「車内からの流氷」
冬の道東・オホーツクエリアでしか見られない「流氷」は、現在シーズンの真っただ中! しかも今年は、たくさんの流氷が押し寄せてきていて「流氷の当たり年」だと言われているんです。
今回は、流氷をとことん楽しむことに特化した、期間限定の特別列車「流氷物語号」を紹介します。列車に乗って、ゆったりと流氷をながめてみるのはいかがでしょう?
日本で唯一!列車から流氷が見られる「釧網本線」
JR釧網本線は、釧路駅と網走駅を結ぶ路線です。「流氷物語号」は、釧網本線の網走駅〜知床斜里駅までの、オホーツク海が見える区間を走ります。つまり、日本で唯一列車から流氷をながめることができる路線なんです。
「平成元年から『流氷ノロッコ号』を運行していましたが、平成27年に終了してしまったんです。人気の路線ということもあって、平成28年度には運転方式を変え『流氷物語号』が始動しました」と、JR北海道の藤田さん。
「平成元年から『流氷ノロッコ号』を運行していましたが、平成27年に終了してしまったんです。人気の路線ということもあって、平成28年度には運転方式を変え『流氷物語号』が始動しました」と、JR北海道の藤田さん。
「車内座席の雰囲気」
「流氷物語号と流氷」
コロナ前の2018年度シーズンには、利用者が合計1万人を超えたというほど人気の流氷物語号。今年も道外や海外からのお客様が戻ってきて賑わっていましたよ。
運行には、JR北海道だけでなく網走市や小清水町、斜里町など各沿線自治体も協力し、冬の流氷観光を楽しんでもらおうと盛り上げています。
運行には、JR北海道だけでなく網走市や小清水町、斜里町など各沿線自治体も協力し、冬の流氷観光を楽しんでもらおうと盛り上げています。
ローカルの解説付きで楽しめる「流氷物語号」
流氷物語号は、通常の釧網本線の列車との合間に一日2往復の運行。他の列車では味わえない、流氷物語号だけの楽しみ方があるんです!
流氷物語号では、乗車中に網走市の観光ボランティアの皆さんの沿線案内を聞くことができます。通過するそれぞれの町や駅周辺の観光情報、流氷や自然の解説など、地元の方ならではのお話が聞けるのが魅力です!
流氷物語号では、乗車中に網走市の観光ボランティアの皆さんの沿線案内を聞くことができます。通過するそれぞれの町や駅周辺の観光情報、流氷や自然の解説など、地元の方ならではのお話が聞けるのが魅力です!
「北浜駅で途中下車」
また、流氷物語号1・3号は「北浜駅」に10分停車、2・4号は「浜小清水駅」で20分停車します。列車から降りてゆっくり流氷を堪能できるのも特徴です。
テレビゲーム「オホーツクに消ゆ」の聖地巡りも
流氷物語号は、1980年代に登場し人気を博したテレビゲーム「オホーツクに消ゆ」とコラボレーションしています。
ドラゴンクエストを手掛けた堀井雄二氏の名作でファンも多く、道東や釧網本線沿線が舞台になっていることから、網走市とMOTレール倶楽部によって企画されたそうです。
ドラゴンクエストを手掛けた堀井雄二氏の名作でファンも多く、道東や釧網本線沿線が舞台になっていることから、網走市とMOTレール倶楽部によって企画されたそうです。
「車内販売グッズ」
「列車に興味がなかったとしても、作品を巡るコンテンツツーリズムとして流氷物語号をお楽しみいただきたいという思いもあります。この列車は、地域の人たちと作り上げている列車なので、一緒に沿線地域を盛り上げていきたいです」と、藤田さん。
列車のヘッドマークが「オホーツクに消ゆ」オリジナルのものになっていたり、コラボレーショングッズの販売があったり。ゲームファンの方たち必見のポイントが用意されています!
列車のヘッドマークが「オホーツクに消ゆ」オリジナルのものになっていたり、コラボレーショングッズの販売があったり。ゲームファンの方たち必見のポイントが用意されています!
流氷と山の絶景にうっとり…乗車体験してきました!
