2023.4.2

おでかけ

北海道開拓の村|馬車鉄道や食堂グルメを楽しむレトロさんぽに出かけよう!【札幌】

北海道開拓の村-入り口

北海道開拓の村は、北海道各地で明治から昭和初期にかけて作られた建造物を移築、再現した野外博物館。当時の街並みを再現した市街地群をはじめ、漁村群、農村群、山村群の4つのエリアに分かれており、開拓使時代の暮らしを知ることができますよ。
敷地内は、54.2ヘクタールと札幌ドーム10個分の広さがあり、全てのエリアを巡るには3時間程度の時間がかかります。

そこで今回は、広大な北海道開拓の村の中でもレトロ好きにおすすめしたいスポットをご紹介。見学の際は、歩きやすい服装や靴で訪れるのがおすすめです。

開拓使の街並みを馬車鉄道で巡るショートトリップ

大正時代に札幌市内を走っていた車両を再現した馬車鉄道に乗りながら、レトロな街並みを巡るショートトリップに出かけてみませんか?
馬車鉄道は、4月中旬〜11月まで毎日乗車が可能。線路は市街地群のメイン道路から農村群の入口までの区間を運行しています。
冬には馬車がソリに代わり、北海道ならではの雪景色も楽しめますよ。

■馬車鉄道/馬そり
・運行期間/馬車鉄道:4月中旬~11月、馬そり:12月中旬~3月の土・日・祝日・札幌雪まつり期間
・料金(片道)/大人250円、子供100円
 
北海道開拓の村-馬車鉄道

ノスタルジックな建物をめぐる"レトロさんぽ"へ

北海道開拓の村-旧浦河公会会堂1
北海道開拓の村は、レトロな街並みが魅力。建物内には、大正や明治時代に使われていた道具や家具、雑貨も並んでいますよ。ここでは、レトロ好き必見のおすすめスポットをご紹介します。

■旧浦河公会会堂
明治27年に建設された礼拝堂「旧浦河公会会堂」は、かわいいランプが浮かぶレトロな空間。写真スポットとしても人気で、実際に結婚式を行うこともできます。
優しい灯りがどこか懐かしい気持ちにさせてくれるレトロなデザインのランタン。
思わず写真におさめたくなるかわいさです。
北海道開拓の村-旧浦河公会会堂1
北海道開拓の村-旧渡辺商店
■旧渡辺商店
大正前期に北海道の北部・中頓別市街に建てられた雑貨店「旧渡辺商店」。室内に入るとおもちゃや食器、日用品がずらり。
■旧広瀬写真館
大正末期から昭和33年まで実際に岩見沢市で営業していた写真館を再現している「旧広瀬写真館」。特徴は、2階部分の北側屋根です。
当時の撮影には自然光を用いていたため、屋根をガラス張りにすることで室内に光を取り入れていたのだそう。
北海道開拓の村-旧広瀬写真館
北海道開拓の村-旧青山家漁家住宅1
■旧青山家漁家住宅
漁村群にある「旧青山家漁家住宅」はドラマのロケ地としても知られる建物。小樽沿岸を中心に鰊漁で栄えた漁家で、鰊漁場として保存されている貴重な文化遺産のひとつです。
建物内には、鰊漁で使用される道具や生活用品のほか、贅沢な調度品も。
また、青山家の別邸として小樽に建設された「にしん御殿小樽貴賓館」は、国の登録有形文化遺産に指定されています。
北海道開拓の村-旧青山家漁家住宅2

開拓使のシンボル・五稜星を探して

北海道開拓の村-旧開拓使札幌本庁舎-ビジターセンター
札幌市内の歴史的建造物に描かれている赤い星マークをご存知ですか?このマークは、北極星をモチーフにして作られた開拓使のシンボルで、『五稜星』と呼ばれています。
多くは、明治初期に建設された建造物に残されており、北海道の歴史を知る上で欠かすことができないマーク。
実は、北海道開拓の村内の複数の建物にも『五稜星』が描かれています。
開拓使時代から残された歴史の足跡を探すのもおすすめですよ。
北海道開拓の村-旧小樽新聞社

