滝汗、激辛、鬼うま!「辛ホルモン味噌 (980円 税込)」
ほわ、ほわ、ほわぁ。湯気に覆われた丼が目の前に運ばれてきた。チャーシューの横にトッピングされた真っ赤な辛ホルモンの存在感が際立つ。どこか迫力を感じるビジュアル。ラードで炒めたもやしに加え、エッジの効いたショウガの香りも漂う。
札幌市西区にある「らーめん 来斗」。店の看板メニューはみそ。それに”辛ホルモン”をのせた「辛ホルモン味噌 (980円 税込)」。北海道産豚ホルモンがまとうのはハバネロと韓国系みそだ。刺激的な辛味を感じるハバネロで、気づいたら汗がダラダラに。韓国系みその甘辛さが、まろやかなスープと程よく中和する。
スープ全体に辛味を溶かしながら食べると、味の変化を楽しめる。小ライス(100円 税込)を頼んで「辛ホルモン丼」にしても美味しい。
スープ全体に辛味を溶かしながら食べると、味の変化を楽しめる。小ライス(100円 税込)を頼んで「辛ホルモン丼」にしても美味しい。
豚のひざ関節部分のゲンコツや鶏足を弱火で5時間炊き上げたスープは、さっぱりとした飲み口。白みそやこうじみそ、計4種類合わせたみそダレが、コクも複雑にプラスする。
麺は円山製麺に特注している中太ちぢれ。店主の皆川重陽さんは「何種類もの麺を実際に食べ比べ、うちのラーメンに合うものを選んだ」と説明する。あっさりしたスープがよく絡んで、みそのうま味も感じる。
麺は円山製麺に特注している中太ちぢれ。店主の皆川重陽さんは「何種類もの麺を実際に食べ比べ、うちのラーメンに合うものを選んだ」と説明する。あっさりしたスープがよく絡んで、みそのうま味も感じる。
誕生のきっかけは「精肉店からの提案」
2015年にオープンした「らーめん 来斗」。同商品は開店当時からメニューにあったわけではない。市内にある精肉店から「辛ホルモンを使ったメニューをつくってほしい」と提案を受けたことがきっかけだ。皆川さんは斬新さに目を引かれ、翌年に「期間限定メニュー」として生まれた。同店のみそラーメンと辛ホルモンとの相性の良さに魅せられ、自然とリピーターが増加し定番になったそうだ。
「いつのまにか人気になっちゃった」と予想外の出来事に照れ笑いで話す皆川さん。今となっては辛ホルモンが売り切れていると帰ってしまう常連もいるほどだ。
「いつのまにか人気になっちゃった」と予想外の出来事に照れ笑いで話す皆川さん。今となっては辛ホルモンが売り切れていると帰ってしまう常連もいるほどだ。
クセがないからクセになる。「チャーハン (600円 税込)」
ラーメン店の定番サイドメニューチャーハン (600円 税込)」も妙味。お米は北海道産のななつぼしで、サッパリとした味わい。チャーシュー、たまご、ネギが喧嘩しない。
中華鍋を使い最大火力で1分半ほど炒め、仕上げのアクセントとして鍋肌にしょうゆをたらす。王道の具材と素朴な味付けだからこそ、お客さんの大半が頼むのだろう。
中華鍋を使い最大火力で1分半ほど炒め、仕上げのアクセントとして鍋肌にしょうゆをたらす。王道の具材と素朴な味付けだからこそ、お客さんの大半が頼むのだろう。
皆川さんが取材中にこっそり教えてくれた常連の頼み方がある。「別皿で頼んだ辛ホルモンをチャーハンにトッピングしちゃうんだよ」。わたしも試したが、これが魔力的な味だ。韓国系みそのコクと甘み、やわらかい豚モツ、シンプルなチャーハン。それらが合わさり、究極の「辛ホルモンチャーハン」が完成した。皆さんも是非お試しあれ。
(ライター:宮森健太朗)
「らーめん 来斗」
住所:札幌市西区八軒7条東4丁目4-22
営業時間:午前11時~午後3時
定休日:木曜日
(ライター:宮森健太朗)
「らーめん 来斗」
住所:札幌市西区八軒7条東4丁目4-22
営業時間:午前11時~午後3時
定休日:木曜日
滝汗、激辛、鬼うま!「辛ホルモン味噌 (980円 税込)」
