2021.3.25

おでかけ

雪の妖精「シマエナガ」つららツンツン“野生動物のキュート”撮りためた写真集

シマエナガ 北海道

思わず「かわいい〜!」と言いたくなる、白くてまあるいシマエナガや愛嬌のあるエゾリス。北海道に生息する動物が、今注目を集めています。いつどの動物に出会えるのか、そしてどんな表情を見せてくれるのか…
一期一会で出会う野生動物のかわいい瞬間を写真に収め、SNSで発信している「新米たぬき」こと、miyukaさん。

とびきりかわいい動物の写真に、ファンになる人が急増中!今回はそんなmiyukaさんが撮影した、愛らしさ悶絶級の写真とともに動物たちの魅力をご紹介します。

今や全国で人気!ぽってりボディのシマエナガ

なんといっても小さくて真っ白、まるで雪のような姿が魅力的。北海道のみ生息するシマエナガは「エナガ」の一種で、その愛らしい見た目からグッズやスイーツのモチーフになるなど、今やひっぱりだこの人気者です。

miyukaさんも、「シマエナガは1つの場所にジッとするのではなく、絶えず飛び回っています。そのちょこまかと飛び回る姿は愛らしさ満点。
もふもふしている体や、つぶらな瞳はどんな人も魅了するチャームポイントだと思います」と、シマエナガのかわいさにメロメロな様子。
特に印象的なシマエナガの様子を尋ねてみると…

「冬になると食べ物が少なくなり、山から降りてくるシマエナガ。基本的に集団行動なのですが、木に止まっている時は一定の間隔を空けていることが多いんです。
しかし2月ごろ木から甘い樹液が出始めると、シマエナガは『密!』と呼ぶのがふさわしいほど、一箇所に密集して樹液を舐めます。その光景がとても面白いんですよ

 さらに、昼夜の温度が一定の条件の時にのみ樹液のつららができ、シマエナガがそれをつつく時の姿がたまらないのだそう。かわいらしさの中に必死さも感じる様子は、ついつい応援したくなってしまいますね。

木の窪みにジャストフィット!?エゾフクロウ

北海道ではアイヌの人々から守り神として敬われてきたエゾフクロウ。
北海道を代表する動物として道内企業のロゴモチーフに用いられるなど、現代でも道民には馴染み深い動物ですよね。そんなフクロウは、札幌でも見かけることができるんです。
「ジャストフィットな寝床でのんびりしている姿が魅力。フクロウは夜行性なので、昼間は『ウロ』と呼ばれる木の窪みで寝ていることが多いです。
そのウロがフクロウの体にぴったりで、『どうやって見つけたの?』と聞きたくなるほどです」と、miyukaさん。

そのウロで目を閉じて寝ている姿はもちろん、時折毛繕いする姿もかわいらしいのだとか。
「私が初めて野生のフクロウに出会ったのは、カメラを始めてすぐの頃でした。その場所ではフクロウの目撃情報もなく、完全に油断していてとても驚きました。
フクロウは夜行性なのですがその子は目を開けて止まっていて、その後音もなく飛び立ちました。その姿は今でも忘れられないです

確かに、動物園などでも目を開けて活動している様子はなかなかお目にかかれませんよね。

 ネズミやモモンガも食べる肉食系のフクロウですが、神経質な一面も。
寝ている時に近くにヒヨドリがやってくると、目を開けたり飛んでいってしまったりするのだそう。miyukaさんは、「そのギャップもまた面白いんですよ」と話します。

北海道移住後に野生動物の撮影をスタート

もともと神奈川県の都市部で暮らしていたmiyukaさんは、「愛犬のためにもっと自然豊かな環境で暮らしたいな」と思い、ご主人の出身地である北海道に移住してきました。
はじめは動物と共存する北海道の暮らしに驚いたそうですが、犬の散歩中にエゾリスに出会ったことがきっかけで、本格的な撮影を初めます。

 厳しい自然環境で生きているので、悲しいですが野生動物は多くの場合短命です。

“そんな動物たちの可愛い瞬間を写真に収め、多くの人に見てもらえたら”という気持ちから、SNSに写真をアップするようになったそうです。
miyukaさんは、写真をメイン活動中。さらに、“動いている姿も見てもらいたい”とYouTubeも開始!
「実際にどのように動物を探しているか」「一緒に動物を探し回っている気持ちになってもらいたい」そんな想いを込めたという動画がアップされています。

 「変な固定観念は捨てて、ありのままの姿を撮る。また、動物の気持ちを考え、動物たちと会話をしながら同じ目線で撮ることを心がけています」

あなたも画面越しに、かわいい動物たちを探してみてくださいね。

miyuka(新米たぬき)さん
Twitter:@shinmai_tanuki
Instagram:@shinmai.tanuki
YouTube:
https://m.youtube.com/channel/UC2fzGti23cYURAT_7kf-ZTg

