劇団EXILEコンビ、八木将康と秋山真太郎が
アイヌの音楽に実際触れ、歌い魅力をたっぷり体感していきます!
阿寒の旅、二日目の朝。
二人が乗り込んだのは、朝一便のみ湖上を遊覧しながらアイヌ音楽を
生で聞くことができるという、観光遊覧船。
撮影日は4月末でしたが湖にはまだ氷が残っています。
湖を砕氷しながら進む音に「おお~!」と驚きを見せる二人!
砕氷遊覧が出来るのは、日本で唯一、阿寒だけなんです!
雄大な大自然を満喫していると、アイヌ音楽を奏でる女性が登場。
アイヌにとって歌は「ウポポ」と言い、歌とともに生きてきた民族と言ってもいいぐらい、たくさんあるそうです。
この日は「エールプルプ」という氷にまつわる歌、「氷の上がずるずる滑るよ」といった意味合いの歌などを披露してくださいました。
生で聞いたアイヌの音楽に魅了された二人、「どうやって継承されるのかが気になる」と、直接お話を伺うと・・・。
「母やおばあちゃん、阿寒湖の先輩からどういう時にどうしてこの歌を歌ったのかを話したりする。練習ももちろんする。」
とお話ししてくれました。
また、普段はお姉さんと一緒に歌っているそう。
有難いことに、今回はお姉さんがいらっしゃるアトリエにお邪魔させていただきました♪
遊覧船を降り、早速お姉さんのいる自宅兼シルバージュエリーの
アトリエ「karip」へ。
この春からカフェとしてもオープンしているそうです。
姉妹ユニット「kapiw&Apappo」を結成し活動している二人。
全国各地でライブやワークショップを行い、アイヌ音楽を広めてきたとのこと。
先程披露頂いた「エールプルプ」、輪唱したら面白いと聞き、
八木と秋山も加わり一緒に輪唱(ウコウク)してみることに♪
・・・と、その前に、八木がどうしても気になっていたコーヒーを頂くことに(笑)
「食べて飲んでばっかり!」と思わずつっこむ秋山(笑)
「うま~い!」と八木、
「まろやかな口当たり!いや~いいですね。気持ち良い天気の中、ゆっくりコーヒー飲んだりして・・・また来たいな」と秋山も満足♪
いよいよアイヌ音楽を体感することに。
まず見せてくれたのは「トンコリ」と呼ばれる、アイヌ民族に伝わる弦楽器。
実際に体に触れて演奏をすると振動が響き、心地いいんだとか・・・
早速秋山が体験してみることに。
それを見ていた八木が「やりたい!」と、待ちきれない様子(笑)
実際引いてみると・・・
「気持ちいい~♪」とその音色と振動に心地よくなる八木。
「そのまま寝るっていうボケはしなかったね(笑)」と和気あいあいとした雰囲気にクスっとなっちゃいました(笑)
また、「トンコリ」は楽器の中に玉状のものが入っており、傾けるとコロコロっと素敵な音が鳴るんです。
中に入れるものは人によって異なるそうですが、玉は「魂」を表しているそうです。
そして実際に輪唱(ウコウク)に挑戦!
最初は順調に見えた二人ですが、「・・・プルルラッハー!」と秋山爆発(笑)
「わかんなくなってきた~!」と、一同大笑い!
でもしっかり輪唱(ウコウク)になっていましたね、と一体感が生まれていました♪
子供たちにも伝えていきたい、とアイヌ音楽に魅了されその素晴らしさを肌で体感した二人。
次回はアイヌの精神文化を学びに森の中へ・・・
どんな素敵な物語があるのか楽しみですね♪
(UHB編成部)