2025.12.27

おでかけ / 札幌

お正月飾り“飾る時・しまう時”いつがいいの?「避けた方がいい日」タイミングもあるって知ってた?

みなさんは、お正月飾りを飾る時期やしまう時期について知っていますか?筆者は、年末が近づくと、毎年あせって調べているような気がします。
今年は落ち着いて準備が進められるよう、早い段階でお正月飾りに関するアレコレを調べてみました!また、今回は西野神社の宮司・門さんに西野神社でのお正月飾りの扱い方やお正月飾りの頒布などについてもお伺いしてきました。

あらためて知っておきたい「お正月飾りの種類」

お正月飾り 鏡餅
注連縄: 家や神棚を清め、年神さまを迎える目印として飾る。邪気が入らないよう守る意味もある。
門松: 家の入り口に立てて歳神様の依り代にする。長寿や繁栄の象徴とされる。
鏡餅: 歳神様が宿る依り代として飾り、家族の健康や円満を祈る。
干支の置物: その年の干支をモチーフにした飾りで、新しい一年の守りと繁栄を願う。

古くから受け継がれてきた注連縄(しめなわ)や門松、鏡餅、干支の置物には、それぞれに新年を清らかに迎え、家族の幸せや一年の繁栄を願う大切な役割があります。
昨今は、現代の暮らしに取り入れやすいよう、コンパクトなサイズやデザインのものも増えており、より気軽に楽しめるようになっています。

飾るのに適した時期

12月28日:数字の「八」が末広がりにつながり、縁起が良いとされている。
12月30日:日付の区切りがよく、飾りを整える家庭も多い。

12月13日は、古くから「鬼宿日(鬼は宿に居るため外を出歩かない日)」とされ、縁起が良いとされてきました。そのため、この日を「正月事始め」とし、歳神様をお迎えする準備をスタートしても良いと伝えられてきました。
とはいえ、クリスマスが終わった12月26日以降に飾り付けをするご家庭も多いですよね。特に28日と30日はお正月飾りを飾るのに良い日とされているようです。
注連縄

飾るのを避けるべき日はある?

神棚
”飾るのを避けるべき日”として、昔から伝えられているのは29日と31日です。

12月29日:「二重の苦」「苦が待つ」と語呂が悪く、避けられがち。
12月31日:「一夜飾り」となり、神さまへの礼を欠くとされている。

しかし、昨今は、29「ふく(福)」とも読むことができるため、29日に飾るという方もいるのだそう。日付にこだわるのではなく、あくまでも大掃除などで家や職場を整え、歳神様をお迎えする準備が整ってから飾ることが大切ですね。

お正月飾りをしまう時期

松の内が終わる頃(関東:1月7日、関西:1月15日頃)に片付けるのが一般的と伝えられています。北海道では7日まで飾っておくというご家庭が多いようです。歳神様をお迎えした縁起物なので、片付けの際も清潔な場所で丁寧に扱うと良いですね。
鏡餅 榊
笑門
西野神社では、12月28日に鏡餅などを飾り、1月11日まで飾っておくそうです。
また、12月28日に、社務所入り口に飾ってある「笑門」というしめ飾りを新しいものに取り替えるとのこと。「笑門」は、「笑う門には福来る」ということわざに由来し、福を招くと言われており、一年中飾っておくのが一般的なんだそう。

お正月飾りを外したあとはどうする?

お正月飾りやお守り、お札などは、神社で行われる「古神札焼納祭(どんと焼き)」でお焚き上げしていただくのが一般的です。「古神札焼納祭(どんと焼き)」とは、神社で正月飾りやお守りなどを火で焚き上げる行事で、焚火の煙には、悪運を祓い福を呼び込む意味も込められていると言われています。

古神札焼納祭は、小正月とされる1月15日前後に行う神社が多いようです。数日前から返納することができる神社もあるので、事前に調べて予定を立てておくと良いですね。
どうしても神社に行けない場合は、ゴミとして出すのではなく、来年の古神札焼納祭まで自宅で保管して、お焚き上げしていただくのが良いそうです。あくまでも歳神様をお迎えした縁起物なので、丁寧に扱いたいですね。
古神札焼納祭

