2024.3.10

おでかけ / 登別・洞爺湖・日髙

ワンコインの秘湯「目の湯」…温泉ソムリエ推薦!"穴場の名湯"3選【登別】

北海道の人気温泉地といえば登別!

今回は、温泉ソムリエ師範のさとう努さんに登別温泉を訪れたら立ち寄りたい"超穴場の名湯"を教えてもらいました。

世界中にファンがいる「登別温泉」

北海道じゃらん2月号で発表された「人気温泉地ランキング2024」で1位を獲得した登別温泉。

1858年の滝本金蔵による開湯以来、多くの人々を癒してきました。
登別温泉といえば、地獄谷の火山由来の硫黄泉が有名ですが、実は世界でも珍しい9種類の泉質があるんですって。

「温泉のデパートなんです」とさとうさんはいいます。

そんな登別温泉でおすすめの"穴場の名湯"をみていきましょう。

ワンコインで楽しめる秘湯

最初に紹介するのは、登別温泉で唯一の銭湯『温泉銭湯 夢元 さぎり湯』。

登別の名湯を銭湯価格で楽しめると、地元の人にも大人気なんです。
登別温泉の代名詞である硫黄温泉は、白濁した湯に硫黄の匂いが特徴です。

こちらは登別温泉でも珍しい、加水・加温・循環なしの源泉100%かけ流しなんですって。
「殺菌力が強く皮膚の疾患に良いんです」とさとうさん。

アトピー性皮膚炎などにも良いと言われているそうですよ。

「ただ効き目が強い分、肌が弱い方には刺激が強いかもしれないので、長湯を避けたり、お風呂からあがる時にシャワーで流してからあがると良い」と話します。
硫黄泉の隣にあるのは、「明ばん泉」。

さとうさんによると、アルミニウムイオンをたっぷり含んでいて「目の湯」と呼ばれているんだとか。
文久元年、硫黄を採掘していた南部藩の家臣が『薬師如来堂』の下で湧く温泉で目を洗い、目の病気が治ったという言い伝えがあるんだそう。

お礼に送った石碑は今も安置されており、以来「目の湯」として親しまれているのです。

「目の湯」に入れるのは、登別で唯一『さぎり湯』だけですよ。
温泉銭湯 夢元 さぎり湯
住所:登別市登別温泉町60
日帰り入浴:午前7時~午後9時 (最終受付 午後8時30分)

伝統湯治「木枕で寝湯」

続いて紹介するのは、登別温泉街から車で10分ほどの登別カルルス温泉にたたずむ『鈴木旅館』。
カルルス温泉は1899年、『鈴木旅館』の前身『寿館』が建設されたことから開湯。

以降、日露戦争の傷病兵の保養地にされるなど、名湯としての名が知れ渡り、1957年には北海道初の国民保養温泉地に指定されました
お湯は、源泉を湧き水で割った割合で低温・中温・高温と分かれています。

泉質は単純温泉。

さとうさんによると、硫酸イオンを多く含んでおり、血管拡張作用もあるのでよく温まるそうです。
こちらで有名なのが、伝統湯治「木枕で寝湯」。

木の棒を枕にして木床に寝そべり、ひしゃくでお湯をかけるんです。
ミストサウナのような温泉の湯気にはマイナスイオン効果があり、流れる湯の音からもリラクゼーション効果が得られるそうですよ。
鈴木旅館
住所:登別市カルルス町12
日帰入浴:午後1時~午後8時

絶景!太平洋パノラマ温泉

最後に紹介するのは、『虎杖浜温泉 旅想の宿いずみ』。

住所は白老町ですが、登別温泉から車で10分と近いんです。
こちらの温泉の特徴は、なんといっても絶景!

