先月、北海道の天然鮭を扱う創業87年の老舗『丸亀』から『おむすびスタンド亀太郎』がオープンしました。6月18日の開店日には、1000個近くのおむすびを売り上げたという話題のお店です。
今回は、代表取締役の若月さんにお話を伺ってきました!
"鮭ひとすじ八十余年"の『丸亀』
札幌・円山に本店を構える『丸亀』は、1935年創業の老舗。秋さけや時不知(ときしらず)といった「北海道産白さけ」を中心に扱っています。
札幌大丸や新千歳空港にも店舗があるので、地元の方はもちろん、北海道外の方でもご存知の方は多いのではないでしょうか。
札幌大丸や新千歳空港にも店舗があるので、地元の方はもちろん、北海道外の方でもご存知の方は多いのではないでしょうか。
北海道の天然鮭を扱う『丸亀』ですが、代表取締役の若月裕之さんによると、鮭を取り巻く環境はどんどん悪くなってきているといいます。
2016年にロシアの排他的経済水域での"サケの流し網漁"が禁止されたことに加え、2017年からは不漁が続き、現在の漁獲量はピーク時の半分以下となっています。
価格は高騰し、鮭よりも安価なトラウトサーモンが好まれるようになり、鮭の特産地である北海道でも鮭を食べる機会は減少しているそうです。
2016年にロシアの排他的経済水域での"サケの流し網漁"が禁止されたことに加え、2017年からは不漁が続き、現在の漁獲量はピーク時の半分以下となっています。
価格は高騰し、鮭よりも安価なトラウトサーモンが好まれるようになり、鮭の特産地である北海道でも鮭を食べる機会は減少しているそうです。
画像提供:丸亀
いま話題「おむすびスタンド 亀太郎」とは?
そんな"鮭離れ"が進む中、「北海道の鮭の美味しさを伝えたい」とオープンしたのが『おむすびスタンド 亀太郎』。
鮭をもっと手軽に味わってほしいと、本店の敷地内でテイクアウト専門の"おむすびスタンド"という形態で始めました。
店名の"亀太郎"は、『丸亀』の創業者である鵜沼亀太郎さんのお名前から。亀太郎さんは毎食鮭を食べていたそうで、「お客さんにもそんな風に日常的に鮭を食べてほしい」という想いが込められているそうです。
鮭をもっと手軽に味わってほしいと、本店の敷地内でテイクアウト専門の"おむすびスタンド"という形態で始めました。
店名の"亀太郎"は、『丸亀』の創業者である鵜沼亀太郎さんのお名前から。亀太郎さんは毎食鮭を食べていたそうで、「お客さんにもそんな風に日常的に鮭を食べてほしい」という想いが込められているそうです。
メニューは全部で12種類で、すべてのおむすびに『丸亀』の鮭がまぶされています。
また、中に入っている具材もすべてが『丸亀』で扱っているものと同じ、もしくは同等の食材というなんとも贅沢なおむすび。
高品質な食材たちを生かすべく、保存料は極力使用せず、素材の旨みを感じられる優しい味付けに仕上げているそうです。
また、中に入っている具材もすべてが『丸亀』で扱っているものと同じ、もしくは同等の食材というなんとも贅沢なおむすび。
高品質な食材たちを生かすべく、保存料は極力使用せず、素材の旨みを感じられる優しい味付けに仕上げているそうです。
画像提供:丸亀
また、お米は塩鮭に合う北海道産米、海苔や塩も具材やお米の味を引き立てる上質なものを厳選して使用するというこだわりっぷり。
女性客やご家族連れのお客様が多いそうで、取材に伺った土曜日のお客さんがひっきりなしに訪れていましたよ。
若月さんによると、贈答用に『丸亀』の商品を購入しているビジネスマンの方のご利用も想定しているんだとか。ちょっとした手土産や差し入れにも良さそうですよね。
女性客やご家族連れのお客様が多いそうで、取材に伺った土曜日のお客さんがひっきりなしに訪れていましたよ。
若月さんによると、贈答用に『丸亀』の商品を購入しているビジネスマンの方のご利用も想定しているんだとか。ちょっとした手土産や差し入れにも良さそうですよね。
実際に注文してみました!
