2024.9.21

おでかけ / 富良野・トマム・美瑛

新ルートを初ドライブ!道道「美唄富良野線」開通…魅力が満載!絶景&絶品グルメを堪能

 8月26日ついに全線開通となった道道美唄富良野線。美唄と富良野をつなぐ新たな幹線道路が誕生しました。今回は新ルートを初ドライブ。絶景に絶品グルメなど魅力を調べてきましたよ。

37年かけてようやく開通した新ルート

 これまで両市を行き来するには、立ちふさがる険しい山々を大きく迂回。

 物流や災害対応などの面からも、最短ルートの開通は長年の課題とされてきましたが、急峻な山岳地帯を通る17.3キロ部分の工事に大苦戦。事業化からなんと37年ものときを経て、ようやく完成したのです。
 これにより全長55.8キロの幹線道路が全線開通となり、美唄と富良野の行き来は約20分短縮、札幌から富良野だと、約4分の短縮となり、2時間を切ることになったのです。

自然の中に点在するアート作品

 美唄市のメインストリート国道12号線とつながる美唄富良野線からスタートし、富良野を目指して新ルートをドライブ。

 まず見えてきたのは、キレイな芝が広がる素敵なお庭。
 美しい青空と緑の中にアート作品が点在していて、とってもステキな場所。

 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は、かつて美唄の小学校だった木造校舎や体育館をギャラリーやアートスペースとして再生し、美唄市出身の彫刻家、安田侃さんの作品を展示する美術館です。
 白大理石やブロンズをなめらかな曲線に、ときに荒々しく彫刻する安田さんの作品は世界中はもちろん、札幌市内にも数多く設置されているので、見たことのある人も多いのでは?
 アルテピアッツァ美唄ではおいしいグルメも味わえます。

 クラシカルなカントリー調で、ぬくもりのある空間にゆったりとした時間が流れる「カフェアルテ」。木枠の窓の外に広がる美しいお庭と彫刻作品を眺めながら味わえる、美唄のおいしいが詰まったグルメが…。
 「イタリアのサンドイッチ エゾシカ肉のプロシュートコット」。プロシュートコットとは、加熱したハムのこと。

 北海道産のジビエ、エゾシカ肉を使い、美唄の石窯焼きパン屋さん「カフェ・ストウブ」で小麦から育てて焼いたパンでサンドしています。
 パリッと固めのパンですが、もっちりした食感。
 
 エゾシカ肉は臭みもなくおいしい!かむたびに香りがふわっと広がります。セットのハーブティーもお花のようなさわかな香り。
 まもなく訪れる芸術の秋にもぴったりのスポット、ぜひ立ち寄ってみてください。

安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
住所:美唄市落合町栄町
開館:午前9時~午後5時
休:火曜・祝日の翌日(日曜除く)
入場料:無料 ※任意による寄付をお願いしています

過去・現在・未来をつなぐ“炭鉱遺産”

 続いて見えてきたのは、巨大な赤い鉄塔。炭鉱遺産の竪坑巻上櫓です。

 やぐらの高さは約20m。170mの地下との間を原炭や人の運搬などに使用していました。
 新ルートが通る美唄市東部は明治から昭和の中頃まで石炭の一大産出地として発展。

 鉄道が走り、ピーク時には6万人もの炭鉱労働者が従事するほど、炭鉱の町として隆盛を極めました。
 炭鉱メモリアル森林公園にはその名残が。記憶のシンボルとして、現代に設置された安田侃の彫刻とともに、まるで過去と現在をつなぐ芸術作品のように見る人の郷愁を誘い続けています。

炭鉱メモリアル森林公園
住所:美唄市東美唄町一ノ沢

新たな開通部分をドライブ

 37年もの難工事の末、ついに開通した美唄富良野線。いよいよ新しく完成した17.3キロを走ります。

 うっそうととした木々の緑が新しいアスファルトのすぐ際まで迫る様子が、険しい山々を切り開いて道路を敷いた苦労を物語るようです。

 まだ見ぬ秋の美唄富良野線も楽しみ。国道452号と合流したところで、新開通部分は終了。走行時間は40分ほどでした。  

芦別の名勝“三段滝”