食堂でここだけのレトログルメを味わおう

北海道開拓の村-食堂
北海道開拓の村内の食堂では、にしんそばや昔ながらの定食を味わうことができます。
おすすめは、いも餅や味噌おでん、ほぐしたニシンがのったご飯を楽しめる『屯田兵定食』。開拓の村名物のいも餅は、モチモチとした食感が人気のメニュー。バター醤油の香りがたまらない一品です。
どこか懐かしい味わいにホッとする定食をぜひ楽しんでみて。
北海道開拓の村-食堂-屯田兵定食

屯田兵定食1,170円

北海道開拓の村-食堂-にしんそば

にしんそば:1,050円(税込)

『にしんそば』も要チェック。大きく柔らかいにしんの甘露煮がのったそばは、優しい味わい。
※メニュー料金は2023年4月1日からの料金

昔ながらのおもちゃ作りに挑戦

北海道開拓の村の体験学習棟では伝統遊具づくり体験(無料)が可能で、昔ながらのおもちゃを実際に制作することができます。
今回は、割竹を使ったカラクリおもちゃ"とんだりはねたり"の制作にチャレンジ!
北海道開拓の村-体験
北海道開拓の村-体験
真竹を削り、糸を巻きつけて作るおもちゃは、とっても簡単に作ることができるので親子で楽しむのもおすすめですよ。
完成!
"飛んだり跳ねたり"はその名の通り、糸で作ったバネの力で飛び跳ねるおもちゃ。割竹を装飾したり、人形を乗せるなど、昔ながらの遊びを楽しむのも良いですね。
北海道開拓の村-体験2
北海道開拓の村-開拓使工業曲庁舎
北海道開拓の村は、レトロな街並みを楽しむことができるおすすめスポット。写真撮影はもちろん、開拓使時代の北海道を知ることができるのも魅力です。
ボランティアガイドさんが解説をしてくれるガイドツアーに参加するのもおすすめ。北海道の歴史や当時の様子を聞きながら見学すると、散策がもっと面白くなりますよ。

北海道開拓の村
・住所:札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
・アクセス:
JR「新札幌」または地下鉄東西線「さっぽろ」駅下車
~乗り換え~
新札幌バスターミナル北レーン10番乗場より
ジェイ・アール北海道バス「開拓の村」行(約20分)終点下車
・駐車場:400台(無料)
・入村料:一般800円、大学生・高校生600円
・開村時間:
5月〜9月/午前9時〜午後5時(入場午後4時30分まで)、無休
10月〜4月/午前9時〜午後4時30分(入場午後4時まで)、休館日:毎週月曜(祝休日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
・公式サイト:https://www.kaitaku.or.jp/

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

開拓使の街並みを馬車鉄道で巡るショートトリップ

北海道開拓の村-馬車鉄道
大正時代に札幌市内を走っていた車両を再現した馬車鉄道に乗りながら、レトロな街並みを巡るショートトリップに出かけてみませんか?
馬車鉄道は、4月中旬〜11月まで毎日乗車が可能。線路は市街地群のメイン道路から農村群の入口までの区間を運行しています。
冬には馬車がソリに代わり、北海道ならではの雪景色も楽しめますよ。

■馬車鉄道/馬そり
・運行期間/馬車鉄道:4月中旬~11月、馬そり:12月中旬~3月の土・日・祝日・札幌雪まつり期間
・料金(片道)/大人250円、子供100円
 

ノスタルジックな建物をめぐる"レトロさんぽ"へ

北海道開拓の村-旧浦河公会会堂1
北海道開拓の村は、レトロな街並みが魅力。建物内には、大正や明治時代に使われていた道具や家具、雑貨も並んでいますよ。ここでは、レトロ好き必見のおすすめスポットをご紹介します。

