2024.5.28

ライフスタイル

「一生非課税」どういうこと?税金払わない?"NISA"って?…いまさら訊けないお金の話

札幌のファイナンシャルプランナー大川真理子です。
 
もうすぐ6月、初夏ですね。みなさん、2024年前半はどのように過ごしましたか?

2024年前半といえば、今年から始まった新しいNISAも、スタートからやっと6か月になります。
始まっているのは知っているけど何もしていないし、よく分からないという方へ、今回・次回と新しいNISAについて分かりやすくご紹介します。

利益が出ても、税金がかからないNISA

株式や投資信託など、金融商品を運用して利益が出ると嬉しいものですが、実は税金も発生します。

その率は、利益や配当金に対して20,315%です。

約20%ですので、例えば100万円の利益が発生した場合、税金は20万円となり手元に残るのは80万円という計算です。20%の税金って大きいですよね。

そこで、金融商品の運用で利益が出ても税金がかからない(非課税)制度を作り、沢山の人の資産形成に役立ててもらおうということで、NISAが誕生しました。
 
電卓 お金

「NISA」は、イギリスの制度を参考にしてできた

イギリス
NISAは元々、イギリスの Individual Savings Account (略してISA)
という制度を参考に作られました。

ISAは一定の金融商品を非課税にする個人貯蓄口座制度なのですが、ISAの頭にNippon のNをつけて、NISAという名前になったのです。
 

今年の1月から始まっている「新しいNISA」は一生涯非課税

非課税で金融商品の運用ができるNISAは、2014年から始まっています。
今年の1月から始まった新しいNISAは、従来のNISAをより使いやすく見直した制度となっています。

新しいNISAで一番と言っていい位の大きな変更点が「非課税で運用できる期間が無制限」というところです。

従来のNISAは、非課税の運用期間が設定されていたのですが、新しいNISAは一生涯、非課税で金融商品の運用ができます。

新しいNISAには2種類ある

新しいNISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類があり、それぞれの枠で「一年間で購入できる金融商品の額」や「対象金融商品」が決まっています。

ちなみに「成長投資枠」と「つみたて投資枠」は、併用して利用することができます。

次回はこの2種類についてさらに詳しい説明と、投資における「リスク」の考え方についてご紹介します。

利益が出ても、税金がかからないNISA

電卓 お金
株式や投資信託など、金融商品を運用して利益が出ると嬉しいものですが、実は税金も発生します。

その率は、利益や配当金に対して20,315%です。

約20%ですので、例えば100万円の利益が発生した場合、税金は20万円となり手元に残るのは80万円という計算です。20%の税金って大きいですよね。

そこで、金融商品の運用で利益が出ても税金がかからない(非課税)制度を作り、沢山の人の資産形成に役立ててもらおうということで、NISAが誕生しました。
 

「NISA」は、イギリスの制度を参考にしてできた

イギリス
NISAは元々、イギリスの Individual Savings Account (略してISA)
という制度を参考に作られました。

ISAは一定の金融商品を非課税にする個人貯蓄口座制度なのですが、ISAの頭にNippon のNをつけて、NISAという名前になったのです。
 

今年の1月から始まっている「新しいNISA」は一生涯非課税

非課税で金融商品の運用ができるNISAは、2014年から始まっています。
今年の1月から始まった新しいNISAは、従来のNISAをより使いやすく見直した制度となっています。

新しいNISAで一番と言っていい位の大きな変更点が「非課税で運用できる期間が無制限」というところです。

従来のNISAは、非課税の運用期間が設定されていたのですが、新しいNISAは一生涯、非課税で金融商品の運用ができます。

新しいNISAには2種類ある

新しいNISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類があり、それぞれの枠で「一年間で購入できる金融商品の額」や「対象金融商品」が決まっています。

ちなみに「成長投資枠」と「つみたて投資枠」は、併用して利用することができます。

次回はこの2種類についてさらに詳しい説明と、投資における「リスク」の考え方についてご紹介します。

大川真理子

ファイナンシャルプランナー

グッドライフプランニング代表。 関西出身、札幌在住。テニスと犬が好き。 北海道新聞主催資産運用フェア相談員。 道立高校などで投資の授業も担当し、 金融リテラシー(金融に関する知識や判断力)の向上に力を入れています。 保険や金融商品の紹介はせず、皆さんの生活に役立つ情報を発信します。

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