 富良野を目指し進み続けると、すぐ先に見えてくるのが芦別市の名勝三段滝。

 大きく3段に見えるこの滝は、悠久のときを経て堆積した砂岩層が折り重なったもので、高さ10m、幅70mもの壮大な滝を形成しています。
 水しぶきがかかるほどの近さで見るダイナミックな滝は秋になると美しい紅葉をまとい、夏の爽快さとは一転。癒しのスポットとしても人気ですよ。
 
三段滝
住所:芦別市芦別
   美唄富良野線(国道452号重複)沿い

富良野で秋の味覚を満喫

 美唄富良野線は、国道452号から別れ一路富良野に。20分ほど走れば、そこはもう富良野。

 向かったのは富良野の中心街にあって、富良野の農産物やスイーツ、手作りパンにカフェなど富良野のおいしい楽しいが集まる富良野グルメの発信地として人気の「フラノマルシェ」。
 具材は全て富良野産という「秋野菜のピザ」。

 とってもカラフルでかわいらしいピザ。タマネギはシャキシャキでカラーピーマンが甘い。ナスも肉厚でおいしい!
 「かぼちゃのポタージュ」はスープなのにホクホク。やさしい味。甘さを際立たせるために、富良野産のタマネギを炒めて入れてるんですって。
 最後にいただく富良野の秋グルメは、「富良野小麦とふらの牛乳のホットケーキ 富良野生キャラメル&生クリーム」。
 
 
 富良野産の小麦と北海道産のゆめぴりかの米粉、ふらの牛乳を使った100%北海道素材のホットケーキです。

 あったかふわふわのホットケーキに生クリームと生キャラメル。甘すぎず、ほんとにおいしい!
 富良野の秋グルメ、これからまだまだ増えていきそうです。

 北海道に誕生した新ルート、美唄富良野線を使って食欲の秋、芸術の秋、歴史の秋を楽しみにドライブしてみてはいかがですか。
フラノマルシェ
住所:富良野市幸町13-1
営業:午前10時~午後6時
休:11月11日~11月15日

みんテレ9月4日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

37年かけてようやく開通した新ルート

 これまで両市を行き来するには、立ちふさがる険しい山々を大きく迂回。

 物流や災害対応などの面からも、最短ルートの開通は長年の課題とされてきましたが、急峻な山岳地帯を通る17.3キロ部分の工事に大苦戦。事業化からなんと37年ものときを経て、ようやく完成したのです。
 これにより全長55.8キロの幹線道路が全線開通となり、美唄と富良野の行き来は約20分短縮、札幌から富良野だと、約4分の短縮となり、2時間を切ることになったのです。

自然の中に点在するアート作品

 美唄市のメインストリート国道12号線とつながる美唄富良野線からスタートし、富良野を目指して新ルートをドライブ。

 まず見えてきたのは、キレイな芝が広がる素敵なお庭。
 美しい青空と緑の中にアート作品が点在していて、とってもステキな場所。

 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は、かつて美唄の小学校だった木造校舎や体育館をギャラリーやアートスペースとして再生し、美唄市出身の彫刻家、安田侃さんの作品を展示する美術館です。
 白大理石やブロンズをなめらかな曲線に、ときに荒々しく彫刻する安田さんの作品は世界中はもちろん、札幌市内にも数多く設置されているので、見たことのある人も多いのでは?
 アルテピアッツァ美唄ではおいしいグルメも味わえます。

 クラシカルなカントリー調で、ぬくもりのある空間にゆったりとした時間が流れる「カフェアルテ」。木枠の窓の外に広がる美しいお庭と彫刻作品を眺めながら味わえる、美唄のおいしいが詰まったグルメが…。
 「イタリアのサンドイッチ エゾシカ肉のプロシュートコット」。プロシュートコットとは、加熱したハムのこと。

