2021.7.28

ファッション

「夏の老化をくいとめたい」美容家が教える“夏肌お手入れ“がアンチエイジングの第1歩

夏のスキンケアは、紫外線対策だけだと思っていませんか?
もちろん紫外線対策はスキンケアの基本となりますが、紫外線を浴びた後のスキンケアや、乾燥対策もとても大切になります。

今回は、夏に行いたいスキンケアについてお伝えします。

以前の記事も参考にしてみてくださいね。
正しい紫外線グッズ選んでいますか?
https://sasaru.media/article/fashion/20200817_001/

紫外線を浴びるとなぜ肌は乾燥する?

紫外線により皮膚は、ダメージや炎症を起こし、肌が乾燥します。

皮膚には、バリア機能が備わっており、紫外線を含む外的刺激から皮膚を守ります。
紫外線を浴びた皮膚には活性酸素が発生し、肌のバリア機能が低下します。

肌のバリア機能は、皮脂膜・角質層・セラミド・NMF(天然保湿因子)から成り立っています。
これらは肌に水分を蓄え、外界からの刺激をブロックします。

紫外線で活性酸素が発生すると、皮脂が酸化し、皮脂膜に守られている
角質層がダメージを受けてしまいます。
角質層がダメージを受けることで、肌に水分を蓄える役割を持つ成分が流出し、肌が乾燥していきます。

健康な状態であれは、新しい肌細胞が断続的に、作られているので問題ないのですが、紫外線を浴びた肌は細胞レベルでダメージを受けている上に、乾燥しているので、新しい肌細胞がうまく生まれにくく、かさつきやごわつきなどの乾燥肌になってしまいます。

紫外線を浴びたあとは、美白化粧品の前に保湿を

紫外線をたくさん浴びてしまった後は、シミにしたくないので早めにケアをしたい!と思うあまり美白化粧品を慌てて使ってはいませんか?

美白化粧品を使う前に、まずは保湿をしましょう

紫外線のダメージ回復が最優先になります。
「肌のバリア機能を守る」スキンケアを徹底します。

 

肌のバリア機能を守るスキンケアとは?

バリア機能を整えるうえで大切なことは、失われた成分を補うこと。
角層細胞の天然保湿因子(NMF)や、セラミド、汗と皮脂が混ざり合ってできた皮脂膜が、肌表面をヴェールのように覆い、肌を保護しています。

それを毎日のスキンケアでの基礎化粧品で補っていくことです。
セラミドやヒアルロン酸が配合された化粧水や美容液で角層にうるおいを与え、その上から肌表面を保護する乳液やクリームをプラスで使うことです。

特に目元、口元は乾燥しやすいので、ポイントで美容液を重ね塗りしていきます。
1度でたくさんつけようとすると、塗り広げるのに擦り込んでしまう可能性があるため、二度に分けて塗っていきます。

紫外線を浴びたあとのおすすめ化粧水と美容液

ビタミンC誘導体とは厚生労働省が認可した美白成分です。

ビタミンC誘導体は、メラニン色素を生成する際に関わるチロシナーゼという酵素が活活性化するのを抑制し、シミの元となるメラニンの生成を予防します。

ビタミンC誘導体は、紫外線の影響で起こる肌の光老化を予防改善することが期待できます。

化粧品などに配合されている場合は、通常のビタミンCの成分名の「アスコルビン酸」で記載されています。
誘導体になると「○○アスコルビン酸」のように成分名の一部に「アスコルビン酸」が入ることが多いです。
基礎化粧品を選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
いかがでしたか?

紫外線を浴びてしまった後は、まずは3日間は徹底的に保湿、その後はビタミンC誘導体を使用するなど、ケアが大切です。

夏の紫外線ダメージを受けたまま、秋冬を迎えると、秋冬の乾燥が強くなってしまうこともあります。

紫外線対策とともに、夏のスキンケアも意識してみてくださいね。

紫外線を浴びるとなぜ肌は乾燥する?

紫外線により皮膚は、ダメージや炎症を起こし、肌が乾燥します。

皮膚には、バリア機能が備わっており、紫外線を含む外的刺激から皮膚を守ります。
紫外線を浴びた皮膚には活性酸素が発生し、肌のバリア機能が低下します。

肌のバリア機能は、皮脂膜・角質層・セラミド・NMF(天然保湿因子)から成り立っています。
これらは肌に水分を蓄え、外界からの刺激をブロックします。

紫外線で活性酸素が発生すると、皮脂が酸化し、皮脂膜に守られている
角質層がダメージを受けてしまいます。
角質層がダメージを受けることで、肌に水分を蓄える役割を持つ成分が流出し、肌が乾燥していきます。

健康な状態であれは、新しい肌細胞が断続的に、作られているので問題ないのですが、紫外線を浴びた肌は細胞レベルでダメージを受けている上に、乾燥しているので、新しい肌細胞がうまく生まれにくく、かさつきやごわつきなどの乾燥肌になってしまいます。

紫外線を浴びたあとは、美白化粧品の前に保湿を

紫外線をたくさん浴びてしまった後は、シミにしたくないので早めにケアをしたい!と思うあまり美白化粧品を慌てて使ってはいませんか?

美白化粧品を使う前に、まずは保湿をしましょう

紫外線のダメージ回復が最優先になります。
「肌のバリア機能を守る」スキンケアを徹底します。

 

肌のバリア機能を守るスキンケアとは?

バリア機能を整えるうえで大切なことは、失われた成分を補うこと。
角層細胞の天然保湿因子(NMF)や、セラミド、汗と皮脂が混ざり合ってできた皮脂膜が、肌表面をヴェールのように覆い、肌を保護しています。

それを毎日のスキンケアでの基礎化粧品で補っていくことです。
セラミドやヒアルロン酸が配合された化粧水や美容液で角層にうるおいを与え、その上から肌表面を保護する乳液やクリームをプラスで使うことです。

特に目元、口元は乾燥しやすいので、ポイントで美容液を重ね塗りしていきます。
1度でたくさんつけようとすると、塗り広げるのに擦り込んでしまう可能性があるため、二度に分けて塗っていきます。

紫外線を浴びたあとのおすすめ化粧水と美容液

ビタミンC誘導体とは厚生労働省が認可した美白成分です。

ビタミンC誘導体は、メラニン色素を生成する際に関わるチロシナーゼという酵素が活活性化するのを抑制し、シミの元となるメラニンの生成を予防します。

ビタミンC誘導体は、紫外線の影響で起こる肌の光老化を予防改善することが期待できます。

化粧品などに配合されている場合は、通常のビタミンCの成分名の「アスコルビン酸」で記載されています。
誘導体になると「○○アスコルビン酸」のように成分名の一部に「アスコルビン酸」が入ることが多いです。
基礎化粧品を選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
いかがでしたか?

紫外線を浴びてしまった後は、まずは3日間は徹底的に保湿、その後はビタミンC誘導体を使用するなど、ケアが大切です。

夏の紫外線ダメージを受けたまま、秋冬を迎えると、秋冬の乾燥が強くなってしまうこともあります。

紫外線対策とともに、夏のスキンケアも意識してみてくださいね。

髙樋沙苗

美容皮膚科看護師

看護師、保健師の他に、日本コスメティック協会認定インストラクターなど美容資格12個を持つ。現在は、札幌市内の皮膚科、美容皮膚科で勤務する傍ら美容講師として活動。スクール講師、道内外のセミナーやメディアを通して、医学的根拠に基づいた正しい美容知識の普及をしている。体の内側と外側からのトータルビューティーを提唱し、ヨガインストラクターとしての活動も行っている。

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