今回は一番人気の「秋さけ」、若月さんおすすめの「梅三昧」、旬の味覚「うに」をいただきました。
食券を購入したらお店のスタッフさんに渡します。
食券を購入したらお店のスタッフさんに渡します。
おむすびは注文してから握っていただけるので、いつでも出来立て。これはうれしいですよね~!
番号札を渡していただけるので、混んでいるときもお店の中で待つことができますよ。
番号札を渡していただけるので、混んでいるときもお店の中で待つことができますよ。
わくわくしながら待つこと数分。無事にできたてほやほやのおむすびたちをゲットすることができました。
若月さんによると、早めに食べるのがおすすめということなので、円山公園でピクニックがてらいただくのも良いかもしれませんね!
若月さんによると、早めに食べるのがおすすめということなので、円山公園でピクニックがてらいただくのも良いかもしれませんね!
早速いただきます!
まずは定番の「秋さけ」から。割ってみると鮭がたっぷり出てきましたよ!
ふんわりと握られているので、できたては"ほろほろ"。口の中でお米がほどけていきます。
そしてさすがは鮭の老舗、何よりもこのふっくらとした鮭が良い塩梅でとっても美味しかったです。
ふんわりと握られているので、できたては"ほろほろ"。口の中でお米がほどけていきます。
そしてさすがは鮭の老舗、何よりもこのふっくらとした鮭が良い塩梅でとっても美味しかったです。
つづいては「うに」。うにのおむすびなんてなかなか食べられませんよね…!
具材には、北海道産"きたむらさきうに"を塩で一晩漬け込んだ「塩うに」を使用しています。うには"とろとろ"で塩味もちょうどよく、鮭まぶしごはんとの相性も抜群でした。
7・8月の期間限定メニューなので、うに好きの方はぜひ試してみてくださいね。
具材には、北海道産"きたむらさきうに"を塩で一晩漬け込んだ「塩うに」を使用しています。うには"とろとろ"で塩味もちょうどよく、鮭まぶしごはんとの相性も抜群でした。
7・8月の期間限定メニューなので、うに好きの方はぜひ試してみてくださいね。
最後は若月さんおすすめの「梅三昧」。お腹がいっぱいだったので少し時間をおいてからいただいたのですが、ごはんがしっとりしていて、また違った美味しさがありました。写真で見ても、お米の状態が全然違いますよね。
紀州南高梅をブレンドして使用しているそうで、酸っぱすぎず、どなたでも食べやすい味付け。
まずは鮭やいくらを使ったメニューにいきたくなる気持ちも分かるのですが、こちらもぜひ食べていただきたい一品です…!
紀州南高梅をブレンドして使用しているそうで、酸っぱすぎず、どなたでも食べやすい味付け。
まずは鮭やいくらを使ったメニューにいきたくなる気持ちも分かるのですが、こちらもぜひ食べていただきたい一品です…!
鮭の美味しさを改めて実感…
鮭のプロ『丸亀』のおむすびだからこそ、絶対に美味しいという確信があったのですが、どのメニューも想像を超える美味しさでした。
皆さまもぜひ、北海道の鮭を『亀太郎』のおにぎりで味わってみてはいかがでしょうか。
メニューも豊富なので、私も全種類制覇を目指してリピートしたいと思います!
(ライター・向坂沙紀)
皆さまもぜひ、北海道の鮭を『亀太郎』のおにぎりで味わってみてはいかがでしょうか。
メニューも豊富なので、私も全種類制覇を目指してリピートしたいと思います!
