藤の花満開！巳年ならでは「藤白龍神社」の“叶い石守”自分だけの特別なお守りで運気アップ

終戦直後のころ、藤棚の近くに古い栗の木があって、そこには藤のツルが巻きついてました。その空洞になった木の中に、2匹の白蛇が住んでいたそうです。

とある秋祭りの日、1匹のヘビが木の外に出てきたところ、子どもに見つかってしまいました。ヘビは子供に石を投げられ、それがお腹にあたって亡くなってしまいました。
その子どもは家に帰ったあと、ヘビに石をあてたのと同じように、お腹が痛くなったそうです。

話を聞いた子供の母親はすぐに神社に行き、ヘビの血を水で洗い流して塩でその場所を清めました。亡くなったヘビは近所の人たちによって古木の近くに丁寧に埋められました。それ以来、もう1匹のヘビも姿を見せなくなったそうです。

白蛇といえば、巳年に縁が深いですよね。今年は特にご利益がありそうな予感…。
藤白龍神社は藤棚の下にあるので、藤の花が咲く季節になると神社全体が優しい紫色に包まれて、まるで別世界。華やかな香りにも癒されますよ。
藤の花の見頃は毎年5月下旬ごろとのこと。

はじめてお参りに来たというご家族にお話を聞いたところ、藤白龍神社をたまたま見つけて、叶い石守のことを知り、社務所に戻って家族3人分の叶い石守りを授かってきたのだそう。ご家族揃って丁寧にお参りをされていました。

あまり知られていないパワースポット、ぜひこの時期に足を運んでみてくださいね。

昔から不思議な力があると言われている「願い石」。そのご利益を授かるには、まず手稲神社の社務所で「叶い石守」をいただきます。
もらったときは、小さな石と袋が別々になっているので、お参りをした後に自分で石を袋に入れて大切に持っていてくださいね。

ちなみに、お守りは毎年新しいものを授かるのがオススメ。身に着けて次第にパワーダウンしてしまったお守りを新しくすることで、フルパワーのご利益をいただくことができるそう！

手稲神社の「どんど焼き」は毎年1月7日～15日の期間に行われ、その時に古くなったお守りなどを納めるのが一般的ですが、もし願いごとが早く叶ったら、その時点で御礼参りをしてから社務所に持っていけば、引き取ってくれるそうです。

「叶い石守」初穂料／1,000円（税込）

「願い石」の窪みに「叶い石」をそっと重ねてお参りし、お願いごとをお伝えします。
すると、「叶い石」に特別なご利益が宿って、自分だけのオリジナルのお守りになると言われています。

お参りのあとは、「叶い石」をお守り袋に入れて大切に持っていてください。次回訪れるときも必ず「叶い石」を袋から出してお参りしてくださいね。

「願い石」は、手稲山の山頂にある「手稲神社奥宮」にあります。
なんと北海道で一番高い場所にある神社！昭和22年（1947年）10月8日に建てられました。
山を登っていかないと辿り着けない難所ですが、そういう場所こそ、神様のパワーが強く感じられそうですよね。

手稲山ロープウェイの山麓駅（※現在は運休中）の近くまでは車で向かえます。ただし、そこから先は徒歩のみ。山頂までは片道およそ1時間ほどの登山になります。

なお、山頂までつながる道はありますが、一般車は通行できません。
手稲山の関係企業などが使っている専用道路があり、そこが一番登りやすいルートになります。

ロープウェイ山麓駅の近くまで行くための公共交通機関はありません。そのため、JR手稲駅から歩くことになりますが、こちらは片道約4時間かかります！
現実的には、JR手稲駅からタクシーでロープウェイ山麓駅（料金目安：3,500円〜4,000円／所要時間：約20分）まで移動して、そこから徒歩で山頂を目指すという方法になります。

「奥宮まで登れないけど、お参りしたい！」という人のために、藤白龍神社のすぐ横に「遥拝所」が作られました。
ここから手稲山に向かい、鏡石を通して奥宮を拝むことができます。

遥拝所のとなりには、先ほどご紹介した「願い石」もあります！ここに「叶い石」を重ねてお願いごとをお伝えすると、山頂の奥宮と同じようなご利益があると言われています。

奥宮と深いご縁がある場所なので、しっかりとご利益を授かることができるそうですよ。