筆者も、網走駅から知床斜里駅まで流氷物語号に乗ってきましたよ!
乗車した日は少し曇っていましたが、流氷も山々もばっちり見られました。ボランティアの皆さんのわかりやすい解説を聞きながら、車窓から流氷や山々をながめられるのはとても良い体験です。「釧網本線を盛り上げたい」という情熱や愛が伝わってきます!
乗車した日は少し曇っていましたが、流氷も山々もばっちり見られました。ボランティアの皆さんのわかりやすい解説を聞きながら、車窓から流氷や山々をながめられるのはとても良い体験です。「釧網本線を盛り上げたい」という情熱や愛が伝わってきます!
「北浜駅」
途中、流氷に最も近い駅といわれる「北浜駅」に10分停車してくれるので、駅に併設された展望台へ。流氷で覆い尽くされたオホーツク海、知床連山や斜里岳などの雄大な山々をぜいたくにも一気に見渡せます。
また、北浜駅を出ると次の浜小清水駅までに濤沸湖や藻琴山、斜里付近では斜里岳と、美しい景色が続いていくので車窓から目が離せません! 都度、ボランティアの皆さんが絶景ポイントを教えてくれるので、ありがたいです。
「車内からの斜里岳」
「乗車記念品」
乗車記念に「流氷物語」と書かれた荷物タグと、知床のシンボルキャラクター「トコさん」のステッカーがもらえました。
流氷物語号は流氷が見える期間のみの運行で、今年は1月27日~2月25日・3月1日~3月3日までです。今の季節だけしか見られない流氷を、今だけの特別な列車に乗ってぜひ楽しんでみてください!
流氷物語号は流氷が見える期間のみの運行で、今年は1月27日~2月25日・3月1日~3月3日までです。今の季節だけしか見られない流氷を、今だけの特別な列車に乗ってぜひ楽しんでみてください!
運行:北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)
WEBサイト:https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/ryuhyo/
企画・運営:MOTレール倶楽部
WEBサイト:https://www.motrailclub.com/
Facebook:motrailclub
(上記の情報は記事作成当時のものです。
最新の情報は各施設にお問い合わせください)
WEBサイト:https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/ryuhyo/
企画・運営:MOTレール倶楽部
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Facebook:motrailclub
(上記の情報は記事作成当時のものです。
最新の情報は各施設にお問い合わせください)
日本で唯一!列車から流氷が見られる「釧網本線」
「車内座席の雰囲気」
JR釧網本線は、釧路駅と網走駅を結ぶ路線です。「流氷物語号」は、釧網本線の網走駅〜知床斜里駅までの、オホーツク海が見える区間を走ります。つまり、日本で唯一列車から流氷をながめることができる路線なんです。
「平成元年から『流氷ノロッコ号』を運行していましたが、平成27年に終了してしまったんです。人気の路線ということもあって、平成28年度には運転方式を変え『流氷物語号』が始動しました」と、JR北海道の藤田さん。
「平成元年から『流氷ノロッコ号』を運行していましたが、平成27年に終了してしまったんです。人気の路線ということもあって、平成28年度には運転方式を変え『流氷物語号』が始動しました」と、JR北海道の藤田さん。
「流氷物語号と流氷」
コロナ前の2018年度シーズンには、利用者が合計1万人を超えたというほど人気の流氷物語号。今年も道外や海外からのお客様が戻ってきて賑わっていましたよ。
運行には、JR北海道だけでなく網走市や小清水町、斜里町など各沿線自治体も協力し、冬の流氷観光を楽しんでもらおうと盛り上げています。
運行には、JR北海道だけでなく網走市や小清水町、斜里町など各沿線自治体も協力し、冬の流氷観光を楽しんでもらおうと盛り上げています。
ローカルの解説付きで楽しめる「流氷物語号」
流氷物語号は、通常の釧網本線の列車との合間に一日2往復の運行。他の列車では味わえない、流氷物語号だけの楽しみ方があるんです!
流氷物語号では、乗車中に網走市の観光ボランティアの皆さんの沿線案内を聞くことができます。通過するそれぞれの町や駅周辺の観光情報、流氷や自然の解説など、地元の方ならではのお話が聞けるのが魅力です!
