2024.9.21

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生サンマ初セリの時18円の人気鮮魚店「最近は150円!今年は安い」 激アツなのは「マグロ」

 この時期に食べたい秋の味覚、サンマが2024年は安い!?
初競り価格は、2023年の約200分の1となりましたが、この安値は今後も続くのでしょうか?
一方、サケは初競りで最高値を記録。鮮魚店から筋子が消え、品薄になっているとの声も…。秋の味覚、気になる今後のお値段を追跡しました!

今年のサンマの値段は…

 さっそく秋の味覚の値段を確かめるべくやってきたのは、札幌市東区「一和鮮魚店」。サンマの初競り時に、お祝い価格でなんと1匹18円で販売していた店です。


 期待に胸を膨らませながらさっそく店内に入ってみると…。

 
 生サンマ1匹150円。

 「150円ぐらいだったら買える。去年高くて買えなかった」「4匹買っていく!家族分。150円で大サイズなら買う。カミさんも喜ぶ」と来店客。

 さらに箱買いしているお客さんも!

 18匹入りで2000円でしたが…「安いんじゃないですか。10匹ぐらい食べて、あとは冷凍しようと思う」と話していましたよ。
 2023年のこの時期は不漁の影響もあり、大サイズだと1匹400円前後で販売していたサンマ。それが2024年は1匹150円。

 お客さんもお求めやすい様子。気になるのはこの後、値段が上がるのか。

 
 一和鮮魚店の木島和哉さんによると「圧倒的に去年より数が取れているので、これからは安定した値段でサンマは販売できる見通し」と話します。

 旬の季節をずっと困らずに買えそうで、さらに、今年のサンマは去年よりサイズが大きく、脂ものっていておいしいものが多いとのこと。
 買う時に知っておきたいポイントを木島さんが教えてくれました。
 
 箱の横に書かれた数字は、1箱に何匹入っているかを示しているのだそう。「2キロの箱に何匹入っているかで大きさが変わってくる。数が少ないほど魚は大きい」といいます。
 例えば2キロの箱に15と書かれていたら、15匹しか入っていない。イコール、大きくて脂がのっているサンマ。

 逆に25と書かれていたら、小さくて食べる部分が少ないサンマ。
 
 箱の数字を見るだけで、ある程度判別ができちゃうんです。
 「(2キロの箱の場合)17ぐらいが大きい小さいの境目で、脂も変わってきます」と木島さん。

 17以下なら絶対に買った方がいいとのことですよ。おいしいサンマが、手軽に味わえそうで一安心ですね!
 

筋子が見当たらない!?サケの不漁が続くか

 次は秋の味覚「筋子」。9月、サケの初競りが行われたこともあり、そろそろイクラを作りたいという人も多いはず。しかし、店内を見てみると、筋子がどこにも見当たりません。

 木島さんによると「筋子が今、非常に状況が悪くて。サケ自体がダメなので筋子も必然的にない」とのこと。
 2024年は海水温上昇などの理由でサケが不漁。初競りでも過去10年で最高値を記録し、今後も高値が続く見通し。

 2023年の9月頃だと100グラム600円前後で販売していたという「筋子」。今後、店頭に並ぶとしたらズバリお値段は、い・く・ら??

 「今年は(去年の)倍近いのかなっていう。100グラムで1,000円は間違いなくすると思います」と木島さん。「(太平洋の北海道東部から始まり)シーズンが終わりに近づくと今度は日本海からサケが来るので、今年はそれに期待したい」と話していましたよ。

今秋おすすめは“マグロ”「地中海産」に注目

 秋の味覚 筋子が2024年は期待できない状況。しかし、筋子に変わるあるものがこの秋おすすめなんです!
 
 それが「マグロ」なんですって。しかも地中海産の本マグロが安いのだそう。

 「価格もそうだし抜群においしい赤身。脂がほんのりある。日本人の口に合う」と木島さん。

 地中海のマグロがたくさん日本に入ってきて、ある程度量があるからこの値段なんですって。
 地中海産と比べてお値段は倍近くしますが、国産マグロも脂がのっていて、いいものが入っているとのこと。食べ比べしてみると。

 釧路産のマグロはとろけます。脂のりも最高、抜群においしい!
 
 続いて地中海産。脂が溶け込んでいる感じというか、すごくなめらか。鉄分の感じがなくてむしろ、爽やか。
 
 これはもう完全にマグロの中でも別のもの。どっちも最高においしい!
 
