2024.12.10

おでかけ / 札幌近郊(千歳・石狩)

一度は見てみたい北海道の「冬だけの絶景」壮絶キレイ!…"冬の自然現象"7選

12月、北海道はそろそろ冬本番ですね。

寒くなってくると気分が沈みがちですが、厳しい寒さの中でこそ見ることができる、ダイヤモンドダストや流氷、雪や氷が作り出す幻想的な風景など、北海道の冬ならではの美しい自然現象を目の当たりにする瞬間は、「道民でよかった!」と改めて実感するのではないでしょうか。

今回は、そんな北海道の冬の魅力的な自然現象をたっぷりとご紹介します。

空からの贈り物、ダイヤモンドダスト

ダイヤモンドダストは、氷点下10°C以下の晴れた日に、大気中の水蒸気が凍ることで発生します。小さな氷の結晶が太陽の光を反射し、キラキラと輝く様子がまるでダイヤモンドのように見えることから、この名前が付けられました。

澄み切った冬の空気の中できらめく雪は、まるで空からの贈り物!
ダイヤモンドダスト 北海道
見られる場所:旭川市、占冠町、美瑛町、名寄市
おすすめの時期:1月から2月
おすすめポイント:極小の氷の結晶が太陽光を反射し、キラキラと輝く様子は感動的。サラサラと音を立てて降り注ぐ「天使のささやき」にも注目です!

湖面に咲く可憐な氷の花、フロストフラワー

「冬の華」「奇跡の花」とも呼ばれるフロストフラワー。氷点下15℃以下の静かな湖面で発生します。水蒸気が凍って作り出す、繊細な氷の結晶が湖面を埋め尽くす光景は、一瞬で心奪われる美しさ!
見られる場所:釧路市阿寒湖
おすすめの時期:12月から3月上旬
おすすめポイント:息を吹きかけると溶けてしまうほど繊細な結晶です。見てみたい方は、地元のガイド付きツアーで安全に鑑賞するのがおすすめです。

氷の芸術、アイスバブル

アイスバブルは、凍った湖の中に白い気泡が閉じ込められる現象です。

湖の底でメタンガスが発生し、それが気泡となって上昇する途中で湖が凍ることで生まれます。透明な湖の中にいくつもの泡が連なっている様子は、まるで芸術作品のようです…!
フロストフラワー 北海道
見られる場所:上士幌町、糠平湖
おすすめの時期:12月末から3月初旬
おすすめポイント: 凍った湖面に無数の気泡が浮かび上がり、リング状に広がる様子は、美しい自然のアート。湖の上はスケートリンクのようにツルツルですので、滑り止めのある靴がおすすめです!

迫力満点、氷瀑

氷瀑(ひょうばく)は、滝が凍りつく自然現象です。独特な形に凍りついた滝は迫力満点で、北海道の自然の雄大さを感じさせます。
見られる場所:層雲峡温泉の銀河・流星の滝、美瑛町の白ひげの滝
見られる時期:1月から3月初旬
おすすめポイント:層雲峡では、毎年「層雲峡温泉氷瀑まつり」が開催されています。大迫力の氷像が立ち並び、夜には7色にライトアップされ、氷瀑の魅力をたっぷり味わえるイベントです。チューブスライダーなどのアクティビティもあり、お子さんも楽しめますよ!
氷瀑
氷瀑まつり 北海道 層雲峡
2025年の氷瀑まつりは、1月25日 (土)~3月9日 (日)に開催される予定です。詳細は氷瀑まつり公式ホームページでご確認ください。

波しぶきが氷に、氷濤

氷濤(ひょうとう)は、海岸や湖岸で見られる自然現象で、波しぶきによってできる氷の柱です。間近で見るとその大きさに圧倒されます!
見られる場所:千歳・支笏湖
見られる時期:1月から2月
おすすめポイント:千歳市の支笏湖では、毎年「千歳・支笏湖氷濤まつり」が行われます。支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け造られた大小さまざまな氷のオブジェは、昼は「支笏湖ブルー」と呼ばれるナチュラルブルーに見え、夜はライトアップされ幻想的な世界を演出します。
氷濤
千歳・支笏湖氷濤まつり
2025年は2月1日(土)〜2月24日(月祝)に開催される予定です。詳細は千歳・支笏湖氷濤まつり公式ホームページでご確認ください。