目の前には太平洋が広がり、地平線がくっきりと見えますよ。
泉質は、ナトリウム塩化物泉。

「塩の成分がたっぷり入っているので、よく温まる熱の湯です」とさとうさん。
「さらに重曹成分の炭酸水素イオンがたっぷり入っており、肌の古い角質・毛穴の汚れを落としてくれるので、(毛穴から)水分を補給してくれる、うるおい効果がある」と話します。

ぜひ隠れた名湯を楽しんでみてくださいね。
虎杖浜温泉 旅想の宿いずみ
住所:白老町虎杖浜312-1
日帰り入浴
日~金曜:正午~午後10時
土・祝・祝前日:正午~午後5時

*みんテレ2月16日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

世界中にファンがいる「登別温泉」

北海道じゃらん2月号で発表された「人気温泉地ランキング2024」で1位を獲得した登別温泉。

1858年の滝本金蔵による開湯以来、多くの人々を癒してきました。
登別温泉といえば、地獄谷の火山由来の硫黄泉が有名ですが、実は世界でも珍しい9種類の泉質があるんですって。

「温泉のデパートなんです」とさとうさんはいいます。

そんな登別温泉でおすすめの"穴場の名湯"をみていきましょう。

ワンコインで楽しめる秘湯

最初に紹介するのは、登別温泉で唯一の銭湯『温泉銭湯 夢元 さぎり湯』。

登別の名湯を銭湯価格で楽しめると、地元の人にも大人気なんです。
登別温泉の代名詞である硫黄温泉は、白濁した湯に硫黄の匂いが特徴です。

こちらは登別温泉でも珍しい、加水・加温・循環なしの源泉100%かけ流しなんですって。
「殺菌力が強く皮膚の疾患に良いんです」とさとうさん。

アトピー性皮膚炎などにも良いと言われているそうですよ。

「ただ効き目が強い分、肌が弱い方には刺激が強いかもしれないので、長湯を避けたり、お風呂からあがる時にシャワーで流してからあがると良い」と話します。
硫黄泉の隣にあるのは、「明ばん泉」。

さとうさんによると、アルミニウムイオンをたっぷり含んでいて「目の湯」と呼ばれているんだとか。
文久元年、硫黄を採掘していた南部藩の家臣が『薬師如来堂』の下で湧く温泉で目を洗い、目の病気が治ったという言い伝えがあるんだそう。

お礼に送った石碑は今も安置されており、以来「目の湯」として親しまれているのです。

「目の湯」に入れるのは、登別で唯一『さぎり湯』だけですよ。
温泉銭湯 夢元 さぎり湯
住所:登別市登別温泉町60
日帰り入浴:午前7時~午後9時 (最終受付 午後8時30分)

伝統湯治「木枕で寝湯」

続いて紹介するのは、登別温泉街から車で10分ほどの登別カルルス温泉にたたずむ『鈴木旅館』。
カルルス温泉は1899年、『鈴木旅館』の前身『寿館』が建設されたことから開湯。

以降、日露戦争の傷病兵の保養地にされるなど、名湯としての名が知れ渡り、1957年には北海道初の国民保養温泉地に指定されました
お湯は、源泉を湧き水で割った割合で低温・中温・高温と分かれています。

泉質は単純温泉。

さとうさんによると、硫酸イオンを多く含んでおり、血管拡張作用もあるのでよく温まるそうです。
こちらで有名なのが、伝統湯治「木枕で寝湯」。

木の棒を枕にして木床に寝そべり、ひしゃくでお湯をかけるんです。
ミストサウナのような温泉の湯気にはマイナスイオン効果があり、流れる湯の音からもリラクゼーション効果が得られるそうですよ。
鈴木旅館
住所:登別市カルルス町12
日帰入浴:午後1時~午後8時

絶景!太平洋パノラマ温泉

最後に紹介するのは、『虎杖浜温泉 旅想の宿いずみ』。

住所は白老町ですが、登別温泉から車で10分と近いんです。
こちらの温泉の特徴は、なんといっても絶景!

目の前には太平洋が広がり、地平線がくっきりと見えますよ。
泉質は、ナトリウム塩化物泉。

「塩の成分がたっぷり入っているので、よく温まる熱の湯です」とさとうさん。
「さらに重曹成分の炭酸水素イオンがたっぷり入っており、肌の古い角質・毛穴の汚れを落としてくれるので、(毛穴から)水分を補給してくれる、うるおい効果がある」と話します。

ぜひ隠れた名湯を楽しんでみてくださいね。
虎杖浜温泉 旅想の宿いずみ
住所:白老町虎杖浜312-1
日帰り入浴
日~金曜:正午~午後10時
土・祝・祝前日:正午~午後5時

*みんテレ2月16日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

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