提供画像:ヒミツキチこひつじ
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2022.11.27

グルメ

最果ての町"うどんパンおにぎり"…ひっそりほっこり落ち着く古民家ブックカフェ【知床】

旅行先で観光スポットや町中を歩き回って「どこかで一休みしたいな」と思ったことはありませんか? 今回は、知床斜里町を訪れる際におすすめしたい、ほっこり落ち着く古民家カフェ「ヒミツキチこひつじ」をご紹介します。

うどん屋?ベーカリー?落ち着けるブックカフェ

「ヒミツキチこひつじ」は、知床斜里駅から徒歩5分のところにあります。住宅と住宅の間の少し奥まった場所にあり、外観も一見普通の民家のようで見逃してしまいそうな建物です。「入っていいのかな」とわくわくする感じが、まさに"秘密基地"を発見した時のよう。
店舗は昭和40年代築の古民家で、10カ月かけてリフォーム。斜里町内の2番目か3番目かに古いと言われる建物を取り壊した時の廃材を、床や壁、テーブルなどに再活用しているとのこと。長年使われてきた木材にどこか懐かしいような、ほっこりと温かみを感じます。
 
「ヒミツキチこひつじ」は、薪窯パンの販売と喫茶の「メーメーベーカリー」、うどんと甘味処の「美つ八」、おにぎりとスープを販売するキッチンカー 「梅とら」、店内の本のセレクトや企画展示などを担当する「流氷文庫シリエトク」の4店舗が運営しています。

曜日によって代わる代わる営業しているので、訪れる日には何が食べられるかわくわくしますね!
お店の営業は基本的に、水・土・日曜日となっています。変更になることもあるそうなので、お店のSNSをご確認ください。

ときどきコミュニティスペースとして、町の人が集まり、交流する場所にもなります。最近では移動書店が開かれたり、スリランカカレーの料理教室が開催されたりもしたそうです。

種類が豊富!地元民おなじみ「メーメーベーカリー」

「メーメーベーカリー」は、斜里町内に以前お店があったこともあり、地元の人たちにはおなじみのパン屋です。
「薪窯で焼くこと。自家製酵母、道産小麦100%、ナッツやドライフルーツなどの副材料には地元斜里産・オーガニックのものを使うというのがこだわりです。」と、メーメーベーカリーの店主。

提供画像:ヒミツキチこひつじ

旧メーメーベーカリーでも使われていたという、赤いレトロなショーケースに種類が豊富なパンやマフィン、ケーキなどが並びます。定番のパンから変わった食材の組み合わせのパンもあり、地元の人たちもよく買いに来るんです。筆者も毎回迷ってたくさん買ってしまいます。

素材にこだわったうどんと甘味「美つ八」

「美つ八」は、旧メーメーベーカリーでランチを担当していたスタッフの方々が、新しく立ち上げたうどん屋です。

「無添加・国産の材料にこだわっています。うどんは稲庭うどんを使用。汁は羅臼昆布・かつお節・しいたけの合わせ出汁です。甘味は、地元農家さんからいただいた旬の食材をつかった季節のパフェを提供しています。」と「美つ八」のスタッフ。

今回筆者は、定番メニューの「トロトロゆばたまうどん (800円税込)」をいただいてきました。食べる前にまず、ゆずの香りが爽やかに香ってきます。丁寧に引かれた合わせ出汁は、やさしい味わいでゆばとたまごでトロトロです。ほっこり体が温まりました!

「トロトロゆばたまうどん (800円税込)」


「かぼちゃのパフェ (600円税込)」

季節限定の「かぼちゃのパフェ (600円税込)」は、バニラアイスにやさしい甘さのかぼちゃペーストが乗っています。ドライフルーツやかぼちゃの種などの食感も楽しめ、ほのかにカカオの味わいも。シンプルですが、こだわりを感じる一品でした。

珍しい本との出会い、心も体も喜ぶおにぎり

「流氷文庫シリエトク」は、普段は町内外のイベントに出店する移動古書店です。「ヒミツキチこひつじ」では、店内の本のセレクトや中古書販売、企画展示をしています。

「知床を含めた北方文化の本などを店内に並べています。地元では入手しづらいリトルプレスを置いたり、不定期で展示を変えたり、楽しめるように工夫しています。」と「流氷文庫シリエトク」の店主。

提供画像:ヒミツキチこひつじ

残念ながら取材日にはお会いできませんでしたが、おにぎりのキッチンカー「梅とら」では、道産米にこだわったおにぎりと、地元農家からの旬の野菜を使ったスープを販売しています。
月に数回の営業とのことなので、気になる方は営業日カレンダーやSNSをチェックしてください!
"秘密基地"のように落ち着く店内で、素材にこだわった食事を楽しみ、知床の本を読んでみる。旅の途中で、こんな風にほっこり一休みしてみるのも良いのではないでしょうか?知床を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください!
ヒミツキチこひつじ
住所:斜里郡斜里町本町37−2
営業時間:午前11時〜午後6時
営業日:水・土・日曜日(不定休あり)
駐車場:店舗前に2台、もしくは道の駅しゃり・JR知床斜里駅の隣接駐車場を利用
Instagram:@kohitsuji_shari
Twitter:@kohitsuji_shari