(ライター・向坂沙紀)
おむすびスタンド 亀太郎
住所:北海道札幌市中央区北1条西27丁目3-16
営業時間:午前9時30分〜午後3時30分(ご飯がなくなり次第終了)
定休日:火曜日(祝祭日は除く)、一部不定休で木曜日
電話番号:011-611-8331
駐車場:あり
HP:https://www.marukame.com/
Instagram:@kametaro_omusubi
(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
住所:北海道札幌市中央区北1条西27丁目3-16
営業時間:午前9時30分〜午後3時30分(ご飯がなくなり次第終了)
定休日:火曜日(祝祭日は除く)、一部不定休で木曜日
電話番号:011-611-8331
駐車場:あり
HP:https://www.marukame.com/
Instagram:@kametaro_omusubi
(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
"鮭ひとすじ八十余年"の『丸亀』
札幌・円山に本店を構える『丸亀』は、1935年創業の老舗。秋さけや時不知(ときしらず)といった「北海道産白さけ」を中心に扱っています。
札幌大丸や新千歳空港にも店舗があるので、地元の方はもちろん、北海道外の方でもご存知の方は多いのではないでしょうか。
札幌大丸や新千歳空港にも店舗があるので、地元の方はもちろん、北海道外の方でもご存知の方は多いのではないでしょうか。
画像提供:丸亀
北海道の天然鮭を扱う『丸亀』ですが、代表取締役の若月裕之さんによると、鮭を取り巻く環境はどんどん悪くなってきているといいます。
2016年にロシアの排他的経済水域での"サケの流し網漁"が禁止されたことに加え、2017年からは不漁が続き、現在の漁獲量はピーク時の半分以下となっています。
価格は高騰し、鮭よりも安価なトラウトサーモンが好まれるようになり、鮭の特産地である北海道でも鮭を食べる機会は減少しているそうです。
2016年にロシアの排他的経済水域での"サケの流し網漁"が禁止されたことに加え、2017年からは不漁が続き、現在の漁獲量はピーク時の半分以下となっています。
価格は高騰し、鮭よりも安価なトラウトサーモンが好まれるようになり、鮭の特産地である北海道でも鮭を食べる機会は減少しているそうです。
いま話題「おむすびスタンド 亀太郎」とは?
そんな"鮭離れ"が進む中、「北海道の鮭の美味しさを伝えたい」とオープンしたのが『おむすびスタンド 亀太郎』。
鮭をもっと手軽に味わってほしいと、本店の敷地内でテイクアウト専門の"おむすびスタンド"という形態で始めました。
店名の"亀太郎"は、『丸亀』の創業者である鵜沼亀太郎さんのお名前から。亀太郎さんは毎食鮭を食べていたそうで、「お客さんにもそんな風に日常的に鮭を食べてほしい」という想いが込められているそうです。
鮭をもっと手軽に味わってほしいと、本店の敷地内でテイクアウト専門の"おむすびスタンド"という形態で始めました。
店名の"亀太郎"は、『丸亀』の創業者である鵜沼亀太郎さんのお名前から。亀太郎さんは毎食鮭を食べていたそうで、「お客さんにもそんな風に日常的に鮭を食べてほしい」という想いが込められているそうです。
画像提供:丸亀
メニューは全部で12種類で、すべてのおむすびに『丸亀』の鮭がまぶされています。
また、中に入っている具材もすべてが『丸亀』で扱っているものと同じ、もしくは同等の食材というなんとも贅沢なおむすび。
高品質な食材たちを生かすべく、保存料は極力使用せず、素材の旨みを感じられる優しい味付けに仕上げているそうです。
また、中に入っている具材もすべてが『丸亀』で扱っているものと同じ、もしくは同等の食材というなんとも贅沢なおむすび。
高品質な食材たちを生かすべく、保存料は極力使用せず、素材の旨みを感じられる優しい味付けに仕上げているそうです。
また、お米は塩鮭に合う北海道産米、海苔や塩も具材やお米の味を引き立てる上質なものを厳選して使用するというこだわりっぷり。
女性客やご家族連れのお客様が多いそうで、取材に伺った土曜日のお客さんがひっきりなしに訪れていましたよ。
若月さんによると、贈答用に『丸亀』の商品を購入しているビジネスマンの方のご利用も想定しているんだとか。ちょっとした手土産や差し入れにも良さそうですよね。
女性客やご家族連れのお客様が多いそうで、取材に伺った土曜日のお客さんがひっきりなしに訪れていましたよ。
若月さんによると、贈答用に『丸亀』の商品を購入しているビジネスマンの方のご利用も想定しているんだとか。ちょっとした手土産や差し入れにも良さそうですよね。
実際に注文してみました!