■旧浦河公会会堂
明治27年に建設された礼拝堂「旧浦河公会会堂」は、かわいいランプが浮かぶレトロな空間。写真スポットとしても人気で、実際に結婚式を行うこともできます。
北海道開拓の村-旧浦河公会会堂1
優しい灯りがどこか懐かしい気持ちにさせてくれるレトロなデザインのランタン。
思わず写真におさめたくなるかわいさです。
北海道開拓の村-旧渡辺商店
■旧渡辺商店
大正前期に北海道の北部・中頓別市街に建てられた雑貨店「旧渡辺商店」。室内に入るとおもちゃや食器、日用品がずらり。
北海道開拓の村-旧広瀬写真館
■旧広瀬写真館
大正末期から昭和33年まで実際に岩見沢市で営業していた写真館を再現している「旧広瀬写真館」。特徴は、2階部分の北側屋根です。
当時の撮影には自然光を用いていたため、屋根をガラス張りにすることで室内に光を取り入れていたのだそう。
北海道開拓の村-旧青山家漁家住宅1
■旧青山家漁家住宅
漁村群にある「旧青山家漁家住宅」はドラマのロケ地としても知られる建物。小樽沿岸を中心に鰊漁で栄えた漁家で、鰊漁場として保存されている貴重な文化遺産のひとつです。
北海道開拓の村-旧青山家漁家住宅2
建物内には、鰊漁で使用される道具や生活用品のほか、贅沢な調度品も。
また、青山家の別邸として小樽に建設された「にしん御殿小樽貴賓館」は、国の登録有形文化遺産に指定されています。

開拓使のシンボル・五稜星を探して

北海道開拓の村-旧開拓使札幌本庁舎-ビジターセンター
札幌市内の歴史的建造物に描かれている赤い星マークをご存知ですか?このマークは、北極星をモチーフにして作られた開拓使のシンボルで、『五稜星』と呼ばれています。
多くは、明治初期に建設された建造物に残されており、北海道の歴史を知る上で欠かすことができないマーク。
北海道開拓の村-旧小樽新聞社
実は、北海道開拓の村内の複数の建物にも『五稜星』が描かれています。
開拓使時代から残された歴史の足跡を探すのもおすすめですよ。

食堂でここだけのレトログルメを味わおう

北海道開拓の村-食堂
北海道開拓の村内の食堂では、にしんそばや昔ながらの定食を味わうことができます。
北海道開拓の村-食堂-屯田兵定食

屯田兵定食1,170円

おすすめは、いも餅や味噌おでん、ほぐしたニシンがのったご飯を楽しめる『屯田兵定食』。開拓の村名物のいも餅は、モチモチとした食感が人気のメニュー。バター醤油の香りがたまらない一品です。
どこか懐かしい味わいにホッとする定食をぜひ楽しんでみて。
北海道開拓の村-食堂-にしんそば

にしんそば:1,050円(税込)

『にしんそば』も要チェック。大きく柔らかいにしんの甘露煮がのったそばは、優しい味わい。
※メニュー料金は2023年4月1日からの料金

昔ながらのおもちゃ作りに挑戦

北海道開拓の村-体験
北海道開拓の村の体験学習棟では伝統遊具づくり体験(無料)が可能で、昔ながらのおもちゃを実際に制作することができます。
今回は、割竹を使ったカラクリおもちゃ"とんだりはねたり"の制作にチャレンジ!
北海道開拓の村-体験
真竹を削り、糸を巻きつけて作るおもちゃは、とっても簡単に作ることができるので親子で楽しむのもおすすめですよ。
北海道開拓の村-体験2
完成!
"飛んだり跳ねたり"はその名の通り、糸で作ったバネの力で飛び跳ねるおもちゃ。割竹を装飾したり、人形を乗せるなど、昔ながらの遊びを楽しむのも良いですね。
北海道開拓の村-開拓使工業曲庁舎
北海道開拓の村は、レトロな街並みを楽しむことができるおすすめスポット。写真撮影はもちろん、開拓使時代の北海道を知ることができるのも魅力です。
ボランティアガイドさんが解説をしてくれるガイドツアーに参加するのもおすすめ。北海道の歴史や当時の様子を聞きながら見学すると、散策がもっと面白くなりますよ。

北海道開拓の村
・住所:札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
・アクセス:
JR「新札幌」または地下鉄東西線「さっぽろ」駅下車
~乗り換え~
新札幌バスターミナル北レーン10番乗場より
ジェイ・アール北海道バス「開拓の村」行(約20分)終点下車
・駐車場:400台(無料)
・入村料:一般800円、大学生・高校生600円
・開村時間:
5月〜9月/午前9時〜午後5時(入場午後4時30分まで)、無休
10月〜4月/午前9時〜午後4時30分(入場午後4時まで)、休館日:毎週月曜(祝休日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
・公式サイト:https://www.kaitaku.or.jp/

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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