ファイナンシャルプランナーの大川真理子です。
普通預金の金利は大手銀行で現在、0.002%程度です。
100万円を1年間預けると、20円の利息がつきます。
では、手持ちの資金を倍に増やしたいときは、
一体何年かかるでしょうか?
「72の法則」で調べることができます。
72の法則とは?
72の法則と言っても、法則が72個あるわけではなく、
「72」を使って、簡単な計算をします。
この法則を使うには、「複利で運用する」
という前提条件があります。
「72」を使って、簡単な計算をします。
この法則を使うには、「複利で運用する」
という前提条件があります。
複利ってなんだろう
複利とは、運用で得た利益をそのまま元本に加算して再投資することです。
例えば、元本100万円を1年間運用し、
3万円の利益が出た場合、
2年目は100万+3万=103万円を運用していきます。
そして、103万円を運用して出た利益も、翌年そのまま加算して再投資します。
このように、複利の効果は、利益が利益を生み出すところにあり、運用期間が長くなればなるほど、その効果は大きくなります。
例えば、元本100万円を1年間運用し、
3万円の利益が出た場合、
2年目は100万+3万=103万円を運用していきます。
そして、103万円を運用して出た利益も、翌年そのまま加算して再投資します。
このように、複利の効果は、利益が利益を生み出すところにあり、運用期間が長くなればなるほど、その効果は大きくなります。
「72÷年利」で資金が2倍になるまでの年数が分かる
年利3%で運用した場合、
「72÷年利」に当てはめると72÷3=24です。
100万円を年利3%で運用すると、
24年で200万円になるということです。
前出の普通預金の金利で計算すると、
72÷0.002=36000となり、
運用資金が2倍になるのに36000年も必要です。
人生100年時代とはいえ、資産運用の視点で考えると
現実的な期間ではありません。
(※年利とは、1年あたりの利息のこと)
「72÷年利」に当てはめると72÷3=24です。
100万円を年利3%で運用すると、
24年で200万円になるということです。
前出の普通預金の金利で計算すると、
72÷0.002=36000となり、
運用資金が2倍になるのに36000年も必要です。
人生100年時代とはいえ、資産運用の視点で考えると
現実的な期間ではありません。
(※年利とは、1年あたりの利息のこと)
72の法則を使ってできること
金融商品の年利は銀行の店頭や、金融機関のHP上などで公開されています。
興味のある金融商品の年利をこの計算式に当てはめると、将来の資産形成に必要な期間の目安を出すことができます。
なお、年利が高ければ高いほど資産を増やすために必要な期間を短くすることはできますが、ローリスクハイリターンの金融商品は、世の中には存在しません。
突出して高い利回りの金融商品の場合は、情報収集をしっかりと行いましょう。
参考までに、株式投資の平均利回りは現在2%前後です。
興味のある金融商品の年利をこの計算式に当てはめると、将来の資産形成に必要な期間の目安を出すことができます。
なお、年利が高ければ高いほど資産を増やすために必要な期間を短くすることはできますが、ローリスクハイリターンの金融商品は、世の中には存在しません。
突出して高い利回りの金融商品の場合は、情報収集をしっかりと行いましょう。
参考までに、株式投資の平均利回りは現在2%前後です。
投資初心者の方も、電卓一つで指標を出すことができる
まずは、現在、運用できる資金はどの位あるのか、確認してみましょう。
72の法則は簡単な割り算をするだけで、将来の資産形成を考える上で、ヒントとなる指標を算出することができます。
電卓片手に、運用資金を増やすプランを考えてみませんか。
72の法則は簡単な割り算をするだけで、将来の資産形成を考える上で、ヒントとなる指標を算出することができます。
電卓片手に、運用資金を増やすプランを考えてみませんか。
72の法則とは?
72の法則と言っても、法則が72個あるわけではなく、
「72」を使って、簡単な計算をします。
この法則を使うには、「複利で運用する」
という前提条件があります。
「72」を使って、簡単な計算をします。
この法則を使うには、「複利で運用する」
という前提条件があります。
複利ってなんだろう
複利とは、運用で得た利益をそのまま元本に加算して再投資することです。
例えば、元本100万円を1年間運用し、
3万円の利益が出た場合、
2年目は100万+3万=103万円を運用していきます。
そして、103万円を運用して出た利益も、翌年そのまま加算して再投資します。
このように、複利の効果は、利益が利益を生み出すところにあり、運用期間が長くなればなるほど、その効果は大きくなります。
例えば、元本100万円を1年間運用し、
3万円の利益が出た場合、
2年目は100万+3万=103万円を運用していきます。
そして、103万円を運用して出た利益も、翌年そのまま加算して再投資します。
このように、複利の効果は、利益が利益を生み出すところにあり、運用期間が長くなればなるほど、その効果は大きくなります。
「72÷年利」で資金が2倍になるまでの年数が分かる
年利3%で運用した場合、
「72÷年利」に当てはめると72÷3=24です。
100万円を年利3%で運用すると、
24年で200万円になるということです。
前出の普通預金の金利で計算すると、
72÷0.002=36000となり、
運用資金が2倍になるのに36000年も必要です。
人生100年時代とはいえ、資産運用の視点で考えると
現実的な期間ではありません。
(※年利とは、1年あたりの利息のこと)
「72÷年利」に当てはめると72÷3=24です。
100万円を年利3%で運用すると、
24年で200万円になるということです。
前出の普通預金の金利で計算すると、
72÷0.002=36000となり、
運用資金が2倍になるのに36000年も必要です。
人生100年時代とはいえ、資産運用の視点で考えると
現実的な期間ではありません。
(※年利とは、1年あたりの利息のこと)
72の法則を使ってできること
金融商品の年利は銀行の店頭や、金融機関のHP上などで公開されています。
興味のある金融商品の年利をこの計算式に当てはめると、将来の資産形成に必要な期間の目安を出すことができます。
なお、年利が高ければ高いほど資産を増やすために必要な期間を短くすることはできますが、ローリスクハイリターンの金融商品は、世の中には存在しません。
突出して高い利回りの金融商品の場合は、情報収集をしっかりと行いましょう。
参考までに、株式投資の平均利回りは現在2%前後です。
興味のある金融商品の年利をこの計算式に当てはめると、将来の資産形成に必要な期間の目安を出すことができます。
なお、年利が高ければ高いほど資産を増やすために必要な期間を短くすることはできますが、ローリスクハイリターンの金融商品は、世の中には存在しません。
突出して高い利回りの金融商品の場合は、情報収集をしっかりと行いましょう。
参考までに、株式投資の平均利回りは現在2%前後です。
投資初心者の方も、電卓一つで指標を出すことができる
まずは、現在、運用できる資金はどの位あるのか、確認してみましょう。
72の法則は簡単な割り算をするだけで、将来の資産形成を考える上で、ヒントとなる指標を算出することができます。
電卓片手に、運用資金を増やすプランを考えてみませんか。
72の法則は簡単な割り算をするだけで、将来の資産形成を考える上で、ヒントとなる指標を算出することができます。
電卓片手に、運用資金を増やすプランを考えてみませんか。
大川真理子
ファイナンシャルプランナー
グッドライフプランニング代表。 関西出身、札幌在住。テニスと犬が好き。 北海道新聞主催資産運用フェア相談員。 道立高校などで投資の授業も担当し、 金融リテラシー(金融に関する知識や判断力)の向上に力を入れています。 保険や金融商品の紹介はせず、皆さんの生活に役立つ情報を発信します。