西野神社の古神札返納期間

古神札焼納祭
西野神社では、2026年1月7日(水)〜1月15日(木)までの期間中、第1駐車場に設営される小屋にて、しめ縄やお札、お守りなどの返納を受け付けています。

西野神社の「古神札焼納祭(どんと焼き)」

「古神札焼納祭(どんと焼き)」は、2026年1月15日(木) に、境内の土俵横スペースにて行われます。午前10時から神事がはじまり、10時半頃にお焚き上げが開始されます。午後4時30分頃には消火してしまうので、遅くとも午後4時までには持参するようにしましょう。
お守りが入っているビニール製の袋などは燃やすことができないので、事前に取り外してから持参してくださいね。
古神札焼納祭

西野神社のお正月飾り・限定御朱印などの頒布について

西野神社
西野神社では、年末からお正月飾りやおみくじなどが頒布されます。

[リース型の注連飾り・牛蒡注連(ごぼうじめ)など]
2025年12月23日(火)〜2025年12月31日(水)午後1時まで

[干支の置物・熊手・破魔矢・干支みくじなど]
2025年12月25日(木)〜2026年1月15日(木)まで

豪華な「お正月セット」

「西野神社の神札」、天照大神お祀りする伊勢神宮の神札「大麻」、1月7日まで飾る「歳徳様」、枕の下に入れて良い初夢が見られるよう願う「お宝夢見札」、1年ごとの吉凶などが示された「暦」の豪華5点セット!清々しい気持ちで1年を迎えられそうですね。

[お正月セット頒布期間]
2025年12月4日(木)〜なくなり次第終了
西野神社お正月セット

お正月セット/2,000円

西野神社
住所:札幌市西区平和1条3丁目1−1
社務所受付時間:午前9時〜午後4時30分
Instagram:@nishinojinja
公式HP:https://nishinojinja.or.jp/

(上記の情報は記事作成時のものです。
最新情報は公式HPおよび各SNSをご確認ください。)

あらためて知っておきたい「お正月飾りの種類」

お正月飾り 鏡餅
注連縄: 家や神棚を清め、年神さまを迎える目印として飾る。邪気が入らないよう守る意味もある。
門松: 家の入り口に立てて歳神様の依り代にする。長寿や繁栄の象徴とされる。
鏡餅: 歳神様が宿る依り代として飾り、家族の健康や円満を祈る。
干支の置物: その年の干支をモチーフにした飾りで、新しい一年の守りと繁栄を願う。

古くから受け継がれてきた注連縄(しめなわ)や門松、鏡餅、干支の置物には、それぞれに新年を清らかに迎え、家族の幸せや一年の繁栄を願う大切な役割があります。
昨今は、現代の暮らしに取り入れやすいよう、コンパクトなサイズやデザインのものも増えており、より気軽に楽しめるようになっています。

飾るのに適した時期

注連縄
12月28日:数字の「八」が末広がりにつながり、縁起が良いとされている。
12月30日:日付の区切りがよく、飾りを整える家庭も多い。

12月13日は、古くから「鬼宿日(鬼は宿に居るため外を出歩かない日)」とされ、縁起が良いとされてきました。そのため、この日を「正月事始め」とし、歳神様をお迎えする準備をスタートしても良いと伝えられてきました。
とはいえ、クリスマスが終わった12月26日以降に飾り付けをするご家庭も多いですよね。特に28日と30日はお正月飾りを飾るのに良い日とされているようです。

飾るのを避けるべき日はある?

