2021.9.21

グルメ

まるで映画のワンシーン! 大自然で出逢う古民家カフェ…トマトカレーにゆり根ケーキ

帯広駅から車を走らせること1時間弱。「森Cafe Tomono」は十勝・幕別町のまさに森のなかにポツンと佇んでいます。
築70年の古民家を仲間たちの協力を得て改修。手作りカウンターや薪ストーブを設置し、今年1月にお店をオープンさせました。
地場産のものにこだわる料理は、陶芸家でもある店主自作の味わいある器に彩られます。

草木が生い茂る森のなかで、心も体もほどける贅沢な時間を過ごしてきました。

森のなかに迷い込む。映画のワンシーンのような世界が広がる。

森Cafe Tomono 十勝 カフェ 森のなかにあるお店の看板
看板の案内に誘われるがまま森のなかを進むと、赤い屋根の古民家がポツンと佇んでいます。

敷地内にはサイロが建ち、木に括られたハンモックが風に揺られて、まるで映画のワンシーンみたい!

“ただいま”と言いたくなる店主のおもてなし

店主の坂井友子さんは、新潟県出身。
なにもないところでカフェをやりたかったという坂井さんは、これまで鹿児島県の屋久島や長野県の栄村、果ては日本を飛び出してアフリカにまで渡り歩いたバイタリティ溢れる人です。

店内は坂井さんの明るい笑顔で溢れたアットホームな雰囲気!
森Cafe Tomono 十勝 カフェ キッチンで料理する坂井さん

陶芸も、珈琲の焙煎も、やっちゃいます

坂井さん自作の器 森Cafe Tomono
「とにかく自分でやりたい!」という坂井さん。なんでもご自身でやっちゃうんです。

カフェで使うのは坂井さん自作の器。
3種類の粘土を使い、敷地内にある窯で焼き上げています。
最近はお店の庭で粘土を見つけて使い始めたんだとか。
珈琲も毎回使う分を焙煎し、オリジナルでブレンドします。
 
Tomonoブレンドは「ブラジルショコラ」をメインに、マンデリンとグアテマラを配合。酸味が少なく口当たりがいいのが特徴です。
深煎りで焙煎されており、ほど良い苦みとコクが広がります!
 
器も珈琲豆もお店で販売しているほか、予約をすれば、陶芸、焙煎を体験することもできますよ!
珈琲をいれている様子 森Cafe Tomono

人柄が表われる。料理もまた表現のひとつ。

スタミナ丼 森Cafe Tomono

スタミナ丼(Mサイズ800円 税込)

「表現するのが好き」という坂井さん。料理もまたそのひとつのようです。
 
料理はS、M、Lからサイズが選べるよう工夫されています。誰でも無理なく楽しめる、ここにも坂井さんの人柄を感じますね!
筆者がいただいたのは、「Tomonoカレー(Mサイズ800円 税込)」
トマトカレーに半熟の目玉焼きが絡んでマイルドな味わいです。ごはんには黒米と玄米がブレンドされていて身体にも嬉しい!
 
カトラリーにもこだわりが。
カレーと一緒に出してくれた木のスプーンは、十勝・大樹町出身で現在、熊本県に在住するカトラリー作家・坂根拓郎さんの手作り。

料理とよく馴染んで、口に入れるとすっと溶けていくような、食事をさらにおいしくしてくれる魔法のスプーンです。
Tomonoカレー 森Cafe Tomono

地場産のゆり根を使ったデザートも

ゆり根キャラメルベイクドチーズケーキ 森Cafe Tomono
人気の「ゆり根キャラメルベイクドチーズケーキ(400円 税込)」は、チーズケーキのなかにキャラメリゼされたゆり根がごろごろ入っていて食感が楽しい!
チョコレート生地とのコントラストが絶妙で、大人も子どもも楽しめるケーキです。
甘さも控えめで、ぺろっと食べてしまいました。
陶芸家で書家で珈琲の焙煎までやっちゃう多才な坂井さん。今後はお店の2階で民宿も始めるそうです。

取材に訪れた日、集まっていたのは初めてお店に来た人ばかり。それなのに坂井さんの笑顔につられて、気付けばお客さん同士でも会話が生まれます。
自然からのおもてなし、朗らかな雰囲気、心も体もほどける穏やかな時間がここにはありました。
(ライター:向日 葵)
森Cafe Tomono
住所:中川郡幕別町忠類東宝93
電話番号:080-5581-1155 
営業時間:午前10時~午後5時
定休日:水、木曜日
Instagram:@tomonocafe
Facebook:@moricafe.tomono
Webサイト:https://www.tomono.cafe/
(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗にお問い合わせください)
カフェの外観 森Cafe Tomono 十勝 カフェ

