2021.7.25

グルメ

夏の夜長…おうち飲みでも"北海道の居酒屋気分"「カンタンでおいしい」小粋な肴

井上雄彦

1級フードアナリスト
・料理研究家

長引くコロナ禍で会社帰りに一杯という機会も減ってしまい、家飲みが増えました。
そうなるとちょっと氣の利いた酒のアテ、ツマミが欲しくなるのではないでしょうか?

そこで今回は1級フードアナリストでもあり、調理師資格も取得している僕が実際に自炊で作る簡単で美味しい酒のツマミを紹介したいと思います。

どこか懐かしい「磯つぶの旨煮」にお酒もすすみます

最初に紹介するのは北海道太平洋沿岸で獲れる磯つぶを使った<磯つぶの旨煮>。買ってきた磯つぶの表面を洗ったら、酒、味醂、醤油、砂糖を入れた鍋に入れて煮付けるだけで完成です。

真つぶ等の巻貝の唾液腺にはテトラミンという毒素があって、これを取ってしまわないと食中毒をおこすのですが、磯つぶの場合はその唾液腺を取る必要もなく調理でき、楽で簡単で美味しいツマミになります。

鉄分豊富で女性にも食べていただきたいおつまみ

北海道松前産などのひじきを使って、飲む前日に仕込んでおく、暑い夏にピッタリのツマミが<さっぱりひじき>。

水で汚れ、ごみを取り除いた<乾燥ひじき>を水で戻したら、鍋にたっぷりの鰹出汁に少々の酒、味醂、醤油を加えたものを入れ、そこに<ひじき>を加えて暫く煮込みます。

煮ている間にボールに胡瓜の輪切りと梅干しを一人分に1個加えたものを入れて、そこに煮た<ひじき>を汁ごと移します。粗熱を取ったら冷蔵庫に入れて一晩キンキンに冷やしてから頂きます。さっぱりして酸味が疲れを取り、食欲が出てくる一品です。

美味しい出汁を飲みながら、ひじきを食べるという感じです。食卓の惣菜にもなりますネ。

『恋芋』を味わいながら夏の夜長に思いを馳せる…

次はちょっと一手間掛けると抜群に美味しくなるツマミ<恋芋の素揚げ>です。

これも前日の晩に仕込んでおきます。里芋や海老芋など少し粘り気のある芋類の皮を剥き
やはり出汁、酒、味醂、醤油で煮物を作ります。

煮物は冷める過程で味が素材に染みこんでいくので、やはりこの暑い時期は粗熱を取って冷蔵庫に入れます。

そのまま食べても十分に美味しいのですが、キッチンペーパーで水気を取った小芋に葛粉を纏わせて、油で素揚げにするものです。表面がカリッとして中はホクッとして、味が染みこんでいるので、美味しいツマミです。

酒のツマミとしては少し塩をつけても良いですね。メニュー名は小芋に掛けて
恋芋としてみました(笑)。

小樽の寿司屋におしえてもらった絶品のあん肝おつまみ

今回最後に紹介するのは<あん肝と奈良漬けと無花果>。

これは札幌のお寿司屋さんでもツマミに出すお店も多いのですが、今回は小樽のお寿司屋さんから教えてもらった作り方です。

先ずは酒、醤油、味醂であん肝を炊きます。もちろん酒蒸しでもOKですが、あん肝は100%と言ってよいぐらい寄生虫(アニサキス等)がいます。そのため絶対に生で食べることはNGです。今回も僕は一旦あん肝を冷凍して解凍したものを炊いています。これを奈良漬け(瓜)と乾燥無花果と一緒にひたすら細かく包丁で叩いたものです。あん肝は漉しても良いですね。