 北海道産のジビエ、エゾシカ肉を使い、美唄の石窯焼きパン屋さん「カフェ・ストウブ」で小麦から育てて焼いたパンでサンドしています。
 パリッと固めのパンですが、もっちりした食感。
 
 エゾシカ肉は臭みもなくおいしい!かむたびに香りがふわっと広がります。セットのハーブティーもお花のようなさわかな香り。
 まもなく訪れる芸術の秋にもぴったりのスポット、ぜひ立ち寄ってみてください。

安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
住所:美唄市落合町栄町
開館:午前9時~午後5時
休:火曜・祝日の翌日(日曜除く)
入場料:無料 ※任意による寄付をお願いしています

過去・現在・未来をつなぐ“炭鉱遺産”

 続いて見えてきたのは、巨大な赤い鉄塔。炭鉱遺産の竪坑巻上櫓です。

 やぐらの高さは約20m。170mの地下との間を原炭や人の運搬などに使用していました。
 新ルートが通る美唄市東部は明治から昭和の中頃まで石炭の一大産出地として発展。

 鉄道が走り、ピーク時には6万人もの炭鉱労働者が従事するほど、炭鉱の町として隆盛を極めました。
 炭鉱メモリアル森林公園にはその名残が。記憶のシンボルとして、現代に設置された安田侃の彫刻とともに、まるで過去と現在をつなぐ芸術作品のように見る人の郷愁を誘い続けています。

炭鉱メモリアル森林公園
住所:美唄市東美唄町一ノ沢

新たな開通部分をドライブ

 37年もの難工事の末、ついに開通した美唄富良野線。いよいよ新しく完成した17.3キロを走ります。

 うっそうととした木々の緑が新しいアスファルトのすぐ際まで迫る様子が、険しい山々を切り開いて道路を敷いた苦労を物語るようです。

 まだ見ぬ秋の美唄富良野線も楽しみ。国道452号と合流したところで、新開通部分は終了。走行時間は40分ほどでした。  

芦別の名勝“三段滝”

 富良野を目指し進み続けると、すぐ先に見えてくるのが芦別市の名勝三段滝。

 大きく3段に見えるこの滝は、悠久のときを経て堆積した砂岩層が折り重なったもので、高さ10m、幅70mもの壮大な滝を形成しています。
 水しぶきがかかるほどの近さで見るダイナミックな滝は秋になると美しい紅葉をまとい、夏の爽快さとは一転。癒しのスポットとしても人気ですよ。
 
三段滝
住所:芦別市芦別
   美唄富良野線(国道452号重複)沿い

富良野で秋の味覚を満喫

 美唄富良野線は、国道452号から別れ一路富良野に。20分ほど走れば、そこはもう富良野。

 向かったのは富良野の中心街にあって、富良野の農産物やスイーツ、手作りパンにカフェなど富良野のおいしい楽しいが集まる富良野グルメの発信地として人気の「フラノマルシェ」。
 具材は全て富良野産という「秋野菜のピザ」。

 とってもカラフルでかわいらしいピザ。タマネギはシャキシャキでカラーピーマンが甘い。ナスも肉厚でおいしい!
 「かぼちゃのポタージュ」はスープなのにホクホク。やさしい味。甘さを際立たせるために、富良野産のタマネギを炒めて入れてるんですって。
 最後にいただく富良野の秋グルメは、「富良野小麦とふらの牛乳のホットケーキ 富良野生キャラメル&生クリーム」。
 
 
 富良野産の小麦と北海道産のゆめぴりかの米粉、ふらの牛乳を使った100%北海道素材のホットケーキです。

 あったかふわふわのホットケーキに生クリームと生キャラメル。甘すぎず、ほんとにおいしい!
 富良野の秋グルメ、これからまだまだ増えていきそうです。

 北海道に誕生した新ルート、美唄富良野線を使って食欲の秋、芸術の秋、歴史の秋を楽しみにドライブしてみてはいかがですか。
フラノマルシェ
住所:富良野市幸町13-1
営業:午前10時~午後6時
休:11月11日~11月15日

みんテレ9月4日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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