北海道余市町に有力な地域おこし協力隊がやってきたと聞いたのは今年5月。
話によると、移住したのは「最難関国際ソムリエ資格の最年少保有者」という華々しい肩書きを持つ、オーストラリア育ちの一人の青年なのだそうです。
若くしてワイン界で注目を集める高松亨さん。オーストラリアからはるばる北海道に乗り込んだ高松さんの、熱い想いに迫りました。
オーストラリアから北海道へ…
今回はオンラインでお話を聞きました!
オーストラリアのシドニー出身で、現在26歳の高松さん。余市町での地域おこし協力隊募集の話を聞いたのは、今年の1月だったといいます。
余市町への移住については、「もちろん葛藤がありました」と笑いながら明かした高松さん。
しかし、そんな高松さんの背中を押したのは日本屈指のワイナリー「ドメーヌタカヒコ」の曽我貴彦さんとの出会いだったのだとか。
余市町への移住については、「もちろん葛藤がありました」と笑いながら明かした高松さん。
しかし、そんな高松さんの背中を押したのは日本屈指のワイナリー「ドメーヌタカヒコ」の曽我貴彦さんとの出会いだったのだとか。
「(曽我さんとは)ワインに対する考え方に共通する部分があった。ワイン産業における機械化や大規模化が進む中で、単一品種・小規模生産によって丹誠込めたワインを作るというのは自分の理想に近かった」と高松さん。
そんな自らの想いを実現する場を求めて、余市町への移住という人生を大きく変える決断に踏み切ったのだそうです。
そんな自らの想いを実現する場を求めて、余市町への移住という人生を大きく変える決断に踏み切ったのだそうです。
画像提供:余市町企画政策課
高松さんとワインとの出会い
「(オーストラリアで)和食料理人として働く父の影響があり、食に関わる仕事が向いているのかなっていう気持ちがありました」と飲食業に携わり始めた経緯を明かす高松さん。
ワインに出会ったきっかけについては、「19歳*の時にレストランで飲んだ、ロワールとボルドーの2種類のワインが美味しくて興味を持った」とのこと。その後は、ソムリエとしてイギリスやオーストラリアで勤めた後、24歳でマスター・ソムリエの資格を取得したのだそうです。
*オーストラリアでは18歳から飲酒可能。
ワインに出会ったきっかけについては、「19歳*の時にレストランで飲んだ、ロワールとボルドーの2種類のワインが美味しくて興味を持った」とのこと。その後は、ソムリエとしてイギリスやオーストラリアで勤めた後、24歳でマスター・ソムリエの資格を取得したのだそうです。
*オーストラリアでは18歳から飲酒可能。
マスター・ソムリエとはイギリス発祥の「The Court of Master Sommelier (CMS)」が認定する世界最難関ともされるソムリエの資格。合格率はなんと3~8%とも言われています。
「ソムリエは自分が作るというより何かを伝える仕事。自分の好きなワインについて知り、伝えたいという想いがありました」と高松さん。順調にソムリエとしての階段を駆け上がった後に、転機が訪れたのは最近のこと。
「ソムリエは自分が作るというより何かを伝える仕事。自分の好きなワインについて知り、伝えたいという想いがありました」と高松さん。順調にソムリエとしての階段を駆け上がった後に、転機が訪れたのは最近のこと。
ワインの道を極めることを考え生産者に
画像提供:余市町企画政策課
高松さんが余市町地域おこし協力隊として働き始めたのは、2021年5月から。「ドメーヌタカヒコ」でのワイン産業支援員としての活動を主軸として、余市町産ワインを広く道内外に広げる活動に携わるといいます。
「ソムリエは上に行くほどサービスや経営を極めることになる。それも良いが、ワインの道を極めていくことを考えた時に、余市での生産者という将来を考えた」という高松さんの瞳には、自分の好きを原動力にする強い想いが感じられました。
「ソムリエは上に行くほどサービスや経営を極めることになる。それも良いが、ワインの道を極めていくことを考えた時に、余市での生産者という将来を考えた」という高松さんの瞳には、自分の好きを原動力にする強い想いが感じられました。
「今後の目標は5年以内に自分のワイナリーを余市町で持つこと」と展望も語ってくれた高松さん。広い北海道の地で始まる高松さんの新たな挑戦は、より一層余市町産ワインの魅力を強めてくれることでしょう。
(ライター:森涼美)
(ライター:森涼美)
画像提供:余市町企画政策課
オーストラリアから北海道へ…
今回はオンラインでお話を聞きました!