あん肝の旨みと奈良漬けの食感、無花果の甘みが三位一体となって、いくらでもお酒が飲めるような氣がしてしまうほど美味しいツマミです。
 
是非作ってみてくださいネ。

どこか懐かしい「磯つぶの旨煮」にお酒もすすみます

最初に紹介するのは北海道太平洋沿岸で獲れる磯つぶを使った<磯つぶの旨煮>。買ってきた磯つぶの表面を洗ったら、酒、味醂、醤油、砂糖を入れた鍋に入れて煮付けるだけで完成です。

真つぶ等の巻貝の唾液腺にはテトラミンという毒素があって、これを取ってしまわないと食中毒をおこすのですが、磯つぶの場合はその唾液腺を取る必要もなく調理でき、楽で簡単で美味しいツマミになります。

鉄分豊富で女性にも食べていただきたいおつまみ

北海道松前産などのひじきを使って、飲む前日に仕込んでおく、暑い夏にピッタリのツマミが<さっぱりひじき>。

水で汚れ、ごみを取り除いた<乾燥ひじき>を水で戻したら、鍋にたっぷりの鰹出汁に少々の酒、味醂、醤油を加えたものを入れ、そこに<ひじき>を加えて暫く煮込みます。

煮ている間にボールに胡瓜の輪切りと梅干しを一人分に1個加えたものを入れて、そこに煮た<ひじき>を汁ごと移します。粗熱を取ったら冷蔵庫に入れて一晩キンキンに冷やしてから頂きます。さっぱりして酸味が疲れを取り、食欲が出てくる一品です。

美味しい出汁を飲みながら、ひじきを食べるという感じです。食卓の惣菜にもなりますネ。

『恋芋』を味わいながら夏の夜長に思いを馳せる…

次はちょっと一手間掛けると抜群に美味しくなるツマミ<恋芋の素揚げ>です。

これも前日の晩に仕込んでおきます。里芋や海老芋など少し粘り気のある芋類の皮を剥き
やはり出汁、酒、味醂、醤油で煮物を作ります。

煮物は冷める過程で味が素材に染みこんでいくので、やはりこの暑い時期は粗熱を取って冷蔵庫に入れます。

そのまま食べても十分に美味しいのですが、キッチンペーパーで水気を取った小芋に葛粉を纏わせて、油で素揚げにするものです。表面がカリッとして中はホクッとして、味が染みこんでいるので、美味しいツマミです。

酒のツマミとしては少し塩をつけても良いですね。メニュー名は小芋に掛けて
恋芋としてみました(笑)。

小樽の寿司屋におしえてもらった絶品のあん肝おつまみ

今回最後に紹介するのは<あん肝と奈良漬けと無花果>。

これは札幌のお寿司屋さんでもツマミに出すお店も多いのですが、今回は小樽のお寿司屋さんから教えてもらった作り方です。

先ずは酒、醤油、味醂であん肝を炊きます。もちろん酒蒸しでもOKですが、あん肝は100%と言ってよいぐらい寄生虫(アニサキス等)がいます。そのため絶対に生で食べることはNGです。今回も僕は一旦あん肝を冷凍して解凍したものを炊いています。これを奈良漬け(瓜)と乾燥無花果と一緒にひたすら細かく包丁で叩いたものです。あん肝は漉しても良いですね。

あん肝の旨みと奈良漬けの食感、無花果の甘みが三位一体となって、いくらでもお酒が飲めるような氣がしてしまうほど美味しいツマミです。
 
是非作ってみてくださいネ。

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井上雄彦

1級フードアナリスト
・料理研究家

普段は食に全く関係のないメーカーのサラリーマン。生来の食いしん坊が高じて1級フードアナリスト、1級だしソムリエ、唎酒師、調理師と次々に食に纏わる資格を取得。12年間で食べ歩いたお店は日本全国でのべ1800軒以上。休日余暇には趣味の一環として講師、講演会を通じ尊命敬食、日本人の食の精神(神人共食)、日本人とお米について伝えることをライフワークとしつつ今日も美味しいお店を探す日々を過ごしています。