森のなかに迷い込む。映画のワンシーンのような世界が広がる。

森Cafe Tomono 十勝 カフェ 森のなかにあるお店の看板
看板の案内に誘われるがまま森のなかを進むと、赤い屋根の古民家がポツンと佇んでいます。

敷地内にはサイロが建ち、木に括られたハンモックが風に揺られて、まるで映画のワンシーンみたい!

“ただいま”と言いたくなる店主のおもてなし

森Cafe Tomono 十勝 カフェ キッチンで料理する坂井さん
店主の坂井友子さんは、新潟県出身。
なにもないところでカフェをやりたかったという坂井さんは、これまで鹿児島県の屋久島や長野県の栄村、果ては日本を飛び出してアフリカにまで渡り歩いたバイタリティ溢れる人です。

店内は坂井さんの明るい笑顔で溢れたアットホームな雰囲気!

陶芸も、珈琲の焙煎も、やっちゃいます

坂井さん自作の器 森Cafe Tomono
「とにかく自分でやりたい!」という坂井さん。なんでもご自身でやっちゃうんです。

カフェで使うのは坂井さん自作の器。
3種類の粘土を使い、敷地内にある窯で焼き上げています。
最近はお店の庭で粘土を見つけて使い始めたんだとか。
珈琲をいれている様子 森Cafe Tomono
珈琲も毎回使う分を焙煎し、オリジナルでブレンドします。
 
Tomonoブレンドは「ブラジルショコラ」をメインに、マンデリンとグアテマラを配合。酸味が少なく口当たりがいいのが特徴です。
深煎りで焙煎されており、ほど良い苦みとコクが広がります!
 
器も珈琲豆もお店で販売しているほか、予約をすれば、陶芸、焙煎を体験することもできますよ!

人柄が表われる。料理もまた表現のひとつ。

スタミナ丼 森Cafe Tomono

スタミナ丼(Mサイズ800円 税込)

「表現するのが好き」という坂井さん。料理もまたそのひとつのようです。
 
料理はS、M、Lからサイズが選べるよう工夫されています。誰でも無理なく楽しめる、ここにも坂井さんの人柄を感じますね!
Tomonoカレー 森Cafe Tomono
筆者がいただいたのは、「Tomonoカレー(Mサイズ800円 税込)」
トマトカレーに半熟の目玉焼きが絡んでマイルドな味わいです。ごはんには黒米と玄米がブレンドされていて身体にも嬉しい!
 
カトラリーにもこだわりが。
カレーと一緒に出してくれた木のスプーンは、十勝・大樹町出身で現在、熊本県に在住するカトラリー作家・坂根拓郎さんの手作り。

料理とよく馴染んで、口に入れるとすっと溶けていくような、食事をさらにおいしくしてくれる魔法のスプーンです。

地場産のゆり根を使ったデザートも

ゆり根キャラメルベイクドチーズケーキ 森Cafe Tomono
人気の「ゆり根キャラメルベイクドチーズケーキ(400円 税込)」は、チーズケーキのなかにキャラメリゼされたゆり根がごろごろ入っていて食感が楽しい!
チョコレート生地とのコントラストが絶妙で、大人も子どもも楽しめるケーキです。
甘さも控えめで、ぺろっと食べてしまいました。
陶芸家で書家で珈琲の焙煎までやっちゃう多才な坂井さん。今後はお店の2階で民宿も始めるそうです。

取材に訪れた日、集まっていたのは初めてお店に来た人ばかり。それなのに坂井さんの笑顔につられて、気付けばお客さん同士でも会話が生まれます。
自然からのおもてなし、朗らかな雰囲気、心も体もほどける穏やかな時間がここにはありました。
(ライター:向日 葵)
カフェの外観 森Cafe Tomono 十勝 カフェ
森Cafe Tomono
住所:中川郡幕別町忠類東宝93
電話番号:080-5581-1155 
営業時間:午前10時~午後5時
定休日:水、木曜日
Instagram:@tomonocafe
Facebook:@moricafe.tomono
Webサイト:https://www.tomono.cafe/
(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗にお問い合わせください)

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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