人確認の方法を暗証番号か顔認証か選んだ後、画面の案内に沿って操作するだけという、いたってシンプルなものです。

入院して医療費が高額に!慌てる前に知っておきたい「高額療養費制度」

病気やケガはいつ何時、自分の身の上に降りかかるか分かりません。
入院や手術をして医療費が高額になったとき、思い出して欲しい制度が「高額療養費制度」です。
高額療養費制度は、1か月(1日から月末まで)にかかった医療費が自己負担限度額を超えた場合、保険者(健康保険組合など)に申請することによって、超えた額を後で払い戻ししてくれる制度です。
なお、自己負担限度額は年齢と所得によって決まっています。

限度額適用認定証があれば、受付で支払うのは自己負担限度額まで

高額療養費制度で払い戻しされるとはいえ、医療費は受付で精算しますので、いったん全額立て替えることになります。

もし、精算時に健康保険証と一緒に「限度額適用認定証」を受付に提示できれば、全額立て替えることなく、自己負担限度額までの支払いになります。
入院などが事前に分かっている場合は、限度額適用認定証をあらかじめ用意しておくと便利です。
ただ、限度額適用認定証を入手するには、保険者への申請が必要となりますので、時間的に間に合わないケースもあるかもしれません。

マイナ保険証を使って受診すると「限度額適用認定証」は不要

マイナ保険証で受付を済ませた場合は、自動的に自己負担限度額までの計算となります。
つまり、限度額適用認定証の用意が不要になり、それまで必要だった保険者への申請や、場合によっては後日の請求といった手間が省かれます。

なお、高額療養費制度は公的医療保険が適用される診察が対象となります。
入院時の食費や差額ベッド代などは対象となりませんのでご注意ください。
 

マイナ保険証はどのくらい使われているのか

マイナ保険証の利用率は9月の時点で13.8%と、全体の2割にも達していない状況です。
マイナ保険証は、マイナンバーカードをマイナ保険証として登録している方なら誰でも使うことが出来ます。

使い方は、病院の受付にあるカードリーダーにマイナンバーカードを差し込み、本人確認の方法を暗証番号か顔認証か選んだ後、画面の案内に沿って操作するだけという、いたってシンプルなものです。

入院して医療費が高額に!慌てる前に知っておきたい「高額療養費制度」

病気やケガはいつ何時、自分の身の上に降りかかるか分かりません。
入院や手術をして医療費が高額になったとき、思い出して欲しい制度が「高額療養費制度」です。
高額療養費制度は、1か月(1日から月末まで)にかかった医療費が自己負担限度額を超えた場合、保険者(健康保険組合など)に申請することによって、超えた額を後で払い戻ししてくれる制度です。
なお、自己負担限度額は年齢と所得によって決まっています。

限度額適用認定証があれば、受付で支払うのは自己負担限度額まで

高額療養費制度で払い戻しされるとはいえ、医療費は受付で精算しますので、いったん全額立て替えることになります。

もし、精算時に健康保険証と一緒に「限度額適用認定証」を受付に提示できれば、全額立て替えることなく、自己負担限度額までの支払いになります。
入院などが事前に分かっている場合は、限度額適用認定証をあらかじめ用意しておくと便利です。
ただ、限度額適用認定証を入手するには、保険者への申請が必要となりますので、時間的に間に合わないケースもあるかもしれません。

マイナ保険証を使って受診すると「限度額適用認定証」は不要

マイナ保険証で受付を済ませた場合は、自動的に自己負担限度額までの計算となります。
つまり、限度額適用認定証の用意が不要になり、それまで必要だった保険者への申請や、場合によっては後日の請求といった手間が省かれます。

なお、高額療養費制度は公的医療保険が適用される診察が対象となります。
入院時の食費や差額ベッド代などは対象となりませんのでご注意ください。
 

大川真理子

ファイナンシャルプランナー

グッドライフプランニング代表。 関西出身、札幌在住。テニスと犬が好き。 北海道新聞主催資産運用フェア相談員。 道立高校などで投資の授業も担当し、 金融リテラシー(金融に関する知識や判断力)の向上に力を入れています。 保険や金融商品の紹介はせず、皆さんの生活に役立つ情報を発信します。

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