提供画像:miyukaさん

今や全国で人気!ぽってりボディのシマエナガ

なんといっても小さくて真っ白、まるで雪のような姿が魅力的。北海道のみ生息するシマエナガは「エナガ」の一種で、その愛らしい見た目からグッズやスイーツのモチーフになるなど、今やひっぱりだこの人気者です。

miyukaさんも、「シマエナガは1つの場所にジッとするのではなく、絶えず飛び回っています。そのちょこまかと飛び回る姿は愛らしさ満点。
もふもふしている体や、つぶらな瞳はどんな人も魅了するチャームポイントだと思います」と、シマエナガのかわいさにメロメロな様子。
特に印象的なシマエナガの様子を尋ねてみると…

「冬になると食べ物が少なくなり、山から降りてくるシマエナガ。基本的に集団行動なのですが、木に止まっている時は一定の間隔を空けていることが多いんです。
しかし2月ごろ木から甘い樹液が出始めると、シマエナガは『密!』と呼ぶのがふさわしいほど、一箇所に密集して樹液を舐めます。その光景がとても面白いんですよ

 さらに、昼夜の温度が一定の条件の時にのみ樹液のつららができ、シマエナガがそれをつつく時の姿がたまらないのだそう。かわいらしさの中に必死さも感じる様子は、ついつい応援したくなってしまいますね。

木の窪みにジャストフィット!?エゾフクロウ

北海道ではアイヌの人々から守り神として敬われてきたエゾフクロウ。
北海道を代表する動物として道内企業のロゴモチーフに用いられるなど、現代でも道民には馴染み深い動物ですよね。そんなフクロウは、札幌でも見かけることができるんです。
「ジャストフィットな寝床でのんびりしている姿が魅力。フクロウは夜行性なので、昼間は『ウロ』と呼ばれる木の窪みで寝ていることが多いです。
そのウロがフクロウの体にぴったりで、『どうやって見つけたの?』と聞きたくなるほどです」と、miyukaさん。

そのウロで目を閉じて寝ている姿はもちろん、時折毛繕いする姿もかわいらしいのだとか。
「私が初めて野生のフクロウに出会ったのは、カメラを始めてすぐの頃でした。その場所ではフクロウの目撃情報もなく、完全に油断していてとても驚きました。
フクロウは夜行性なのですがその子は目を開けて止まっていて、その後音もなく飛び立ちました。その姿は今でも忘れられないです

確かに、動物園などでも目を開けて活動している様子はなかなかお目にかかれませんよね。

 ネズミやモモンガも食べる肉食系のフクロウですが、神経質な一面も。
寝ている時に近くにヒヨドリがやってくると、目を開けたり飛んでいってしまったりするのだそう。miyukaさんは、「そのギャップもまた面白いんですよ」と話します。

北海道移住後に野生動物の撮影をスタート

もともと神奈川県の都市部で暮らしていたmiyukaさんは、「愛犬のためにもっと自然豊かな環境で暮らしたいな」と思い、ご主人の出身地である北海道に移住してきました。
はじめは動物と共存する北海道の暮らしに驚いたそうですが、犬の散歩中にエゾリスに出会ったことがきっかけで、本格的な撮影を初めます。

 厳しい自然環境で生きているので、悲しいですが野生動物は多くの場合短命です。

“そんな動物たちの可愛い瞬間を写真に収め、多くの人に見てもらえたら”という気持ちから、SNSに写真をアップするようになったそうです。
miyukaさんは、写真をメイン活動中。さらに、“動いている姿も見てもらいたい”とYouTubeも開始!
「実際にどのように動物を探しているか」「一緒に動物を探し回っている気持ちになってもらいたい」そんな想いを込めたという動画がアップされています。

 「変な固定観念は捨てて、ありのままの姿を撮る。また、動物の気持ちを考え、動物たちと会話をしながら同じ目線で撮ることを心がけています」

あなたも画面越しに、かわいい動物たちを探してみてくださいね。

miyuka(新米たぬき)さん
Twitter:@shinmai_tanuki
Instagram:@shinmai.tanuki
YouTube:
https://m.youtube.com/channel/UC2fzGti23cYURAT_7kf-ZTg

提供画像:miyukaさん

伊藤はるな

ライター

札幌生まれの札幌育ち。北海道の魅力的なスポットや経済など、Web媒体をメインにライター・エディターとして活動。また、子育て世代に北海道の魅力を伝えたいという想いから2018年より「tencoro blog」の運営を開始、公園や遊び場・役立つ育児情報などを紹介中。アウトドアで家族とゆったり過ごす時間を大切にしています。

Official SNS 公式SNS

フォローして最新情報を受け取る