オーストラリアのシドニー出身で、現在26歳の高松さん。余市町での地域おこし協力隊募集の話を聞いたのは、今年の1月だったといいます。
余市町への移住については、「もちろん葛藤がありました」と笑いながら明かした高松さん。
しかし、そんな高松さんの背中を押したのは日本屈指のワイナリー「ドメーヌタカヒコ」の曽我貴彦さんとの出会いだったのだとか。
余市町への移住については、「もちろん葛藤がありました」と笑いながら明かした高松さん。
しかし、そんな高松さんの背中を押したのは日本屈指のワイナリー「ドメーヌタカヒコ」の曽我貴彦さんとの出会いだったのだとか。
画像提供:余市町企画政策課
「(曽我さんとは)ワインに対する考え方に共通する部分があった。ワイン産業における機械化や大規模化が進む中で、単一品種・小規模生産によって丹誠込めたワインを作るというのは自分の理想に近かった」と高松さん。
そんな自らの想いを実現する場を求めて、余市町への移住という人生を大きく変える決断に踏み切ったのだそうです。
そんな自らの想いを実現する場を求めて、余市町への移住という人生を大きく変える決断に踏み切ったのだそうです。
高松さんとワインとの出会い
「(オーストラリアで)和食料理人として働く父の影響があり、食に関わる仕事が向いているのかなっていう気持ちがありました」と飲食業に携わり始めた経緯を明かす高松さん。
ワインに出会ったきっかけについては、「19歳*の時にレストランで飲んだ、ロワールとボルドーの2種類のワインが美味しくて興味を持った」とのこと。その後は、ソムリエとしてイギリスやオーストラリアで勤めた後、24歳でマスター・ソムリエの資格を取得したのだそうです。
*オーストラリアでは18歳から飲酒可能。
ワインに出会ったきっかけについては、「19歳*の時にレストランで飲んだ、ロワールとボルドーの2種類のワインが美味しくて興味を持った」とのこと。その後は、ソムリエとしてイギリスやオーストラリアで勤めた後、24歳でマスター・ソムリエの資格を取得したのだそうです。
*オーストラリアでは18歳から飲酒可能。
マスター・ソムリエとはイギリス発祥の「The Court of Master Sommelier (CMS)」が認定する世界最難関ともされるソムリエの資格。合格率はなんと3~8%とも言われています。
「ソムリエは自分が作るというより何かを伝える仕事。自分の好きなワインについて知り、伝えたいという想いがありました」と高松さん。順調にソムリエとしての階段を駆け上がった後に、転機が訪れたのは最近のこと。
「ソムリエは自分が作るというより何かを伝える仕事。自分の好きなワインについて知り、伝えたいという想いがありました」と高松さん。順調にソムリエとしての階段を駆け上がった後に、転機が訪れたのは最近のこと。
ワインの道を極めることを考え生産者に
画像提供:余市町企画政策課
高松さんが余市町地域おこし協力隊として働き始めたのは、2021年5月から。「ドメーヌタカヒコ」でのワイン産業支援員としての活動を主軸として、余市町産ワインを広く道内外に広げる活動に携わるといいます。
「ソムリエは上に行くほどサービスや経営を極めることになる。それも良いが、ワインの道を極めていくことを考えた時に、余市での生産者という将来を考えた」という高松さんの瞳には、自分の好きを原動力にする強い想いが感じられました。
「ソムリエは上に行くほどサービスや経営を極めることになる。それも良いが、ワインの道を極めていくことを考えた時に、余市での生産者という将来を考えた」という高松さんの瞳には、自分の好きを原動力にする強い想いが感じられました。
画像提供:余市町企画政策課
「今後の目標は5年以内に自分のワイナリーを余市町で持つこと」と展望も語ってくれた高松さん。広い北海道の地で始まる高松さんの新たな挑戦は、より一層余市町産ワインの魅力を強めてくれることでしょう。
(ライター:森涼美)
(ライター:森涼美)
2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。