2025.4.15

おでかけ / 札幌

豊平峡温泉の開店作業&本格インドカレーができる裏側に密着「職人技がすごすぎる」

唯一無二の魅力がある「豊平峡温泉」。
愛され続けるための企業努力を知るべく、開店前の裏側に密着してきました。

名物のインドカレーについても、ネパール人シェフたちのこだわりをお聞きしてきましたよ。

温泉の温度調整はまさに職人技!

午前6時。
朝一番に出勤してきたのは、浴槽や洗面台、脱衣所などを担当する大原さんです。

まずは温泉に入浴し、歩き回るなどして転倒の危険性がある浴槽のぬめりをチェックします。お客さんが入る前に、お風呂の状態を調べるんだそうです。
このとき、温度確認を行うのも大事なポイント。
源泉温度は50度弱あり、その日の天候などを計算して、開店までに38度から39度に調整しています。

「温度を上げるのは簡単。下げるのが大変なんです。これはもう経験ですね。」と、大原さん。
温度調整の作業が行われているのが、バルブが並んだ管理室です。

ミリ単位で源泉の量を調整し、温度管理を行うというまさに職人技がみられました。
午前7時。
館内すべてのシステムをチェックする担当の奥村さんが出勤してきました。
豊平峡温泉は標高が藻岩山と同じくらいあるため、真冬の寒い時期だと-17度になることも。

「館内にはボイラーが一切ない。真冬でも、床暖だけで温めています。」と、奥村さんが教えてくださいました。
飲み水は地下水を使用しているため、水の味をチェックするのも開店準備の1つです。

その後も開店直前まで温泉の温度チェックを行うそうで、「ギリギリまでやることがあるんですよ。」と奥村さんは話します。

風の影響で露天風呂の温度が下がってしまうなど、開店直前まで管理室のバルブの調整などを行っていました。

ネパール人シェフが作る手作りカレー&ナン

豊平峡温泉名物、インドカレーを作る裏側も見せてもらいましたよ。

この日朝一番に出勤したポムラジさんは、移動販売車「タンドール号」のカレー作りを担当。
前日から仕込んでおいた玉ねぎベースとトマトベースを、カレーの種類によってスパイスを調合します。

およそ20種類のカレーを完成させているんだそうです。
その後も、ネパール人シェフたちが続々と出勤してきました。

「豊平峡温泉のカレーの味を伝承していくために、海外で10年以上修業した本物のコックだけで作っています。」と、副支配人の多田さん。

カレーやナン作りに携わるのも、100%ネパール人のスタッフなんだそうです。
豊平峡温泉のインドカレーと相性抜群のナンは、毎日500人分を手作りしています。

「手で作る方が(機械で作るよりも)おいしい。もう17年、毎日やっています。」と話すのは、料理チーフのマンさん。

一番多かった日で1,650人分作ったこともあるんだとか。
豊平峡温泉では、インドカレーもさることながらお蕎麦も大人気なんです。

江丹別産の蕎麦粉を毎朝手打ちし、打ちたての十割蕎麦は、リピーターも多いんだとか。
副支配人の多田さんは、「清掃から料理の準備、温泉の温度調整など、お客様が気持ちよく、楽しく過ごして頂ける体制を整えるのが開店作業だと思います。」と話します。
細かく、深い開店作業の積み重ねによって守られている「豊平峡温泉」。唯一無二の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

みんテレ3月21日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

温泉の温度調整はまさに職人技!

午前6時。
朝一番に出勤してきたのは、浴槽や洗面台、脱衣所などを担当する大原さんです。

まずは温泉に入浴し、歩き回るなどして転倒の危険性がある浴槽のぬめりをチェックします。お客さんが入る前に、お風呂の状態を調べるんだそうです。
このとき、温度確認を行うのも大事なポイント。
源泉温度は50度弱あり、その日の天候などを計算して、開店までに38度から39度に調整しています。

「温度を上げるのは簡単。下げるのが大変なんです。これはもう経験ですね。」と、大原さん。
温度調整の作業が行われているのが、バルブが並んだ管理室です。

ミリ単位で源泉の量を調整し、温度管理を行うというまさに職人技がみられました。
午前7時。
館内すべてのシステムをチェックする担当の奥村さんが出勤してきました。
豊平峡温泉は標高が藻岩山と同じくらいあるため、真冬の寒い時期だと-17度になることも。

「館内にはボイラーが一切ない。真冬でも、床暖だけで温めています。」と、奥村さんが教えてくださいました。
飲み水は地下水を使用しているため、水の味をチェックするのも開店準備の1つです。

その後も開店直前まで温泉の温度チェックを行うそうで、「ギリギリまでやることがあるんですよ。」と奥村さんは話します。

風の影響で露天風呂の温度が下がってしまうなど、開店直前まで管理室のバルブの調整などを行っていました。

ネパール人シェフが作る手作りカレー&ナン

豊平峡温泉名物、インドカレーを作る裏側も見せてもらいましたよ。

この日朝一番に出勤したポムラジさんは、移動販売車「タンドール号」のカレー作りを担当。
前日から仕込んでおいた玉ねぎベースとトマトベースを、カレーの種類によってスパイスを調合します。

およそ20種類のカレーを完成させているんだそうです。
その後も、ネパール人シェフたちが続々と出勤してきました。

「豊平峡温泉のカレーの味を伝承していくために、海外で10年以上修業した本物のコックだけで作っています。」と、副支配人の多田さん。

カレーやナン作りに携わるのも、100%ネパール人のスタッフなんだそうです。
豊平峡温泉のインドカレーと相性抜群のナンは、毎日500人分を手作りしています。

「手で作る方が(機械で作るよりも)おいしい。もう17年、毎日やっています。」と話すのは、料理チーフのマンさん。

一番多かった日で1,650人分作ったこともあるんだとか。
豊平峡温泉では、インドカレーもさることながらお蕎麦も大人気なんです。

江丹別産の蕎麦粉を毎朝手打ちし、打ちたての十割蕎麦は、リピーターも多いんだとか。
副支配人の多田さんは、「清掃から料理の準備、温泉の温度調整など、お客様が気持ちよく、楽しく過ごして頂ける体制を整えるのが開店作業だと思います。」と話します。
細かく、深い開店作業の積み重ねによって守られている「豊平峡温泉」。唯一無二の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

みんテレ3月21日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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