(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は店舗にお問い合わせください。)

うどん屋?ベーカリー?落ち着けるブックカフェ

「ヒミツキチこひつじ」は、知床斜里駅から徒歩5分のところにあります。住宅と住宅の間の少し奥まった場所にあり、外観も一見普通の民家のようで見逃してしまいそうな建物です。「入っていいのかな」とわくわくする感じが、まさに"秘密基地"を発見した時のよう。
店舗は昭和40年代築の古民家で、10カ月かけてリフォーム。斜里町内の2番目か3番目かに古いと言われる建物を取り壊した時の廃材を、床や壁、テーブルなどに再活用しているとのこと。長年使われてきた木材にどこか懐かしいような、ほっこりと温かみを感じます。
 
「ヒミツキチこひつじ」は、薪窯パンの販売と喫茶の「メーメーベーカリー」、うどんと甘味処の「美つ八」、おにぎりとスープを販売するキッチンカー 「梅とら」、店内の本のセレクトや企画展示などを担当する「流氷文庫シリエトク」の4店舗が運営しています。

曜日によって代わる代わる営業しているので、訪れる日には何が食べられるかわくわくしますね!
お店の営業は基本的に、水・土・日曜日となっています。変更になることもあるそうなので、お店のSNSをご確認ください。

ときどきコミュニティスペースとして、町の人が集まり、交流する場所にもなります。最近では移動書店が開かれたり、スリランカカレーの料理教室が開催されたりもしたそうです。

種類が豊富!地元民おなじみ「メーメーベーカリー」


提供画像:ヒミツキチこひつじ

「メーメーベーカリー」は、斜里町内に以前お店があったこともあり、地元の人たちにはおなじみのパン屋です。
「薪窯で焼くこと。自家製酵母、道産小麦100%、ナッツやドライフルーツなどの副材料には地元斜里産・オーガニックのものを使うというのがこだわりです。」と、メーメーベーカリーの店主。
旧メーメーベーカリーでも使われていたという、赤いレトロなショーケースに種類が豊富なパンやマフィン、ケーキなどが並びます。定番のパンから変わった食材の組み合わせのパンもあり、地元の人たちもよく買いに来るんです。筆者も毎回迷ってたくさん買ってしまいます。

素材にこだわったうどんと甘味「美つ八」


「トロトロゆばたまうどん (800円税込)」

「美つ八」は、旧メーメーベーカリーでランチを担当していたスタッフの方々が、新しく立ち上げたうどん屋です。

「無添加・国産の材料にこだわっています。うどんは稲庭うどんを使用。汁は羅臼昆布・かつお節・しいたけの合わせ出汁です。甘味は、地元農家さんからいただいた旬の食材をつかった季節のパフェを提供しています。」と「美つ八」のスタッフ。

今回筆者は、定番メニューの「トロトロゆばたまうどん (800円税込)」をいただいてきました。食べる前にまず、ゆずの香りが爽やかに香ってきます。丁寧に引かれた合わせ出汁は、やさしい味わいでゆばとたまごでトロトロです。ほっこり体が温まりました!

「かぼちゃのパフェ (600円税込)」

季節限定の「かぼちゃのパフェ (600円税込)」は、バニラアイスにやさしい甘さのかぼちゃペーストが乗っています。ドライフルーツやかぼちゃの種などの食感も楽しめ、ほのかにカカオの味わいも。シンプルですが、こだわりを感じる一品でした。

珍しい本との出会い、心も体も喜ぶおにぎり

「流氷文庫シリエトク」は、普段は町内外のイベントに出店する移動古書店です。「ヒミツキチこひつじ」では、店内の本のセレクトや中古書販売、企画展示をしています。

「知床を含めた北方文化の本などを店内に並べています。地元では入手しづらいリトルプレスを置いたり、不定期で展示を変えたり、楽しめるように工夫しています。」と「流氷文庫シリエトク」の店主。

提供画像:ヒミツキチこひつじ

残念ながら取材日にはお会いできませんでしたが、おにぎりのキッチンカー「梅とら」では、道産米にこだわったおにぎりと、地元農家からの旬の野菜を使ったスープを販売しています。
月に数回の営業とのことなので、気になる方は営業日カレンダーやSNSをチェックしてください!
"秘密基地"のように落ち着く店内で、素材にこだわった食事を楽しみ、知床の本を読んでみる。旅の途中で、こんな風にほっこり一休みしてみるのも良いのではないでしょうか?知床を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください!
ヒミツキチこひつじ
住所:斜里郡斜里町本町37−2
営業時間:午前11時〜午後6時
営業日:水・土・日曜日(不定休あり)
駐車場:店舗前に2台、もしくは道の駅しゃり・JR知床斜里駅の隣接駐車場を利用
Instagram:@kohitsuji_shari
Twitter:@kohitsuji_shari

(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は店舗にお問い合わせください。)

鎌田絵里奈

知床在住ライター

北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!

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