道民として一度は見たい、流氷

流氷は、海水が凍ることで生まれます。塩分を含んだ海水は、水よりも凍る温度が低く、約-1.8℃で凍り始めます。海の表面の水が冷やされることで、薄い氷の層が形成されるのです。この海氷は、風や海流によって移動するため、「流氷」と呼ばれます。
流氷
氷が太陽の光を反射して輝き、海上を漂うダイナミックな絶景は、道民なら一度は見ておきたいですよね。

見られる場所:紋別、知床、網走
見られる時期:1月上旬から3月上旬
おすすめポイント:紋別では流氷観光船「ガリンコ号」が運航しており、流氷を砕く振動や音を体感できます。
砕かれた流氷が船体の脇から浮かび上がる様子も観察でき、エメラルドグリーンに輝く流氷の底面など、神秘的な光景は道民として感動すること間違いありません!運がよければ、流氷の上にたたずむアザラシなどの動物も見られるかも…?!


 

海の宝石、ジュエリーアイス

ジュエリーアイスは、十勝川の河口付近が厳しい寒さで凍り、気温上昇や潮の満ち引きで氷が割れ、太平洋を漂流したのちに、海岸に打ち上げられることで生まれます。
川の水が凍っているため塩分を含まず、クリスタルのように高い透明度なのが特徴で、光の当たり方で色が変化することから「ジュエリーアイス」という名前が付けられました。宝石のように美しい氷は、数々の写真家たちも魅了しています。
この神秘的な氷は世界でも大津海岸でしか見ることができません。ニューヨークタイムズの電子版でも紹介されるなど、世界的に注目を集めています。

見られる場所:豊頃町・大津海岸
見られる時期:1月中旬から2月中旬
おすすめポイント:さまざまな形の透き通った氷は大自然が生み出した奇跡。特に朝日や夕日の光が当たると、氷がキラキラと輝き、息を呑むような美しさです。

試される大地、北海道の冬は雪や寒さで厳しいですが、ここでしか見られない息をのむほど美しい自然現象がたくさんあります。みなさんもぜひこの冬足を運び、素晴らしい自然の美しさを肌で体感してはいかがですか。
 

空からの贈り物、ダイヤモンドダスト

ダイヤモンドダストは、氷点下10°C以下の晴れた日に、大気中の水蒸気が凍ることで発生します。小さな氷の結晶が太陽の光を反射し、キラキラと輝く様子がまるでダイヤモンドのように見えることから、この名前が付けられました。

澄み切った冬の空気の中できらめく雪は、まるで空からの贈り物!
ダイヤモンドダスト 北海道
見られる場所:旭川市、占冠町、美瑛町、名寄市
おすすめの時期:1月から2月
おすすめポイント:極小の氷の結晶が太陽光を反射し、キラキラと輝く様子は感動的。サラサラと音を立てて降り注ぐ「天使のささやき」にも注目です!

湖面に咲く可憐な氷の花、フロストフラワー

「冬の華」「奇跡の花」とも呼ばれるフロストフラワー。氷点下15℃以下の静かな湖面で発生します。水蒸気が凍って作り出す、繊細な氷の結晶が湖面を埋め尽くす光景は、一瞬で心奪われる美しさ!
見られる場所:釧路市阿寒湖
おすすめの時期:12月から3月上旬
おすすめポイント:息を吹きかけると溶けてしまうほど繊細な結晶です。見てみたい方は、地元のガイド付きツアーで安全に鑑賞するのがおすすめです。

氷の芸術、アイスバブル

アイスバブルは、凍った湖の中に白い気泡が閉じ込められる現象です。

湖の底でメタンガスが発生し、それが気泡となって上昇する途中で湖が凍ることで生まれます。透明な湖の中にいくつもの泡が連なっている様子は、まるで芸術作品のようです…!
フロストフラワー 北海道
見られる場所:上士幌町、糠平湖
おすすめの時期:12月末から3月初旬
おすすめポイント: 凍った湖面に無数の気泡が浮かび上がり、リング状に広がる様子は、美しい自然のアート。湖の上はスケートリンクのようにツルツルですので、滑り止めのある靴がおすすめです!