 さらに、木島さんは「北海道でカジキマグロがなかなか取れなかったんですけど、取れるようになって。脂は強くないんですけど、またこれがすごくおいしいので、是非おすすめ」と話してくれましたよ。
 
 この秋は「マグロ」が激アツのようです!

みんテレ9月12日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

今年のサンマの値段は…

 さっそく秋の味覚の値段を確かめるべくやってきたのは、札幌市東区「一和鮮魚店」。サンマの初競り時に、お祝い価格でなんと1匹18円で販売していた店です。


 期待に胸を膨らませながらさっそく店内に入ってみると…。

 
 生サンマ1匹150円。

 「150円ぐらいだったら買える。去年高くて買えなかった」「4匹買っていく!家族分。150円で大サイズなら買う。カミさんも喜ぶ」と来店客。

 さらに箱買いしているお客さんも!

 18匹入りで2000円でしたが…「安いんじゃないですか。10匹ぐらい食べて、あとは冷凍しようと思う」と話していましたよ。
 2023年のこの時期は不漁の影響もあり、大サイズだと1匹400円前後で販売していたサンマ。それが2024年は1匹150円。

 お客さんもお求めやすい様子。気になるのはこの後、値段が上がるのか。

 
 一和鮮魚店の木島和哉さんによると「圧倒的に去年より数が取れているので、これからは安定した値段でサンマは販売できる見通し」と話します。

 旬の季節をずっと困らずに買えそうで、さらに、今年のサンマは去年よりサイズが大きく、脂ものっていておいしいものが多いとのこと。
 買う時に知っておきたいポイントを木島さんが教えてくれました。
 
 箱の横に書かれた数字は、1箱に何匹入っているかを示しているのだそう。「2キロの箱に何匹入っているかで大きさが変わってくる。数が少ないほど魚は大きい」といいます。
 例えば2キロの箱に15と書かれていたら、15匹しか入っていない。イコール、大きくて脂がのっているサンマ。

 逆に25と書かれていたら、小さくて食べる部分が少ないサンマ。
 
 箱の数字を見るだけで、ある程度判別ができちゃうんです。
 「(2キロの箱の場合)17ぐらいが大きい小さいの境目で、脂も変わってきます」と木島さん。

 17以下なら絶対に買った方がいいとのことですよ。おいしいサンマが、手軽に味わえそうで一安心ですね!
 

筋子が見当たらない!?サケの不漁が続くか

 次は秋の味覚「筋子」。9月、サケの初競りが行われたこともあり、そろそろイクラを作りたいという人も多いはず。しかし、店内を見てみると、筋子がどこにも見当たりません。

 木島さんによると「筋子が今、非常に状況が悪くて。サケ自体がダメなので筋子も必然的にない」とのこと。
 2024年は海水温上昇などの理由でサケが不漁。初競りでも過去10年で最高値を記録し、今後も高値が続く見通し。

 2023年の9月頃だと100グラム600円前後で販売していたという「筋子」。今後、店頭に並ぶとしたらズバリお値段は、い・く・ら??

 「今年は(去年の)倍近いのかなっていう。100グラムで1,000円は間違いなくすると思います」と木島さん。「(太平洋の北海道東部から始まり)シーズンが終わりに近づくと今度は日本海からサケが来るので、今年はそれに期待したい」と話していましたよ。

今秋おすすめは“マグロ”「地中海産」に注目

 秋の味覚 筋子が2024年は期待できない状況。しかし、筋子に変わるあるものがこの秋おすすめなんです!
 
 それが「マグロ」なんですって。しかも地中海産の本マグロが安いのだそう。

 「価格もそうだし抜群においしい赤身。脂がほんのりある。日本人の口に合う」と木島さん。

 地中海のマグロがたくさん日本に入ってきて、ある程度量があるからこの値段なんですって。
 地中海産と比べてお値段は倍近くしますが、国産マグロも脂がのっていて、いいものが入っているとのこと。食べ比べしてみると。

 釧路産のマグロはとろけます。脂のりも最高、抜群においしい!
 
 続いて地中海産。脂が溶け込んでいる感じというか、すごくなめらか。鉄分の感じがなくてむしろ、爽やか。
 
 これはもう完全にマグロの中でも別のもの。どっちも最高においしい!
 
 さらに、木島さんは「北海道でカジキマグロがなかなか取れなかったんですけど、取れるようになって。脂は強くないんですけど、またこれがすごくおいしいので、是非おすすめ」と話してくれましたよ。
 
 この秋は「マグロ」が激アツのようです!

みんテレ9月12日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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