流氷物語号では、乗車中に網走市の観光ボランティアの皆さんの沿線案内を聞くことができます。通過するそれぞれの町や駅周辺の観光情報、流氷や自然の解説など、地元の方ならではのお話が聞けるのが魅力です!
「北浜駅で途中下車」
また、流氷物語号1・3号は「北浜駅」に10分停車、2・4号は「浜小清水駅」で20分停車します。列車から降りてゆっくり流氷を堪能できるのも特徴です。
テレビゲーム「オホーツクに消ゆ」の聖地巡りも
「車内販売グッズ」
流氷物語号は、1980年代に登場し人気を博したテレビゲーム「オホーツクに消ゆ」とコラボレーションしています。
ドラゴンクエストを手掛けた堀井雄二氏の名作でファンも多く、道東や釧網本線沿線が舞台になっていることから、網走市とMOTレール倶楽部によって企画されたそうです。
ドラゴンクエストを手掛けた堀井雄二氏の名作でファンも多く、道東や釧網本線沿線が舞台になっていることから、網走市とMOTレール倶楽部によって企画されたそうです。
「列車に興味がなかったとしても、作品を巡るコンテンツツーリズムとして流氷物語号をお楽しみいただきたいという思いもあります。この列車は、地域の人たちと作り上げている列車なので、一緒に沿線地域を盛り上げていきたいです」と、藤田さん。
列車のヘッドマークが「オホーツクに消ゆ」オリジナルのものになっていたり、コラボレーショングッズの販売があったり。ゲームファンの方たち必見のポイントが用意されています!
列車のヘッドマークが「オホーツクに消ゆ」オリジナルのものになっていたり、コラボレーショングッズの販売があったり。ゲームファンの方たち必見のポイントが用意されています!
流氷と山の絶景にうっとり…乗車体験してきました!
筆者も、網走駅から知床斜里駅まで流氷物語号に乗ってきましたよ!
乗車した日は少し曇っていましたが、流氷も山々もばっちり見られました。ボランティアの皆さんのわかりやすい解説を聞きながら、車窓から流氷や山々をながめられるのはとても良い体験です。「釧網本線を盛り上げたい」という情熱や愛が伝わってきます!
乗車した日は少し曇っていましたが、流氷も山々もばっちり見られました。ボランティアの皆さんのわかりやすい解説を聞きながら、車窓から流氷や山々をながめられるのはとても良い体験です。「釧網本線を盛り上げたい」という情熱や愛が伝わってきます!
「北浜駅」
途中、流氷に最も近い駅といわれる「北浜駅」に10分停車してくれるので、駅に併設された展望台へ。流氷で覆い尽くされたオホーツク海、知床連山や斜里岳などの雄大な山々をぜいたくにも一気に見渡せます。
「車内からの斜里岳」
また、北浜駅を出ると次の浜小清水駅までに濤沸湖や藻琴山、斜里付近では斜里岳と、美しい景色が続いていくので車窓から目が離せません! 都度、ボランティアの皆さんが絶景ポイントを教えてくれるので、ありがたいです。
「乗車記念品」
乗車記念に「流氷物語」と書かれた荷物タグと、知床のシンボルキャラクター「トコさん」のステッカーがもらえました。
流氷物語号は流氷が見える期間のみの運行で、今年は1月27日~2月25日・3月1日~3月3日までです。今の季節だけしか見られない流氷を、今だけの特別な列車に乗ってぜひ楽しんでみてください!
流氷物語号は流氷が見える期間のみの運行で、今年は1月27日~2月25日・3月1日~3月3日までです。今の季節だけしか見られない流氷を、今だけの特別な列車に乗ってぜひ楽しんでみてください!
運行:北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)
WEBサイト:https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/ryuhyo/
企画・運営:MOTレール倶楽部
WEBサイト:https://www.motrailclub.com/
Facebook:motrailclub
(上記の情報は記事作成当時のものです。
最新の情報は各施設にお問い合わせください)
WEBサイト:https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/ryuhyo/
企画・運営:MOTレール倶楽部
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鎌田絵里奈
知床在住ライター
北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!