迫力満点、氷瀑

氷瀑(ひょうばく)は、滝が凍りつく自然現象です。独特な形に凍りついた滝は迫力満点で、北海道の自然の雄大さを感じさせます。
氷瀑
見られる場所:層雲峡温泉の銀河・流星の滝、美瑛町の白ひげの滝
見られる時期:1月から3月初旬
おすすめポイント:層雲峡では、毎年「層雲峡温泉氷瀑まつり」が開催されています。大迫力の氷像が立ち並び、夜には7色にライトアップされ、氷瀑の魅力をたっぷり味わえるイベントです。チューブスライダーなどのアクティビティもあり、お子さんも楽しめますよ!
氷瀑まつり 北海道 層雲峡
2025年の氷瀑まつりは、1月25日 (土)~3月9日 (日)に開催される予定です。詳細は氷瀑まつり公式ホームページでご確認ください。

波しぶきが氷に、氷濤

氷濤(ひょうとう)は、海岸や湖岸で見られる自然現象で、波しぶきによってできる氷の柱です。間近で見るとその大きさに圧倒されます!
氷濤
見られる場所:千歳・支笏湖
見られる時期:1月から2月
おすすめポイント:千歳市の支笏湖では、毎年「千歳・支笏湖氷濤まつり」が行われます。支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け造られた大小さまざまな氷のオブジェは、昼は「支笏湖ブルー」と呼ばれるナチュラルブルーに見え、夜はライトアップされ幻想的な世界を演出します。
千歳・支笏湖氷濤まつり
2025年は2月1日(土)〜2月24日(月祝)に開催される予定です。詳細は千歳・支笏湖氷濤まつり公式ホームページでご確認ください。

道民として一度は見たい、流氷

流氷は、海水が凍ることで生まれます。塩分を含んだ海水は、水よりも凍る温度が低く、約-1.8℃で凍り始めます。海の表面の水が冷やされることで、薄い氷の層が形成されるのです。この海氷は、風や海流によって移動するため、「流氷」と呼ばれます。
流氷
氷が太陽の光を反射して輝き、海上を漂うダイナミックな絶景は、道民なら一度は見ておきたいですよね。

見られる場所:紋別、知床、網走
見られる時期:1月上旬から3月上旬
おすすめポイント:紋別では流氷観光船「ガリンコ号」が運航しており、流氷を砕く振動や音を体感できます。
砕かれた流氷が船体の脇から浮かび上がる様子も観察でき、エメラルドグリーンに輝く流氷の底面など、神秘的な光景は道民として感動すること間違いありません!運がよければ、流氷の上にたたずむアザラシなどの動物も見られるかも…?!


 

海の宝石、ジュエリーアイス

ジュエリーアイスは、十勝川の河口付近が厳しい寒さで凍り、気温上昇や潮の満ち引きで氷が割れ、太平洋を漂流したのちに、海岸に打ち上げられることで生まれます。
川の水が凍っているため塩分を含まず、クリスタルのように高い透明度なのが特徴で、光の当たり方で色が変化することから「ジュエリーアイス」という名前が付けられました。宝石のように美しい氷は、数々の写真家たちも魅了しています。
この神秘的な氷は世界でも大津海岸でしか見ることができません。ニューヨークタイムズの電子版でも紹介されるなど、世界的に注目を集めています。

見られる場所:豊頃町・大津海岸
見られる時期:1月中旬から2月中旬
おすすめポイント:さまざまな形の透き通った氷は大自然が生み出した奇跡。特に朝日や夕日の光が当たると、氷がキラキラと輝き、息を呑むような美しさです。

試される大地、北海道の冬は雪や寒さで厳しいですが、ここでしか見られない息をのむほど美しい自然現象がたくさんあります。みなさんもぜひこの冬足を運び、素晴らしい自然の美しさを肌で体感してはいかがですか。
 

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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