神棚
”飾るのを避けるべき日”として、昔から伝えられているのは29日と31日です。

12月29日:「二重の苦」「苦が待つ」と語呂が悪く、避けられがち。
12月31日:「一夜飾り」となり、神さまへの礼を欠くとされている。

しかし、昨今は、29「ふく(福)」とも読むことができるため、29日に飾るという方もいるのだそう。日付にこだわるのではなく、あくまでも大掃除などで家や職場を整え、歳神様をお迎えする準備が整ってから飾ることが大切ですね。

お正月飾りをしまう時期

鏡餅 榊
松の内が終わる頃(関東:1月7日、関西:1月15日頃)に片付けるのが一般的と伝えられています。北海道では7日まで飾っておくというご家庭が多いようです。歳神様をお迎えした縁起物なので、片付けの際も清潔な場所で丁寧に扱うと良いですね。
笑門
西野神社では、12月28日に鏡餅などを飾り、1月11日まで飾っておくそうです。
また、12月28日に、社務所入り口に飾ってある「笑門」というしめ飾りを新しいものに取り替えるとのこと。「笑門」は、「笑う門には福来る」ということわざに由来し、福を招くと言われており、一年中飾っておくのが一般的なんだそう。

お正月飾りを外したあとはどうする?

古神札焼納祭
お正月飾りやお守り、お札などは、神社で行われる「古神札焼納祭(どんと焼き)」でお焚き上げしていただくのが一般的です。「古神札焼納祭(どんと焼き)」とは、神社で正月飾りやお守りなどを火で焚き上げる行事で、焚火の煙には、悪運を祓い福を呼び込む意味も込められていると言われています。

古神札焼納祭は、小正月とされる1月15日前後に行う神社が多いようです。数日前から返納することができる神社もあるので、事前に調べて予定を立てておくと良いですね。
どうしても神社に行けない場合は、ゴミとして出すのではなく、来年の古神札焼納祭まで自宅で保管して、お焚き上げしていただくのが良いそうです。あくまでも歳神様をお迎えした縁起物なので、丁寧に扱いたいですね。

西野神社の古神札返納期間

古神札焼納祭
西野神社では、2026年1月7日(水)〜1月15日(木)までの期間中、第1駐車場に設営される小屋にて、しめ縄やお札、お守りなどの返納を受け付けています。

西野神社の「古神札焼納祭(どんと焼き)」

古神札焼納祭
「古神札焼納祭(どんと焼き)」は、2026年1月15日(木) に、境内の土俵横スペースにて行われます。午前10時から神事がはじまり、10時半頃にお焚き上げが開始されます。午後4時30分頃には消火してしまうので、遅くとも午後4時までには持参するようにしましょう。
お守りが入っているビニール製の袋などは燃やすことができないので、事前に取り外してから持参してくださいね。

西野神社のお正月飾り・限定御朱印などの頒布について

西野神社
西野神社では、年末からお正月飾りやおみくじなどが頒布されます。

[リース型の注連飾り・牛蒡注連(ごぼうじめ)など]
2025年12月23日(火)〜2025年12月31日(水)午後1時まで

[干支の置物・熊手・破魔矢・干支みくじなど]
2025年12月25日(木)〜2026年1月15日(木)まで

豪華な「お正月セット」

西野神社お正月セット

お正月セット/2,000円

「西野神社の神札」、天照大神お祀りする伊勢神宮の神札「大麻」、1月7日まで飾る「歳徳様」、枕の下に入れて良い初夢が見られるよう願う「お宝夢見札」、1年ごとの吉凶などが示された「暦」の豪華5点セット!清々しい気持ちで1年を迎えられそうですね。

[お正月セット頒布期間]
2025年12月4日(木)〜なくなり次第終了
西野神社
住所:札幌市西区平和1条3丁目1−1
社務所受付時間:午前9時〜午後4時30分
Instagram:@nishinojinja
公式HP:https://nishinojinja.or.jp/

(上記の情報は記事作成時のものです。
最新情報は公式HPおよび各SNSをご確認ください。)

磯部 敦子

ライター

ライター経験を経て、WEBメディアのディレクターとして活動中。札幌在住の北海道大好きっ子です!お休みの日は、話題のスポットや絶品グルメを求めてお出かけ。自身の運営サイト「おしゃまち歩き 北海道」に情報を掲載し、北海道の魅力を発信しています。SASARUでも、お友達に教えたい。大切な人と一緒に行ってみたい。そんなみなさまのハートにささる情報をお届けします!

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