今回は一番人気の「秋さけ」、若月さんおすすめの「梅三昧」、旬の味覚「うに」をいただきました。
食券を購入したらお店のスタッフさんに渡します。
食券を購入したらお店のスタッフさんに渡します。
おむすびは注文してから握っていただけるので、いつでも出来立て。これはうれしいですよね~!
番号札を渡していただけるので、混んでいるときもお店の中で待つことができますよ。
番号札を渡していただけるので、混んでいるときもお店の中で待つことができますよ。
わくわくしながら待つこと数分。無事にできたてほやほやのおむすびたちをゲットすることができました。
若月さんによると、早めに食べるのがおすすめということなので、円山公園でピクニックがてらいただくのも良いかもしれませんね!
若月さんによると、早めに食べるのがおすすめということなので、円山公園でピクニックがてらいただくのも良いかもしれませんね!
早速いただきます!
まずは定番の「秋さけ」から。割ってみると鮭がたっぷり出てきましたよ!
ふんわりと握られているので、できたては"ほろほろ"。口の中でお米がほどけていきます。
そしてさすがは鮭の老舗、何よりもこのふっくらとした鮭が良い塩梅でとっても美味しかったです。
ふんわりと握られているので、できたては"ほろほろ"。口の中でお米がほどけていきます。
そしてさすがは鮭の老舗、何よりもこのふっくらとした鮭が良い塩梅でとっても美味しかったです。
つづいては「うに」。うにのおむすびなんてなかなか食べられませんよね…!
具材には、北海道産"きたむらさきうに"を塩で一晩漬け込んだ「塩うに」を使用しています。うには"とろとろ"で塩味もちょうどよく、鮭まぶしごはんとの相性も抜群でした。
7・8月の期間限定メニューなので、うに好きの方はぜひ試してみてくださいね。
具材には、北海道産"きたむらさきうに"を塩で一晩漬け込んだ「塩うに」を使用しています。うには"とろとろ"で塩味もちょうどよく、鮭まぶしごはんとの相性も抜群でした。
7・8月の期間限定メニューなので、うに好きの方はぜひ試してみてくださいね。
最後は若月さんおすすめの「梅三昧」。お腹がいっぱいだったので少し時間をおいてからいただいたのですが、ごはんがしっとりしていて、また違った美味しさがありました。写真で見ても、お米の状態が全然違いますよね。
紀州南高梅をブレンドして使用しているそうで、酸っぱすぎず、どなたでも食べやすい味付け。
まずは鮭やいくらを使ったメニューにいきたくなる気持ちも分かるのですが、こちらもぜひ食べていただきたい一品です…!
紀州南高梅をブレンドして使用しているそうで、酸っぱすぎず、どなたでも食べやすい味付け。
まずは鮭やいくらを使ったメニューにいきたくなる気持ちも分かるのですが、こちらもぜひ食べていただきたい一品です…!
鮭の美味しさを改めて実感…
鮭のプロ『丸亀』のおむすびだからこそ、絶対に美味しいという確信があったのですが、どのメニューも想像を超える美味しさでした。
皆さまもぜひ、北海道の鮭を『亀太郎』のおにぎりで味わってみてはいかがでしょうか。
メニューも豊富なので、私も全種類制覇を目指してリピートしたいと思います!
(ライター・向坂沙紀)
皆さまもぜひ、北海道の鮭を『亀太郎』のおにぎりで味わってみてはいかがでしょうか。
メニューも豊富なので、私も全種類制覇を目指してリピートしたいと思います!
(ライター・向坂沙紀)
おむすびスタンド 亀太郎
住所:北海道札幌市中央区北1条西27丁目3-16
営業時間:午前9時30分〜午後3時30分(ご飯がなくなり次第終了)
定休日:火曜日(祝祭日は除く)、一部不定休で木曜日
電話番号:011-611-8331
駐車場:あり
HP:https://www.marukame.com/
Instagram:@kametaro_omusubi
(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
住所:北海道札幌市中央区北1条西27丁目3-16
営業時間:午前9時30分〜午後3時30分(ご飯がなくなり次第終了)
定休日:火曜日(祝祭日は除く)、一部不定休で木曜日
電話番号:011-611-8331
駐車場:あり
HP:https://www.marukame.com/
Instagram:@kametaro_omusubi
(上記の情報は記事作成時点でのものです。価格や最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。