札幌の春は濃ゆいコーヒーを♡New Faceのコーヒーロースター#出会い

2019年7月18日オープンの「Cafuné」は、「北地蔵」「D×M」といった、惜しまれつつも閉店してしまった人気店でコーヒーを学んだ市村猛さんのお店。学生街の近くにあるこちらのお店には、取材時も若いお客さんがたくさん来店していました。
音楽や絵画、デザインなど、多方面でその才能を発揮している市村さん。レジ横には自身がジャケットデザインも手掛けたオリジナルのCDが置かれ、ドリップコーヒーのパッケージに使われている絵やお店のロゴも自作したそう。
そんな才能あふれる世界観に囲まれたカフェのコーヒーは、ブレンドコーヒーの種類も独特な世界観でネーミングされていました。

​「椿サロン」で夜営業を担当していた吉田圭介さんが営む「Ace coffee roaster」は、南平岸駅の路地奥にある隠れ家的なコーヒーロースター。うっかり見落としてしまいそうな場所にあるこのお店ですが、自慢のGIESENの焙煎機を置くために、あえてこの物件を選んだそう。
店内のインテリアや食器にも個性が見えるこちらのお店には、Instagramでそのオシャレさとコーヒーへのこだわりが広まり、2019年11月4日のオープン以来多くのお客さんが来店しています。
クリアーな耐熱ガラスのグラスで登場した「HONDURAS」は、店頭では100ｇ1,200円で販売しているものを1杯480円（税込）で提供。豆の種類や値段に関わらず、シングルコーヒーは全て同じ値段なんですって！おまけでついてくるLotusビスケットがいい味を出してますね♪

今回取材をしてみて強く感じたことは、オーナーさんたちの「コーヒーに対する情熱」と「自家焙煎にたどり着くまでの道のりのユニークさ」。唯一無二のオリジナルを提供するということは、そこにたどり着くまでに紆余曲折を交えながらもコーヒーを深く研究してきたということですもんね♪
また、カフェやコーヒースタンドである前に「焙煎所」であるため、自分が焙煎したコーヒーをよりおいしく味わってもらうために飲み比べやすいリーズナブルな価格でコーヒーを提供しているお店が多いのもポイントです。
色、香りなどを比べてからコーヒーを選べるサービスもあり、経営者自身もコーヒーに関する知識が豊富なので、来店の際は、ぜひお店の人とお話をしてみてください。きっと、みなさんのコーヒーライフがさらに楽しく向上することでしょう。