ほわ、ほわ、ほわぁ。湯気に覆われた丼が目の前に運ばれてきた。チャーシューの横にトッピングされた真っ赤な辛ホルモンの存在感が際立つ。どこか迫力を感じるビジュアル。ラードで炒めたもやしに加え、エッジの効いたショウガの香りも漂う。
札幌市西区にある「らーめん 来斗」。店の看板メニューはみそ。それに”辛ホルモン”をのせた「辛ホルモン味噌 (980円 税込)」。北海道産豚ホルモンがまとうのはハバネロと韓国系みそだ。刺激的な辛味を感じるハバネロで、気づいたら汗がダラダラに。韓国系みその甘辛さが、まろやかなスープと程よく中和する。
スープ全体に辛味を溶かしながら食べると、味の変化を楽しめる。小ライス(100円 税込)を頼んで「辛ホルモン丼」にしても美味しい。
スープ全体に辛味を溶かしながら食べると、味の変化を楽しめる。小ライス(100円 税込)を頼んで「辛ホルモン丼」にしても美味しい。
豚のひざ関節部分のゲンコツや鶏足を弱火で5時間炊き上げたスープは、さっぱりとした飲み口。白みそやこうじみそ、計4種類合わせたみそダレが、コクも複雑にプラスする。
麺は円山製麺に特注している中太ちぢれ。店主の皆川重陽さんは「何種類もの麺を実際に食べ比べ、うちのラーメンに合うものを選んだ」と説明する。あっさりしたスープがよく絡んで、みそのうま味も感じる。
麺は円山製麺に特注している中太ちぢれ。店主の皆川重陽さんは「何種類もの麺を実際に食べ比べ、うちのラーメンに合うものを選んだ」と説明する。あっさりしたスープがよく絡んで、みそのうま味も感じる。
誕生のきっかけは「精肉店からの提案」
2015年にオープンした「らーめん 来斗」。同商品は開店当時からメニューにあったわけではない。市内にある精肉店から「辛ホルモンを使ったメニューをつくってほしい」と提案を受けたことがきっかけだ。皆川さんは斬新さに目を引かれ、翌年に「期間限定メニュー」として生まれた。同店のみそラーメンと辛ホルモンとの相性の良さに魅せられ、自然とリピーターが増加し定番になったそうだ。
「いつのまにか人気になっちゃった」と予想外の出来事に照れ笑いで話す皆川さん。今となっては辛ホルモンが売り切れていると帰ってしまう常連もいるほどだ。
「いつのまにか人気になっちゃった」と予想外の出来事に照れ笑いで話す皆川さん。今となっては辛ホルモンが売り切れていると帰ってしまう常連もいるほどだ。
クセがないからクセになる。「チャーハン (600円 税込)」
ラーメン店の定番サイドメニューチャーハン (600円 税込)」も妙味。お米は北海道産のななつぼしで、サッパリとした味わい。チャーシュー、たまご、ネギが喧嘩しない。
中華鍋を使い最大火力で1分半ほど炒め、仕上げのアクセントとして鍋肌にしょうゆをたらす。王道の具材と素朴な味付けだからこそ、お客さんの大半が頼むのだろう。
中華鍋を使い最大火力で1分半ほど炒め、仕上げのアクセントとして鍋肌にしょうゆをたらす。王道の具材と素朴な味付けだからこそ、お客さんの大半が頼むのだろう。
皆川さんが取材中にこっそり教えてくれた常連の頼み方がある。「別皿で頼んだ辛ホルモンをチャーハンにトッピングしちゃうんだよ」。わたしも試したが、これが魔力的な味だ。韓国系みそのコクと甘み、やわらかい豚モツ、シンプルなチャーハン。それらが合わさり、究極の「辛ホルモンチャーハン」が完成した。皆さんも是非お試しあれ。
(ライター:宮森健太朗)
「らーめん 来斗」
住所:札幌市西区八軒7条東4丁目4-22
営業時間:午前11時~午後3時
定休日:木曜日
(ライター:宮森健太朗)
「らーめん 来斗」
住所:札幌市西区八軒7条東4丁目4-22
営業時間:午前11時~午後3時
定休日:木曜日
2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。